2025年度当初予算
-
2024年度執行: 499.4億円
事業の目的・概要
事業の目的
観光地の顔となる宿泊施設を中心とした、地域一体となった面的な観光地再生・高付加価値化について、自治体・観光地域づくり法人(DMO)等による観光地再生に向けた地域計画の作成や同計画に基づく改修事業等を強力に支援するもの。/観光産業のポストコロナの反転攻勢につなげるための取組を強力に支援するもの。
現状・課題
観光地は近年、観光地全体の活力低下(入込客数の減少、収益の低下、投資の停滞による施設の陳腐化や廃屋等の放置)といった課題があり、それに加えてコロナ禍による旅行需要消失という課題がある。/そのため本事業を活用し、観光地の再生・高付加価値化を行い、地域全体の魅力と収益力を向上していく必要がある。
事業の概要
ポストコロナの観光業の力強い成長のため、地域経済に裨益する宿泊施設を核とした観光地再生・高付加価値化に向けた取組を強力に後押しすることで、地域全体の魅力と収益力の向上を図る。/具体的には、自治体・観光地域づくり法人(DMO)等による地域計画策定について伴走支援(事務局による専門家派遣等を通じた地域全体の課題整理・協議体運営サポート等)を実施し、当該計画に基づいて宿泊施設改修や廃屋撤去等といった観光地再生に資する個別事業支援を実施する。また、交通事業者が、地域の観光資源とタイアップし、観光イベントの実施、車両等の観光資源化・関連施設の高品質化等により、地域の集客力とアクセス性の向上を両立しつつ、地域観光の高付加価値化を目指す事業の取組について支援を行い、観光地の魅力向上と交通事業者の高品質化の両立を図る。/※本事業はR4年度補正 国庫債務負担行為500億円(令和6年度~令和8年度)を計上。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | - | 499.4億円 |
| 2023年度 | - | 776.2億円 |
| 2022年度 | - | 769.4億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A株式会社博報堂
499.4億円
観光拠点再生計画等に基づく事業支援等の業務
株式会社博報堂
配分先ブロック B株式会社エスアールケイほか
478.7億円
地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業
株式会社エスアールケイ
森トラスト株式会社
東川町
株式会社伊東園ホテルズ
株式会社第一寶亭留
株式会社長崎スカイホテル
薫風投資株式会社
H.I.S.ホテルホールディングス株式会社
株式会社蔵王カンパニー
鶴雅リゾート株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)448.2億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック C株式会社博報堂プロダクツほか
20.7億円
観光拠点再生計画の策定支援等
株式会社博報堂プロダクツ
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
株式会社JTB
株式会社北陸博報堂
株式会社オリエンタルコンサルタンツ
株式会社松田平田設計
株式会社九州博報堂
株式会社東北博報堂
株式会社wondertrunk&co.
株式会社博報堂関西支社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)3.3億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
令和7年度をもって事業終了予定。地域一体で面的な再生を図るための支援を行う本事業については、施策目標の達成状況や事業成果・課題を検証し、今後同様の事業を行うにあたって有効活用されるよう努めるべき。
事業所管部局による点検・改善
事業内容はコロナ禍で苦しんできた宿泊業者をはじめとする観光産業のポストコロナの反転攻勢につなげるための取組を強力に支援するといった目的に照らして妥当であり、引き続き適切に事業を実施している。各地域において自治体やDMO・民間事業者等が連携して地域が観光地を再生するための計画作りを支援したうえで、国として支援すべき計画を選定するため、引き続き知見・採択の両面において国が実施することが妥当である。
改善の方向性
観光産業のポストコロナの反転攻勢につなげ、地域一体で面的な再生を図るため、地域が一体となって再生できるような取組を強力に支援するといった目的を達成するよう、引き続き適切な事業の実施に努める。観光産業の強化という政策目的の達成のため、引き続き適切な事業の実施に努める。
外部有識者による点検
当初は,地方公共団体によるまちづくりなど,公共投資への補助かと思ったのだが,民間事業者への補助であった.その内容(https://www.mlit.go.jp/page/content/001732283.pdf)を見ると,個々の投資補助などよりも,補助金申請の支援や審査事務などの業務に,数億から十億円単位の税金が投じられている点が気にかかる.たとえば,ポータルサイトの作成経費として1,500万円が計上されていたため,実際のサイト(https://kankosaisei-chiiki.net/)を確認したが,価格に比して,画像やPDFを貼り付けただけの簡素な構成であった.こうした税金の使われ方について,納税者の理解が得られるのだろうか.2022年にもレビューを受けているようだが,コロナ禍直後(当時)と現在とでは,おのずと見る目がかわる.わたしの誤解があるのかもしれないが,平静な気持ちでは受け止められなかった.
