2025年度当初予算
1.4億円
2024年度執行: 1.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は,文化財を保存し,且つ,その活用を図り,もって国民の文化的向上に資するとともに,世界文化の進歩に貢献することを目的とする。
現状・課題
本事業は、有形文化財の選定、登録の促進、学術的評価の定まっていない文化財の適切な保護のための調査、文化財の保存・活用を促す体制の整備、人材育成など、文化財の保存・活用等のために必要な事務事業を実施するものであり、着実な実施が求められる。
事業の概要
1.伝統的建造物群に関する選定保存検討/ 伝統的建造物群の保護行政に携わる者等を対象として,職務遂行に必要な基礎的事項に関する研修を行い,もって文化財保護行政の 向上に資するとともに,広報資料を作製,配布し,広く制度の普及を図る。/2.文化財建造物の登録の促進 文化財建造物の登録の促進を図るため,文化財登録制度の啓発・普及広報,登録候補物件の調査,登録プレートの発行を行う。/3.近代文化遺産保護検討等 近代の歴史資料に関する所在・実態を把握するための調査を実施する。/4.天然記念物保護体制等の充実に関する調査研究 天然記念物保護に関する調査研究、カモシカ生息・生態等調査を実施する。/5.埋蔵文化財保存・活用等/ 埋蔵文化財を適切に保存し,積極的に公開活用を進めていくため,保存活用に関する調査研究を行い,発掘調査に関する手引きや公開活用に関する資料等を作成し普及啓発を図るとともに,埋蔵文化財担当者講習会を開催し担当者の資質向上を図る。/6.日本における水中遺跡保護体制の整備充実に関する調査研究事業/ 日本国内における水中遺跡の保護に関する統一的な指針や手法を作成するとともに、水中遺跡の保護のために必要な体制を全国的に整備することで、国民の共有財産たる水中遺跡を確実に未来へ継承する。/7.発掘調査のイノベーションによる新たな埋蔵文化財保護システムの構築のための調査研究事業/ 埋蔵文化財を事前把握するための技術の構築し、開発による遺跡が破壊される事態の回避や、開発計画の変更に伴う調査経費の増大、追加的コストの縮減・最小化を図る。また、発掘調査期間の短縮と調査費用の軽減に資する技術導入及び開発を行う。/8.地域の文化財を担う専門的職員育成事業 地方公共団体の専門職員の多数を占めている埋蔵文化財専門職員等に対して必要な知識を教授し、地域の文化財を総合的に把握し、積極的な活用を担う人材の育成を図る。/9.文化財の耐災害性を高めるための予防保全実証事業/ 現在は文化財の個人所有者、自治体、国がそれぞれで管理している点検記録・修理記録等を一元的に管理・蓄積し、適切なメンテナンス周期の予測を支援するためのデータベースの整備や、データベースを活用した点検・小修理の段階からの計画的なメンテナンス手法の検討を行い、「予防保全型」のメンテナンスへの転換を図る。/10.地方創生のための文化財の魅力再発見リサーチ事業/ 地域が文化資源それ自体の魅力を整理し、人々を惹きつける伝え方ができるようにするための調査や体制構築、今後の事業展開の戦略作成等に要する費用を支援する。/11.被災文化財救援等事業(文化財ドクター派遣事業・文化財レスキュー事業)/ 能登半島地震により被災した文化財等を緊急に保全するとともに、予想される損壊建造物の撤去等に伴う文化財等の破棄・散逸の防止、被災文化財の状況調査、修復に向けた技術的な支援を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 1.4億円 | - |
| 2024年度 | 1.2億円 | 1.8億円 |
| 2023年度 | 1.1億円 | 9,450万円 |
| 2022年度 | 1.4億円 | 8,950万円 |
| 2021年度 | 1.2億円 | 1.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A独立行政法人国立文化財機構
8,430万円
被災した文化財等を緊急に保全するとともに、予想される損壊建造物の撤去等に伴う文化財等の廃棄・散逸の防止、被災文化財の状況調査、修復に向けた技術的な支援を行う。
独立行政法人国立文化財機構
直接ブロック B公益財団法人日本測量調査技術協会
1,800万円
発掘調査のイノベーションによる新たな埋蔵文化財保護システムの構築に関する調査研究
公益財団法人日本測量調査技術協会
直接ブロック C独立行政法人国立文化財機構
1,500万円
日本における水中遺跡保護体制の整備充実に関する調査研究
独立行政法人国立文化財機構(奈良文化財研究所)
直接ブロック D学校法人日本女子大学
680万円
近代歴史資料緊急調査
学校法人日本女子大学
直接ブロック E株式会社シード・プランニング
420万円
文化財マネジメント職員養成研修及び埋蔵文化財保護行政講習会に関する調査研究
株式会社シード・プランニング
直接ブロック F独立行政法人国立文化財機構
350万円
埋蔵文化財発掘調査における三次元測量技術導入に係る効果検証とAI技術の応用に関する調査研究
独立行政法人国立文化財機構(奈良文化財研究所)
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き、事業内容や実施方法について精査の上、効果的な事業実施に努めること。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、文化財の適切な管理、保存方法の検討、指定のための調査、適切な保存が必要である文化財に関する調査及びそれに伴う保存措置、文化財行政担当者の資質向上を図るための講習会など、文化財の保存・活用等のために必要な事業であり、その成果が適切な保存活用等に十分に活用されている。 また、事業の実施に係る経費については、適切な執行に係る留意事項を周知するとともに、留意事項に基いた会計手続きが行われている課確認することなどにより、適切かつ効率的に執行されるよう努めている。
