2025年度当初予算
393.0億円
2024年度執行: 189.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
高速炉はエネルギー供給の脱炭素に貢献するとともに、資源の有効利用・放射性廃棄物の減容化・有害度低減の3つの意義を有しており、仏国や米国などの諸外国において、研究開発が進められている。我が国でもエネルギー基本計画(令和7年2月閣議決定)で「高速炉については、高レベル放射性廃棄物の減容化・有害度低減や資源の有効利用等に資する核燃料サイクルの効果をより高めることが期待されるとともに、空冷での安定冷却など、安全性が高い設計が可能である。実証炉開発については、JAEA、原子力事業者及び中核企業の技術者が集結する研究開発統合組織の統括の下、同志国の米国や仏国との国際連携での技術的知見も活用しつつ、炉と燃料サイクル全体の集中的な研究開発に取り組む。並行して、基本設計段階以降を見据えた事業運営体制の構築や安全設計方針の在り方など、中長期を見据えた課題への対応を産学官で進めていく。」とされており、本事業は、戦略ロードマップ(令和4年12月原子力関係閣僚会議決定)に沿って、高速炉実証炉に適用できる技術基盤の整備を進めるとともに、概念設計を進める。/【EBPMアクションプランの政策目標】○2050年カーボンニュートラルに向けたGXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GX推進戦略):2030年度の温室効果ガス46%削減及び2050年カーボンニュートラルの国際公約の達成我が国のエネルギー需給構造の転換、さらには産業構造・社会構造の変革を通じ、日本経済の産業競争力強化・経済成長につなげていく。
現状・課題
これまでの高速炉事業の成果を活用しつつ、実証炉に向けた高速炉技術開発を行い、エネルギー供給の脱炭素に貢献するとともに、資源の有効利用・放射性廃棄物の減容化・有害度低減を実現する。
事業の概要
戦略ロードマップで定められたマイルストーンに則り、2028年度頃の実証炉の基本設計・許認可手続きへの移行判断に移れるよう、概念設計と研究開発を進める。研究開発に資する高速炉の共通課題に向けた基盤整備と安全性向上に関わる要素技術開発を拡充し、枢要技術の確立と民間企業の開発を支える試験研究施設の整備を進める。また、将来の核燃料サイクルの検討に資するデータ整備の充実化を行うとともに、日米・日仏の高速炉協力を活用し、試験データ等に係る知見を充実化することで基盤整備の効率化を目指す。/【EBPMアクションプラン関連事業】:2050年カーボンニュートラルに向けたGXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GX推進戦略)
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 393.0億円 | - |
| 2024年度 | 289.0億円 | 189.0億円 |
| 2023年度 | 75.7億円 | 74.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 393.0億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック B三菱FBRシステムズ株式会社
106.7億円
令和5年度高速炉実証炉開発事業(概念設計と技術開発)(国庫債務負担行為に係るもの)
三菱FBRシステムズ株式会社
配分先ブロック D三菱重工業株式会社 ほか
80.3億円
外注・再委託
三菱重工業株式会社
三菱重工機械システム株式会社
MHI NSエンジニアリング株式会社
三菱電機株式会社
株式会社大林組
富士電機株式会社
助川電気工業株式会社
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
鹿島建設株式会社
株式会社菱友システム技術
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1.5億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック A国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
82.3億円
令和5年度高速炉実証炉開発事業(基盤整備と技術開発)(国庫債務負担行為に係るもの)
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
配分先ブロック C三菱重工業株式会社 ほか
58.1億円
外注・再委託
三菱重工業株式会社
米国エネルギー省アルゴンヌ国立研究所
株式会社NESI
株式会社アセンド
三菱FBRシステムズ株式会社
助川電気工業株式会社
一般財団法人電力中央研究所
丸紅ユティリティ・サービス株式会社
株式会社三興
東興機械工業株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)16.8億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
高速炉はエネルギー供給の脱炭素に貢献するとともに、資源の有効利用・放射性廃棄物の減容化・有害度低減の3つの意義を有しており、仏国や米国などの諸外国において、研究開発が進められている。我が国でもエネルギー基本計画で「高速炉については、高レベル放射性廃棄物の減容化・有害度低減や資源の有効利用等に資する核燃料サイクルの効果をより高めることが期待されるとともに、空冷での安定冷却など、安全性が高い設計が可能である。実証炉開発については、JAEA、原子力事業者及び中核企業の技術者が集結する研究開発統合組織の統括の下、同志国の米国や仏国との国際連携での技術的知見も活用しつつ、炉と燃料サイクル全体の集中的な研究開発に取り組む。並行して、基本設計段階以降を見据えた事業運営体制の構築や安全設計方針の在り方など、中長期を見据えた課題への対応を産学官で進めていく。」とされており、本事業は、戦略ロードマップに沿って、高速炉実証炉に適用できる技術基盤の整備を進めるとともに、概念設計を進めるものであり、国の事業として実施する必要性があると評価される。
改善の方向性
本事業は、戦略ロードマップに沿って進められており、研究開発の進捗については、高速炉開発会議戦略ワーキンググループ等の公開の場にて確認していくことで、事業の計画的な遂行に努める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
所見を踏まえ、引き続き事業の効果検証を実施し、必要に応じて定量的なアウトカム案を検討し、効果的、効率的な予算執行に努める。
成果指標・目標値・実績値
2026 年度頃:燃料技術の具体的な検討
測定指標:成果報告書等(本事業の成果を基に燃料技術の具体的な検討を実施する。)
定量的な目標値・実績値は確認できません
2028 年度頃:実証炉の基本設計・許認可フェーズ移行判断
測定指標:成果報告書等(本事業の成果を基に実証炉の基本設計・許認可フェーズ移行判断を実施する。)
定量的な目標値・実績値は確認できません
高速炉実証炉の概念設計、研究開発及び、実証炉開発に適用可能な技術基盤整備等の研究開発の成果物件数(成果・論文数)
測定指標:成果報告数、論文数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 20.0 | 48.0 | 240.0 |
| 2024年度 | 20.0 | 87.0 | 435.0 |
| 2025年度 | 40.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
三菱FBRシステムズ株式会社
令和5年度高速炉実証炉開発事業(概念設計と技術開発)(国庫債務負担行為に係るもの)
106.7億円5費目 ▾
三菱FBRシステムズ株式会社
令和5年度高速炉実証炉開発事業(概念設計と技術開発)(国庫債務負担行為に係るもの)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託費・共同実施費 | 64.8億円 |
| 直接経費(人件費・謝金) | 23.4億円 |
| 直接経費(その他) | 15.3億円 |
| 間接経費 | 3.1億円 |
| 直接経費(旅費) | 770万円 |
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
令和5年度高速炉実証炉開発事業(基盤整備と技術開発)(国庫債務負担行為に係るもの)
82.3億円6費目 ▾
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
令和5年度高速炉実証炉開発事業(基盤整備と技術開発)(国庫債務負担行為に係るもの)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 直接経費(その他) | 52.6億円 |
| 直接経費(物品費) | 14.2億円 |
| 再委託費・共同実施費 | 6.2億円 |
| 間接経費 | 5.6億円 |
| 直接経費(人件費・謝金) | 3.2億円 |
| 直接経費(旅費) | 4,720万円 |
三菱重工業株式会社
高速炉実証炉関連概念設計及び高速炉実証炉開発に係る研究開発
17.1億円5費目 ▾
三菱重工業株式会社
高速炉実証炉関連概念設計及び高速炉実証炉開発に係る研究開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 11.8億円 |
| その他(外注費) | 2.5億円 |
| その他(消費税相当額) | 1.6億円 |
| 間接経費 | 1.1億円 |
| 旅費 | 210万円 |
三菱重工業株式会社
燃料製造施設の概念検討(その1)
5.2億円3費目 ▾
三菱重工業株式会社
燃料製造施設の概念検討(その1)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 4.1億円 |
| その他(諸経費) | 1.0億円 |
| 旅費 | 110万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。