2025年度当初予算
610.0億円
2024年度執行: 5.1億円
事業の目的・概要
事業の目的
カーボンニュートラルを宣言する国・地域が増加し、排出削減と産業競争力強化・経済成長をともに実現するGXに向けた長期的かつ大規模な投資競争が熾烈化している。/このような背景の下、我が国における中小企業を含む製造サプライチェーンや技術基盤の強みを最大限活用し、GX実現にとって不可欠となる、水電解装置、浮体式等洋上風力発電設備、ペロブスカイト太陽電池、燃料電池、HVDCケーブル等をはじめとする、GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することを目的とする。/【EBPMアクションプランの政策目標】○2050年カーボンニュートラルに向けたGXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GX推進戦略):2030年度の温室効果ガス46%削減及び2050年カーボンニュートラルの国際公約の達成我が国のエネルギー需給構造の転換、さらには産業構造・社会構造の変革を通じ、日本経済の産業競争力強化・経済成長につなげていく。
現状・課題
既に欧米各国は国家を挙げた脱炭素投資への支援策、新たな市場やルール形成の取組を加速しており、GX に向けた脱炭素投資の成否が、企業・国家の競争力を左右する時代に突入している。周囲を海で囲まれ、すぐに使える資源に乏しい我が国では、脱炭素関連技術に関する研究開発が従来から盛んであり、日本企業が技術的な強みを保有する分野も多い。こうした技術分野を最大限活用し、GX を加速させることは、エネルギーの安定供給につながるとともに、我が国経済を再び成長軌道へと戻す起爆剤としての可能性も秘めている。民間部門に蓄積された英知を活用し、世界各国のカーボンニュートラルの実現に貢献するとともに、脱炭素分野で新たな需要・市場を創出し、日本の産業競争力を再び強化することを通じて、経済成長を実現していく必要がある。
事業の概要
我が国において中小企業を含めて高い産業競争力を有する形でGX分野の国内製造サプライチェーンを確立するため、水電解装置、浮体式等洋上風力発電設備、ペロブスカイト太陽電池、燃料電池、HVDCケーブル等に加えて、これらの関連部素材や製造設備について、世界で競争しうる大規模な投資を計画する製造事業者等、もしくは現に国内で生産が限定的な部素材や固有の技術を有する製造事業者等に対して、補助を行う。/【EBPMアクションプラン関連事業】:2050年カーボンニュートラルに向けたGXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GX推進戦略)
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 610.0億円 | - |
| 2024年度 | 548.0億円 | 5.1億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 610.0億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A株式会社博報堂 ほか
5.1億円
補助金執行事務局
株式会社博報堂
株式会社MAYA STAFFING
配分先ブロック Bデロイトトーマツコンサルティング合同会社 ほか
3.5億円
補助金執行事務局(委託先)
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
株式会社博報堂コンサルティング
株式会社博報堂プロダクツ
株式会社電算
株式会社ヴァリアス・ディメンションズ
配分先ブロック C株式会社Fides Policy&Strategy Consulting ほか
4,870万円
補助金執行事務局(再委託先)
株式会社Fides Policy&Strategy Consulting
デロイトトーマツアクト株式会社
コンビナート高度統合運営技術研究組合
株式会社ブロードフォームエンターテイメント
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
2050年カーボンニュートラル実現に向け、脱炭素と産業競争力強化・エネルギー安定供給を両立すべく、国内で大規模なGX投資を呼び込むために、政府としてGX経済移行債を原資とした大規模な予算を措置し、先行投資支援を行っているところ。GX予算の執行に当たっては、有識者の意見を踏まえて策定した「分野別投資戦略」に沿いつつ、GX2040ビジョン(2024年2月閣議決定)等に記載されている「投資促進策の執行原則」に従い、民間企業のみでは投資判断が真に困難であることなど、厳しい要件を設けて案件の精査を行っている。本事業においては、R6年度-10年度の5年間の国庫債務負担行為4,212億円のうち、補助金執行額は約2,200億円の見込み。これは、前述のとおり厳しい採択審査を行っているほか、内外の情勢変化に伴い投資環境が不透明となったことから、事業者の申請件数が想定件数を下回ったため。また、5年間の国庫債務負担行為の初年度である令和6年度予算額は548億円のうち、執行額は約5億円、執行率0.9%となっている。これは多額の予算を執行するにあたり、事業開始に伴う公募要領・交付規程等の精査、採択事業者の選定に時間を要したことから採択決定・交付決定が年度末になった結果、令和6年度は間接補助事業者への支出がなく、事務局経費のみの支出となっているためである。本事業は、GX製品の市場が成熟していない中で、リスクをとって投資を行うことを民間企業に求めているものであり、足下では執行率が低い状況ではあるものの、民間企業の大胆な投資を後押しする観点から引き続き予算措置を行いつつ、必要額を精査していく。なお、本事業の成果目標は、その達成により「EBPMアクションプラン」に記載されている内容に寄与するものとなっている。
改善の方向性
GX製品関連の国内投資件数を増加させるべく、支援対象となりうる事業者の発掘調査を行い、本事業の周知を図る。また、予算措置額の精査を行っていく。
外部有識者による点検
目標に対して達成率が低いものが散見される。どこにボトルネックがあるのかを検討する必要がある。中間アウトカムを設定する必要がある。
