GX分野のディープテック・スタートアップ支援事業
2025年度当初予算
300.0億円
2024年度執行: 410.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
GX分野における日本の関連技術ポテンシャルは大きいとの分析もある中、日本は、GX分野における社会実装段階で国際競争に劣後している状況。より幅広い技術シーズの早期実装に向けては、市場動向を踏まえた機動的な研究開発体制・リスクマネーへのアクセス等の観点から、スタートアップの活用が重要であると考えられる。/GX分野においては、技術シーズを元にスタートアップが生み出され、当該スタートアップが研究開発し社会実装を実現するまでに、需要面・資金調達面などの壁が存在していることから、こうした壁を解消することで、GX関連技術の早期実装を強力に後押しする。/【EBPMアクションプランの政策目標】○2050年カーボンニュートラルに向けたGXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GX推進戦略):2030年度の温室効果ガス46%削減及び2050年カーボンニュートラルの国際公約の達成我が国のエネルギー需給構造の転換、さらには産業構造・社会構造の変革を通じ、日本経済の産業競争力強化・経済成長につなげていく。
現状・課題
「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(令和5年6月16日)」や「GX2040ビジョン(令和7年2月18日)」等において、GX 関連分野におけるスタートアップ企業の研究開発・社会実装支援等を抜本的に強化するという方針が示されている。GX分野を含む研究開発を要するスタートアップ、いわゆる「ディープテック・スタートアップ」は、技術が確立するまでに長期の研究開発と大規模な資金を要し、事業化に向けて高いリスクに直面している。GXを含めて国際社会が多様かつ困難な社会的課題に直面する中、こうしたスタートアップの有する革新的な技術はこうした課題の解決に繋がり得るものであるとともに、革新的な技術に裏打ちされた新たな企業・産業の創出により我が国経済の成長を実現するポテンシャルを秘めている。こうしたことから、長期的視野をもって、事業化に向けた幅広い研究開発活動の支援をすることによって、GX分野のスタートアップに対する民間からの投資の拡大を促しつつ、GX分野のスタートアップの事業成長及びそれらが有する革新的な技術の確立・事業化・社会実装を加速させることが求められている。
事業の概要
以下の取り組みを行う。/(1)GX分野のディープテック・スタートアップ企業の社会実装に向けた一気通貫支援/ 技術及び事業の確立迄に多くの課題を抱えるGX分野のディープテック・スタートアップ等を対象に、複数年度にわたり、起業後から事業化段階まで一気通貫した支援を実施することで、GXの実現及びスタートアップエコシステムの発展を目指す。/(2)GX分野のフロンティア探索・育成/ GX分野における優れた技術の発掘・育成のため、フロンティアとされる技術領域において、領域単位での研究開発支援や懸賞金型による野心的な挑戦を喚起するとともに、伴走型での事業化支援を実施する。/(3)GX推進機構による出資支援/スタートアップ等が取り切れないリスクについて、リスク補完の観点から、脱炭素成長型経済構造移行推進機構(以下「GX推進機構」)がスタートアップ等向けに出資を実施することで、GX投資へのスタートアップ等の資金供給を後押しする。/【EBPMアクションプラン関連事業】:2050年カーボンニュートラルに向けたGXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GXへの投資(GX実現に向けた基本方針、GX推進戦略)
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 300.0億円 | - |
| 2024年度 | 410.0億円 | 410.0億円 |
| 2023年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 300.0億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
410.0億円
予算の管理、早期の技術の確立等に向けて研究開発等を実施するディープテック・スタートアップに対する補助、ディープテック・スタートアップに対するハンズオン支援の実施等。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
配分先ブロック B株式会社グリーンケミカルほか
2.3億円
研究開発等の実施
株式会社グリーンケミカル
株式会社3DC
株式会社NABLA Mobility
Planet Savers株式会社
株式会社FullDepth
株式会社マテリアルゲート
株式会社OOYOO
京都フュージョニアリング株式会社
ウミトロン株式会社
配分先ブロック C有限責任監査法人トーマツ
3,730万円
GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業等の公募プロセス高度化に向けた調査 等
有限責任監査法人トーマツ
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
GX分野のディープテック・スタートアップ支援事業(以下、本事業)は、令和6年3月29日より、「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業の公募(以下、GX事業)」を開始し、順次公募・採択・支援事業を開始すると共に、令和7年1月27日より「NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム及びフロンティア育成事業(以下、先導事業)」の公募のほか、令和7年3月18日より「GX分野のディープテック・スタートアップへの事業開発支援事業(以下、GX_UPP事業)」の公募を開始した(上記のうち、GX事業については10件の採択がなされ、先導事業及びGX_UPP事業については2025年6月現在審査中。) GX分野のスタートアップの育成本格化はこれからであるところ、GX分野で新たな技術の事業化を目指すスタートアップが果敢に挑戦を行うことができる環境が重要である中、各種支援制度を本格的に開始することで、GX分野のスタートアップの育成や社会実装の加速に向けて着実に支援を進めていく予定。
