2025年度当初予算
6.0億円
2024年度執行: 6.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
テレビジョン放送における情報アクセス機会の均等化を実現するため、字幕番組、解説番組、手話番組等の制作費や生放送番組への字幕付与設備の整備費に対する助成を実施し、視聴覚障害者等向けテレビジョン放送の普及を促進する。
現状・課題
放送事業者のテレビジョン放送については、放送法に基づき、字幕番組及び解説番組をできる限り多く設けることが期待されているが、字幕番組等の制作には多額の追加的コストを必要とするため、人員、設備面等の制約がある中で、放送事業者にとっては、自らの経営資源だけで制作を促進するインセンティブが働きにくい傾向にある。そのため、特にローカル局等において普及が進んでいない状況にあり、字幕放送、解説放送及び手話放送の普及目標を定める「放送分野における情報アクセシビリティに関する指針」(以下「指針」という。)の対象となっている番組のうち、字幕放送の割合は系列県域局において89.4%、独立県域局において46.5%、解説放送の割合は系列県域局において12.8%、独立県域局において1.4%となっている(いずれも令和5年度の実績)。
事業の概要
「身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律」に基づき、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が、字幕番組、解説番組、手話番組等を制作する者及び生放送番組への字幕付与設備を整備する者に対して、その費用の2分の1を上限として助成金を交付するために必要な経費を、NICTに対し交付する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 6.0億円 | - |
| 2024年度 | 6.0億円 | 6.0億円 |
| 2023年度 | 5.1億円 | 5.0億円 |
| 2022年度 | 5.6億円 | 5.4億円 |
| 2021年度 | 5.0億円 | 4.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A国立研究開発法人情報通信研究機構
6.0億円
字幕番組等を制作する者及び生放送番組への字幕付与設備を整備する者に対して、その費用の2分の1を上限として助成金を交付
国立研究開発法人情報通信研究機構
配分先ブロック Bテレビ大阪株式会社ほか
5.6億円
字幕番組、解説番組及び手話番組の制作
テレビ大阪株式会社
讀賣テレビ放送株式会社
日本テレビ放送網株式会社
株式会社フジテレビジョン
株式会社TBSテレビ
株式会社テレビ朝日
テレビ愛知株式会社
株式会社テレビ東京
関西テレビ放送株式会社
株式会社毎日放送
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2.4億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック Dジュピターショップチャンネル株式会社ほか
2,550万円
生放送番組への字幕付与設備の整備
ジュピターショップチャンネル株式会社
株式会社GAORA
配分先ブロック C認定特定非営利活動法人障害者放送通信機構
880万円
手話翻訳映像の制作
認定特定非営利活動法人障害者放送通信機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
・更なる経費の効率化を図り、適正な予算執行に努めること。・引き続き、成果指標の目標達成に向け、着実な事業の実施に努めること。
事業所管部局による点検・改善
字幕番組等の制作には多額の追加的コストが必要となり、放送事業者においては実施のインセンティブが働きにくい傾向がある。在京キー5局における字幕番組等の放送時間は着実に増加している一方、ローカル局等においては普及が進んでいない状況が続いていることから、引き続き国の財政的支援等により、字幕番組等の普及を促進するための措置を講ずることが必要である。また、本事業の実施に当たっては、放送事業者等からの助成金申請に対して、助成金に関する交付要綱に基づいて審査を行うとともに、必要に応じて実態調査を実施し、外部有識者からなる評価委員会の客観的な評価を得ており、事業の適性化に向けた手続を経ている。
改善の方向性
予算を効果的かつ効率的に執行するため、助成対象の重点化や助成率の見直し等を引き続き行っていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
字幕番組、解説番組及び手話番組を一層普及させるため、令和5年10月に改定を行った総務省指針において定めた目標が達成できるよう、適正な予算執行を行う。
成果指標・目標値・実績値
在京キー5局における、指針の対象番組(※)に対する字幕付与率を100%とすることを目指す。(※)6時から25時までのうち連続した18時間に放送される番組において、次に掲げる放送番組を除く全ての放送番組。・技術的に字幕を付すことができない放送番組(例:現在のところ複数人が同時に会話を行う生放送番組)・外国語の番組 ・大部分が楽器演奏の音楽番組 ・権利処理上の理由等により字幕を付すことができない放送番組
測定指標:在京キー5局における指針対象番組に対する字幕付与率[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
| 2027年度 | 100.0 | - | - |
※ 2021〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
在京キー5局における指針対象番組(※)に対する解説付与率を、令和9年度までに15%以上とすることを目指す。(※)7時から24時までの放送番組のうち、次に掲げる放送番組を除く全ての放送番組。・権利処理上の理由により解説を付すことができない放送番組・2か国語放送や副音声など2以上の音声を使用している放送番組・5.1サラウンド放送番組・主音声に付与する隙間のない放送番組
測定指標:在京キー5局における指針対象番組に対する解説付与率[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 13.8 | 19.9 | 144.2029 |
| 2024年度 | 14.1 | 21.6 | 153.19149 |
| 2025年度 | 14.4 | - | - |
| 2026年度 | 15.0 | - | - |
| 2027年度 | 15.0 | - | - |
※ 2021〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
NICTが120者以上に助成金を交付
測定指標:助成事業者数[単位: 者]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 125.0 | 122.0 | 97.6 |
| 2022年度 | 132.0 | 130.0 | 98.48485 |
| 2023年度 | 132.0 | 130.0 | 98.48485 |
| 2024年度 | 131.0 | 130.0 | 99.23664 |
| 2025年度 | 129.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人情報通信研究機構
字幕番組等を制作する者及び生放送番組への字幕付与設備を整備する者に対して、その制作費の2分の1を上限として助成金を交付
6.0億円2費目 ▾
国立研究開発法人情報通信研究機構
字幕番組等を制作する者及び生放送番組への字幕付与設備を整備する者に対して、その制作費の2分の1を上限として助成金を交付
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 6.0億円 |
| その他 | 380万円 |
テレビ大阪株式会社
字幕番組及び解説番組の制作
5,140万円1費目 ▾
テレビ大阪株式会社
字幕番組及び解説番組の制作
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務委託費 | 5,140万円 |
ジュピターショップチャンネル株式会社
生放送番組への字幕付与設備の整備
1,900万円1費目 ▾
ジュピターショップチャンネル株式会社
生放送番組への字幕付与設備の整備
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品購入費 | 1,900万円 |
認定特定非営利活動法人障害者放送通信機構
手話翻訳映像の制作
870万円5費目 ▾
認定特定非営利活動法人障害者放送通信機構
手話翻訳映像の制作
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 機材使用料 | 570万円 |
| 業務委託費 | 140万円 |
| 業務委託費 | 80万円 |
| 施設使用料 | 70万円 |
| 交通費 | 10万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。