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エネルギー対策費現状通り事業ID: 5847

グリーンファイナンスの普及・拡大促進事業

環境省大臣官房環境経済課開始: 2023年度

2025年度当初予算

7.0億円

2024年度執行: 1.7億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

パリ協定で採択された2℃目標、COP26で事実上世界の新たな共通目標となった1.5℃目標の達成のために、また、本国として、2050 年カーボンニュートラル及び 2030 年度 46 %削減目標の達成のために、必要な投資額は極めて巨大であり、そのすべてを公的資金でまかなうのは現実的ではない。COP29や昆明モントリオール生物多様性枠組等においても、環境分野における民間資金活用の重要性が引き続き確認されており、今後、民間資金を脱炭素化事業(再エネ・省エネ等)に大量導入していくことが不可欠である。これを踏まえ、グリーンボンド、グリーン性を有するサステナビリティボンド、グリーンローン、サステナビリティ・リンク・ボンド、サステナビリティ・リンク・ローン(以下、グリーンボンド等)により調達した資金を活用して、効率的に脱炭素化事業を実施する取組を強力に支援する。/そして、グリーンファイナンスに対する注目は加速度的に高まっているが、その主流化に至るまでには更なる取組拡大の必要がある。そのために、グリーンファイナンスを取り巻く国内外の動向について適切に把握・分析し、国内におけるグリーンファイナンスの主流化に向けた調査・分析、取組支援、普及・拡大促進を行う。

現状・課題

サステナビリティ・リンク・ローンの発行件数が急伸する一方で、その他グリーンボンド等は依然として新規発行者による発行件数に伸び悩む。更に、2024年度には国内グリーンボンド市場における発行総額が初の減少に転じており、引き続きグリーンボンド等の自立的な市場形成・発展に向けた支援が必要である。/また、補助事業が開始された市場黎明期と比較し、グリーンウォッシュに対する懸念により、「企業のESG情報開示の拡充」、「ESG評価に対する透明性向上」、「ESG投資における投資目線の確立」等、投資家から求められる水準は高くなっており、より質を担保する取組も必要である。/そして、ESG地域金融の取組は、地域社会や地域経済の持続可能性が自組織の持続可能性に直結する地域金融機関の経営にとって有意義な要素が盛り込まれているが、概念に対する理解度や人材不足等の課題から、理解の浸透や取組実践は道半ばとなっている。

事業の概要

①グリーンボンド等の自律的な市場形成・発展に向けて、発行・調達支援体制を整備する。/②グリーンボンド等の資金調達支援者に対し、その支援に要する費用を補助し、グリーンボンド等の発行等・投融資を促進することで、グリーンボンド等により企業や自治体が調達した資金を活用して効率的に脱炭素化事業を実施する取組を強力に支援する。/③ESG地域金融を実践するにあたっての課題の調査・分析や、地域金融機関の伴走支援を通じた優良事例の創出等を通じて、ESG地域金融の普及・啓発を行う。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)7.0億円-
2024年度3.2億円1.7億円
2023年度4.0億円2.1億円
2022年度--

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
特別会計7.0億円
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織環境省直接ボストン・コンサルティング・グループ合同会社9,000万円直接一般社団法人環境パートナーシップ会議7,680万円直接株式会社野村総合研究所-配分先株式会社日本格付研究所ほか5,640万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織環境省
直接ブロック A

ボストン・コンサルティング・グループ合同会社

9,000万円

グリーンボンド等で資金調達しようとする者に対して資金調達支援する者を、以下部門別に登録・公表するグリーンファイナンスサポーターズ制度を運用。 ①グリーンボンドストラクチャリング部門 ②外部レビュー部門 ③グリーンボンドコンサルティング部門 また、セミナー・解説文書の作成等を実施。

1

ボストン・コンサルティング・グループ合同会社

合同会社一般競争契約(総合評価)
9,000万円
直接ブロック B

一般社団法人環境パートナーシップ会議

7,680万円

補助金等交付

1

一般社団法人環境パートナーシップ会議

その他法人補助金等交付
7,680万円
配分・再委託一般社団法人環境パートナーシップ会議 より)
配分先ブロック C

株式会社日本格付研究所ほか

5,640万円

グリーンボンド等で資金調達しようとする者に対し、資金調達支援(外部レビューの付与、グリーンボンドフレームワーク整備のコンサルティング)を実施

1

株式会社日本格付研究所

株式会社補助金等交付
3,480万円
2

株式会社格付投資情報センター

株式会社補助金等交付
2,160万円
直接ブロック D

株式会社野村総合研究所

-

地域金融機関が直面する経営課題の調査・分析、コンサル支援

1

株式会社野村総合研究所

株式会社随意契約(企画競争)
-
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

引き続き、成果目標の達成に向けて効果的かつ効率的な事業実施に努めること。

事業所管部局による点検・改善

補助金申込受付状況については、月2回程度、進捗その他があれば適宜補助事業者である(一社)環境パートナーシップ会議より報告を受けている。補助金の交付状況としては、登録支援者は2025年3月末時点で35事業者となり、令和6年度は48件(継続案件含む)の補助金交付決定を行った。またグリーンファイナンス市場の拡大・質の向上に向けてグリーンファイナンスサポーターズ制度を整備し、グリーンファイナンスに関するセミナーの開催や解説文書の作成等、資金調達者及び資金調達支援者の活動を支援する活動を実施した。結果、補助金交付決定件数は前年度から減少したものの、令和5年度より補助対象に追加したサステナビリティ・リンク・ローンでは、国内主体による新規調達件数が926件(前年度比+518件)にまで急伸する等、市場への浸透が見られた。

