2025年度当初予算
8.7億円
2024年度執行: 10.3億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、R4年3月の文化審議会文化経済部会報告書『文化芸術の創造的循環』において示された「土壌作り」(第1の循環)と「価値づけ」(第2の循環)の2つの循環のうち、「価値づけ」の考え方を体系立てて、一つのパッケージとして事業化したもので、日本の文化芸術がグローバルな文脈で正当に価値づけられるとともに、文化芸術への再投資が行われる環境を整えることを目指している。具体的には、日本の文化芸術の担い手がグローバルに活躍する機会を提供し、国内の一流アーティスト等がグローバルトップを狙うための支援や日本の文化芸術の世界への発信の支援等、日本が文化芸術の国際発信拠点として成長していくことを目的に事業等を展開する。
現状・課題
1.未来のトップアーティスト等の国際的活動支援事業/・分野ごとの特性はあるものの、世界的に訴求力のあるポップカルチャー領域も含め、将来的に国際舞台での活躍が期待される才能ある若手のアーティスト等を発掘し、国際的な評価を高めるための支援及び環境が整っていない。/・アーティストだけでなく、コンテンツ等の文化芸術資源のプロデュース、発信及び流通のコーディネートができ、かつ多言語でそれらを行える人材が不足している。/・国際的な評価形成が海外の専門家・文化施設間のネットワーク内で形成される場合が多いものの、我が国の専門人材のこういったネットワークへのアクセスやネットワークづくりの機会が限られている。//2.活字文化のグローバル展開推進事業/・日本の文学作品やマンガ等は、他コンテンツの根幹となるIPの創出やストーリーの源泉であり、海外に展開されるべき潜在的なコンテンツ等の文化芸術資源として蓄積されている一方で、海外における文学的・芸術的評価の価値軸に十分に位置付けられていない。/・海外展開の基盤となる翻訳家が足りていない。/・活字コンテンツの海外展開にあたり、言語が壁となり「概要の説明」や「実際に中身を読んでもらう」という最初のステップが課題となっている。/・海外における文化的・芸術的評価の価値軸を十分に踏まえた仲介者による海外展開の体制が十分に整っていない。/・グローバルな評価に関わる批評家とのネットワークが薄い。//3.我が国アートのグローバル展開推進事業/・日本のアートは、国際的な価値づけの中心となる重要な海外アートフェアや著名美術館、有力ギャラリーに対する戦略的・効果的な発信ができておらず、その潜在力に比して十分な評価を得ることができていない。//4.世界から人を惹きつけるグローバル拠点形成の推進/・欧米中心の世界の美術界において、日本がプレゼンスを向上させるとともに、国際アート市場におけるシェアを拡大するためには、個々の作品が国際的に評価を高めるだけでなく、訴求力の高い国際的なアート拠点を国内に形成することが必要。/・海外で評価されたものが逆輸入的に日本で評価される現状に対して、日本発の「新たな価値」を創出し世界に発信していくことも、日本のプレゼンスを向上させるうえで重要。/・我が国の文化芸術のグローバル展開に向けて、国際的に影響力・訴求力のあるグローバル拠点を形成することが政策として重要。
事業の概要
1.未来のトップアーティスト等の国際的活動支援事業/将来的に国際舞台での活躍が期待される傑出した人材の発掘とグローバル展開を行う。//2.活字文化のグローバル展開推進事業/我が国の活字文化を海外へ発信・普及させるため、出版社等による作品の海外展開を支援するとともに、翻訳家の発掘・育成を行う。//3.我が国アートのグローバル展開推進事業/国内事業者の海外アートフェア等参加・出展を支援するとともに、国際的な誘客を可能にする国内企画展、国際連携による海外企画展等を支援する。//4.世界から人を惹きつけるグローバル拠点形成の推進/国際的なアートフェアの誘致や、国際的なイベントにおけるアートの国際発信等を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 8.7億円 | - |
| 2024年度 | 10.4億円 | 10.3億円 |
| 2023年度 | 11.3億円 | 11.0億円 |
| 2022年度 | - | 3.2億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック D一般社団法人コンンポラリーアートプラットフォームほか
5.0億円
国際的なアートフェアの誘致に向けた我が国アートシーンの発信、国際的なイベントにおけるアートの国際発信事業、日本文化のグローバル展開に資する「新たな価値」の発信
一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
株式会社ギークピクチュアズ
株式会社AMCN
一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン
株式会社802メディアワークス
株式会社クリエイティブマンプロダクション
直接ブロック CArt Collaboration Kyoto実行委員会ほか
1.3億円
国際的なアートフェア等参加・出展等支援、国際連携海外展等支援、国際発信力のある国内企画展等支援、国際拠点化推進支援
Art Collaboration Kyoto実行委員会
株式会社朝日新聞社
MEET YOUR ART FESTIVAL実行委員会
Tokyo Gendai合同会社
公益財団法人東京オペラシティ文化財団
公益財団法人金沢芸術創造財団
独立行政法人国立美術館(国立国際美術館)
一般社団法人日本現代美術振興協会
