2025年度当初予算
-
2024年度執行: 7.6億円
事業の目的・概要
事業の目的
鳥インフルエンザ発生等の緊急時における鶏卵の安定供給の確保に向けて、長期間保存可能な粉卵の製造施設の整備等の取組を支援し、鶏卵生産・流通体制の強靭化を図る。
現状・課題
鶏卵は、家庭用需要や外食需要のほか、パン、菓子、調味料、水産練り製品や食肉加工品など多岐にわたる加工食品の原料として多く活用されており、その流通形態は、家庭向けパック卵を中心とした「殻付卵」だけでなく、外食向けや食品製造業向けなど「液卵」での流通が広く行われており、その多くは生鮮液卵で賄っている。/ このような中で、令和4年度シーズンの鳥インフルエンザの大規模発生により鶏卵の供給量が大きく減少したことを受け、取引価格が相対的に低い加工原料向けの鶏卵の供給が特に制限された結果、多くの外食店が鶏卵を使用したメニューを一時中止したり、パン、菓子等の食品製造企業が減産などの対応を余儀なくされ、国民の食生活に多大な影響が生じたところである。/ 世界的に鳥インフルエンザが蔓延している中で、輸入鶏卵による代替供給の可能性も限られていることから、鶏卵の安定供給のためには、特に脆弱性が明らかになった加工原料向け鶏卵のサプライチェーンを強化することが喫緊の課題である。
事業の概要
①コンソーシアムの推進/ 鶏卵生産者及び鶏卵加工業者等でコンソーシアムを組織し、鶏卵の一時的な供給不足という緊急事態に対して、加工原料向け鶏卵のサプライチェーンの強靭化を図るため、鶏卵の長期的な安定取引などを含むコンソーシアム計画の策定やその実現に向けた取組を支援。//②施設の整備/ コンソーシアム計画に位置付けられた、加工原料向け鶏卵のサプライチェーンの強靭化に必要な粉卵製造施設等の整備を支援。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 7.6億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A地方農政局
7.6億円
補助金交付事務、指導監督業務
東海農政局
配分先ブロック Bコンソーシアム
7.6億円
コンソーシアムの形成、粉卵製造施設整備
МEPコンソーシアム
EPコンソーシアム
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
・事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。
事業所管部局による点検・改善
鳥インフルエンザ発生等の一時的な鶏卵の供給不足の影響を緩和するため、保存性の高い粉卵の製造に係る取組を支援することで、加工原料向け鶏卵の安定供給体制の強化を図り、もって緊急時の持続的な鶏卵需要の確保による生産基盤の維持、国民の食生活の安定を図るため、国費を投入する必要性がある。アクティビティ①(コンソーシアムの形成及び粉卵製造施設整備)について、粉卵製造施設整備の達成度合いは約67%であるが、残りの施設も令和7年度中に整備予定であり、概ね順調に推移している。
改善の方向性
本事業の目的を達成するため、引き続き適切な事業執行に努めていく。
外部有識者による点検
・本事業の目的は、「長期間保存可能な粉卵の製造施設の整備等の取組を支援し、鶏卵生産・流通体制の強靱化を図る」ことであり、生産量の増加が主な目的ではなく、事業の現状・課題や概要で述べられているとおり、鳥インフルエンザ等の一時的なショックに対して、いかに強靱な供給体制を構築することであると理解しました。もし、この理解が正しければ、短期アウトカムの成果目標・指標として設定されている製造数量の増加は、事業目的との整合性が十分に確保されているとは考えづらいです。むしろ、生産量の変動(生産の安定性)に関わる指標を採用するなど、事業目的と整合する成果目標・指標の設定がのぞましいです。
所見を踏まえた改善点・反映状況
・我が国では長期間の保存がきかない殻付卵や生鮮液卵が流通のほとんどを占めていることから、鳥インフルエンザの大量発生時に鶏卵不足に陥る状況。この脆弱性の高い鶏卵供給体制の強靭化を図るためには、長期間の保存が可能な粉卵の流通を増やすことが必要であることから、国産粉卵の製造量の増加を短期アウトカムに設定した。
成果指標・目標値・実績値
国産粉卵の製造数量の増加
測定指標:施設整備による国産粉卵の製造数量の増加(令和7年度)[単位: トン]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 200.0 | - | - |
国産粉卵の製造数量の維持・増加
測定指標:国産粉卵の製造数量の維持・増加(令和11年度)[単位: トン]
年度別データを表示(2029〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2029年度 | 4000.0 | - | - |
令和7年4月11日に閣議決定された新たな「食料・農業・農村基本計画」における生産努力目標(令和12年度)とする。
測定指標:国産鶏卵の生産量[単位: 万トン]
年度別データを表示(2022〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 263.0 | 255.8 | 97.26236 |
| 2023年度 | 263.0 | 247.8 | 94.22053 |
| 2024年度 | 249.0 | - | - |
| 2025年度 | 249.0 | - | - |
| 2030年度 | 252.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
令和2年3月31日に閣議決定された新たな「食料・農業・農村基本計画」における生産努力目標(令和12年度)とする。(旧)
測定指標:国産鶏卵の生産量[単位: 万トン]
年度別データを表示(2021〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 263.0 | 258.7 | 98.36502 |
| 2022年度 | 263.0 | 255.8 | 97.26236 |
| 2023年度 | 263.0 | 247.8 | 94.22053 |
| 2024年度 | 263.0 | - | - |
| 2030年度 | 264.0 | - | - |
粉卵製造施設の整備
測定指標:整備箇所数[単位: 箇所]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 3.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 3.0 | 2.0 | 66.66667 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
МEPコンソーシアム
粉卵製造施設整備等
6.7億円1費目 ▾
МEPコンソーシアム
粉卵製造施設整備等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 施設整備費 | 6.7億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。