2025年度当初予算
7.0億円
2024年度執行: 5.6億円
事業の目的・概要
事業の目的
MICEの誘致・開催の促進については、これまでも政府の方針として示されており、中でも国際会議の開催件数については、観光立国推進基本計画(令和5年3月31日閣議決定)において、「令和7年までにアジア主要国における最大の開催国の地位を奪還する(アジア主要5か国におけるシェア3割以上)」とされているとともに、新時代のインバウンド拡大アクションプラン(令和5年5月30日観光立国推進閣僚会議決定)では、「令和12年(2030年)にアジアNo.1の開催国として不動の地位、世界5位以内」とされている。この目標達成に向けて、本事業では我が国のMICE誘致の国際競争力を強化することで、MICEの誘致・開催を促進し、外国人観光旅客の来訪の促進につなげる。
現状・課題
ICCA統計(2010-2019)によると、我が国の国際会議開催件数は、2010年の361件から2019年には527件と順調に増加していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催件数は大幅に減少した。 近時は徐々に開催件数は回復しつつあり、2024年の国際会議開催件数については、ICCA統計において428件となっている。一方、アジアの競合国である韓国やシンガポールなどがコロナ禍前の約9割程度の水準に戻っていることに鑑みると、競合国に比べて我が国の回復が遅れているのが現状である。 国際会議開催件数における「令和12年(2030年)にアジアNo.1の開催国として不動の地位、世界5位以内」の目標達成に向けては、我が国各都市のMICE誘致の国際競争力強化が不可欠であり、コンサルタントの派遣を通じたコンベンションビューローの誘致体制整備、MICE施設の受入環境整備等を通じたMICE誘致のための基盤整備とユニークベニューの活用促進等を通じたMICE開催地としての魅力向上を実施していく必要がある。
事業の概要
各都市のMICE誘致体制の抜本的強化を図るために、①に対する支援をするとともに、②~④を実施する。/①(ⅰ)MICE施設における受入環境等の整備補助/ (ⅱ)コンベンションビューロー等による海外リード開発のための取組への補助/②地域ごとの強みや長期戦略に基づき、MICE開催地としての魅力向上に取り組むモデルを実証/③コンベンションビューローや大学が実施する将来の主催者育成のための取組促進/④データ収集・分析やサステナビリティ対応などコンベンションビューロー等の更なる機能高度化(専門家派遣等)
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 7.0億円 | - |
| 2024年度 | 7.0億円 | 5.6億円 |
| 2023年度 | 3,400万円 | 1,830万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック B株式会社コングレ
3.4億円
MICE開催地としての魅力向上に取り組むモデル実証、コンベンションビューローや大学が実施する将来の主催者育成のための取組促進の実施
株式会社コングレ
直接ブロック CPwCコンサルティング合同会社ほか
1.3億円
データ収集・分析やサステナビリティ対応などコンベンションビューロー等の更なる機能高度化(専門家派遣等)の実施等
PwCコンサルティング合同会社
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
日本コンベンションサービス株式会社
株式会社野村総合研究所
近畿日本ツーリスト株式会社
配分先ブロック D株式会社野村総合研究所
170万円
国際会議に関する調査や助言等
株式会社野村総合研究所
直接ブロック A株式会社ジェイアール東海ホテルズほか
7,960万円
補助事業の実施
株式会社ジェイアール東海ホテルズ
フェニックスリゾート株式会社
株式会社横浜国際平和会議場
株式会社京王プラザホテル札幌
森トラスト株式会社
株式会社近鉄・都ホテルズ
公益財団法人するが企画観光局
一般財団法人神戸観光局
一般財団法人くにびきメッセ
さっぽろMICE推進委員会
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)580万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
国際会議開催地決定に係る課題への改善度合い等の観点から各取組の効果測定を行い、効果的・効率的な事業執行に努めるべき。また、予算の適正かつ早期の執行に努めるべき。
事業所管部局による点検・改善
「令和12年(2030年)にアジアNo.1の開催国として不動の地位、世界5位以内」に向けては、各都市における国際会議誘致競争力を強化していく必要がある。本事業では、地域のコンベンションビューローに対して、コンサルタント等の派遣をすることで、MICE誘致のノウハウ向上を図り、コンベンションビューローの誘致体制整備に努めている。MICE誘致は一般観光に比べ他国と競うことが多いため、適切な誘致活動を行う必要があり、コンベンションビューローの誘致体制整備には国費投入の必要性が認められる。一方、MICE誘致については、各都市のMICE関係事業者の総合力が必要であり、コンベンションビューローの誘致活動に加え、MICE施設等の受入環境や開催都市の魅力向上が不可欠である。したがって、目標達成に向けた国際会議の誘致・開催件数の大幅増加に向けては、MICE施設の受入環境整備支援等のMICE誘致に向けた基盤整備とユニークベニューの活用促進等のMICE開催地としての魅力向上を通じた各都市の国際競争力強化が必要である。一方で、国際会議の誘致については、長期的な取組となるため、「令和12年(2030年)にアジアNo.1の開催国として不動の地位、世界5位以内」の達成に向け、各地域の取組状況については、継続的に注視していく必要がある。
