2025年度当初予算
13.1億円
2024年度執行: 43.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
「全ゲノム解析等実行計画2022」を着実に推進し、国民へ質の高い医療を届けるため、がんや難病患者を対象とした全ゲノム解析及びマルチオミックス解析等を実施することで得られる全ゲノムデータ等を搭載した質の高い情報基盤を構築し、民間企業やアカデミア等へその本格的な利活用を促し、診断創薬や新規治療法等の開発を開始する。また、解析結果等の速やかな日常診療への導入や、出口戦略に基づいた新たな個別化医療の実現についても更に推進する。
現状・課題
令和5年度より本事業として厚生科学審議会科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会及び事業実施準備室で全ゲノム解析等事業の組織運営、システム開発等に関しての検討を進めてきた。令和6年12月の専門委員会において、厚生労働省からの委託事業として当面の間、全ゲノム解析等に係る事業実施組織を国立がん研究センターに設置する方針を公表し、令和7年度中の設立に向けて人員体制や管理体制等の必要な準備を進めている。またシステム構築については2年計画の2年目であり、昨年度の検討を踏まえシステム実装に向けて開発を進めている。事業実施組織発足後における事業運営等を踏また事業規模の見通しや方針が決定しておらず、民間資本導入の可能性などを勘案して具体的道筋等について検討する必要がある。
事業の概要
我が国における全ゲノム解析の研究やその成果の患者に対する医療への実装、研究と医療実装の好循環を進めていくため、事業実施組織においては主に下記のような役割を担う。/(1)全ゲノム解析等の結果及び成果の速やかな患者還元支援/(2)個別化医療の推進支援/(3)質の高い情報基盤の構築と運用/(4)患者・市民参画推進、国民向けの情報発信・周知活動支援/(5)ELSI支援/(6)人材育成支援
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 13.1億円 | - |
| 2024年度 | 15.6億円 | 43.2億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック E国立大学法人東京大学(医科学研究所)
33.5億円
ゲノム情報および医療情報等を扱うための必要な法令等に準拠し、システム開発を行う。
国立大学法人東京大学(医科学研究所)
配分先ブロック F株式会社CLOUDOH
14.7億円
全ゲノム事業における臨床情報を集約・管理するためのデータレイク開発支援業務 他
株式会社CLOUDOH
直接ブロック AEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
8.5億円
(1)厚生労働省が主体となって進めるゲノム医療に係る戦略立案に関する調査および検討を支援。(2)厚生労働省がプロジェクトマネジメントを行うシステム開発に関する支援。(3)事業実施準備室の運営に係る伴走支援。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
配分先ブロック BEY新日本有限責任監査法人
330万円
会計処理等に関する一般的・専門的助言
EY新日本有限責任監査法人
直接ブロック C国立研究開発法人国立がん研究センター
9,540万円
令和7年度中に事業を開始することを目標に、「全ゲノム解析等実行計画2022」に基づき事業実施組織の発足に関する具体的な体制整備
国立研究開発法人国立がん研究センター
配分先ブロック D株式会社フレキシブル
70万円
事業実施準備室Webサイト「全ゲノム解析について」保守管理業務
株式会社フレキシブル
直接ブロック I株式会社日立製作所
1,330万円
クラウド環境において運用管理業務を行うことにより、本年度から開発される各システムによる業務が遺漏なく実施され、円滑な本番環境への移行を行う。
株式会社日立製作所
配分先ブロック J株式会社日立ソリューションズ
660万円
各種基準書の検討支援及び作成
株式会社日立ソリューションズ
直接ブロック Gエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
870万円
各システムを配置するクラウド基盤及び当該環境と開発管理拠点を結ぶ回線敷設等のインフラ整備を実施することにより、本年度から開発される各システムの円滑な本番環境への移行を推/進する。
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
配分先ブロック H株式会社ロビンソン
26.4億円
IaaSサービス(Microsoft Azure)の設計・構築業務
株式会社ロビンソン
直接ブロック K株式会社インターネットイニシアティブ
100万円
データ保管のためのデータセンターを契約し、環境を整備することにより、事業実施準備室が進める事業計画及び手順に従った、システムならびにデータ移行を行う。
株式会社インターネットイニシアティブ
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
がんや難病患者を対象とした全ゲノム解析等を実施することで得られる全ゲノムデータ等を搭載した質の高い情報基盤を構築し、その利活用を促すことにより、新規治療法等の開発、解析結果等の速やかな日常診療への導入、新たな個別化医療の実現のために必要な事業あり、目標の達成に向け、予算の適正な執行を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、がんや難病患者を対象とした全ゲノム解析等を実施することで得られる全ゲノムデータ等を搭載した質の高い情報基盤を構築し、その利活用を促すことにより、新規治療法等の開発、解析結果等の速やかな日常診療への導入、新たな個別化医療の実現のために必要な事業であることから、引き続き実施する必要があると考える。
