量子・古典ハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業
2025年度当初予算
10.0億円
2024年度執行: 9.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
ユーザー市場での量子・古典技術の事業化の促進に向けて、センシング、計測、製造プロセス技術等のフィジカル領域での日本の強みを生かしつつ、最先端の量子・古典技術、計算資源、フィジカル領域のデータを組み合わせた量子・古典融合型コンピューティングシステムのアプリケーション開発を実施するとともに、ユースケースの創出を推進することを目的とする。
現状・課題
2022年4月に「量子未来社会ビジョン」、2023年4月に「量子未来産業創出戦略」、2024年4月に「量子産業の創出・発展に向けた推進方策概要」が策定され、我が国の産業の成長機会の創出やカーボンニュートラル等の社会課題の解決のために量子技術を活用し、未来社会を見据えて社会全体のトランスフォーションを実現していくための取組の推進が期待される。一方で、これらの策定の背景には、我が国では量子技術における長年の基礎研究の蓄積により、基礎理論や知識・基盤技術等での強みや優位性、競争力を有しているものの、技術の実用化や産業化(システム化)等に向けた取組では諸外国の後塵を拝する分野・領域があるなど極めて深刻な状況であることが挙げられる。一方、センシング、計測、製造プロセス技術等のフィジカル領域での日本の強みを生かしつつ、最先端の量子・古典AI技術、計算資源、フィジカル領域のデータを組み合わせた量子・古典AI融合型コンピューティングシステムのアプリケーション開発については黎明期であり、勝ち筋として早期に取り組むべき事業である。
事業の概要
本事業では、量子・古典技術の産業応用による計算能力の飛躍的向上やデータ利用の高度化により、従来では達成できない、生産性の向上、サービスの最適化、省エネルギー化等を実現するため、以下の取組を行う。/(1)量子・古典アプリケーション開発、実証:「素材開発」「製造(工程スケジュール・設計技術など)」「物流・交通」「ネットワーク」といった重点分野における生産性向上や省エネルギー化に資するアプリケーション開発とフィールド実証を含めたユースケース創出/(2)量子・古典の最適化等に向けたライブラリの開発: 量⼦コンピュータと古典AIシステムをシームレスに融合・連動させて実際のビジネスにおける規模・複雑さに対応するための量⼦・古典融合共通アルゴリズム等の基盤を開発し、アプリケーション開発事業者が共通利用できるライブラリとして整備
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 10.0億円 | - |
| 2024年度 | 10.0億円 | 9.8億円 |
| 2023年度 | 10.0億円 | 9.7億円 |
| 2022年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 10.0億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
9.8億円
プロジェクトマネジメント
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
配分先ブロック Bシャープ株式会社 ほか
4.9億円
研究開発・調査等
シャープ株式会社
日本電気株式会社
東芝デジタルソリューションズ株式会社
豊田通商株式会社
BIPROGY株式会社
株式会社スペースシフト
PwCコンサルティング合同会社
田辺三菱製薬株式会社
大日本印刷株式会社
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
株式会社リボミック
アヘッド・バイオコンピューティング株式会社
TOPPANホールディングス株式会社
株式会社レボルカ
株式会社長大
さらに 6 件を表示 ▾
株式会社Quanmatic
株式会社シグマアイ
株式会社グリッド
アイカ工業株式会社
セメダイン株式会社
株式会社テクノプローブ
配分先ブロック F慶應義塾 ほか
5,320万円
研究開発・調査等
慶應義塾
学校法人北里研究所
国立大学法人東北大学
国立大学法人東京大学
配分先ブロック E株式会社トヨタシステムズ ほか
4,060万円
研究開発・調査等
株式会社トヨタシステムズ
田中貴金属工業株式会社
blueqat株式会社
株式会社エイファス
DEVEL株式会社
配分先ブロック G国立研究開発法人産業技術総合研究所
3,640万円
研究開発・調査等
国立研究開発法人産業技術総合研究所
配分先ブロック C国立大学法人東海国立大学機構 ほか
3.0億円
研究開発・調査等
国立大学法人東海国立大学機構
国立大学法人東北大学
学校法人早稲田大学
慶應義塾
国立大学法人電気通信大学
国立大学法人東京科学大学
国立大学法人大阪大学
国立大学法人東京大学
配分先ブロック D国立研究開発法人産業技術総合研究所 ほか
1.6億円
研究開発・調査等
国立研究開発法人産業技術総合研究所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
・本研究開発に関する分野の動向を踏まえ、開発内容の見直しを柔軟に実施する等、事業の効率化・成果最大化に努めているところ。・研究開発フェーズ間にはステージゲートを設け、課題を絞り込むことで有望な課題を効果的に支援しているほか、外部有識者で構成する技術推進委員会において、研究開発状況及び出口戦略(実用化・事業化までのロードマプ、ビジネスモデルなど)に対する助言を行うなどの技術推進を行っている。・アクティビティやアウトカム等の設定が適切であることも点検済み。
改善の方向性
