2025年度当初予算
3.3億円
2024年度執行: 3.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
地域循環共生圏とは、地域資源を活用して環境・社会・経済課題を同時解決する事業(ローカルSDGs事業)を生み出し続けられる自立した地域をつくるとともに、自立した地域がそれぞれの個性を活かして支え合うネットワークを形成する「自立・分散型社会」を創出することで、持続可能な社会を実現する考え方である。その際、私たちの暮らしが森里川海のつながりからもたらされる自然資源を含めて、地上資源が活用できる範疇で成り立つようにしていくために、これらの資源を持続可能な形で活用し、自然環境を維持・回復していくことが前提となる。/本事業は、この地域循環共生圏創造に取り組む地域を支援し、持続可能な社会の実現に貢献するために実施する。
現状・課題
我が国は、第五次環境基本計画(2018年閣議決定)において「地域循環共生圏」を提唱し、第六次環境基本計画(2024年閣議決定)においても、地域循環共生圏を持続可能な社会に向けた実践・実装の場と位置付けた。令和元年度から5年度まで実施してきた「環境で地域を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業」において、地域プラットフォームづくりのノウハウや好事例の形成、情報発信の基盤を作成した結果、地域循環共生圏づくりに具体的に取り組んでいる基礎自治体は令和5年度時点で146自治体となっている。我が国全体を持続可能な社会とし、地域循環共生圏を創造していく観点からは、さらに多くの地域で地域プラットフォーム形成を進める必要がある。さらに、炭素中立・循環経済 ・自然再興型の社会へ移行する過程で発生する経済社会構造の大きな変容に際して、業態変化を伴う移行(トランジション)が発生し、地域経済が大きなダメージを受ける可能性もある中、こうしたステークホルダーを地域循環共生圏の考え方に基づく協働的なアプローチで巻き込み、経済社会構造の変容に伴う負の影響を最小限としていくことが重要である。
事業の概要
①トランジションモデル形成 炭素中立・循環経済・自然再興型社会へ移行する過程で大きな影響を受ける事業が多い地域、例えば化石燃料を大量使用する火力発電所などのエネルギー産業、石油化学工業や製鉄業などの製造業では、業態変化を伴う移行(トランジション)により地域経済が大きなダメージを受ける可能性もある。こうした地域課題に対して、地域循環共生圏の考え方に基づき、その変化に伴う負の影響を最小限とし、環境を軸とした新規産業の創出等を通じて持続可能な社会に移行していくための地域の主体的な取組を支援する。/②地域循環共生圏づくり支援体制構築 地域循環共生圏の構成要素である自立した地域づくりにあたって重要な、中間支援機能を担える人材や組織を増やし、支援体制を強化しながら、効果的に地域循環共生圏の創造を推進する。/③地域間ネットワーク強化・情報発信 地域循環共生圏の考え方に基づく地域プラットフォームづくりに取り組んでいる担い手同士をつなげるネットワーキングの場や情報発信の場を設ける。/④官民連携コミュニティ(地域循環共生圏の創造基盤)の創設 地域循環共生圏の構築を全国で推進する官民連携コミュニティを創出し、企業等の様々な主体と連携して地域循環共生圏づくりを発展的に創造するプロジェクトを実施する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3.3億円 | - |
| 2024年度 | 3.5億円 | 3.0億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック C独立行政法人環境再生保全機構
1.1億円
地域循環共生圏づくり支援体制構築事業に係る業務
独立行政法人環境再生保全機構
配分先ブロック D個人A
100万円
イベント企画・運営支援、コーディネーター
個人A
直接ブロック G一般社団法人環境パートナーシップ会議ほか
1.1億円
地域循環共生圏創造にかかる業務
一般社団法人環境パートナーシップ会議
特定非営利活動法人四国グローバルネットワーク
公益財団法人北海道環境財団
特定非営利活動法人近畿環境市民活動相互支援センター
公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク
一般社団法人九州環境地域づくり
一般社団法人環境創造研究センター
特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター
いであ株式会社
株式会社RPLUS Lab
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)140万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック Bいであ株式会社
5,060万円
地域循環共生圏に係る地域トランジションモデル構築及び情報発信業務
いであ株式会社
直接ブロック A株式会社Aoba-BBT
2,420万円
持続可能な社会のためのグッドライフ総合推進事業に係る業務
株式会社Aoba‐BBT
直接ブロック E株式会社Ridilover
1,000万円
地域循環共生圏にかかる事例の追跡及び戦略的広報検討業務
株式会社Ridilover
直接ブロック F株式会社ワイズ・エージェンシー
50万円
地域循環共生圏プラットフォームウェブサイト更新・保守業務
有限会社ワイズ・エージェンシー
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
外部有識者の所見を踏まえて、戦略的・効果的な事業となるように工夫・検討すること。
事業所管部局による点検・改善
地域トランジションモデル及び地域循環共生圏づくりの中間支援モデルの事例創出を通じた、地域循環共生圏に取り組む地域の支援及びその支援体制の構築により、地域循環共生圏の創造を推進しており、目標達成に向けて順調に推移している。最終目標年度である令和12年度の目標達成に向けてはさらに多くの地域で地域循環共生圏づくりを進める必要があるため、地域循環共生圏の概念をより多くの者に知ってもらい、実際に取り組んでもらうための効果的な仕組みづくりにも注力する必要がある。
改善の方向性
持続可能な社会の実現に向け、地域社会に大きなインパクトをもたらす地域循環共生圏づくりの事例の創出、地域循環共生圏づくりの支援の担い手の拡大を引き続き行うとともに、多様な取組事例の見える化及び地域間ネットワークの強化にも注力し、地域循環共生圏の創造を強力に推進する。
外部有識者による点検
