2025年度当初予算
2.3億円
2024年度執行: 2.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
設計・施工・維持管理といった建築生産のプロセスを横断してデータを連携・蓄積・活用することが出来る、建築分野のデジタル・インフラである「建築BIM」の活用のための基盤を整備し、建築BIMの社会実装を加速化することで、建築生産に関する業務の「生産性の向上」及び建築物の「快適性、安全性、利便性の向上」を図り、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少、東京一極集中に伴う地方都市の活力の低下、地球温暖化、災害の激甚化・頻発化等の社会課題の解決に資することを目的とする。
現状・課題
建築士事務所に所属する一級建築士(約13.8万人)のうち約4割が60歳以上(国土交通省調べ)など、建築分野の高齢化・生産年齢人口の減少・生産性の低さは喫緊の課題である。そのような中、建築BIMは「デジタルデータの建築物を作る」ものであり、シミュレーション等により建築生産現場の生産性の向上、質の向上を可能とするため、社会課題の解決に資することが期待されるが、建築分野のBIMの導入率は約48%と不十分であり、特に100人以下の企業では約3~4割に留まる(令和5年1月国土交通省調べ)。また、設計・施工・維持管理のプロセスを横断した活用には至っていない。
事業の概要
建築生産に関する業務の生産性の向上及び建築物の質の向上を図り、さらに蓄積された建築BIMデータの活用による新たなサービス・産業の創出に資するため、建築BIMの社会実装を加速化することが必要である。そのため、建築BIMの社会実装のキーポイントである、BIMによる建築確認、プロセス間の横断的活用を円滑化するための環境整備、維持管理段階における利用促進に係る検討・検証といった、建築BIMの社会実装を加速化するための取組を行う民間事業者等に対して支援を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2.3億円 | - |
| 2024年度 | 2.8億円 | 2.8億円 |
| 2023年度 | 3.2億円 | 3.2億円 |
| 2022年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A一般社団法人buildingSMARTJapanほか
2.8億円
BIMによる建築確認の審査環境整備、プロセス間の横断的活用を円滑化するための環境整備等に係る検討・検証を行う
一般社団法人buildingSMART Japan
株式会社市浦ハウジング&プランニング
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
建築BIMの活用促進は、社会的な課題である建築分野の生産性向上に直結するものであること等を踏まえ、更なる活用促進が図られるよう、事業のあり方を検討すべきである。
事業所管部局による点検・改善
建築BIMの社会実装の加速化に当たっては、設計・施行・維持管理と入った異なる業界の分野横断的な調整及び同一業界内の多岐にわたる関係主体との調整を行いつつ、全国統一的な環境整備を進める必要があるため、地方自治体や民間に委ねることができず、国が主導して施策を推進することが必要である。
改善の方向性
BIMデータの標準仕様を活用したユースケースの他分野での開発を図る。
外部有識者による点検
事業の目的は理解できますが、BIMの導入によってどのような変化が生じるかというアウトカム指標の見直しが必要ではないでしょうか。
所見を踏まえた改善点・反映状況
BIMは普及の過渡期であり、生産性向上等の社会変化を定量的に測定することが、現時点では難しいため、アウトカムは普及状況とするが、別途BIMの導入効果に関する調査を実施するとともに、社会変化に関するアウトカムについて引き続き検討する。
成果指標・目標値・実績値
BIMによる建築確認が可能となる環境が整う
測定指標:BIMによる建築確認を行う指定確認検査機関や特定行政庁の数[単位: 者]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
令和7年度末までに、建築BIM推進会議に参加する業界団体の会員事業者のうち、BIMを導入する事業者の割合を60%とする。
測定指標:建築BIM推進会議に参加する業界団体の会員事業者のうち、BIMを導入する事業者の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 48.4 | - |
| 2024年度 | - | 58.7 | - |
| 2025年度 | 60.0 | - | - |
BIMの横断的な活用が可能となる環境が整う
測定指標:BIMデータの標準仕様を活用したユースケースの実現数[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 1.0 | 50.0 |
BIMによる建築確認に係るガイドラインの作成
測定指標:補助事業者がBIMによる建築確認に係る検討のため、設計・審査者等関係者との打合せを行った回数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 10.0 | 20.0 | 200.0 |
| 2024年度 | 20.0 | 20.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
BIMデータの入力情報に関する標準仕様の作成
測定指標:補助事業者がBIMデータの入力情報に関する標準仕様の作成のため、設計・施工者等関係者との打合せを行った回数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 10.0 | 40.0 | 400.0 |
| 2024年度 | 40.0 | 142.0 | 355.0 |
| 2025年度 | 150.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般社団法人buildingSMART Japan
「BIM図面審査」における「確認申請用CDE」の構築等を行う事業
1.9億円1費目 ▾
一般社団法人buildingSMART Japan
「BIM図面審査」における「確認申請用CDE」の構築等を行う事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1.9億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。