2025年度当初予算
3,460万円
2024年度執行: 3,070万円
事業の目的・概要
事業の目的
経済学、法学等の外部の研究者・実務家が参画する競争政策研究センター(CPRC)における、競争法・競争政策上の先端的な課題等に関する研究活動及び研究成果に係る情報発信により、公正取引委員会における競争政策に関する理論的・実証的基礎の強化、及び事業者等における競争法・競争政策の定着を行うとともに、これらの取組の成果も踏まえつつ、社会経済の構造変化・価値変容やビジネス戦略等の動向がもたらす競争政策上の中長期的政策課題に対応する企画立案を行うこと。
現状・課題
競争法の運用や競争政策の企画・立案・評価は経済学等に理論的・実証的基礎を置くところ、ビジネス環境の変化に伴い新たな競争法・競争政策上の課題が生じてくる中で、理論的・実証的基礎を強化する等して先端的な課題や中長期的な課題等に適切に対処していくことが常に求められる。また、事業者、実務家等における競争政策に係る理解の定着及び増進につながるよう研究成果の継続的な情報発信が求められる。
事業の概要
①事業者、法曹等の実務家における競争政策に係る理解の増進を図るとともに、競争政策に係る先端的な課題等に関する議論・検討を深めるための公開のシンポジウム・セミナーの開催、②競争政策上の諸課題について議論を行うための検討会の開催、③先端的な課題等について、職員及び学識経験者等との議論を経て執筆する論考(ディスカッション・ペーパー(DP))の発表、④事業者、実務家、内外の研究者による講演会等の開催を行う。さらに、⑤これらの取組の成果を踏まえつつ競争政策上の中長期的政策課題に対応する企画立案を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3,460万円 | - |
| 2024年度 | 3,900万円 | 3,070万円 |
| 2023年度 | 4,930万円 | 2,970万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック D株式会社日本総合研究所ほか
1,670万円
中長期的政策に対応する企画立案のための情報収集等
株式会社日本総合研究所
株式会社イデア・プランニング
株式会社第一文眞堂
マネーフォワードケッサイ株式会社
株式会社クリムゾンインタラクティブ・ジャパン
個人A
株式会社ぎょうせい
国立大学法人東京大学(大学院法学政治学研究科・法学部)
㈱川村インターナショナル
麹町税務署
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)60万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック B有識者(株式会社霞が関トラベルほか)
730万円
公開のシンポジウム・セミナーへの出席等
株式会社霞が関トラベル
個人A
個人B
麹町税務署
個人C
個人D
個人E
個人F
個人G
個人H
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)130万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック Aイイノホール株式会社ほか
600万円
公開のシンポジウム・セミナーの開催に必要な同時通訳、備品の調達/競争政策上の諸課題に関する研究活動に必要な参考資料の調達等
イイノホール株式会社
株式会社ABELON
株式会社日経BPマーケティング
株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント
株式会社サイマル・インターナショナル
株式会社日本経済新聞社
株式会社川村インターナショナル
株式会社至誠堂書店
株式会社Swimmy
UQコミュニケーションズ株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)10万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック E職員Aほか
40万円
ヒアリング
職員A
職員B
職員C
職員D
個人E
直接ブロック C職員(職員Aほか)
30万円
公開のシンポジウム・セミナーへの出席等
職員A
職員B
職員C
職員D
職員E
職員F
職員G
職員H
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
【官房参事官】・貴重な研究活動が行われているので、引き続き、職員の関心の向上及び理解促進に努めるとともに、外部向けにも研究成果の情報発信の強化に努めてもらいたい。・CPRCに属する研究官(学者)の業務満足度の確認も、今後の事業改善のヒントになり得るのではないか。・CPRCネットワークの拡大や理論強化のために予算を十分活用することも大切と考える。
事業所管部局による点検・改善
【官房参事官】○各種セミナーの実施について、令和6年度の点検結果としては、テーマや議題の選定の効率化・ニーズへの対応に改善の余地がみられていたが、「ホライズン・スキャニング」と称した情報収集活動を踏まえて各種セミナーのテーマを選定することにより、社会や職員のニーズにより的確に応えることができるようにした。○内部向け講演会について、令和6年度の点検結果としては参加する職員の固定化がみられていたが、参加者の属性(役職、所属等)は講演テーマにより変動する傾向が見られることから、多様な属性の職員が参加できるよう、職員からの意見も取り入れ、様々な視点でテーマを選定した結果、参加者数が増加した。多様な属性の職員の更なる参加を得られるよう、引き続き方策を検討する必要がある。○内部向け講演会において多様な属性の職員から活発に質問が行われるよう、上記のとおり様々な視点でテーマを選定した結果、関心のある職員からの質問を得ることができた。また、質問方法についても、質問者が直接質問する以外にも、チャットでの匿名の質問を取り入れたところ、一定の成果が見られた。しかし、未だ質問者の属性には偏りが存在している。具体的には、係員や係長級の若手職員からの質問が少ないことから、 CPRCの研究内容に対する職員の関心の向上及び研究成果に関する職員の理解の増進については更なる向上の余地があると考えられるため、若手職員の質問を引き出すことで、多様な属性の職員から活発に質問が行われるよう改善の必要がある。○毎月1回程度、対面(オンラインとのハイブリッド開催)の内部向け講演会を開催することによって、所長・主任研究官の来庁の機会を確保するとともに、職員と所長・主任研究官等と職員が気兼ねなく相談等できるような環境を作ったが、所長・主任研究官等との意見交換等を活用する課室が固定化しているなど、CPRCの有するネットワークが一層活用されることで、公正取引委員会における競争政策に関する理論的・実証的基礎の強化の向上の余地が残されている。○「公開のシンポジウム・セミナー」の開催時期が特定時期に近接したため、参加希望者が参加しにくかった可能性がある。【経取企画室】社会経済の構造や事業者のビジネス戦略等の状況が変化・複雑化する中で、今後の社会経済の方向性を見通すことがこれまで以上に困難になってきているところ、アドバイザリー業務において外部専門家の知見を活用するなど、情報収集活動を拡大したが、多様なステークホルダーからの情報収集をより一層効果的に行えるよう、引き続き方策を検討する必要がある。
