2025年度当初予算
1.1億円
2024年度執行: 1.1億円
事業の目的
貧困国や感染地域等で使用するために日本製の結核診断機器や結核治療薬の購入・提供を行うことで、我が国への結核の流入が抑制され、我が国の安全保障を確保する。
現状・課題
結核は、2023年に世界中で推定1,080万人が発症し、推定125万人が亡くなっている感染症であり、特に最近は「HIV感染合併結核」や「多剤耐性結核」などの問題が浮上している。「持続可能な開発目標」(SDGs)にて「2030年までに、結核を終息させる」ことを掲げている。/また、薬剤耐性菌(AMR)が世界的に増加する中、「多剤耐性結核」は、AMRの主要な死因の一つであり、2017年ベルリンG20保健大臣会合においてAMR問題の主要な脅威の一つであることが認識されて以来、AMR問題の中核として扱われている。/日本では結核低まん延国の水準を達成しているが、国際課題としては現在も関心が高いものである。
事業の概要
世界抗結核薬基金(GDF)への拠出を通じて、貧困国や感染地域等で使用するために日本製の結核診断機器や結核治療薬の購入・提供を行い、世界の結核対策に日本の抗結核技術が貢献するようにする。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1.1億円 | - |
| 2024年度 | 1.1億円 | 1.1億円 |
| 2023年度 | 1.1億円 | 1.1億円 |
お金の流れ(ノード図)
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
支出先詳細
世界抗結核薬基金(GDF)
1.1億円検査機器や治療薬の購入
世界抗結核薬基金(GDF)
行政事業レビュー推進チームの所見
世界抗結核薬基金(GDF)への拠出を通じて、世界の結核対策に日本の抗結核技術が貢献する事業であるが、国際貢献を測る指標に加え、日本に裨益する指標を設定できないか検討すること。特に点検結果で「日本企業製品の推進」について記載されていることから、定量的・定性的双方で評価可能な方法がないかご検討いただきたい。
事業所管部局による点検・改善
本事業を通じて、貧困国や感染地域等に対して検査機器や日本企業の開発した治療薬を提供できているため、日本企業製品の推進ができている。また、効果的な結核対策が進むことで結核の脅威が高い地域での流行が封じ込められ、結果的に我が国への結核の流入が抑制され、我が国の安全保障を確保することができる。
改善の方向性
予算がより有効に活用されるよう、引き続き、理事会等の場における予算編成・執行にかかる議論に積極的に参画し、我が国の拠出金が適切に執行されるよう求めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
国際貢献を測る指標、日本に裨益する指標、定量的・定性的双方で評価可能な方法を検討する。
2023年から2027年の5年間で、世界で最⼤4,500万⼈が結核予防治療を受けられるようにする。
測定指標:治療を受けた結核患者の数(実績は2018年以降の累計)[単位: 万人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 3000.0 | 1550.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
世界抗結核薬基金(GDF)
世界抗結核薬基金(GDF)の実施する結核対策に対する拠出。
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 1.1億円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 51.66667 |
| 2023年度 | - | 2020.0 | - |
| 2024年度 | - | 2490.0 | - |
| 2027年度 | 4500.0 | - | - |
2015年の基準値と比較して結核による死亡者数を2030年までに90%減らす。
測定指標:2015年と比較した、結核による死亡者数の減少割合[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 19.0 | - |
| 2023年度 | - | 23.0 | - |
| 2024年度 | - | 29.0 | - |
| 2025年度 | 75.0 | - | - |
| 2030年度 | 90.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
世界抗結核薬基金(GDF)が検査機器、治療薬を貧困国や感染地域等に提供する。
測定指標:検査機器や治療薬を提供した国の数※~2023年:新規多剤耐性結核治療薬であるデラマニドを貧困国や感染地域等に供給。※2024年~2025年:遠隔地を含む地域で、携帯型小型X線撮影装置による検診の促進及び技術の展開。https://www.stoptb.org/introducing-new-tools-project/ultra-portable-digital-x-ray-systems[単位: 国数]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 36.0 | 36.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2023年度 | 41.0 | 41.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています