2025年度当初予算
60.0億円
2024年度執行: 37.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
資源国のニーズに対応して、幅広い分野での協力事業を日本企業等の強みを活かし実施するとともに、資源国に対する日本からの投資促進・事業展開等について支援を行い、資源国との戦略的かつ重層的な関係を構築することにより、日本企業による石油・天然ガスをはじめとする資源の権益の確保や安定供給の確保を実現することを目的とする。
現状・課題
我が国では、石油・天然ガスのほぼ全量を海外からの輸入に依存しており、資源の安定供給確保のためには、供給源の多角化や資源国との長期的に安定した関係構築が不可欠。原油については、中東依存度が9割を超えており、中東諸国との安定した関係構築が継続的な課題となっている。さらに近年、ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢の緊迫化、世界的な脱炭素化の潮流に伴う上流投資の減少等、資源確保を取り巻く環境は大きく変化しており、日本として、エネルギー安定供給に向けた継続的な取組が不可欠となっている。同時に2050年カーボンニュートラル実現を見据えると、従来の化石燃料に加え、水素やアンモニア、CR燃料、バイオ燃料等の脱炭素化・低炭素化に資する燃料の導入拡大も急務となっている。
事業の概要
石油・天然ガスの安定供給の観点から協働すべき国、特に中東諸国との関係において、日本企業等が行うソフト面も含めた幅広い分野のF/S、実証、人材育成などの協力事業を支援するとともに、これらの国に対する我が国企業の投資促進等を行う。また、石油・天然ガスに限らない新たな資源、例えば水素やアンモニア、CR燃料、バイオ燃料等の新たな市場とバリューチェーン形成に資する取組を重点的に支援することを念頭に、多様な資源国におけるエネルギー分野の取組を支援する。//(1)資源国への産業協力事業/(2)資源国への投資促進事業/(3)資源国脱炭素化・エネルギー転換技術等支援事業
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 60.0億円 | - |
| 2024年度 | 51.0億円 | 37.9億円 |
| 2023年度 | 37.7億円 | 33.9億円 |
| 2022年度 | 41.0億円 | 37.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 60.0億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A一般財団法人JCCP国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関ほか
23.2億円
産油・産ガス国高度人材育成支援事業及び産油・産ガス国事業環境整備事業
一般財団法人JCCP国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関
一般財団法人日本国際協力センター
株式会社ジャパンコミュニケーションズインスティテュート
三井エネルギー資源開発株式会社
特定非営利活動法人日本UAE青少年児童育成交流協力会
住友商事株式会社
一般財団法人エルピーガス振興センター
ユニバーサルマテリアルズインキュベーター株式会社
株式会社INPEX南西カスピ海石油
山九株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1,540万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック E出光興産株式会社ほか
5.0億円
産油・産ガス国高度人材育成支援事業及び産油・産ガス国事業環境整備事業にかかる必要事業等
出光興産株式会社
テイエルブイインターナショナル株式会社
日本オイルエンジニアリング株式会社
コスモ石油株式会社
富士ソフト株式会社
一般財団法人海上災害防止センター
ENEOS総研株式会社
萩尾高圧容器株式会社
川崎重工業株式会社
株式会社JTB
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1.9億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック C一般財団法人中東協力センターほか
9.2億円
中東投資促進事業及び日・サウジ・ビジョンオフィス関連事業
一般財団法人中東協力センター
独立行政法人日本貿易振興機構
配分先ブロック G株式会社メディヴァほか
1.4億円
官民セミナー等の運営、企業ミッションの派遣等にかかる業務等
株式会社メディヴァ
Strategic Energy and Global Analysis,LLC
株式会社ローランド・ベルガー
Arab Gulf States Institute in Washington
J.M HERMES LTD
株式会社ユーティックス
Dr.Adel Abdel Ghafar
株式会社ジェイアール総研情報システム
株式会社TMEIC
会宝産業株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)5,740万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック BJX金属株式会社ほか
5.1億円
資源国事業環境整備事業
JX金属株式会社
三菱商事株式会社
東京瓦斯株式会社
大阪瓦斯株式会社
東邦瓦斯株式会社
ENEOS株式会社
配分先ブロック FSantos Ventures Pty Ltdほか
3.7億円
資源国事業環境整備事業に係る必要事業
民間企業A
Havilah Resources Limited
Mining One Pty Ltd
Core Resources Pty Ltd
NRI Consulting and Solutions(Thailand) Co., Ltd.
TTCL Public Company Limted
直接ブロック D一般社団法人ROTOBO
4,000万円
産油・産ガス国に関する調査、情報提供・交流促進事業
一般社団法人ROTOBO
配分先ブロック Hジェーアイシー旅行センター株式会社ほか
1,440万円
産油・産ガス国に関する調査、及びセミナーの運営等
ジェーアイシー旅行センター株式会社
個人事業主
株式会社プロコ・エアサービス
INTERFAX NEWS SERVICES LTD
Services Solution LLP
Tecnology Business
Profile LLC
MORCENTER
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
本事業は、我が国のエネルギーの安定供給確保に必要不可欠な産油・産ガス国からのニーズを踏まえ、産業、人材育成、技術支援、投資環境整備等、幅広い分野における協力事業を行うものであり、どのような事業が資源国に評価され資源外交に資しているのかを引き続き適切に評価していく必要がある。
改善の方向性
2050年カーボンニュートラル実現も見据え、脱炭素化・低炭素化に資する資源の新たな市場創出及び安定供給確保に向けた日本企業の取組を支援し、従来の産油・産ガス国に限らず資源国との戦略的かつ重層的な関係を構築し、関係をより強化する。また、これまで継続している案件についても産油・産ガス国のニーズの変化を踏まえた実施内容の見直し、費用の妥当性を審査することで、より資源外交に資する事業となるように改善を行う。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本事業の目的である「資源国との戦略的かつ重層的な関係を構築することにより、日本企業による石油・天然ガスをはじめとする資源の権益の確保や安定供給の確保を実現すること」に向けて、資源国のニーズやそれに対応する日本企業等の強みをきめ細かに把握し、適切な執行を引き続き心がけたい。
成果指標・目標値・実績値
本事業において支援したFS等の事業が実証等の次の事業化ステージに進むことを目指す。(令和6年度から従来の化石燃料に限らない幅広い資源におけるFS等も実施することとなったところ、各事業の進捗をより正確に把握するための指標を設定する。)
測定指標:実証等の次の事業化ステージに進んだ件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 10.0 | 5.0 | 50.0 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
| 2026年度 | 10.0 | - | - |
| 2027年度 | 10.0 | - | - |
本事業において支援した事業が最終投資決定等、事業化されることを目指す。(令和6年度から従来の化石燃料に限らない幅広い資源におけるFS等も実施することとなったところ、各事業の進捗をより正確に把握するための指標を設定する。)
測定指標:最終投資決定等の事業化数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 2.0 | - |
| 2030年度 | 6.0 | - | - |
資源国との戦略的かつ重層的な関係を構築し、我が国のエネルギー安定供給を確保する
測定指標:資源国との戦略的かつ重層的な関係を構築し、我が国のエネルギー安定供給を確保する
定量的な目標値・実績値は確認できません
中東・アフリカ地域の資源国への進出企業数1,145件以上を目指す。(従前までは進出企業数900件を目標としていたが、平成29年度に達成したため、目標を見直した。)
測定指標:中東・アフリカ地域の資源国への進出企業数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1145.0 | 962.0 | 84.01747 |
| 2024年度 | 1145.0 | 994.0 | 86.81223 |
| 2025年度 | 1145.0 | - | - |
| 2026年度 | 1145.0 | - | - |
| 2027年度 | 1145.0 | - | - |
※ 2021〜2027年度のデータあり(直近5年度を表示)
毎年度、資源国とのFS等事業実施件数30件を目指す。
測定指標:FS等事業実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 30.0 | 22.0 | 73.33333 |
| 2023年度 | 30.0 | 33.0 | 110.0 |
| 2024年度 | 30.0 | 35.0 | 116.66667 |
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
| 2026年度 | 30.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
毎年度、産油・産ガス国との技術交流セミナー数20件以上目指す。
測定指標:技術交流セミナー数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 20.0 | 22.0 | 110.0 |
| 2023年度 | 20.0 | 31.0 | 155.0 |
| 2024年度 | 20.0 | 35.0 | 175.0 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
| 2026年度 | 20.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
毎年度、産油・産ガス国へのミッション派遣数30件以上目指す。
測定指標:ミッション派遣数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 30.0 | 37.0 | 123.33333 |
| 2023年度 | 30.0 | 30.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 30.0 | 22.0 | 73.33333 |
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
| 2026年度 | 30.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般財団法人JCCP国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関
環境整備事業(FS調査、実証事業)/人材育成支援事業
14.8億円3費目 ▾
一般財団法人JCCP国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関
環境整備事業(FS調査、実証事業)/人材育成支援事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6.8億円 |
| 委託費・外注費 | 4.3億円 |
| 人件費 | 3.7億円 |
一般財団法人中東協力センター
中東投資促進事業
7.5億円2費目 ▾
一般財団法人中東協力センター
中東投資促進事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6.5億円 |
| 一般管理費 | 9,550万円 |
JX金属株式会社
環境整備事業(FS調査)
2.0億円3費目 ▾
JX金属株式会社
環境整備事業(FS調査)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 外注費 | 1.9億円 |
| 人件費 | 530万円 |
| 事業費 | 310万円 |
民間企業A
事業環境整備事業
1.8億円1費目 ▾
民間企業A
事業環境整備事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1.8億円 |
出光興産株式会社
産業基盤整備共同事業
6,590万円1費目 ▾
出光興産株式会社
産業基盤整備共同事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6,590万円 |
一般社団法人ROTOBO
中央アジア等の産油・産ガス国に関する調査、情報提供・交流促進事業
4,000万円2費目 ▾
一般社団法人ROTOBO
中央アジア等の産油・産ガス国に関する調査、情報提供・交流促進事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2,060万円 |
| 人件費 | 1,940万円 |
株式会社メディヴァ
サウジ医療機器調達動向調査/サウジ医療関連ワークショップ/医療SU企業中東進出調査
1,200万円1費目 ▾
株式会社メディヴァ
サウジ医療機器調達動向調査/サウジ医療関連ワークショップ/医療SU企業中東進出調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1,200万円 |
ジェーアイシー旅行センター株式会社
旅行代理店業務
410万円1費目 ▾
ジェーアイシー旅行センター株式会社
旅行代理店業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 410万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。