株式会社NANZUKA
株式会社TARONASU
Take Ninagawa合同会社
YKG株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)5,230万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック B特定非営利活動法人映像産業振興機構
1.1億円
翻訳家の発掘・育成、企画書等の翻訳・作成支援、海外展開支援
特定非営利活動法人映像産業振興機構
直接ブロック Aプロジェクト・アステリ株式会社ほか
1.1億円
評価形成の構造等の調査、アーティスト等の国際的活動支援
プロジェクト・アステリ株式会社
株式会社KSR
ユミコチバアソシエイツ有限会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
この事業は、一者応札・企画競争の契約があることから、仕様書や競争参加条件等の見直しを図るなど検討を行い、引き続き契約の競争性、公平性、透明性の確保に務めること。
事業所管部局による点検・改善
文化芸術のグローバル展開の推進に資する各事業について、必要な施策を確実に実施しており、国費投入の必要性、事業の有効性、効率性等の観点からも、特段の課題なく効果的に事業を推進している。
改善の方向性
引き続き、各事業の施策内容等を精査するとともに、契約における競争性の確保や履行体制の確保等により、予算の効果的・効率的な執行に努める。また、文化芸術のグローバル展開の推進に向けて、各事業を有機的に連携させながら実施し、文化芸術の創造的循環の創出、文化と経済の好循環を実現する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
より多くの事業者が応札等に参加できるよう十分な公募期間を設けるとともに周知活動を実施しているところであるが、仕様書等についても精査を行い、引き続き契約の競争性、公平性、透明性の確保に務める。
成果指標・目標値・実績値
拠点の形成を通じて支援したアーティスト数
測定指標:支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
我が国アーティストの国際的な評価の向上
測定指標:我が国アーティストの国際的な賞でのノミネート数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
| 2026年度 | 9.0 | - | - |
我が国アーティストがグローバルな舞台で活躍
測定指標:我が国アーティストの国際的な賞での受賞数[単位: 件]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
| 2026年度 | 1.0 | - | - |
| 2027年度 | 2.0 | - | - |
| 2028年度 | 2.0 | - | - |
| 2029年度 | 3.0 | - | - |
※ 2024〜2029年度のデータあり(直近5年度を表示)
優れた翻訳家の輩出
測定指標:翻訳コンクールでの賞授与数[単位: 人]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
我が国の活字作品の海外出版社による出版(ライセンスアウト)
測定指標:支援件数に占める割合(支援した作品で海外出版された数/支援作品数)[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 14.0 | 75.5 | 539.28571 |
| 2024年度 | 14.0 | 29.9 | 213.57143 |
| 2025年度 | 14.0 | - | - |
我が国の活字文化の国際的な評価の向上
測定指標:我が国の活字コンテンツの国際的な賞でのノミネート数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
| 2026年度 | 1.0 | - | - |
| 2027年度 | 2.0 | - | - |
我が国の活字文化の国際的な評価の向上
測定指標:海外出版社との成約数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 70.0 | 83.0 | 118.57143 |
| 2024年度 | 80.0 | 32.0 | 40.0 |
| 2025年度 | 80.0 | - | - |
| 2026年度 | 80.0 | - | - |
| 2027年度 | 80.0 | - | - |
文化芸術立国としての国際プレゼンス・国際的な評価の向上、及び国家ブランディングの強化
測定指標:我が国の活字コンテンツの国際的な賞での受賞数[単位: 件]
年度別データを表示(2028〜2032年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 2.0 | - | - |
| 2029年度 | 2.0 | - | - |
| 2030年度 | 2.0 | - | - |
| 2031年度 | 2.0 | - | - |
| 2032年度 | 3.0 | - | - |
※ 2024〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
我が国アートの国際的な露出・評価の増加
測定指標:国際的なアートフェアにおける日本のギャラリーの出展数の増加(アートバーゼルに出展した日本からのギャラリー数/全出展者数)[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 6.0 | 120.0 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
