2025年度当初予算
12.1億円
2024年度執行: 10.3億円
事業の目的・概要
事業の目的
【緑地整備】/ 防衛施設は、我が国の防衛力と日米安全保障体制を支える基盤として必要不可欠なものであり、これらは、演習場、飛行場、港湾など用途が多岐にわたり、広大な土地を必要とするものである。/ 航空機による頻繁な離着陸や射撃・爆撃、火砲による射撃、戦車の走行などが周辺地域の生活環境に大きな影響を及ぼす場合があり、さらにジェット戦闘機等による航空機騒音については、各地で訴訟が提起されている状況である。/ これらの障害の防止等のため、防衛施設周辺地域において、緑地帯その他の緩衝地帯を整備することにより、関係住民の生活の安定及び福祉の向上などが図られることで理解と協力が得られ、ひいては、防衛施設の安定的な使用に寄与することを目的とするものである。/【周辺補償】/ 駐留軍及び自衛隊の特定の行為により生ずる損失を補償することにより、関係住民の生活の安定及び福祉の向上に寄与することを目的とするものである。
現状・課題
【緑地整備】/ 移転措置事業で取得した土地(周辺財産)については、防衛施設と住宅地との緩衝地帯とするため、これまで緑地帯として植樹等を行った樹木の撫育管理を主に実施している。/ 一方、周辺財産の目的を妨げない範囲において、用途を限定して自治体等に対し使用を許可することも可能であり、この場合、使用を許可した周辺財産の維持管理は使用者が負担することになっている。/ 近年、昭和49年以降実施してきた植樹等により、周辺財産の樹木が繁茂したことなどによって、撫育管理のための維持管理経費がかさんでいることに加え、物理的にも利活用が困難な状況が生起している。/ これに対し、周辺の自治体等からは、不法投棄や治安上の不安の声が寄せられるようになっているほか、公園や駐車場等として市民のために周辺財産の利活用を望む声も出てきている。/ そのため、従来のように、防衛施設との緩衝地帯として緑地帯を整備することを主目的とすることを見直し、自治体等による周辺財産の利活用を積極的に認めていく。/ これは、周辺財産の維持管理経費の縮減の観点のみならず、地元の利益の観点からも望ましいと考えられ、これにより、防衛施設に対する住民の理解と協力の促進につなげることができ、ひいては防衛施設の安定的な使用に寄与することができる。/【周辺補償】/ 本事業は補償対象者からの申請に基づき、適正な補償を行い、防衛施設の安定的使用に寄与している。今後とも航空機等の使用の状況や農業経営の実態等を把握し、引き続き適正な補償に努める。
事業の概要
【緑地整備】/ 防衛施設は、我が国の防衛力と日米安全保障体制を支える基盤として必要不可欠なものであり、これらは、演習場、飛行場、港湾など用途が多岐にわたり、広大な土地を必要とするものである。/ 航空機による頻繁な離着陸や射撃・爆撃、火砲による射撃、戦車の走行などが周辺地域の生活環境に大きな影響を及ぼす場合があり、これらの障害の防止等のため緑地帯その他の緩衝地帯を整備することが重要である。/ 防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第5条第2項等の規定に基づき、自衛隊又は米軍が使用する飛行場等周辺において移転措置等により取得した土地(周辺財産)を防衛省所管行政財産として管理している。/ 同法第6条に基づき、周辺財産を緑地帯その他の緩衝地帯として整備することにより、周辺住民の生活環境の改善を図り、ひいては防衛施設の安定的運用に資することを目的としている。/【周辺補償】/ 駐留軍及び自衛隊による航空機の頻繁な離陸及び着陸等により、従来適法に農林漁業等の事業を営んでいたものがその事業の経営上損失を受けた場合、国がその損失を補償するものである。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 12.1億円 | - |
| 2024年度 | 12.2億円 | 10.3億円 |
| 2023年度 | 11.5億円 | 9.6億円 |
| 2022年度 | 9.3億円 | 7.5億円 |
| 2021年度 | 8.9億円 | 7.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A帯広防衛支局ほか
10.1億円
帯広防衛支局ほかへの示達
帯広防衛支局
南関東防衛局
北関東防衛局
九州防衛局
北海道防衛局
沖縄防衛局
熊本防衛支局
東北防衛局
中国四国防衛局
近畿中部防衛局
東海防衛支局
配分先ブロック B道東あさひ農業協同組合ほか
9.0億円
撫育管理(剪定、下刈り等)の工事を実施
道東あさひ農業協同組合
株式会社ホッカイ
株式会社五嶋造園
綠豊建設株式会社
株式会社オリアン
千歳市環境整備事業協同組合
第一造園土木株式会社
有限会社渡辺造園土木
有限会社加藤土木
有限会社前川グリーン土木
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2.9億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック C地方公共団体ほか
7,600万円
撫育管理(剪定、下刈り等)の工事を実施
御殿場市
裾野市
奈義町
松原水利組合
袋迫水利組合
城尾水利組合
配分先ブロック D個人Aほか212名代理人六ヶ所村長
3,150万円
補償・見舞金対象者
個人Aほか212名代理人六ヶ所村長
個人Bほか23名代理人C漁業協同組合代表理事組合長
個人Dほか34名代理人E漁業協同組合代表理事組合長
個人Fほか27名代理人東松島市長
個人Gほか58名代理人狭山市長
個人Hほか113名代理人兼本人I
個人Jほか107名代理人瑞穂町長
個人Kほか25名代理人兼本人L
個人Mほか19名代理人立川市長
個人Nほか48名代理人小松市長
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)420万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