改善の方向性
【官房参事官】○内部向け講演会への多様な属性の職員の参加を得られるよう、引き続き、ホライズン・スキャニングの活用や幅広く職員からの意見を取り入れ、様々なテーマで実施する。○多様な職員から活発に質問が行われるよう、質問が少ない若手職員を対象として、内部向け講演会を開催するなどの施策を検討・実施する。○引き続き、毎月1回程度、対面(オンラインとのハイブリッド開催)の内部向け講演会を開催することによって所長・主任研究官の来庁の機会を確保するとともに、所長、主任研究官を含むCPRCの有するネットワークの周知及び積極的な利用の呼びかけを職員に対して行う。○令和7年度前半に1回目の「公開のシンポジウム・セミナー」を開催し、以降の「公開のシンポジウム・セミナー」についても早期に、開催時期・テーマ・登壇者等の検討に着手することで開催時期が特定時期に近接することを回避し、参加希望者が参加しやすいようにする。【経取企画室】中長期的な課題の整理・分析のためには、これまで行ってきた競争法学者へのヒアリングや海外当局・国際機関の文献調査等といった情報収集活動の更なる拡大・充実が考えられる。例えば、海外当局に直接ヒアリングを実施すること、事業者(個別事業者、事業者団体等)、消費者(一般消費者、消費者団体等)、経済学者・経営学者、弁護士といった独占禁止法の専門家に限らない多様なステークホルダーから、競争政策や独占禁止法に関する意見を幅広くかつ細かく把握するための情報収集活動を行うことや、関連分野の学術論文等からの情報収集を行うことが考えられる。このような性質の異なるアプローチを組み合わせることによって、独占禁止法の改正等に向けた、社会経済の変化に対応した課題の整理・分析が可能になると考えている。
所見を踏まえた改善点・反映状況
・研究活動の成果であるディスカッションペーパーについて、発信強化について検討する。CPRCイベントへの参加頻度が低い職員の参加を促すために、引き続き、様々なテーマを選定するほか、CPRCイベントの意義、事務総局における位置づけを明確にするとともに、職員に参加のインセンティブを付与し得るか検討する。・CPRCでの研究に参画していただいている研究者に、研究に参画するメリットや不満点(情報発信の強化の是非を含む)をヒアリングし、研究者にとって魅力的なCPRCの在り方を検討する。・CPRCネットワークの拡大や理論強化という視点も交え、各種イベントの登壇者や開催方法等を検討する。また、予算の執行に当たっては、CPRCネットワークの拡大や理論強化のため、各種イベント等での支出の必要性やディスカッションペーパー執筆の謝金の見直しなどを検討し、引き続き関係部署には理解を求めていくことしたい。
成果指標・目標値・実績値
CPRCの研究内容に対する職員の関心の向上及び研究成果に関する職員の理解の増進、並びに事業者等による競争法・競争政策に係る理解・関心の向上
測定指標:公開のシンポジウム・セミナーにおける競争法・競争政策について参加者の理解・関心が向上した割合[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 85.0 | 92.0 | 108.23529 |
| 2022年度 | 85.0 | 87.0 | 102.35294 |
| 2023年度 | 85.0 | 87.0 | 102.35294 |
| 2024年度 | 85.0 | 88.0 | 103.52941 |
| 2025年度 | 85.0 | - | - |
公正取引委員会における競争政策に関する理論的・実証的基礎の強化、及び競争政策上の中長期的政策課題の対応に向けた企画立案並びに事業者等における競争法・競争政策の定着
測定指標:--
定量的な目標値・実績値は確認できません
①公開のシンポジウム・セミナーの開催、②検討会報告書の公表、③ディスカッション・ペーパーの公表、及び④内部向け講演会の開催、並びに⑤中長期的政策課題の対応に向けた企画立案
測定指標:公開のシンポジウム・セミナーの開催回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 3.0 | 4.0 | 133.33333 |
| 2022年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社日本総合研究所
新たな競争政策の在り方に関するアドバイザリー業務の委託
1,330万円1費目 ▾
株式会社日本総合研究所
新たな競争政策の在り方に関するアドバイザリー業務の委託
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 経済実態等調査費 | 1,330万円 |
株式会社霞が関トラベル
公開のシンポジウム・セミナーにおける講演に係る旅行代理業務の委託
190万円1費目 ▾
株式会社霞が関トラベル
公開のシンポジウム・セミナーにおける講演に係る旅行代理業務の委託
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委員等旅費 | 190万円 |
イイノホール株式会社
イベント会場の調達
90万円1費目 ▾
イイノホール株式会社
イベント会場の調達
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 経済実態等調査費 | 90万円 |
職員A
国内出張
10万円1費目 ▾
職員A
国内出張
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 職員旅費 | 10万円 |
職員A
競争政策研究センターに関する意見交換等
-1費目 ▾
職員A
競争政策研究センターに関する意見交換等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 職員旅費 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。