所見を踏まえた改善点・反映状況
GX予算は、民間だけでは真に投資判断が困難である野心的な目標を設定した事業についてのみ支援を行うこととしており、また、国による複数年度の大規模なコミットを表明することで、民間企業の投資を促している。こうした要件や仕組みに加え、他の補助事業に比べ、内外の情勢変化や市場環境変化を踏まえて民間企業が投資判断に至らない可能性が高い分野であることから、採択件数や投資等に着手した事業者数の目標値と実績に乖離が生ずることは一定程度やむを得ないと考えている。本事業においても、こうした要件を課した上で、複数年度にわたり国が事前にコミットを表明し民間企業と協働してきたが、予算要求時から市場環境の変化があり、採択件数や投資等に着手した事業者数の実績値が目標値を下回っている状況。他方、2050年に向けたカーボンニュートラル実現のために継続した取組が求められることも踏まえると、執行率の厳格な管理という目的のみで、GX予算を減額することは、将来の投資予見性を損ね、GX製品・サービスの市場が未成熟である状況下での企業の投資行動を抑制することにつながりかねない。このような状況を踏まえ、引き続き適切かつ効率的な執行に努める。また、点検結果を踏まえ、短期アウトカムと長期アウトカムのつながりをより効果的に検証できるよう、各分野ごとに中期アウトカムを設定した。
成果指標・目標値・実績値
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、大規模な投資等に着手する
測定指標:水電解装置分野に関して投資等に着手した事業者数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 12.0 | 3.0 | 25.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することを目指し、大規模な投資等を完了する
測定指標:水電解装置分野に関して投資等を完了し、製造・販売を開始した事業者数[単位: 件]
年度別データを表示(2028〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 7.0 | - | - |
水電解装置について、「日本関連企業(部素材メーカーを含む)の 水電解装置の導入目標15GW(2030年まで)」の達成に貢献する
測定指標:本事業により整備した設備による温室効果ガス削減貢献量[単位: 万トン]
年度別データを表示(2029〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2029年度 | 1200.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、大規模な投資等に着手する
測定指標:浮体式洋上風力発電分野に関して投資等に着手した事業者数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 4.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 7.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、2035年までの量産体制の構築について見通しを得る
測定指標:採択案件で計画されている合計国内供給能力(2035年度時点)[単位: 基]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 210.0 | - | - |
浮体式洋上風力発電設備について、洋上風力産業ビジョン(2020年12月)に掲げる国内調達比率60%目標(2040年まで)の達成に貢献する
測定指標:本事業により整備した設備による浮体式洋上風力設備製造実績[単位: 基]
年度別データを表示(2035〜2035年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2035年度 | 310.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、大規模な投資等に着手する
測定指標:ペロブスカイト太陽電池発電分野に関して投資等に着手した事業者数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 4.0 | 2.0 | 50.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、2030年までの早期のGW級の量産体制の構築について見通しを得る
測定指標:採択案件で計画されている合計国内供給能力(2030年度時点)[単位: GW]
年度別データを表示(2027〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 1.0 | - | - |
ペロブスカイト太陽電池について2030年までの早期にGW級の量産体制を構築
測定指標:ペロブスカイト太陽電池の国内供給能力[単位: GW]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 1.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、大規模な投資等に着手する
測定指標:燃料電池分野に関して投資等に着手した事業者数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 2.0 | 40.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、大規模な投資等を完了する
測定指標:燃料電池分野に関して投資等を完了し、製造・販売を開始した事業者数[単位: 件]
年度別データを表示(2027〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 1.0 | - | - |
燃料電池について、「水素消費量8万トン/年程度の普及(2030年まで)」の達成に貢献する
測定指標:本事業により整備した設備による温室効果ガス削減貢献量[単位: 万トン]
