2025年度当初予算
4.5億円
2024年度執行: 15.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
①第4次観光立国推進基本計画において、地方誘客に効果の高いコンテンツとして「国立公園の魅力向上とブランド化」が位置づけられており、国立公園満喫プロジェクトを実施して取組を進めているところ。2021年度からは全国立公園へ取組を水平展開しつつ、地域協議会の開催とステップアッププログラムの推進や、国立公園ならではの自然を活かした体験ツアーの造成、国内向けの魅力の発信、滞在体験の魅力向上の取組などを進める。/②「みちのく潮風トレイル」は、環境省が東日本大震災後に策定した「グリーン復興プロジェクト」の取組の一つとして設定した自然歩道であり、国立公園の利用促進、ひいては地域の観光業等の活性化、地域の復興に資する取組として、引き続き事業を推進する。/③優れた自然の風景や生物多様性、自然に根ざした地域の文化は観光資源及び自然体験活動の場として極めて高いポテンシャルを有しており、自然資源の魅力をさらに引き出すために、子どもたちが自然とふれあう機会の創出、エコツーリズムの推進や普及啓発、地域との連携強化を図る。
現状・課題
①満喫プロジェクトの現行の取組方針が2025年度までであり、これまでの成果や課題を踏まえて次期取組方針を策定する必要がある。現状では国立公園満喫プロジェクトの各公園における具体的行動計画となるステップアッププログラムの策定は13公園にとどまる。また、滞在体験魅力向上の取組については、昨年7月の観光立国推進閣僚会議で総理大臣から「2031年までに全国立公園に水平展開」する旨指示があったところであり、国際旅客税財源事業と連携して重点的に取組んでいく必要がある。/②コロナ禍の影響もあり、自然体験の価値への再認識や、CO2を排出しない旅行スタイルを可能とする「長く歩く旅」への関心の高まりが生じている。他方で、東海自然歩道等の長距離自然歩道については、これまで十分な管理運営が行われていない状況にあることから、対応が必要となっている。また、令和6年度はみちのく潮風トレイル全線開通5周年、東海自然歩道開通50周年の節目の年であり、これを契機として、近年注目が高まっている長距離自然歩道(ロングトレイル)の利活用の促進を図り、その利用を新たな価値として発信することで、交流人口の増加やインバウンドの取り込みへ貢献する必要がある。/③自民党「子どもの元気!農山漁村で育むプロジェクトチーム」、「過疎対策特別委員会」等の議論においても国立公園における子どもの自然体験、地域連携などは、課題対応に関わる取組とされており、取組を進める必要がある。
事業の概要
①国立公園満喫プロジェクトの取組を更に推進するため、全体的な利用者の動向、これまでの成果や課題を踏まえてR8年度以降の取組方針を検討し、有識者会議で議論した上で、策定するとともに、利用の行動計画(ステップアッププログラム等)の未策定公園での策定、目標値に係る指標の把握と分析による指標の見直し、協議会運営を通した自治体との連携促進、利用者負担の保全の仕組みづくりの更なる推進等を行う。また、旅客税財源事業と連携し、滞在体験の魅力向上事業の展開を更に加速化することにより、優れた自然を守るとともに、美しい自然の中での感動体験を柱とした滞在型・高付加価値観光の推進を図り、訪日外国人旅行者数及び国内利用者数・宿泊者数の復活と滞在時間の延長等を目指す。/②東海自然歩道等の長距離自然歩道(ロングトレイル)について、維持管理や管理運営体制について改めて把握し直し、管理運営体制や情報発信を強化するとともに、その利活用を促進する。また、ロングトレイルを活用した「長く歩く旅」を普及することで、トレイルを通した人と自然のふれあいの促進を図り、地域活性化に寄与する。/③国立公園等の地域連携プログラム強化、エコツーリズムの推進やジオパークと連携した事業推進による地域活性化、子どもの自然体験活動推進、自然とのふれあいの機会創出・情報の提供等を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4.5億円 | - |
| 2024年度 | 6.5億円 | 15.7億円 |
| 2023年度 | 6.1億円 | 5.9億円 |
| 2022年度 | 5.4億円 | 5.6億円 |
| 2021年度 | 5.4億円 | 4.4億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック C北海道地方環境事務所 ほか
11.0億円
国立公園等利用等推進事業に係る環境省直轄事業の発注・監督等
北海道地方環境事務所
関東地方環境事務所
九州地方環境事務所
東北地方環境事務所
釧路自然環境事務所
信越自然環境事務所
中国四国地方環境事務所
沖縄奄美自然環境事務所
中部地方環境事務所
近畿地方環境事務所
配分先ブロック D株式会社市川組 ほか
11.0億円
国立公園等利用等推進事業に係る地方環境事務所直轄事業の受注・実施
株式会社市川組
令和5年度富士山における適正利用推進調査検討業務日本工営・日本工営都市空間共同提案体 代表
北電総合設計株式会社
いであ株式会社
アジア航測株式会社
株式会社メッツ研究所
中間貯蔵・環境安全事業株式会社
株式会社一成
大日本ダイヤコンサルタント株式会社
株式会社シード・プランニング
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2.5億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック A株式会社JTB総合研究所 ほか
4.5億円
国立公園等利用等推進事業に係る環境本省直轄業務
株式会社JTB総合研究所
株式会社電通アドギア
株式会社プレック研究所
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社
株式会社博報堂
株式会社ドコモ・インサイトマーケティング
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