・ 「事業所管部局による点検・改善」欄でも記載されているとおり地域循環共生圏の創造に取り組む自治体・地域が目標達成に向け、推移している点は評価できる。ただし、このように推移している結果が、当該事業の成果によるものかが明確でない。当該事業の成果を多くの者に周知できる体制づくりを検討すべきである。・ 一言で地域循環共生圏といってもそれぞれの地域で特徴があり、当該事業で実施した成果のみでは一概に他の地域の参考になるとは言い難い点がある。したがって、当該事業の成果に加え、既に取り組んでいる自治体・地域に対し、取組の特徴や取組に当たっての課題・問題点などをアンケートなどで把握し、広く周知することも必要である。
所見を踏まえた改善点・反映状況
ご指摘を踏まえ、事業の成果及び取組実施により見えてきた課題等を、他の地域の参考になるように取りまとめ、多くの者に周知し、取り組みを広げていくための手法の検討及び体制づくり(取組発信及び交流機会の提供、地域循環共生圏づくりのノウハウ・ツールの提供、本事業実施団体に限らず活用できる支援施策や支援主体の見える化等を含む)に取り組む。
成果指標・目標値・実績値
地域トランジションに取り組む地域において、ステークホルダーの巻き込みが進む。
測定指標:地域トランジションの推進体制(プラットフォーム)に参画する関係主体数(累積)[単位: 主体]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 4.0 | - |
| 2025年度 | 9.0 | - | - |
地域のトランジションを実現するために必要な新たな事業が興る。
測定指標:ローカルSDGs事業の試行や、そのための調査等の数(累積)[単位: 事業数]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 0.0 | - |
| 2026年度 | 9.0 | - | - |
地域循環共生圏の創造に取り組む自治体、地域が増える。
測定指標:地域循環共生圏の概念に沿った具体的な取組を行っている基礎自治体数[単位: 自治体]
年度別データを表示(2026〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 212.0 | - | - |
| 2027年度 | 234.0 | - | - |
| 2028年度 | 256.0 | - | - |
| 2029年度 | 278.0 | - | - |
| 2030年度 | 300.0 | - | - |
※ 2024〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
地域循環共生圏づくりの中間支援を行える主体が増える。
測定指標:地域循環共生圏づくりの中間支援者数(累積)[単位: 主体数]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 0.0 | - |
| 2026年度 | 30.0 | - | - |
地域循環共生圏づくりのアプローチを適用し地域トランジションに取り組む地域を支援する。
測定指標:地域トランジションモデル構築業務における支援地域数[単位: 地域]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 3.0 | 150.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
地域循環共生圏づくりを行う団体への中間支援の機能の獲得を目指す主体を支援する。
測定指標:地域循環共生圏づくり支援体制構築事業の採択案件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 27.0 | 26.0 | 96.2963 |
| 2025年度 | 27.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
独立行政法人環境再生保全機構
令和6年度地域循環共生圏づくり支援体制構築事業に係る業務
1.1億円3費目 ▾
独立行政法人環境再生保全機構
令和6年度地域循環共生圏づくり支援体制構築事業に係る業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 5,550万円 |
| 人件費 | 3,570万円 |
| その他 | 2,210万円 |
いであ株式会社
令和6年度地域循環共生圏に係る地域トランジションモデル構築及び情報発信業務
5,050万円3費目 ▾
いであ株式会社
令和6年度地域循環共生圏に係る地域トランジションモデル構築及び情報発信業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 2,840万円 |
| その他 | 1,330万円 |
| 人件費 | 880万円 |
一般社団法人環境パートナーシップ会議
環境パートナーシップオフィス及び地球環境パートナーシッププラザ運営等業務
3,000万円1費目 ▾
一般社団法人環境パートナーシップ会議
環境パートナーシップオフィス及び地球環境パートナーシッププラザ運営等業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 3,000万円 |
株式会社Aoba‐BBT
令和6年度持続可能な社会のためのグッドライフ総合推進事業に係る/会議開催等業務
2,420万円3費目 ▾
株式会社Aoba‐BBT
令和6年度持続可能な社会のためのグッドライフ総合推進事業に係る/会議開催等業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1,340万円 |
| 業務費 | 860万円 |
| その他 | 220万円 |
株式会社Ridilover
令和6年度地域循環共生圏創造事業費(地域循環共生圏にかかる事例の追跡及び戦略的広報検討業務)
1,000万円3費目 ▾
株式会社Ridilover
令和6年度地域循環共生圏創造事業費(地域循環共生圏にかかる事例の追跡及び戦略的広報検討業務)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 870万円 |
| その他 | 90万円 |
| 業務費 | 40万円 |
個人A
イベント企画・運営支援、コーディネーター業務
100万円1費目 ▾
個人A
イベント企画・運営支援、コーディネーター業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務費 | 100万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。