年度別データを表示(2029〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2029年度 | 60.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、大規模な投資等に着手する
測定指標:HVDCケーブル分野に関してGXサプライチェーン構築支援事業による投資等に着手した事業者数[単位: 社]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することをめざし、HVDCケーブルの製造体制の構築について見通しを得る
測定指標:採択案件で計画されている製造能力(2030年度時点)[単位: km]
年度別データを表示(2027〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 200.0 | - | - |
HVDCケーブルの製造能力を増強することで、長距離海底直流送電事業等におけるケーブルの敷設に貢献する
測定指標:設備投資支援により設備導入した工場におけるHVDCケーブルの製造能力[単位: km]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 200.0 | - | - |
ペロブスカイト太陽電池について2030年までの早期にGW級の量産体制を構築
測定指標:ペロブスカイト太陽電池の国内生産量[単位: GW]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 1.0 | - | - |
燃料電池について、「乗用車換算で80万台の普及(2030年まで)」の達成に貢献する
測定指標:燃料電池の製造能力[単位: 万基]
年度別データを表示(2029〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2029年度 | 2.0 | - | - |
水電解装置について、「日本関連企業(部素材メーカーを含む)の 水電解装置の導入目標15GW(2030年まで)」の達成に貢献する
測定指標:水電解装置の製造能力[単位: GW]
年度別データを表示(2029〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2029年度 | 15.0 | - | - |
浮体式洋上風力発電設備について、洋上風力産業ビジョン(2020年12月)に掲げる国内調達比率65%目標(2040年まで)の達成に貢献する
測定指標:本事業により整備した設備による浮体式洋上風力設備製造実績[単位: 基]
年度別データを表示(2035〜2035年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2035年度 | 210.0 | - | - |
本事業によるGXサプライチェーン構築に向けた製造拠点設備等の整備
測定指標:水電解装置分野の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 12.0 | 7.0 | 58.33333 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
本事業によるGXサプライチェーン構築に向けた製造拠点設備等の整備
測定指標:浮体式洋上風力発電分野の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 4.0 | 5.0 | 125.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
本事業によるGXサプライチェーン構築に向けた製造拠点設備等の整備
測定指標:ペロブスカイト太陽電池分野の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 4.0 | 2.0 | 50.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
本事業によるGXサプライチェーン構築に向けた製造拠点設備等の整備
測定指標:燃料電池分野の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 2.0 | 40.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
本事業によるGXサプライチェーン構築に向けた製造拠点設備等の整備
測定指標:HVDCケーブル分野の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社博報堂
脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(GXサプライチェーン構築支援事業)
4.0億円3費目 ▾
株式会社博報堂
脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(GXサプライチェーン構築支援事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 3.5億円 |
| 人件費 | 4,880万円 |
| 一般管理費 | 390万円 |
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
再委託契約
2.4億円2費目 ▾
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
再委託契約
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2.2億円 |
| 再委託費 | 1,580万円 |
株式会社Fides Policy&Strategy Consulting
再委託契約
3,230万円1費目 ▾
株式会社Fides Policy&Strategy Consulting
再委託契約
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 3,230万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。