潜在的に支援が必要なこどもをプッシュ型・アウトリーチ型支援につなげるこどもデータ連携の取組の推進
2025年度当初予算
-
2024年度執行: 3.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、地方自治体において、個々のこどもや家庭の状況や利用している支援等に関する福祉・保健・教育などの情報・データを分野を越えて連携させることを通じて、個人情報の適正な取扱いを確保しながら、支援が必要なこどもや家庭を把握し、プッシュ型・アウトリーチ型の支援につなげる「こどもデータ連携」の取組を推進することで、こどもや家庭が抱える虐待、貧困、不登校・いじめ、ヤングケアラー等といった様々な困難の解消や緩和、予防を目指すものである。/令和8年度以降は、こどもの成長を見守ることを目的に、これまで個別に管理されてきた福祉分野と教育分野のデータを連携させることで、こども一人ひとりに応じた教育・保育、保健、療育、福祉を届けられるデータ連携基盤の構築を目指す。
現状・課題
こどもを取り巻く環境は、貧困・虐待などますます厳しさを増している一方、困難を抱えるこどもや家庭ほどSOSを発することが難しいこと等から、「こども政策の新たな推進体制に関する基本方針」においても、プッシュ型・アウトリーチ型支援の重要性が指摘されている。/一方で、地方公共団体においては、教育や福祉など各種の情報・データが分野ごとに分散管理されていることが多く、こどもや家庭の状況を多角的・総合的に把握しづらいという課題がある。こうした状況を解消し、困難を抱えているこどもや家庭の把握に努め、確実に支援につなげていく必要がある。
事業の概要
・地域の中で支援が必要なこどもを見落とすことのない仕組みを整える。/地方公共団体において、潜在的に支援が必要なこども・家庭を把握し、プッシュ型・アウトリーチ型の支援に接続する仕組みを構築する。//・実施内容は、こどもデータ連携に実証的に取り組む意欲のある地方公共団体を募り実証事業に取り組むことで、その成果やこどもデータ連携を推進するにあたってのポイント・課題等を把握すること及び、それらの実証で得た知見も基にして、こどもデータ連携に取り組む地方公共団体が参照できるガイドラインを策定し、令和7年度は事例集を公開予定。/デジタル庁における令和4年度の取組の成果・蓄積を引き継ぎ、令和5年度より実証事業を開始しており、令和5年度は14団体、令和6年度は10団体、令和7年度は11団体で実証事業を行う。//・令和8年度は、「こどもデータ連携システムの整備に向けた調査研究」を開始予定。/潜在的に支援が必要なこどもや家庭の早期把握など、こどもデータ連携の必要性および有効な利用範囲(市内の関係部局や関係団体等)について調査・整理する。/上記検討を踏まえて、関係部局や関係団体等による当該児童・家庭に対する情報の共有が可能となるデータ連携基盤(SaaSを想定)の在り方について整理し、その要件定義を検討する。さらに、必要な法整備についても整理・検討を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 3.8億円 |
| 2023年度 | - | 10.7億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
直接ブロック A野村総合研究所
3.5億円
「こどもデータ連携実証事業の実施及び検証」の委託実施
株式会社野村総合研究所
直接ブロック B株式会社EYストラテジー・アンド・コンサルティング
3,190万円
「ガイドライン策定の検討会」の委託実施
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き、必要な予算額を確保し、適正な執行に努めること。
事業所管部局による点検・改善
2024年度は、前年度より継続して地方公共団体における実証事業を実施し事業の有効性は一定得られたものの、より多くの団体に取組を波及させていくための課題が明らかとなった。主な課題は、制度・法整備の必要性と自治体への経済的支援が必要であり、それらを解決していくために必要なアクティビティを検討した。また、長期アウトカムにおいて供給者目線での設定となっていた点を受益者目線での内容に修正の検討を行った。
改善の方向性
従来の自治体手上げ式を基にした取組支援だけでなく、全国共通のデータ連携基盤の構築等を検討するための調査事業を行い、自治体のシステム構築における負荷軽減および自治体の参画数増加のための施策を進める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、予算額の確保及び適正な執行に努める。
成果指標・目標値・実績値
地方公共団体におけるこどもデータ連携の取組への参画
測定指標:地方公共団体における本取組への参画及び実証事業への参画数[単位: 団体]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 14.0 | 14.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 30.0 | 10.0 | 33.33333 |
| 2025年度 | 10.0 | 11.0 | 110.0 |
全国共通のこどもデータ連携基盤の構築
測定指標:全国共通のこどもデータ連携基盤が整備され、地方公共団体において円滑なデータ連携が可能になる
定量的な目標値・実績値は確認できません
こどもや家庭が抱える虐待、貧困、不登校・いじめ、ヤングケアラー等といった様々な困難の解消、緩和、予防等への支援
測定指標:プッシュ型・アウトリーチ型支援により困難の解消、緩和、予防等への支援に接続した数
定量的な目標値・実績値は確認できません
こどもデータ連携の対象となったこどもたちの状況が改善され、安心できる状態が継続されている
測定指標:基本連携データ項目における該当数
定量的な目標値・実績値は確認できません
こどもデータ連携のガイドラインの作成
測定指標:地方公共団体がこどもデータ連携の取組を進めるために活用するガイドラインを作成する[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
こどもデータ連携の取組好事例集の作成
測定指標:地方公共団体がこどもデータ連携の取組を進めた好事例集を作成する[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
推進するにあたって必要な法整備および共通基盤の在り方について検討会を通じた論点整理を実施
測定指標:検討会の回数[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 5.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社野村総合研究所
こどもデータ連携実証事業の実施及び検証(令和6年度)
3.5億円3費目 ▾
株式会社野村総合研究所
こどもデータ連携実証事業の実施及び検証(令和6年度)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託費 | 2.4億円 |
| 業務受諾費 | 1.1億円 |
| 直接経費 | 20万円 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
こどもデータ連携についての調査研究(令和6年度)
3,190万円1費目 ▾
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
こどもデータ連携についての調査研究(令和6年度)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務受諾費 | 3,190万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。