2025年度当初予算
1.5億円
2024年度執行: 1.3億円
事業の目的・概要
事業の目的
令和4年度に発覚した大手電力会社による情報漏えい、カルテル等の不正事案は、電気事業の中立性や公平性、信頼性に大きな影響を与えることとなったところである。また、電力市場は、電力システム改革の中で自由化が進展するとともに、その複雑性が増しているところである。 このため、電力等の適正な取引確保に向けた監視を行う電力・ガス取引監視等委員会において、電力会社や電力市場等の監視や分析等を的確に実施するとともに、こうした機能の強化を図ることが必要である。
現状・課題
大手電力会社における情報漏えいも監査の対象としているが、システムへのアクセスログ等の確認のためには、専門性の高い外部機関を活用することが必要。また、電力市場の複雑性が増している中で、今後、監視機能の強化・効率化を進めるために、諸外国の規制機関における政策動向等に関する情報収集やDXツールの検討が必要。
事業の概要
(1)監視機能の抜本的強化/電気事業法に基づく定期監査などにおいて収集した大手電力会社等の情報システムにおける顧客情報の管理状況(ログ情報やシステム共有の解消状況等)や内部統制等の監視・分析業務について、専門性の高い外部機関も活用して実施する。/(2)海外規制機関等の規制料金等に関する調査/小売規制料金の解除基準や需要家保護策等、日本における導入を検討している同時市場の監視手法にについて海外調査を実施する。/(3)DXツールの開発・導入/電力市場への参加者や市場取引量が増加している中で、DXツールの活用により、効率的かつ効果的な監視を行うため、ツールの開発・導入を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1.5億円 | - |
| 2024年度 | 1.5億円 | 1.3億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A有限責任監査法人トーマツ
9,900万円
ログ監査
有限責任監査法人トーマツ
直接ブロック B株式会社三菱総合研究所ほか
2,620万円
海外調査
株式会社三菱総合研究所
有限責任監査法人トーマツ
直接ブロック C株式会社インテージリサーチ
420万円
アンケート調査
株式会社インテージリサーチ
配分先ブロック E株式会社インテージ
40万円
アンケート調査
株式会社インテージ
直接ブロック D株式会社NTTネクシア
80万円
チャットボット構築
株式会社NTTネクシア
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、電気事業法に基づく定期監査における、大手電力会社の保有する情報システムについて専門性の高い外部機関を活用した監査の実施や電力・ガス取引監視等委員会の活動に必要となる調査事業等を行うものであり、電力・ガス取引監視等委員会における監視業務等の活動に照らし、独立して職権を行う機関として、適切な額を要求しており、事業終了後には審議会(委員会)で報告を行っており効果について点検を行っている。
改善の方向性
今後も継続的に電力・ガス取引監視等委員会の監視業務等の活動に必要となる予算に限定して計上するとともに、効率化等により適切な事業執行を図っていく。
外部有識者による点検
重要な事業である。しかし、大手電力会社による情報漏えい、カルテル等の不正事案を防げば、長期アウトカム「新電力の販売シェア(契約口数)の維持」ができるのか、理屈が分からない。むしろシステム監査の実施、情報漏洩事案の指摘件数低下の活動指標、アウトプット指標で良いのではないか。「やるべきことをちゃんとやっていない」、このことでも政策の障害になるからである。終了2028年までに考えて欲しい。
所見を踏まえた改善点・反映状況
ご指摘の長期アウトカムについては、大手電力会社の情報システム監査における情報漏洩や不正事案が減少することで、小売市場データの信頼度が上昇するとともに、大電力会社のカルテル等のリスクが減るため、新電力にとっては参入しやすくなり、小売電気事業者間の競争が活性化することで新電力のシェア維持に寄与するという仮説に基づいている。電力の自由化にあたり、新電力のシェアを維持することは重要であり、本事業の政策とも密接に関連するところ、引き続き当該仮説のもとで今後もデータ収集・検証を進め、事業終了年度までにその是非を判断したい。
成果指標・目標値・実績値
情報システムに起因する情報漏洩事案の指摘件数低下
測定指標:情報システムに起因する情報漏洩事案に対する指摘件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | - | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 0.0 | - | - |
| 2027年度 | 0.0 | - | - |
| 2028年度 | 0.0 | - | - |
新電力の販売シェア(契約口数)の維持
測定指標:新電力の販売シェア(契約口数)[単位: %]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 33.8 | - | - |
大手電力会社に対するシステム監査の実施
測定指標:システム監査の実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 20.0 | 20.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
| 2026年度 | 20.0 | - | - |
| 2027年度 | 20.0 | - | - |
| 2028年度 | 20.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
有限責任監査法人トーマツ
令和6年度電力市場監視機能強化等事業(電気事業法に基づく監査における業務調査事業)
9,900万円3費目 ▾
有限責任監査法人トーマツ
令和6年度電力市場監視機能強化等事業(電気事業法に基づく監査における業務調査事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 9,000万円 |
| 消費税 | 900万円 |
| 事業費 | - |
株式会社三菱総合研究所
令和6年度電力市場監視機能強化等事業(諸外国の規制機関等の市場監視のあり方・役割に関する調査事業)
1,410万円5費目 ▾
株式会社三菱総合研究所
令和6年度電力市場監視機能強化等事業(諸外国の規制機関等の市場監視のあり方・役割に関する調査事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1,000万円 |
| 一般管理費 | 160万円 |
| 消費税 | 130万円 |
| 事務費 | 100万円 |
| 謝金 | 20万円 |
株式会社インテージリサーチ
令和6年度電力市場監視機能強化等事業(電力・ガス小売自由化における消費者の選択行動アンケート調査事業)
320万円3費目 ▾
株式会社インテージリサーチ
令和6年度電力市場監視機能強化等事業(電力・ガス小売自由化における消費者の選択行動アンケート調査事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 270万円 |
| 再委託費 | 30万円 |
| 一般管理費 | 20万円 |
株式会社NTTネクシア
令和6年度電力取引監視等業務委託事業(対消費者チャットボットによる広報事業)
80万円3費目 ▾
株式会社NTTネクシア
令和6年度電力取引監視等業務委託事業(対消費者チャットボットによる広報事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 60万円 |
| 消費税 | 10万円 |
| 一般管理費 | 10万円 |
株式会社インテージ
R6電力・ガス小売自由化における消費者の選択行動アンケート調査
30万円2費目 ▾
株式会社インテージ
R6電力・ガス小売自由化における消費者の選択行動アンケート調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 30万円 |
| 消費税 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。