2025年度当初予算
14.7億円
2024年度執行: 9.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
2050年カーボンニュートラルの実現のカギとなる蓄電池の産業競争力を向上させるため、蓄電池の製造及び導入に関わる事業環境の持続可能性の向上が不可欠。これを踏まえ、①サステナビリティに優れた蓄電池のエコシステムの整備、②蓄電池サプライチェーンを支える人材の育成・確保、③蓄電池の安全性・信頼性の確保に向けた環境整備を行う。
現状・課題
カーボンニュートラルに向けた世界的な潮流の中で、金融市場、政府、消費者、顧客企業等の様々なステークホルダーから、ライフサイクル全体での環境負荷の見える化が求められており、企業価値を左右する評価指標となりつつある。2021年6月には、コーポレート・ガバナンス・コード改訂により、金融市場において、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に沿った情報開示が求められるとともに、欧州においては、新電池規則によりカーボンフットプリント(CFP)が一定以上の製品に対する市場アクセス制限が導入されるなど、環境負荷の高い製品を市場から排除する動きが加速しつつあり、製品を海外で販売できない、調達できない、営業秘密情報を提出しないといけない、といった事態が我が国の企業の経営上の課題に波及するおそれがある。
事業の概要
(1)サステナビリティに優れた蓄電池のエコシステムの整備/サステナビリティの確保に向けた、蓄電池のカーボンフットプリントの実施ルールや認証方法等の検討、サステナビリティの確保に向けた取組に関連するデータを企業間で連携するためのデータ連携基盤の整備、蓄電池のリユースやリサイクルなど、エコシステムの社会実装等を支援する。/(2)蓄電池サプライチェーン全体を支える人材の育成・確保/蓄電池サプライチェーン全体での人材育成・確保に向けて、蓄電池関連業界で働く上で求められる能力の整理と客観的な能/力基準の整備等を行う。/(3)蓄電池の安全性・信頼性の確保/蓄電池の試験評価を通じて安全要件を可視化し、より一層高い安全性を有する蓄電池の導入時に活用できる評価指標を/構築し、安全な蓄電池の普及を促進する環境整備を後押しするとともに、蓄電池の競争力の向上を図る。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 14.7億円 | - |
| 2024年度 | 17.0億円 | 9.0億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 14.7億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック B一般社団法人低炭素投資促進機構
5.9億円
事務局業務(公募、採択審査、採択決定、交付決定事業の進捗管理、確定検査等における、各種資料、フォーマット等の準備や各事業者とのコミュニケーション、各種協議事項の初期検討業務)
一般社団法人低炭素投資促進機構
配分先ブロック C一般社団法人自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センターほか
5.4億円
蓄電池等の製品について、CFP等のサステナビリティに関するデータをサプライチェーン全体で共有するデータ連携の仕組みの整備に向けた開発・実証を行う。
一般社団法人自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター
株式会社野村総合研究所
株式会社dotD
株式会社ゼロボード
ゴイク電池株式会社
ヤマハ発動機株式会社
SOMPO Light Vortex株式会社
配分先ブロック D株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
1,650万円
事業に関する問い合わせ窓口設置、審査業務支援、確定検査支援等(除く企画・立案・業務管理)
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
直接ブロック Aアーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社ほか
3.1億円
蓄電池のカーボンフットプリント等のサステナビリティに係る調査・分析
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
一般財団法人 日本品質保証機構
株式会社B3
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
カーボンニュートラルに向けた世界的な潮流の中で、様々なステークホルダーから、ライフサイクル全体で環境負荷の見える化が求められている。また、欧州においては、早期に蓄電池のカーボンフットプリントに係る規制の導入が予定されている状況。当事業のアウトプットについて、先ずは、カーボンフットプリントの算定に係るユースケースを提供することができ、目標達成に向け測定指標は順調に推移していると考える。
改善の方向性
各事業が引き続き着実に実施され、効果が実現されるよう、適宜進捗を管理する。
外部有識者による点検
事業の短期的評価は難しいが、重要な事業であり、本省や事業実施先の役割の明確化や管理経費の低減が求められる。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本省・事業実施先の役割については交付要綱等でその役割を、管理経費については公募要領等で管理費率を定めており、確定検査において費用の妥当性を確認している。引き続き、事業実施先の役割の明確化や管理経費の低減等に、適切に事業を実施するよう取り組んでいく。
成果指標・目標値・実績値
実運用可能な1種類以上の蓄電池に関するユースケースをデータ連携基盤に実装することを目指す。
測定指標:データ連携基盤により提供されており、運用面での検証が行われた蓄電池に関するユースケースの数。[単位: 種類]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
実運用可能な複数のユースケースをデータ連携基盤に実装することを目指す。
測定指標:データ連携基盤により提供されており、運用面での検証が行われた製品に関するユースケースの数。[単位: 種類]
年度別データを表示(2024〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 1.0 | - |
| 2029年度 | 2.0 | - | - |
データ連携基盤を用いて、1種類以上の蓄電池に関するユースケースの提供が開始されることを目指す。
測定指標:データ連携基盤により提供が開始されたユースケースの数。[単位: 種類]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般社団法人低炭素投資促進機構
補助金の執行
5.9億円9費目 ▾
一般社団法人低炭素投資促進機構
補助金の執行
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 5.4億円 |
| 委託・外注費 | 1,760万円 |
| 人件費 | 1,660万円 |
| その他諸経費 | 450万円 |
| 補助員人件費 | 400万円 |
| 一般管理費 | 230万円 |
| 謝金 | 30万円 |
| 旅費 | 20万円 |
| 消耗品費 | - |
一般社団法人自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター
CFP/DDアプリの開発・実証・提供事業
2.9億円1費目 ▾
一般社団法人自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター
CFP/DDアプリの開発・実証・提供事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2.9億円 |
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
蓄電池のデュー・ディリジェンス、リユース・リサイクル、データ連係等に係る調査・分析
1.8億円2費目 ▾
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
蓄電池のデュー・ディリジェンス、リユース・リサイクル、データ連係等に係る調査・分析
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1.6億円 |
| 消費税及び地方消費税相当額 | 1,590万円 |
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
事業執行にかかる費用
1,650万円3費目 ▾
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
事業執行にかかる費用
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人権費 | 1,490万円 |
| 消費税 | 150万円 |
| 交通費 | 10万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。