改善の方向性
引き続き契約の競争性・透明性を確保し、執行の更なる効率化に努めるとともに、計画的な事業の実施による執行率の向上を図る。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、事業を効率的かつ効果的に実施するよう努める。
成果指標・目標値・実績値
前年度の受講者数を目標とする
測定指標:研修会の受講者数[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 853.0 | 595.0 | 69.75381 |
| 2023年度 | 725.0 | 916.0 | 126.34483 |
| 2024年度 | 950.0 | 732.0 | 77.05263 |
| 2025年度 | 750.0 | - | - |
| 2026年度 | 750.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
研修受講者の満足度について、満足以上を8割以上とする。
測定指標:研修後のアンケート調査(満足以上の人数/研修参加者)[単位: %]
年度別データを表示(2025〜2029年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 80.0 | - | - |
| 2026年度 | 80.0 | - | - |
| 2027年度 | 80.0 | - | - |
| 2028年度 | 80.0 | - | - |
| 2029年度 | 80.0 | - | - |
※ 2024〜2029年度のデータあり(直近5年度を表示)
研修への参加
測定指標:研修の実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 4.0 | 6.0 | 150.0 |
| 2024年度 | 6.0 | 5.0 | 83.33333 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
独立行政法人国立文化財機構
令和6年度被災文化財救援等事業(文化財ドクター派遣事業・文化財レスキュー事業)
6,930万円3費目 ▾
独立行政法人国立文化財機構
令和6年度被災文化財救援等事業(文化財ドクター派遣事業・文化財レスキュー事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6,160万円 |
| 一般管理費 | 630万円 |
| 人件費 | 140万円 |
公益財団法人日本測量調査技術協会
令和6年度発掘調査のイノベーションによる新たな埋蔵文化財保護システムの構築に関する調査研究事業
1,800万円3費目 ▾
公益財団法人日本測量調査技術協会
令和6年度発掘調査のイノベーションによる新たな埋蔵文化財保護システムの構築に関する調査研究事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 870万円 |
| 人件費 | 790万円 |
| 一般管理費 | 140万円 |
独立行政法人国立文化財機構(奈良文化財研究所)
令和6年度日本における水中遺跡保護体制の整備充実に関する調査研究事業
1,500万円5費目 ▾
独立行政法人国立文化財機構(奈良文化財研究所)
令和6年度日本における水中遺跡保護体制の整備充実に関する調査研究事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託費 | 1,000万円 |
| 事業費 | 380万円 |
| 機器使用料 | 50万円 |
| 一般管理費 | 40万円 |
| 人件費 | 30万円 |
学校法人日本女子大学
令和6年度「近代歴史資料緊急調査醍醐寺文書調査事業」
680万円8費目 ▾
学校法人日本女子大学
令和6年度「近代歴史資料緊急調査醍醐寺文書調査事業」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 旅費 | 370万円 |
| 諸謝金 | 140万円 |
| 人件費 | 70万円 |
| 一般管理費 | 60万円 |
| 機材設置等 | 30万円 |
| 消費税相当額 | 10万円 |
| 消耗品費 | - |
| 通信運搬費 | - |
株式会社シード・プランニング
令和6年度文化財マネジメント職員養成研修及び埋蔵文化財保護行政講習会に関する調査研究事業
420万円3費目 ▾
株式会社シード・プランニング
令和6年度文化財マネジメント職員養成研修及び埋蔵文化財保護行政講習会に関する調査研究事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 210万円 |
| 事業費 | 170万円 |
| 一般管理費 | 40万円 |
独立行政法人国立文化財機構(奈良文化財研究所)
埋蔵文化財発掘調査における三次元測量技術導入に係る効果検証とAI技術の応用に関する調査研究事業
350万円3費目 ▾
独立行政法人国立文化財機構(奈良文化財研究所)
埋蔵文化財発掘調査における三次元測量技術導入に係る効果検証とAI技術の応用に関する調査研究事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 310万円 |
| 一般管理費 | 30万円 |
| 人件費 | 10万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。