改善の方向性

国内市場におけるグリーンファイナンスの更なる裾野拡大及び質の向上を目指し、1)グリーンファイナンスに関するセミナーの継続的な開催、2)解説文書の内容拡充、3)グリーンファイナンスサポーターズ制度の強化、4)グリーンファイナンスに関する更なる課題調査を実施予定。1)セミナーの継続的な開催、2)解説文書の内容拡充については、将来的な裾野拡大も狙いとし、グリーンファイナンスの潜在層・初心者層向け及び特定ターゲット層向けに実施することを検討。3)グリーンファイナンスサポーターズ制度においては、調達支援機関が自律的にグリーンファイナンスの質の向上に取り組めるよう引き続き登録要件の見直し等を行う。4)グリーンファイナンスに関する課題調査については、資金調達者のみではなく、国内外投資家の取組上の課題も含めて整理し、裾野拡大に資する施策検討に繋げる。

所見を踏まえた改善点・反映状況

引き続き、成果目標の達成に向けて効果的かつ効率的な事業実施に努める。また、グリーンボンド等の発行支援事業については、直接的な成果及び波及的な効果を分かりやすくするため、2024年度より中期アウトカムを追加した。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

(令和7年度まで)国内主体による各年度のグリーンファイナンスを通じた新規資金調達件数が1,430件まで増加

測定指標:国内主体による各年度の新規案件におけるグリーンファイナンスを通じた資金調達の件数(単年度)[単位: 件:単年度]

年度別データを表示(20232025年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度691.0691.0100.0
2024年度850.01206.0141.88235
2025年度1430.0--
アウトカム

(令和9年度まで)国内主体によるグリーンファイナンスを通じた資金調達件数が4,480件まで増加

測定指標:国内主体による、グリーンファイナンスを通じた資金調達の件数(平成30年度からの累計)[単位: 件:累計]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度5200.0--
2027年度5920.0--
2028年度6640.0--
2029年度7360.0--
2030年度8080.0--

20232030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

地域金融機関によるESG金融実践の取組増加

測定指標:地域金融機関によるESG金融(ESG・SDGsを考慮した金融業務)の取組状況(単年度)[単位: ]

年度別データを表示(20252026年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度70.0--
2026年度80.0--
アウトカム

脱炭素社会への移行について経営方針・戦略に組み込み、組織への浸透を図っている金融機関の増加

測定指標:脱炭素社会への移行について、金融機関の経営課題として認識し、経営方針・戦略に組み込み、組織への浸透を図っている金融機関の割合(単年度)[単位: %]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度30.0--
2027年度35.0--
2028年度40.0--
2029年度45.0--
2030年度50.0--

20252030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

(令和6年度)本事業の補助金で支援した国内主体によるグリーンファイナンスを通じた新規調達件数が65件以上を達成

測定指標:本事業の補助金により支援したグリーンボンド等の内、新規事業の件数(単年度)[単位: 件:単年度]

年度別データを表示(20232026年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度75.076.0101.33333
2024年度123.046.037.39837
2025年度65.0--
2026年度65.0--
アウトプット

グリーンファイナンスの調達支援体制を整備することで、企業と自治体のグリーンファイナンスの実施を促進

測定指標:本事業の補助金により支援したグリーンボンド等の件数(単年度)[単位: 件:単年度]

年度別データを表示(20232026年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度84.084.0100.0
2024年度161.048.029.81366
2025年度66.0--
2026年度66.0--
アウトプット

地域金融機関におけるESG金融実践の取組促進

測定指標:「ESG地域金融の普及・促進事業」における支援件数(単年度)[単位: ]

年度別データを表示(20252026年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度8.0--
2026年度8.0--

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

ボストン・コンサルティング・グループ合同会社

令和6年度グリーンファイナンズサポーターズ制度の運営委託業務

9,000万円2費目 ▾
費目金額
人件費8,180万円
その他820万円

一般社団法人環境パートナーシップ会議

補助金等交付

7,680万円2費目 ▾
費目金額
事業費5,640万円
事務費2,040万円

株式会社日本格付研究所

グリーンボンド等で資金調達しようとする者に対し、資金調達支援(外部レビューの付与、グリーンボンドフレームワーク整備のコンサルティング)を実施

3,480万円1費目 ▾
費目金額
事務費3,480万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。