2025年度当初予算
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2024年度執行: 37.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
海上自衛隊の主要艦艇が洋上において常時、作戦通信能力を維持するためKuバンド衛星通信を使用する。同通信をDII(防衛情報通信基盤)に接続して、陸上の上級司令部等との高速大容量の通信基盤を構築する。
現状・課題
海上自衛隊の主要艦艇は洋上を行動しつつ陸上の上級司令部等と連携し作戦を実施するため、洋上と陸上をシームレスに連接する高速大容量ネットワークへの接続が不可欠である。
事業の概要
艦艇に搭載した衛星通信器材を使用し、民間の通信衛星に搭載されたKuバンド中継器と地球局(通信中継所)を利用して通信するため、艦艇66隻が使用するKuバンド帯の衛星通信回線を借上げる。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 37.9億円 | 37.9億円 |
| 2023年度 | - | - |
| 2022年度 | 57.8億円 | 57.8億円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
直接ブロック ANTTドコモビジネス株式会社
37.9億円
Kuバンド衛星通信サービスの提供
NTTドコモビジネス株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者の所見を踏まえ、適切に対応されたい。なお、本事業は、事業活動が事業の最終目標に直結することから、現状において単一のアウトカムを設定することは妥当である。
事業所管部局による点検・改善
〇効率性 過去の回線使用状況から無駄のない回線使用を検討し類似の通信サービスとの比較や業者見積の精査を行い、また、長期利用割引を考慮してコスト削減を図っているため効率的である。なお、本事業においては、他の衛星通信サービスとの費用対効果等を勘案し、長期利用割引におけるKuバンド衛星通信サービスの制約はなく、通常契約との差異はない。〇有効性 衛星通信のKuバンド帯を借上げることで、洋上における高速大容量の通信が可能となり、海自主要艦艇の作戦遂行に有効である。〇必要性 広く洋上に展開する海上自衛隊、特に水上艦艇部隊にとって衛星通信は任務遂行に不可欠な存在である。防衛通信衛星「きらめき」を主として使用しているものの、帯域幅や覆域に限度がある。そのため、帯域及び覆域を補完するためにも、Kuバンド衛星通信が不可欠である状況に変化はない。〇アクティビティまたはアウトカムの設定 海上自衛隊の活動範囲は拡大を続けている。また、海外派遣の期間も長期化する傾向にあり、多数の部隊が長期間、広範囲で任務に従事している。よって、現在設定しているアクティビティ及びアウトカムの数値は適切であると考えられる。〇他事業との共有可否 類似の事業として、防衛通信衛星「きらめき」運用に関する経費が存在する。ただし、「きらめき」は前述のとおり、帯域幅と覆域に制限がありKuバンド衛星通信で補完している。よって共有は不可能である。
改善の方向性
近年ではKuバンド衛星通信よりも1kbpsあたりの費用対効果が優れるKaバンド衛星通信サービスの提供が開始されつつある。同サービス利用への移行により、より小規模の予算で同等以上の成果を引き出すことができる可能性がある。Kaバンド衛星通信の利用に関する調整を、担当企業と調整中であり令和9年度以降の利用開始を見込む。
外部有識者による点検
長期利用割引を活用しているとの説明だが、割引の利益と引き換えに防衛省にとって過度に自由度が制約された契約となっていないか、検証されているのであれば、デメリットが不利益になっていないことの説明も必要と思われる。
所見を踏まえた改善点・反映状況
有識者による所見を踏まえ、点検結果の有効性について反映を行った。引き続き事業の効果を測定するために適切な指標を設定するよう努める。
成果指標・目標値・実績値
海自主要艦艇が使用する通信衛星のKuバンド帯を借上げ、常時対応可能な作戦通信能力を維持する。
測定指標:海上自衛隊の主要艦艇の所要の常時対応可能なKuバンド衛星通信能力を提供した日数[単位: 日]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 365.0 | 365.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 365.0 | 365.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 366.0 | 366.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 365.0 | 365.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 365.0 | - | - |
Kuバンド帯衛星通信回線の借上げ
測定指標:4つの通信衛星(各1中継器)の借上げを実施[単位: エリア]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
NTTドコモビジネス株式会社
Kuバンド衛星通信回線の借上げ
37.9億円1費目 ▾
NTTドコモビジネス株式会社
Kuバンド衛星通信回線の借上げ
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 通信維持費 | 37.9億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。