改善の方向性
令和7年度中の事業実施組織発足に向けて、人員体制、システム整備、事業戦略等を整理した上で、事業実施組織のあり方を早急に決定し、事業運営を開始させる必要がある。
外部有識者による点検
今後の事業実施に際して、引き続き適正な業務執行を行ってください。(橋爪 幸代)
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適正な執行に努める。
成果指標・目標値・実績値
事業実施組織を立ち上げるための準備状況
測定指標:計画に対する達成率[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 40.0 | 70.0 | 175.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
ゲノム解析の結果等を搭載した情報基盤の構築・利活用
測定指標:データの移行及び拡充
定量的な目標値・実績値は確認できません
事業実施組織発足後の業務委託比率の低減
測定指標:業務委託比率(プロパー、外注の比率)[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
| 2026年度 | 50.0 | - | - |
医療実装と研究の好循環
測定指標:計画に対する達成率
定量的な目標値・実績値は確認できません
事業実施組織の準備に関するプロジェクトの進捗
測定指標:プロジェクトの進捗率[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 80.0 | 60.0 | 75.0 |
| 2024年度 | 80.0 | 70.0 | 87.5 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
事業実施組織の発足及び事業開始
測定指標:プロジェクトの進捗率[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 80.0 | 60.0 | 75.0 |
| 2024年度 | 80.0 | 70.0 | 87.5 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立大学法人東京大学(医科学研究所)
全ゲノム解析等実行計画におけるシステム開発に関する業務委託一式
33.5億円4費目 ▾
国立大学法人東京大学(医科学研究所)
全ゲノム解析等実行計画におけるシステム開発に関する業務委託一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 備品費 | 15.0億円 |
| 委託費 | 14.8億円 |
| 間接経費 | 3.6億円 |
| 人件費 | 1,570万円 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
全ゲノム解析等実行計画に係る調査、戦略構築及び事業実施準備室の運営に関する支援一式
8.5億円2費目 ▾
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
全ゲノム解析等実行計画に係る調査、戦略構築及び事業実施準備室の運営に関する支援一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 8.4億円 |
| 委託費 | 770万円 |
国立研究開発法人国立がん研究センター
全ゲノム解析等実行計画に係る事業実施準備室の運営に関する業務一式
9,550万円5費目 ▾
国立研究開発法人国立がん研究センター
全ゲノム解析等実行計画に係る事業実施準備室の運営に関する業務一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 6,420万円 |
| 謝金 | 2,920万円 |
| 旅費 | 80万円 |
| 委託費 | 80万円 |
| 借料 | 50万円 |
株式会社日立製作所
全ゲノム解析等に係るクラウドシステムの環境整備業務一式
1,330万円1費目 ▾
株式会社日立製作所
全ゲノム解析等に係るクラウドシステムの環境整備業務一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1,330万円 |
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
全ゲノム解析等に係るクラウド基盤等の提供業務一式
870万円4費目 ▾
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
全ゲノム解析等に係るクラウド基盤等の提供業務一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 450万円 |
| 委託費 | 260万円 |
| 通信費 | 110万円 |
| 管理費 | 50万円 |
株式会社インターネットイニシアティブ
全ゲノム解析等に係るデータセンターの提供業務一式
100万円1費目 ▾
株式会社インターネットイニシアティブ
全ゲノム解析等に係るデータセンターの提供業務一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 100万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。