スタートアップ支援事業(うち次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業)
2025年度当初予算
6.0億円
2024年度執行: 3.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
我が国は高齢化の進展に伴う医療費の増加や介護分野の人手不足などの社会課題があり、ヘルスケアや医療・介護の領域におけるイノベーションの重要性が高まっている。/こうした背景から、ヘルステックを活かした付加価値の高い製品・サービスの創出が求められており、イノベーションを牽引するスタートアップを生み出すことが不可欠。/このため、ヘルステック分野におけるスタートアップ創出に向けた研究開発支援、起業人材の育成を実施し、イノベーションを加速させるとともに「健康・医療戦略」(令和7年2月18日閣議決定)に掲げる基本理念「①世界最高水準の技術を用いた医療の提供への寄与」「②経済成長への寄与」への貢献を目指す。
現状・課題
医療機器・ヘルスケアの分野におけるイノベーションについては、欧米ではスタートアップ企業が牽引している一方、国内ではヘルステック開発を行うスタートアップは多くない。資金調達の面からみても、米国では同分野のスタートアップが数千万~数億ドル規模のVC出資を集めているのに対して、国内では数百万ドルのVC出資を集めるのがやっとの状況にあり、医療機器・ヘルスケアの分野における投資の促進が求められる。
事業の概要
・革新的なヘルステックの実用化に向けた研究開発に取り組み、起業を目指す研究者に対し、研究開発資金の助成を行う。/・加えて、これらの研究者に対して、伴走支援機関を通じて、起業する上で必要不可欠な専門的知識の習得に向けた教育プログラムの提供や個別メンタリング等、革新的なヘルステック開発を行うスタートアップ企業の創出に向けた支援を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 6.0億円 | - |
| 2024年度 | - | 3.8億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A(研)日本医療研究開発機構
3.8億円
プロジェクト管理、公募審査に係る受付作業、審査委員会の開催、進捗状況の把握等
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
配分先ブロック C国立大学法人東京大学ほか
2.0億円
シーズ研究
国立大学法人東京大学
国立大学法人徳島大学
国立大学法人京都大学
国立大学法人大阪大学
国立大学法人筑波大学
配分先ブロック H横浜国立大学
260万円
シーズ研究
国立大学法人横浜国立大学
配分先ブロック B国立大学法人東京大学
1.4億円
研究開発シーズ支援と事業化支援
国立大学法人東京大学
配分先ブロック Gプレモパートナー株式会社ほか
3,240万円
研究開発シーズ支援と事業化支援
プレモパートナー株式会社
一般財団法人ふくしま医療機器産業推進機構
配分先ブロック F国立研究開発法人国立がん研究センター
2,920万円
研究開発シーズ支援と事業化支援
国立研究開発法人国立がん研究センター
配分先ブロック D国立研究開発法人国立循環器病研究センターほか
6,220万円
シーズ研究
国立研究開発法人国立循環器病研究センター
国立研究開発法人国立がん研究センター
配分先ブロック Eサントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
1,430万円
シーズ研究
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
国立研究開発法人日本医療研究開発機構において適切な資金配分が行われており、各採択課題に対し担当するPSPO・伴走支援機関との月1回の進捗管理により、各研究者に対し起業するうえで必要不可欠な知識の習得に向けた個別メンタリングが実施されている。また、令和6年度に研究を開始した10研究課題について進捗確認を行い、伴走支援による国内外VCとの関係構築を通し、国内だけでなく海外展開を視野に入れた研究開発が行われるなど、当初計画以上の事業加速化がなされており優れた進捗が確認できた。
改善の方向性
引き続き適切な執行を行うとともに、米国をはじめとしたグローバル市場獲得に向け、支援体制の見直しを図り、予算のより効果的な活用を目指す。
外部有識者による点検
起業については起業・資金調達・EXITの各段階に一定の時間を要することを考えればかなり遅い時期の目標値のみを置いていることも首肯できるが、ヘルステックの実用化については中長期のアウトカムについて中間的な目標値を設定することが考えられるのではないか。
所見を踏まえた改善点・反映状況
革新的なヘルステックの開発・実用化では、その新規性の高さから、法規制等で従来とは異なる新たな評価軸の確立を必要とするケースが多いため、中間目標を設定することで、柔軟な開発計画の見直しや規制対応が困難になることも想定される。新規性の高いヘルステックの開発においては、最終的な実用化という成果に焦点を当てて事業を進めることが最も適切で、効率的であることから、中間目標を設定せず、現状通り適切に執行に努めることとする。
成果指標・目標値・実績値
令和12年度までに採択課題あたりの特許出願数1件を目指す
測定指標:助成終了後3年後における1採択課題あたりの平均特許出願数[単位: 件]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 1.0 | - | - |
令和10年度までに採択課題の70%の起業を目指す。
測定指標:助成終了後1年後において起業した採択課題の割合[単位: %]
年度別データを表示(2028〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 70.0 | - | - |
令和14年度までに採択課題の7.5%が実用化されることを目指す。
測定指標:助成終了後8年後において実用化された課題の割合[単位: %]
年度別データを表示(2032〜2032年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2032年度 | 8.0 | - | - |
