2025年度当初予算
-
2024年度執行: 2.6億円
事業の目的・概要
事業の目的
デジタル技術や脱炭素化による急激な産業構造の変化への対応のためには、企業がこうした構造変化に対応するために事業構造を転換していくとともに、それを支える高度な専門性を有する人材の育成が急務。このため、企業や産業界のニーズを踏まえつつ、高度な専門性を有する人材を育成する観点から、企業等による、高等教育機関における共同講座設置への支援を講じることで、企業・産業界が求める人材の育成を進める。
現状・課題
デジタル技術や脱炭素化による急激な産業構造の変化の中で、多くの企業は、技術革新により必要となるスキルと現在の従業員のスキルとの間のギャップを認識している。一方で、日本企業の従業員への人材育成は、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)に偏っており、OJT以外の人材投資の国際比較では、欧米の諸外国に比べて低い水準であり、かつ、年を経ることに減少している。こうした状況から脱し、産業界や企業のニーズを踏まえた高度な専門性を有する人材を育成していく観点から、企業と高等教育機関が連携することで、必要な人材を育成する仕組みを整備する必要がある。/また、日本型の雇用慣行の中で、多くの働き手が、リスキリングを通じて新たなスキルを習得する動機付けを欠いており、共同講座への従業員の能動的な参加を促していくため、従業員のリスキリングの成果等を評価し、処遇に反映する取組を推進する必要がある。
事業の概要
企業等が、大学・高等専門学校等の高等教育機関において、自社が必要とする専門性を有する人材の育成を図るための共同講座を設置することを目的として費用を支出する際、当該費用の一部を補助する。また、リスキリングと処遇の連動を推進するため、共同講座によるリスキリングの成果を処遇に反映する場合、補助率を引き上げる。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 2.6億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A一般社団法人社会実装推進センター
2.6億円
高等教育機関における共同講座創造支援事業の補助金交付業務
一般社団法人社会実装推進センター
配分先ブロック BCraif株式会社ほか
2.1億円
共同講座の設置・運営
Craif株式会社
DOWAホールディングス株式会社
一般社団法人Green innovation
株式会社パワーソリューションズ
一般社団法人臨床医工情報学コンソーシアム関西
株式会社ポピンズプロフェッショナル
株式会社小野組
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社
株式会社プライムスタイル
岩渕薬品株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)6,370万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック C株式会社野村総合研究所
1,650万円
間接補助事業者へのフォローアップ調査、共同講座の事例収集 等
株式会社野村総合研究所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
企業がデジタル技術や脱炭素化による急激な産業構造の変化に対応するためには、高度な専門性を有する人材の育成が急務であるが、そのような人材育成を企業内だけで行うことは難しく、高等教育機関と連携する必要があることを踏まえて、アクティビティを設定している。また、アウトプット及びアウトカムの成果目標は、本事業の前身である「(R3補正)新たな学び直し・キャリアパス促進事業」及び「(R4補正)高等教育機関における共同講座創造支援事業」の実績を踏まえて設定しており、アクティビティ等の設定は適切なものになっている。
改善の方向性
本事業については、令和6年度で執行を完了している。本事業を通じて、企業と高等教育機関の双方にとって共同講座を実施するメリットや、共同講座の開設・運営に係るモデルフロー等を整理することができた。こうした知見も踏まえ、産業界のニーズを踏まえた専門人材育成に関して必要な施策を検討・実行していく。
外部有識者による点検
すでに終了している事業だが、「共同講座」の定義について、一定の単位数による授業を提供するものか、研究組織を構成し数年をかける人材養成を行なうものかが判然としなかった。前者だとすれば相当数の受講者がいるのが通常であり、2000人という短期アウトカム指標は低水準にすぎるのではないかと思われる。また、その程度の教育がリスキリングにどのように貢献しうるのかも明確ではない。今後の関連施策の検討にあたって考慮に入れられたい。
所見を踏まえた改善点・反映状況
共同講座は、企業と高等教育機関が共同で企画・運営する講座やコース・学科等を指し、基本的には一定の単位数による授業を提供するものである。講座の内容は、専門知識の伝達を目的とした受動的学習のみならず、業務への反映を前提とした能動的学習(実習、フィールドワーク、PBL等)を含むことを推奨しており、比較的少人数の講座も含まれる想定であった。また、本事業を通じて、受講者が学んだことを自社の業務改善に活用した事例や、学ぶ意欲が向上した受講者が一定数いたことが追跡調査により確認できている。いただいたご意見を踏まえて、今後の関連施策について検討してまいりたい。
成果指標・目標値・実績値
令和6年度までに、共同講座を通じて育成した人材の人数を2000人にする。
測定指標:共同講座を通じて育成した人材の人数(人)[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2000.0 | 3718.0 | 185.9 |
令和6年度までに、補助対象期間終了後の自己負担での共同講座継続見込みを20%とする。
測定指標:補助対象期間終了後の自己負担での講座継続見込み(%)[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 20.0 | 82.0 | 410.0 |
令和6年度までに、共同講座の採択件数を25件にする。
測定指標:共同講座の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 25.0 | 28.0 | 112.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般社団法人社会実装推進センター
補助金交付
2.6億円6費目 ▾
一般社団法人社会実装推進センター
補助金交付
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 2.1億円 |
| 人件費 | 3,280万円 |
| 委託・外注費 | 1,650万円 |
| 一般管理費 | 300万円 |
| 謝金 | 80万円 |
| その他諸経費 | 30万円 |
Craif株式会社
補助金交付
3,000万円1費目 ▾
Craif株式会社
補助金交付
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・機材導入費等 | 3,000万円 |
株式会社野村総合研究所
委託・外注
1,650万円2費目 ▾
株式会社野村総合研究所
委託・外注
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1,650万円 |
| 謝金 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。