公益社団法人日本環境教育フォーラム
株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベル
株式会社JTB
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1.3億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック B竹富町西表島エコツーリズム推進協議会 ほか
1,810万円
エコツーリズム地域活性化支援事業に係る交付金交付決定事業者
竹富町西表島エコツーリズム推進協議会
国頭村エコツーリズム推進協議会
出水市エコツーリズム推進協議会
津別町エコツーリズム推進協議会
奥入瀬渓流エコツーリズムプロジェクト実行委員会
東村エコツーリズム推進協議会
神津島エコツーリズム推進協議会
屋久島町エコツーリズム推進協議会
肥前鹿島里山未来拠点協議会
名張市エコツーリズム推進協議会
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
より効率的・効果的な事業実施を図ること。
事業所管部局による点検・改善
①「国立公園満喫プロジェクト」として、具体的な取組方針を記載した「ステップアッププログラム2025」を策定した13公園において、同プログラムに基づく取組を推進するとともに、地域協議会を開催し進捗管理や効果的な取組を推進している。また、これまでの成果やノウハウを生かして他の公園でのコンテンツ充実等を展開し、民間事業者等の多様な主体と連携して誘客を行うなど、国立公園全体の誘客力を高めることで目標の達成に向けた取組を推進している。さらに、国内向け認知向上やワーケーション等の新たな利用層の獲得に向けた取組を実施し、国内誘客の強化を実施している。さらに改正自然公園法も踏まえ、国立公園満喫プロジェクトの取組を全35国立公園及び国定公園にも展開していく。②本事業は、地方創生、観光立国等の社会のニーズに応える重要な活動であり、本事業の効果として、「地域の参画によるサービスの向上と交流人口の拡大や民間企業等との連携強化を図るための制度構築」、「トレイル周辺のモニタリング」、「ロングトレイルの普及啓発」を目的として事業を実施しており、当初の予定に見合う実績に向かって取り組んでいるが、今後もより効率的かつ効果的な施策となるよう、引き続き取り組むことが必要。③本事業の効果として、エコツーリズムに取り組む各地の推進協議会の設立の促進、地域の自主的なエコツーリズムの取組を推進すること等を目的として事業を実施しており、当初の予定に見合う実績に向かって取り組んでいるが、今後もより効率的かつ効果的な施策となるよう、引き続き取り組むことが必要。
改善の方向性
①「ステップアッププログラム2025」に基づく着実かつ効果的な取組を推進するほか、プログラム策定13地域においては、2026年以降のステップアッププログラムの検討・策定を行う。それ以外の公園においても、地域の自治体や民間団体等と連携し、自然体験コンテンツの充実、旅行博・商談会への出展によるビジネスマッチング支援、ガイド等の人材育成、公共施設への民間サービスの導入、各公園の利用のストーリーづくりと公園計画・管理運営計画の改定、利用の行動計画の策定、改正公園法に基づく利用拠点整備改善計画及び自然体験活動促進計画の策定推進、利用者負担による保全の仕組みづくり、サステナブルな観光地づくり、国内向け含む情報発信等により、受入環境整備と誘客を促進することで、利用推進の取組を行う。②ロングトレイルの利用促進として、地域住民や民間事業者等が路線の維持や運営に参加・連携できる「運営のシステム」の構築が重要であることから、引き続き連携を図りつつ、システムの構築を実施していく。③国立公園等における自然資源を活用し、魅力的な地域づくりの推進に向けて、資源調査やルールづくり、人材育成等に取り組むエコツーリズム推進協議会等を引き続き支援し、エコツーリズム推進全体構想の策定を促進する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
「ステップアッププログラム2025」に基づく取り組みを着実かつ効果的に実施するとともに、地域の自治体や民間団体等と連携し、国立公園全体の受入環境整備と誘客促進を図る。また、事業執行においては引き続き不用額を減少させるよう努めるとともに、早期発注を図るなど効率的かつ効果的な予算執行に向けて改善を図る。
成果指標・目標値・実績値
国立公園の訪日外国人利用者数が増える。
測定指標:国立公園の訪日外国人利用者数
定量的な目標値・実績値は確認できません
2025年に、国立公園の訪日外国人利用者数が667万人(コロナ前同等)になる。
測定指標:国立公園の訪日外国人利用者数[単位: 万人]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | - | 585.0 | - |
| 2024年度 | - | 844.0 | - |
| 2025年度 | 667.0 | - | - |
2030年に、国立公園の訪日外国人利用者数が1000万人になる。
測定指標:国立公園の訪日外国人利用者数[単位: 万人]
年度別データを表示(2023〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | - | 585.0 | - |
| 2024年度 | - | 844.0 | - |
| 2025年度 | 667.0 | - | - |
| 2030年度 | 1000.0 | - | - |
2025年までに、日本人の国立公園利用者数を新型コロナウイルスの影響前に回復させる。
測定指標:国立公園区域内における日本人延べ宿泊者数[単位: 万人]
年度別データを表示(2020〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | - | 2004.0 | - |
| 2021年度 | - | 1953.0 | - |
| 2022年度 | - | 2852.0 | - |