令和13年度までに、採択課題の30%が起業後の資金調達を実現することを目指す
測定指標:助成終了後3年後において、起業後の資金調達を実現した採択課題の割合[単位: %]
年度別データを表示(2031〜2031年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2031年度 | 30.0 | - | - |
令和16年度までに採択課題の7.5%が起業後のEXITを実現することを目指す
測定指標:助成終了後10年後においてEXITを実現した採択課題の割合[単位: %]
年度別データを表示(2034〜2034年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2034年度 | 8.0 | - | - |
研究開発支援の実施
測定指標:プロジェクト実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 10.0 | 10.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
| 2026年度 | 12.0 | - | - |
起業人材育成の実施
測定指標:プロジェクト実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 10.0 | 10.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
| 2026年度 | 12.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業
3.8億円3費目 ▾
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 2.0億円 |
| 委託費 | 1.4億円 |
| 研究開発管理費 | 4,520万円 |
国立大学法人東京大学
“NEXT BIODESIGN” ~次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援コンソーシアム~
1.4億円5費目 ▾
国立大学法人東京大学
“NEXT BIODESIGN” ~次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援コンソーシアム~
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 4,370万円 |
| その他 | 4,310万円 |
| 間接経費 | 3,010万円 |
| 旅費 | 2,090万円 |
| 物品費 | 170万円 |
国立研究開発法人国立がん研究センター
“NEXT BIODESIGN” ~次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援コンソーシアム~
2,920万円5費目 ▾
国立研究開発法人国立がん研究センター
“NEXT BIODESIGN” ~次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援コンソーシアム~
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 1,200万円 |
| 間接経費 | 670万円 |
| 旅費 | 480万円 |
| その他 | 470万円 |
| 物品費 | 100万円 |
プレモパートナー株式会社
“NEXT BIODESIGN” ~次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援コンソーシアム~
2,640万円5費目 ▾
プレモパートナー株式会社
“NEXT BIODESIGN” ~次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援コンソーシアム~
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他 | 1,120万円 |
| 人件費・謝金 | 1,030万円 |
| 間接経費 | 440万円 |
| 旅費 | 50万円 |
| 物品費 | - |
国立大学法人徳島大学
食物アレルギーの診断・治療効果予測・効果判定支援を可能とする疾病診断用プログラム医療機器の開発
2,590万円6費目 ▾
国立大学法人徳島大学
食物アレルギーの診断・治療効果予測・効果判定支援を可能とする疾病診断用プログラム医療機器の開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品費 | 960万円 |
| 人件費・謝金 | 650万円 |
| 間接経費 | 510万円 |
| 委託費 | 380万円 |
| その他 | 70万円 |
| 旅費 | 20万円 |
国立研究開発法人国立がん研究センター
癒着性小腸閉塞に対する新規的治療デバイスの開発
1,950万円6費目 ▾
国立研究開発法人国立がん研究センター
癒着性小腸閉塞に対する新規的治療デバイスの開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品費 | 980万円 |
| 委託費 | 400万円 |
| 間接経費 | 360万円 |
| 人件費・謝金 | 100万円 |
| 旅費 | 90万円 |
| その他 | 20万円 |
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
慢性便秘症予防に向けた腸音解析ヘルスケアアプリ開発
1,430万円5費目 ▾
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
慢性便秘症予防に向けた腸音解析ヘルスケアアプリ開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他 | 630万円 |
| 人件費・謝金 | 620万円 |
| 間接経費 | 130万円 |
| 旅費 | 50万円 |
| 物品費 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。