2025年度当初予算
1.9億円
2024年度執行: 2.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業では、自動運転に対する社会受容性の形成と技術レベルに応じた段階的な自動運転の社会実装を目的として、自動運転システムの責任範囲と判断のあり方の両面から社会が受け入れられる自動運転車の安全水準を明確化し、車両の性能に応じて三位一体の総合的な安全対策のあり方を検討するものであり、これらの成果をガイドラインとしてとりまとめ、自動運転の社会実装に取り組む関係者に公表、また、日本の自動運転技術の国際競争力を確保するため、当該ガイドラインを国際基準に反映していく。
現状・課題
自動車による自動運転に関しては、交通事故の削減や地方部での移動支援など数々の社会問題の解決に期待でき、現状、様々な事業体によっても各地で社会実装に向けた取組が行われている。一方で、そうした運転者の存在を前提としない自動運転車とは、従来、人間ドライバーが担ってきた役割を自動運転システムが行うことから、ドライバーによらない自動運転が社会に受容されるために必要な安全性が確保される必要がある。そのため、自動運転に対する社会受容性の形成については、自動運転車に求められる安全水準や要件等を明確化する必要がある。しかしながら、自動運転技術が未だ開発段階であり、あらゆる環境で安全に走行することができる水準に至っていないことから、技術開発の進展に沿って段階的に、なおかつ車両の性能に応じ、三位一体の総合的な安全対策のあり方を検討整理しつつ、自動運転に必要な法規要件について策定、改定していく必要がある。
事業の概要
本事業では、①自動運転に対する社会受容性の形成、②技術レベルに応じた段階的な自動運転の社会実装を目的として、以下の取組みを実施することとしている。/・社会受容性の形成のため、システムの責任範囲とシステム判断のあり方の両面から、社会が受け入れられる自動運転車の安全水準を明確化/・段階的な自動運転の社会実装のため、車両の性能に応じた三位一体の総合的な安全対策のあり方を検討/・これらの成果をガイドラインとしてとりまとめ、自動運転の社会実装に取り組む関係者に公表し、また、日本の自動運転技術の国際競争力を確保するため、当該ガイドラインを国際基準に反映
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1.9億円 | - |
| 2024年度 | 2.3億円 | 2.0億円 |
| 2023年度 | 1.8億円 | 1.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 1.9億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック Aデロイトトーマツコンサルティング合同会社
1.2億円
自動運転(レベル4)の法規要件の策定調査、自動運転ワーキンググループ等の検討会事務局業務
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
直接ブロック B(独)自動車技術総合機構
7,470万円
運転自動化技術の走行安全性及び機能要件等に関する調査
独立行政法人自動車技術総合機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
自動運転車が果たすべき安全水準の明確化に向けては、社会情勢又は国際議論を踏まえつつ、複雑かつ高度なシステム判断が必要となる走行環境における安全水準の明確化に向けた調査等を継続し、車両性能に応じた総合的な安全対策のあり方を検討していくことで、安全確保ガイドラインへの反映を行うなど、引き続き効果的な予算執行及び適正な事業実施管理となるよう努める。
事業所管部局による点検・改善
○国費投入の必要性/事業の有効性 国土交通省としては、自動運転(レベル4)における責任範囲と判断のあり方の両面から社会が受け入れられる自動運転車の安全水準を明確化し、車両の性能に応じた三位一体の総合的な安全対策を念頭に、保安基準等の具体化に係る検討内容、国際的な議論や動向等も踏まえた上で調査検討を行っていくことが必要である。○事業の効果 令和5年度の事業成果として策定した「自動運転車の安全確保に関するガイドライン」に基づき、令和7年3月までに合計10箇所での自動運転(レベル4)に関する走行環境条件付与を行っている。令和6年度には自動運転車が遭遇する危険事象の類型化及び自動運転の走行に係る安全性モデルの設計を行い、自動運転車の安全水準に資する調査を行った。また、令和7年度には「自動運転車の安全確保に関するガイドライン」について、新たに国際議論等を踏まえて具体化し、改定を行っていく予定であり、事業は有効に機能している。
改善の方向性
本事業は、交通事故の総合的な調査分析を行う公益財団法人「交通事故総合分析センター」や学術機関の関係者と連携し、国内の交通事故について死者数の多い事故類型パターンを取りまとめ、自動運転車が遭遇する危険事象の類型化及び自動運転の走行に係る安全性モデルの設計を行うと共に、産官学で構成される有識者会議を開催して意見交換を行うなど、幅広く関係者との連携を行いながら実施しているところ、更なる効果的な事業の促進を目的に、今後も引き続き、関係者との密な連携を行いつつ事業を進めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
自動運転車が果たすべき安全水準の明確化に向けては、社会情勢又は国際議論を踏まえつつ、複雑かつ高度なシステム判断が必要となる走行環境における安全水準の明確化に向けた調査等を継続し、ガイドライン等への反映を行うなど、引き続き効果的な予算執行及び適正な事業実施管理を行う。
成果指標・目標値・実績値
自動運転移動サービスの実現に向けた自動運転の社会実装の拡大
測定指標:自動運転の社会実装事業の実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 10.0 | 12.0 | 120.0 |
| 2023年度 | 30.0 | 52.0 | 173.33333 |
| 2024年度 | 60.0 | 99.0 | 165.0 |
| 2025年度 | 60.0 | - | - |
自動運転移動サービスの社会実装の全国への展開
測定指標:自動運転移動サービスの社会実装の実現件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 20.0 | 10.0 | 50.0 |
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
| 2026年度 | 80.0 | - | - |
| 2027年度 | 100.0 | - | - |
※ 2022〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
自動運転に係る国際基準の策定
測定指標:国際基準の策改定数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2023年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 1.0 | - | - |
自動運転(レベル4)に関するガイドラインの策定
測定指標:技術の進歩に応じた自動運転(レベル4)に関するガイドラインの策改定数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
令和6年度 自動運転(レベル4)の法規要件の策定調査【業務委託】
8,800万円1費目 ▾
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
令和6年度 自動運転(レベル4)の法規要件の策定調査【業務委託】
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 8,800万円 |
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 運転自動化技術に求められる走行安全性及び機能要件等に関する調査【業務委託】
4,010万円1費目 ▾
独立行政法人自動車技術総合機構
令和6年度 運転自動化技術に求められる走行安全性及び機能要件等に関する調査【業務委託】
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 4,010万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。