改善の方向性
「令和12年(2030年)にアジアNo.1の開催国として不動の地位、世界5位以内」に向け、各都市のMICE誘致国際競争力を抜本的に強化する必要があるところ、引き続きコンサルタントの派遣等を通じたコンベンションビューローの誘致体制整備・強化、MICE施設の受入環境整備支援等のMICE誘致に向けた基盤整備及びユニークベニューの活用促進等のMICE開催地としても魅力向上に向けた取組等を実施する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
MICE開催都市の誘致競争力を一層強化するため、多様な面から事業成果の測定を行い、より効率的・効果的に事業を実施し、また、予算の適正かつ早期の執行ができるように務める。なお、令和8年度の国際観光旅客税を充当する具体的な・施策事業については、民間有識者の意見を踏まえつつ、今後の予算編成過程において検討が行われる。
成果指標・目標値・実績値
「MICE施設における受入環境整備」及び「コンベンションビューロー等のMICE誘致体制強化」における事業者設定目標の達成
測定指標:「MICE施設における受入環境整備」の事業後アンケートにおいて事業者が「大変良くなった」と回答した数及び「コンベンションビューロー等のMICE誘致体制強化」における事業者設定目標の達成割合[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 89.0 | - |
| 2025年度 | 90.0 | - | - |
各実証実施先におけるMICE誘致に向けた取組の継続
測定指標:実証事業を行ったユニークベニュー活用、CBと大学の連携した取組の翌年度事業継続率[単位: %]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
MICE誘致に係る取組の方向性等の決定
測定指標:MICE誘致に係る取組の方向性等を決定した都市数[単位: 都市]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
令和12年(2030年)に国際会議の開催件数世界5位以内
測定指標:国際会議開催件数世界5位以内[単位: 順位]
年度別データを表示(2021〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | - | 7.0 | - |
| 2022年度 | - | 12.0 | - |
| 2023年度 | - | 7.0 | - |
| 2024年度 | - | 7.0 | - |
| 2030年度 | 5.0 | - | - |
各都市のMICE誘致力及び国際競争力の強化
測定指標:MICE誘致・開催促進事業(国際観光旅客税財源)(MICE施設における受入環境整備、コンベンションビューロー等のMICE誘致体制強化)の支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 18.0 | 20.0 | 111.11111 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
各都市のMICE誘致力及び国際競争力の強化
測定指標:MICE誘致のためのコンベンションビューロー機能高度化支援事業(国際観光旅客税財源) (コンベンションビューローと大学の連携促進、ユニークベニュー活用等の魅力向上)の実証件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 40.0 | 51.0 | 127.5 |
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
支援対象コンベンションビューローのMICE誘致体制強化
測定指標:MICE誘致のためのコンベンションビューロー機能高度化支援事業(国際観光旅客税財源)(コンベンションビューローの機能高度化)の事業実施都市数[単位: 都市]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社コングレ
大学における国際会議誘致開催促進事業
1.7億円1費目 ▾
株式会社コングレ
大学における国際会議誘致開催促進事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 1.7億円 |
PwCコンサルティング合同会社
国際会議におけるサステナビリティ推進事業
3,500万円1費目 ▾
PwCコンサルティング合同会社
国際会議におけるサステナビリティ推進事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 3,500万円 |
株式会社ジェイアール東海ホテルズ
MICE施設の受入環境整備
2,000万円1費目 ▾
株式会社ジェイアール東海ホテルズ
MICE施設の受入環境整備
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 2,000万円 |
株式会社野村総合研究所
国際会議におけるサステナビリティ推進事業
170万円1費目 ▾
株式会社野村総合研究所
国際会議におけるサステナビリティ推進事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 170万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。