| 2025年度 | 3205.0 | - | - |
みちのく潮風トレイルの利用者数が増加する。
測定指標:みちのく潮風トレイル利用者数[単位: 万人]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | - | 12.0 | - |
| 2024年度 | 13.5 | 13.0 | 96.2963 |
| 2025年度 | 15.0 | - | - |
長距離自然歩道の利用者数が増加する。
測定指標:長距離自然歩道利用者数[単位: 万人]
年度別データを表示(2020〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | - | 5053.0 | - |
| 2021年度 | - | 5005.0 | - |
| 2025年度 | 7758.0 | - | - |
エコツーリズムのススメのホームページのアクセス数が増え、エコツーリズムへの関心が高まる。
測定指標:環境省HP内「エコツーリズムのススメ」のWEBアクセス数[単位: アクセス数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 24000.0 | 24019.0 | 100.07917 |
| 2022年度 | 24000.0 | - | - |
| 2023年度 | 24000.0 | - | - |
| 2024年度 | 24000.0 | 23244.0 | 96.85 |
| 2025年度 | 24000.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
エコツーリズム推進全体構想認定数が増加する。
測定指標:エコツーリズム推進全体構想認定数が都道府県に1以上[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 35.0 | 19.0 | 54.28571 |
| 2025年度 | 38.0 | - | - |
| 2026年度 | 41.0 | - | - |
| 2027年度 | 44.0 | - | - |
| 2028年度 | 47.0 | - | - |
※ 2020〜2028年度のデータあり(直近5年度を表示)
ステップアッププログラムを策定する。
測定指標:ステップアッププログラムが策定された公園数[単位: 箇所]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 11.0 | 12.0 | 109.09091 |
| 2022年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 13.0 | 13.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 14.0 | 13.0 | 92.85714 |
| 2025年度 | 13.0 | 13.0 | 100.0 |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
トレイルの協力者や関係団体を増加させる。
測定指標:ロングトレイル体制強化推進事業実施地域数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 28.0 | 28.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 28.0 | 29.0 | 103.57143 |
| 2023年度 | 29.0 | 29.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 30.0 | 29.0 | 96.66667 |
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
エコツーリズムの全国的な普及・定着
測定指標:環境省HP内「エコツーリズムのススメ」の掲載情報の更新回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 10.0 | - | - |
| 2022年度 | 10.0 | - | - |
| 2023年度 | 10.0 | - | - |
| 2024年度 | 10.0 | 9.0 | 90.0 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)4件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社市川組
令和4年度(補正)層雲峡集団施設地区利用拠点再生促進事業廃屋解体工事
6.4億円4費目 ▾
株式会社市川組
令和4年度(補正)層雲峡集団施設地区利用拠点再生促進事業廃屋解体工事
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 直接工事費 | 4.4億円 |
| 共通仮設費 | 9,370万円 |
| 一般管理費 | 5,800万円 |
| 現場管理費 | 4,190万円 |
株式会社JTB総合研究所
令和6年度国立公園アドベンチャートラベル展開事業実施業務
9,240万円1費目 ▾
株式会社JTB総合研究所
令和6年度国立公園アドベンチャートラベル展開事業実施業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 9,240万円 |
竹富町西表島エコツーリズム推進協議会
令和6年度生物多様性保全推進交付金(エコツーリズム地域活性化支援事業)
400万円1費目 ▾
竹富町西表島エコツーリズム推進協議会
令和6年度生物多様性保全推進交付金(エコツーリズム地域活性化支援事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 交付金 | 400万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。