改善の方向性
GX分野のスタートアップは、国内でも近年増加傾向にはあるものの、成長途上のものも多い。このため、現在の支援案件については、更なる事業拡大のための伴走支援や、次の段階への支援を含めた各種支援施策への連携に繋げるほか、国内でのGXスタートアップの創出に向けて案件の掘り起こしを積極的に実施する。
外部有識者による点検
非常に重要な事業でありまだ短期的な成果評価になじみにくいが、対象事業(企業)選定プロセスの明確化や一定期間ごとの精密な事業評価を期待する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
2050年のカーボンニュートラルに向けて、GX分野のディープテック・スタートアップの有する技術の社会実装の意義は高く、長期的にGXスタートアップ・エコシステムの形成や10年で150兆円の官民GX投資の実現を目指すとともに、短期的には投資案件創出のための案件相談件数や、支援したスタートアップが更なる事業拡大のために次シリーズでの資金調達割合を設定しており、適切な事業評価を実施していく。
成果指標・目標値・実績値
支援終了後1年以内に、次シリーズでの資金調達を実施した者の割合を5割以上にする。
測定指標:資金調達を行うことができた者の割合[単位: %]
年度別データを表示(2027〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 50.0 | - | - |
商用生産等のための資金調達又は商用生産等開始に至った者の割合を5割を目指す。
測定指標:支援した事業者が、資金調達を行うことができた者の割合又は商用生産等開始(製品・サービスを実用化した割合)に至った者の割合。[単位: %]
年度別データを表示(2028〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 50.0 | - | - |
GXの推進及びスタートアップ・エコシステムの推進
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
民間金融のみでは実現できない潜在的なGX関連の投融資案件の拡大
測定指標:累積相談件数[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 89.0 | - | - |
| 2026年度 | 109.0 | - | - |
GX投資に係るファイナンス環境の円滑化に向けた、債務保証や出資等の金融支援
測定指標:債務保証や出資の金融支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
| 2026年度 | 5.0 | - | - |
10年で150兆円の官民GX投資の実現に向け、債務保証や出資の金融支援案件の組成を通じて、CO2の排出削減を実現するとともに、GX技術の社会実装に関する2〜3兆円の民間投融資実績を創出
測定指標:支援を通じて実現した民間投融資実績[単位: 兆円]
年度別データを表示(2050〜2050年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2050年度 | 150.0 | - | - |
GXスタートアップ政策への活用件数(調査で得られた知見が政策検討で活用された件数)
測定指標:件数[単位: 件]
定量的な目標値・実績値は確認できません
GX分野のスタートアップが取り組む研究開発を30件支援する
測定指標:支援数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 51.0 | 10.0 | 19.60784 |
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
GXビジネスの案件組成に向けた、GX技術や制度、排出権取引や化石燃料賦課金等のカーボンプライシング構想等、関連情報の共有収集・発信
測定指標:セミナー・研究会等での情報発信実績[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 12.0 | - | - |
| 2026年度 | 12.0 | - | - |
GX分野における有望な最先端技術を有するディープテック・スタートアップのマッピング
測定指標:件数(分野数)[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
交付金の交付
410.0億円3費目 ▾
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
交付金の交付
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 繰越 | 407.2億円 |
| 交付金 | 2.3億円 |
| 事業費管理費 | 4,900万円 |
株式会社グリーンケミカル
非可食バイオマス由来樹脂の工業生産技術の実証事業
5,180万円4費目 ▾
株式会社グリーンケミカル
非可食バイオマス由来樹脂の工業生産技術の実証事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 2,180万円 |
| 労務費 | 1,390万円 |
| 委託費・共同研究費 | 1,370万円 |
| 機械装置等費 | 240万円 |
有限責任監査法人トーマツ
ディープテック・スタートアップ支援事業等の公募プロセス高度化に向けた調査
3,660万円3費目 ▾
有限責任監査法人トーマツ
ディープテック・スタートアップ支援事業等の公募プロセス高度化に向けた調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 労務費 | 3,080万円 |
| 消費税及び地方消費税 | 330万円 |
| 間接経費 | 250万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。