我が国アートの国際的な評価の向上
測定指標:ARTFACTSアーティストトップ100においてランクインする日本出身アーティスト数[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
| 2026年度 | 5.0 | - | - |
| 2027年度 | 5.0 | - | - |
我が国が文化芸術の発信拠点として、国際的な地位を確立
測定指標:国際的な富裕層の来日喚起につなげるため、国際的なアートカレンダーに載るイベントを日本国内で開催
定量的な目標値・実績値は確認できません
我が国アートの国際発信の促進
測定指標:支援事業が取り上げられた海外の媒体数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1000.0 | 1595.0 | 159.5 |
| 2025年度 | 1500.0 | - | - |
トップアーティスト等の戦略的な海外派遣・活動支援
測定指標:支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 4.0 | 3.0 | 75.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
外国語の企画書・サンプル訳の作成支援
測定指標:支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 120.0 | 135.0 | 112.5 |
| 2024年度 | 120.0 | 132.0 | 110.0 |
| 2025年度 | 120.0 | - | - |
翻訳コンクール・ワークショップ等の実施
測定指標:実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
我が国アートのグローバル展開に資する事業への支援
測定指標:支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 29.0 | 41.0 | 141.37931 |
| 2025年度 | 32.0 | - | - |
我が国における国際的なアートフェアの実施
測定指標:実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)4件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
「令和6年度世界から人を惹きつけるグローバル拠点形成の推進」実施業務((1)国際的なアートフェアの誘致に向けた我が国アートシーンの発信業務)
3.0億円8費目 ▾
一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
「令和6年度世界から人を惹きつけるグローバル拠点形成の推進」実施業務((1)国際的なアートフェアの誘致に向けた我が国アートシーンの発信業務)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 2.3億円 |
| 一般管理費 | 2,480万円 |
| 借損料 | 1,530万円 |
| 消費税相当額 | 1,240万円 |
| 人件費 | 570万円 |
| 通信運搬費 | 490万円 |
| 旅費 | 380万円 |
| 保険料 | 60万円 |
特定非営利活動法人映像産業振興機構
令和6年度「活字文化のグローバル発信・普及事業」
1.1億円11費目 ▾
特定非営利活動法人映像産業振興機構
令和6年度「活字文化のグローバル発信・普及事業」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 6,490万円 |
| 人件費 | 1,570万円 |
| 一般管理費 | 1,020万円 |
| 諸謝金 | 890万円 |
| 旅費 | 600万円 |
| 消費税相当額 | 600万円 |
| 借損料 | 20万円 |
| 通信運搬費 | 20万円 |
| 保険料 | - |
| 消耗品費 | - |
| 会議費 | - |
プロジェクト・アステリ株式会社
令和6年度未来のトップアーティスト等の国際的活動支援事業-ポピュラー音楽分野における我が国のアーティストの国際的活動の拡大促進事業(北アメリカ地域)
5,000万円5費目 ▾
プロジェクト・アステリ株式会社
令和6年度未来のトップアーティスト等の国際的活動支援事業-ポピュラー音楽分野における我が国のアーティストの国際的活動の拡大促進事業(北アメリカ地域)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,960万円 |
| 借損料 | 680万円 |
| 雑役務費 | 500万円 |
| 一般管理費 | 450万円 |
| 消費税相当額 | 410万円 |
Art Collaboration Kyoto実行委員会
令和6年度文化芸術振興費補助金(我が国アートのグローバル展開推進事業)
1,080万円1費目 ▾
Art Collaboration Kyoto実行委員会
令和6年度文化芸術振興費補助金(我が国アートのグローバル展開推進事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 1,080万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。