所見を踏まえた改善点・反映状況
観光産業のポストコロナの反転攻勢につなげ、地域一体で面的な再生を図るため、地域一体となって再生できる取り組みを強力に支援を行い、事業終了時点において施策目標の達成状況や事業成果・課題を検証し、今後の事業の検討において有効活用していく。
成果指標・目標値・実績値
本事業を活用し、宿泊施設の高付加価値化を実現することにより宿泊単価が上昇する。
測定指標:宿泊施設の高付加価値化を実施することにより宿泊単価が上昇した地域[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 190.0 | 201.0 | 105.78947 |
| 2024年度 | 190.0 | 202.0 | 106.31579 |
| 2025年度 | 190.0 | - | - |
本事業を活用し、廃屋撤去・観光施設改修等を実施することにより来訪客数が増加する。
測定指標:廃屋撤去・観光施設改修等を実施することにより来訪客数が増加した地域[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 190.0 | 42.0 | 22.10526 |
| 2024年度 | 190.0 | - | - |
| 2025年度 | 190.0 | - | - |
宿泊施設の宿泊単価が上昇した結果、各宿泊事業者の従業員給与単価が上昇する。
測定指標:宿泊施設の高付加価値化を実施した地域で、従業員給与単価が上昇した地域数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 122.0 | 114.0 | 93.44262 |
| 2024年度 | 145.0 | - | - |
| 2025年度 | 167.0 | - | - |
| 2026年度 | 190.0 | - | - |
観光地及び観光施設等の来訪者数が増加した結果、観光消費額の単価が増加する。
測定指標:廃屋撤去及び観光施設改修等を実施した地域で、観光消費額の単価が増加した地域数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 122.0 | 45.0 | 36.88525 |
| 2024年度 | 145.0 | - | - |
| 2025年度 | 167.0 | - | - |
| 2026年度 | 190.0 | - | - |
地域等が策定した「地域計画」に基づき、観光拠点の再生を支援
測定指標:地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業を実施する地域のうち、宿泊施設の高付加価値化を行う地域数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 100.0 | 138.0 | 138.0 |
| 2023年度 | 190.0 | 170.0 | 89.47368 |
| 2024年度 | 190.0 | 202.0 | 106.31579 |
| 2025年度 | 190.0 | - | - |
地域等が策定した「地域計画」に基づき、観光拠点の再生を支援
測定指標:地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業を実施する地域のうち、廃屋撤去、観光施設改修等を行う地域数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 100.0 | 129.0 | 129.0 |
| 2023年度 | 190.0 | 154.0 | 81.05263 |
| 2024年度 | 190.0 | 183.0 | 96.31579 |
| 2025年度 | 190.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社博報堂
観光拠点再生計画等に基づく事業支援
478.7億円1費目 ▾
株式会社博報堂
観光拠点再生計画等に基づく事業支援
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 間接経費 | 478.7億円 |
株式会社博報堂プロダクツ
優良事例集制作に係る業務
4.3億円1費目 ▾
株式会社博報堂プロダクツ
優良事例集制作に係る業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託・外注費 | 4.3億円 |
株式会社エスアールケイ
地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業
3.8億円1費目 ▾
株式会社エスアールケイ
地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 3.8億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。