今後も分野動向を的確に把握し、それを踏まえた検討・見直しに努める。また、ステージゲート等も引き続き適切に実施し、効果的な支援を行っていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適切に執行していく
成果指標・目標値・実績値
実環境下での実証実験で有効な結果を得た量子・古典 アプリケーションを 4件以上開発する。
測定指標:左記の実証実験によって省エネルギー化等の有効性を確認できた量子・古典アプリケーションの実用化支援事例数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 0.0 | - |
| 2027年度 | 4.0 | - | - |
量子・古典 アプリケーション開発に使用可能な共通ライブラリを3件以上開発する。
測定指標:量子・古典アプリケーション開発に使用可能な共通ライブラリの開発件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 0.0 | - |
| 2027年度 | 3.0 | - | - |
2035年時点で1,342万トン/年以上のCO2排出削減量
測定指標:各分野での最適化等における省エネルギー化、効率化、時間短縮等に資する量子・古典ハイブリッド技術の普及促進[単位: 万トン/年]
年度別データを表示(2024〜2035年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | - | 0.0 | - |
| 2035年度 | 1342.0 | - | - |
量子・古典アプリケーションの開発
測定指標:開発を進めた量子・古典アプリケーションの開発実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 12.0 | 10.0 | 83.33333 |
| 2024年度 | 16.0 | 16.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 14.0 | - | - |
量子・古典の最適化等に向けた共通ライブラリの開発と整備
測定指標:量子・古典の最適化等に向けた共通ライブラリの開発と整備の実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
プロジェクトマネジメント
9.8億円2費目 ▾
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
プロジェクトマネジメント
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 9.5億円 |
| 事業管理費 | 3,310万円 |
国立大学法人東海国立大学機構
物流現場における人間機械協調作業のためのデジタルツイン量子最適化
9,490万円4費目 ▾
国立大学法人東海国立大学機構
物流現場における人間機械協調作業のためのデジタルツイン量子最適化
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 物品費 | 5,850万円 |
| 労務費 | 1,670万円 |
| その他経費 | 1,460万円 |
| 旅費 | 510万円 |
シャープ株式会社
大規模な物流倉庫における入出庫の経路最適化アプリケーションの研究開発
5,750万円4費目 ▾
シャープ株式会社
大規模な物流倉庫における入出庫の経路最適化アプリケーションの研究開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 労務費 | 3,650万円 |
| 再委託費・共同実施費 | 1,270万円 |
| その他経費 | 750万円 |
| 旅費 | 80万円 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所
量子・AIによるポスト5G・6G用メタサーフェスデバイスの研究開発
4,010万円3費目 ▾
国立研究開発法人産業技術総合研究所
量子・AIによるポスト5G・6G用メタサーフェスデバイスの研究開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 1,960万円 |
| 備品費 | 1,620万円 |
| 旅費 | 430万円 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所
量子生成AIによる半導体製造用新材料開発
2,300万円3費目 ▾
国立研究開発法人産業技術総合研究所
量子生成AIによる半導体製造用新材料開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 労務費 | 1,360万円 |
| 消耗品費 | 770万円 |
| その他経費 | 170万円 |
株式会社トヨタシステムズ
量子・AIハイブリッド技術を活用した物流運用の最適化
1,490万円2費目 ▾
株式会社トヨタシステムズ
量子・AIハイブリッド技術を活用した物流運用の最適化
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 970万円 |
| 労務費 | 520万円 |
慶應義塾
量子回路分割ライブラリ
980万円4費目 ▾
慶應義塾
量子回路分割ライブラリ
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 労務費 | 650万円 |
| 旅費 | 190万円 |
| 物品費 | 110万円 |
| その他経費 | 30万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。