複数の効果発現経路が設定され、すでに十分な内容が記載されている。
事業所管部局による点検・改善
【緑地整備】1 必要性 防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第6条の規定に基づき、移転措置事業で取得した土地(周辺財産)を緑地帯その他の緩衝地帯として国自ら整備するものであり、周辺住民の生活環境の改善を図ることができる。2 効率性 一般競争入札に付す等して、限りある予算を効率的に使用している。3 有効性 周辺財産を緑地帯その他の緩衝地帯として整備することにより、周辺自治体等のまちづくりを支援し、周辺住民の良好な生活環境の整備を図るうえで有効な施策であり、防衛施設の安定的使用に資するものである。4 総合評価 引き続き、関係地方公共団体等と密接に連携し、防衛施設と周辺住民等との調和が図れるよう進めていきたい。【周辺補償】1 必要性 駐留軍及び自衛隊による航空機の頻繁な離陸及び着陸等により、従来適法に農林漁業等の事業を営んでいた者がその事業の経営上損失を受けた場合、国がその損失を補償するものであり、防衛施設の安定的な使用の確保を図ることができる。2 効率性 通達等で損失補償金の算定方法を定め、適正な補償及び事務の効率性を確保するとともに、補償金支払までの迅速な処理に努めている。3 有効性 適正かつ迅速な補償を行うことにより、防衛施設の円滑な運用に資するものである。
改善の方向性
【緑地整備】 緑地整備に関しては、周辺財産における緑地帯の利活用を図るため、地元自治体等のニーズについて、幅広く意見を聴取の上、使用許可を推進していく。【周辺補償】 周辺補償に関しては、航空機等の使用の状況や農業経営の実態等を把握し、引き続き適正な補償に努めていきたい。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適切な効果発現経路の設定に努める。
成果指標・目標値・実績値
【緑地整備】周辺財産における緑地帯の形質が変更(樹木伐採)されたことにより、周辺自治体等による具体的な利用計画の策定が可能。
測定指標:【緑地整備】 緑地帯における使用許可面積[単位: ha]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 1.0 | - | - |
【緑地整備】周辺財産における緑地帯の利活用が促進されることにより、より周辺住民の生活の利便性向上が図られることで理解と協力が得られ、防衛施設の安定的な使用に寄与。また、国の管理面積が減少することにより、維持管理費が縮減。
測定指標:【緑地整備】 緑地帯における使用許可の累計面積[単位: ha]
年度別データを表示(2024〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 1.0 | - | - |
【周辺補償】 補償対象者からの申請について、すみやかに補償を実施すること。
測定指標:【周辺補償】補償申請を受けてからの処理に要する期間(標準処理期間:3か月)標準処理期間に対して短縮できた日数[単位: 日]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 30.0 | 52.0 | 173.33333 |
| 2023年度 | 30.0 | 42.0 | 140.0 |
| 2024年度 | 30.0 | 9.0 | 30.0 |
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
| 2026年度 | 30.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
【緑地整備】 周辺財産の行政目的を妨げない範囲において、より利用計画が策定しやすい土地形質に変更(樹木伐採)。
測定指標:【緑地整備】 形質の変更を行った緑地帯の面積[単位: ha]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
【周辺補償】農林漁業等の事業を営んでいた者が被った経営上の損失を補償
測定指標:【周辺補償】補償対象者数及び見舞金支給対象者数(補償等を希望する者からの申出を受けて補償するものであり、変動するため、年度毎の定量的な当初見込みを示すことは困難であることから、前年度実績を目標値として設定する。)[単位: 名]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 0.0 | 1395.0 | - |
| 2023年度 | 0.0 | 1344.0 | - |
| 2024年度 | 0.0 | 1312.0 | - |
| 2025年度 | 1312.0 | - | - |
| 2026年度 | 1312.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
道東あさひ農業協同組合
矢臼別演習場周辺地区:撫育管理工事
2.6億円1費目 ▾
道東あさひ農業協同組合
矢臼別演習場周辺地区:撫育管理工事
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 工事費 | 2.6億円 |
御殿場市
東富士演習場:植栽工事、撫育管理工事
5,070万円1費目 ▾
御殿場市
東富士演習場:植栽工事、撫育管理工事
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 工事費 | 5,070万円 |
個人Aほか212名代理人六ヶ所村長
三沢対地射爆撃場:農業
560万円1費目 ▾
個人Aほか212名代理人六ヶ所村長
三沢対地射爆撃場:農業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補償費 | 560万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。