2025年度当初予算
2.1億円
2024年度執行: 2.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、国際機関等への法務省職員派遣及びプロジェクト実施経費の拠出を通じ、我が国において国際社会に対して重要な貢献を果たし、国際機関等との連携を強化することを目的とする。
現状・課題
海外における対日世論調査によると、ASEANにおける今後の重要なパートナーとなる国(機関)として、2019年は日本が第1位(55%)であったところ、2023年も引き続き第1位(43%)ではあるものの、我が国を選択する割合が10%以上低下しており、ASEANにおける我が国の存在感は低下している(外務省「海外における対日世論調査結果」)。/また、同調査によると、インドにおいても同様に、2019年は日本が第1位(52%)であったところ、2023年は第2位(50%)となっており、我が国のプレゼンスが低下している。/そのため、国際機関等への拠出により、法務省職員の派遣及びプロジェクトへの関与を積極的に行ってきたところ、今後も継続して拠出し、更なる国際機関との連携強化に取り組む必要がある。
事業の概要
・UNODCが管理する「犯罪防止刑事司法基金」への拠出により、東南アジア諸国の刑事司法分野における法整備支援プロジェクト等を行う専門家を雇用する。/・UNODCへの拠出により、UNODC事務局内にポストを設置し、事務局内部の動向に関する情報の入手など、事務局と日本政府との連絡・調整を行うとともに、京都宣言の成果展開のための取組として、再犯防止に焦点を当てた国連準則を新たに策定するために必要な準備会合や、ユースフォーラム、アジア・太平洋地域を中心とする国々の実務家の会合を実施する。/・UNCITRALへ職員を派遣して、現代における紛争解決に関する動向を調査・分析し、その結果を普及するプロジェクトを実施する。/・UNDPへの拠出及び我が国法務省職員の派遣により、日ASEAN特別法務大臣会合で承認された日ASEANワークプランの実施を推進し、アジア地域の司法アクセス向上のための各種事例の調査分析、シンポジウムの開催等に関与。/・ASEAN事務局への拠出により、ASEAN事務局内において、我が国の法務・司法分野の活動を支援するスタッフ等を雇用し、ASEAN代表部のカウンターパートとして交渉・調整等業務に従事させるとともに、日ASEAN特別法務大臣会合に係るASEAN各国間の調整、会議運営、結果報告、フォローアップ等の業務を実施する。/・ERIAに職員派遣及び拠出を行うことで、日ASEAN法務・司法ワークプランを着実に実施し、ASEAN地域における法の支配の促進及び日本とASEANとの協力関係の強化を図る。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2.1億円 | - |
| 2024年度 | 2.4億円 | 2.7億円 |
| 2023年度 | 2.0億円 | 2.0億円 |
| 2022年度 | 2.0億円 | 2.0億円 |
| 2021年度 | 2.0億円 | 2.0億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国連薬物・犯罪事務所(UNODCほか)
2.7億円
各国際機関における個別事業を実施する役割を担う
国連薬物・犯罪事務所(UNODC)
東アジア・ASEAN経済研究センター
国際連合開発計画
国際連合国際商取引法委員会(UNCITRAL)
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き効率的な予算執行に努められたい。効果発現経路がわかりやすく記載されている。
事業所管部局による点検・改善
UNODCは国際テロ、組織犯罪対策に包括的に取り組む唯一の国際機関であり、我が国の拠出金は、東南アジア諸国の刑事司法分野における法制度整備支援プロジェクト等を行う専門家の雇用費用として適切に使われている。UNCITRALは、国際商取引法の調和と統一の促進のために設立された機関であり、国際商取引法分野での国際スタンダードの形成に、大きな役割を担っている。我が国の拠出金は、デジタルエコノミーにおける紛争解決に関する動向を調査・分析するプロジェクトの実施経費として適切に使われている。UNDPは貧困の撲滅、不平等の是正等を目標とし、国連における法の支配分野の政策決定のほか、関係するステークホルダーの調整等を行う国連の開発支援機関であり、我が国の拠出金は、日ASEAN特別法務大臣会合で承認された日ASEANワークプランの実施を推進し、アジア地域の司法アクセス向上のための各種事例の調査分析、シンポジウムの開催等を行う職員をUNDPバンコク地域事務所に派遣するための事務経費として適切に使われている。
改善の方向性
プロジェクトの迅速かつ効率的な実施のため、UNODC、UNDP及びUNCITRAL側から、プロジェクトの進捗状況等に関し、定期的な事業実施報告を求めることを含め、継続的なフォローアップに努めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
拠出金の効果的な活用が確保されるよう、所見を踏まえ、国際機関の活動状況を把握しながら適切な予算執行に努めてまいりたい。
成果指標・目標値・実績値
研修等を通じて受講者が必要な知識・技能を習得する。
測定指標:研修等の理解度[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 70.0 | 100.0 | 142.85714 |
| 2023年度 | 70.0 | 100.0 | 142.85714 |
| 2024年度 | 70.0 | 100.0 | 142.85714 |
| 2025年度 | 70.0 | - | - |
我が国の主導により開始されたプロジェクトにつき、その調査の成果を諸外国にも展開する。
測定指標:-[単位: -]
定量的な目標値・実績値は確認できません
東南アジア各国の刑事司法制度の強化及び運用改善が実現される。
測定指標:-[単位: -]
定量的な目標値・実績値は確認できません
我が国の主導により開始されたプロジェクトにつき、UNCITRAL総会において取り上げられる。
測定指標:-[単位: -]
定量的な目標値・実績値は確認できません
我が国において国際社会に対して重要な貢献を果たし、国際機関等との連携が強化される。
測定指標:-[単位: -]
定量的な目標値・実績値は確認できません
法執行機関・司法機関関係者に対して、研修・ワークショップ等(オンラインも含む。以下同じ。)を開催する。
測定指標:研修等の実施回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 35.0 | 54.0 | 154.28571 |
| 2022年度 | 35.0 | 63.0 | 180.0 |
| 2023年度 | 35.0 | 47.0 | 134.28571 |
| 2024年度 | 35.0 | 44.0 | 125.71429 |
| 2025年度 | 35.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
UNCITRALに派遣した法務省職員がプロジェクトに従事する。
測定指標:UNCITRALに派遣した法務省職員の数[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国連薬物・犯罪事務所(UNODC)
UNODCへの拠出金
1.5億円4費目 ▾
国連薬物・犯罪事務所(UNODC)
UNODCへの拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他 | 5,220万円 |
| その他 | 4,980万円 |
| その他 | 3,680万円 |
| その他 | 1,120万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。