2025年度当初予算
5.0億円
2024年度執行: 6.3億円
事業の目的
モントリオール議定書キガリ改正により我が国では2036年までに代替フロン(HFC)の生産・消費量を基準年比85%まで削減する義務があり、さらに2050年カーボンニュートラルでは排出を全体としてゼロにすることが求められているところ、代替フロンに代わるグリーン冷媒及び対応機器の技術開発と社会実装の加速が急務。本事業ではグリーン冷媒の負の側面(安全性、性能低下)を認識した上で、有望な冷媒候補の選定と特性評価、国際規格化・標準化、及び製品化を目的とする。
現状・課題
地球温暖化係数(GWP)が150程度の冷媒が実用化されている分野も一部あるが、キガリ改正の削減義務達成のためには、GWP10以下で家庭用・業務用エアコンにも適するHFO系混合冷媒の開発が不可欠である。しかし、GWP10以下の混合冷媒及び適用機器の実用化に向けた開発は、機器メーカー、冷媒メーカーともに開発の困難性や事業化のリスクにより停滞している。安全性・省エネ性とともに一段高い目標の低温室効果を満たす冷媒開発と、その後の民間企業が担う機器開発への迅速なシフトが必要である。
事業の概要
(1)新たな混合冷媒及びその適用技術の評価/代替冷媒候補がなく、かつ市場波及効果が大きい家庭用エアコンや業務用エアコン等をターゲットに、我が国企業が強みを有するHFO系冷媒を用いた低GWP混合冷媒の組成の早期絞り込み、冷媒の物性及び機器適用時の安全性・性能等の評価を行う。これを踏まえ、新たな混合冷媒の共通基盤を完成させることにより、民間企業の機器開発を後押しする。/(2)次世代冷媒適用機器の開発/次世代冷媒への代替が困難な分野において、省電力化の維持・向上を前提としつつ、冷凍空調機器の高度化開発等を支援する。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 5.0億円 | - |
| 2024年度 | 5.0億円 | 6.3億円 |
| 2023年度 | 5.0億円 | 5.0億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
委託事業については、冷媒評価及び自己分解反応研究にかかる実験を進めており、助成事業については、低GWP冷媒の特性を踏まえた機器の効率向上のための技術の研究開発を着実に実施している。また、NEDO等のマネジメントの下に、必要な研究開発体制が構築されている。
改善の方向性
引き続き、プロジェクトリーダー及びサブプロジェクトリーダーの指導の下、研究開発目標を達成に向けて、研究開発を進めながら課題を明確化し、柔軟な対応を行っていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適切に執行していく。
本研究で得られた成果・データを活用し国際標準等への提案・反映を目指す。
測定指標:国際標準・規格等に提案、反映等を行った件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | - | 1.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
プロジェクト管理
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 5.5億円 |
| 繰越 | 3,590万円 |
| 補助事業費 | 2,290万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 5.0億円 |
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
6.3億円プロジェクト管理
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
国立大学法人佐賀大学ほか
5.5億円新たな混合冷媒及びその適用技術の評価
国立大学法人佐賀大学
一般財団法人電力中央研究所
学校法人早稲田大学
国立研究開発法人産業技術総合研究所
国立大学法人九州大学
国立大学法人静岡大学
学校法人中村産業学園九州産業大学
株式会社エイゾス
公立大学法人公立諏訪東京理科大学
国立大学法人神戸大学
国立大学法人長崎大学ほか
9,700万円新たな混合冷媒及びその適用技術の評価
国立大学法人長崎大学
国立大学法人東京海洋大学
国立大学法人電気通信大学
日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社
2,290万円次世代冷媒適用機器の開発
日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社
| 2024年度 | - | 1.0 | - |
| 2030年度 | 3.0 | - | - |
家庭用エアコンにおいて代替フロンから次世代混合冷媒への転換を目指す。
測定指標:次世代混合冷媒の市場規模[単位: 億円]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2036年度 | 630.0 | - | - |
次世代混合冷媒適用機器技術を実用化した製品を早期に上市することを目指す。
測定指標:開発した技術を用いた製品化の件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 4.0 | - | - |
本事業の成果により低温室効果を有する次世代冷媒を使用した省エネ型冷凍空調機器の導入量
測定指標:キガリ改正の最終目標年度(2036年度)に冷媒由来で削減できる温室効果ガスの量(CO2換算)[単位: 万トンCO2]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2036年度 | 556.0 | - | - |
最終的には次世代混合冷媒の最適組成の決定を目指す。
測定指標:評価を実施した冷媒数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 5.0 | 18.0 | 360.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 17.0 | 340.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
最終的には次世代混合冷媒に対応した機器技術の開発を目指す。
測定指標:開発項目における課題実施件数※各年度当初に定める実施方針に掲げる開発項目に対する課題実施度合[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 3.0 | 1.0 | 33.33333 |
| 2024年度 | 4.0 | 1.0 | 25.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
| 研究開発管理費 | 1,990万円 |
国立大学法人佐賀大学
新たな混合冷媒及びその適用技術の評価
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品費 | 4,360万円 |
| 再委託費 | 2,240万円 |
| 間接経費等 | 2,200万円 |
| 人件費・謝金 | 330万円 |
| 旅費 | 250万円 |
| その他 | 190万円 |
日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社
次世代冷媒適用機器の開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 1,100万円 |
| 労務費 | 1,070万円 |
| 機械装置等費 | 110万円 |
国立大学法人長崎大学
新たな混合冷媒及びその適用技術の評価
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品費 | 980万円 |
| 間接経費等 | 590万円 |
| 人件費・謝金 | 270万円 |
| 旅費 | 100万円 |
| その他 | 10万円 |
学校法人大阪電気通信大学
国立研究開発法人産業技術総合研究所
ダイキン工業株式会社
アドバンスコンポジット株式会社
株式会社UACJ
AGC株式会社