2025年度当初予算
4,270万円
2024年度執行: 4,140万円
事業の目的・概要
事業の目的
日本においてSBASは2020年4月から準天頂衛星「みちびき3号機」を利用した測位補強サービスが開始されるとともに、今後準天頂衛星7機体制化に合わせたさらなる高精度なSBAS整備に着手するなど、更なる活用が期待されているところ。欧州では、SBASは2011年より国際標準に基づき、主に航空機の衛星航法に利用されているが、その用途を航空以外の領域(船舶・鉄道・自動車など)へ拡張する取組が進められている。また、2017年には衛星測位に関する日欧協力取決め(Cooperation Arrangement)の署名がなされ、準天頂衛星(QZSS)-Galileoを利用した自動運転、船舶、鉄道、航空等の分野における産業・技術協力が進みつつある。/これを踏まえ、日本でもSBASの利活用を複数の交通モードの分野へ拡張することを目的に、航空以外のモードに適した衛星測位情報等の提供方法についての検討を行い、技術開発を実施する。
現状・課題
現在、SBASについては、主に航空分野で利用されており、他の交通モードの利用を促進するため、汎用性のある提供方法を構築することが必要。/加えて提供方法に合わせた受信機やアプリケーション開発も必要になってくるところ、その利活用によるメリットを民間企業が早期に享受できるよう、国が主導して提供システムのプロトタイプを開発し、民間企業の技術開発を推進することが必要。/また、航空以外の他の交通モードの利用ではトンネル等での電波の遮蔽空間が多く、衛星電波の受信できない箇所における対策が必要。
事業の概要
SBAS測位補強情報の他の交通モード展開の技術開発・実証/・SBAS測位補正技術を適用し、各種交通モードに適した信頼性の高い位置情報の取得を可能とするデータ提供システムの実証(SBASを活用したデータ提供システムの実証)及びSBASデータ提供システムに蓄積された測位補正データを活用したさらなる利用分野拡充の検討を行う。また、次世代SBAS実証システムを用いた実証及び検討も行う。/・トンネル等での電波の遮蔽空間が多く、衛星電波の受信できない箇所における対策のための検討を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4,270万円 | - |
| 2024年度 | 4,270万円 | 4,140万円 |
| 2023年度 | 4,300万円 | 3,290万円 |
| 2022年度 | 4,270万円 | 3,900万円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A一般財団法人航空保安無線システム協会
4,140万円
調査及び研究開発の実施等
一般財団法人航空保安無線システム協会
配分先ブロック Cイエローテイル・ナビゲーション株式会社
600万円
ネットワーク型SBAS受信機の試作支援ほか
イエローテイル・ナビゲーション株式会社
配分先ブロック D株式会社ニコン・トリンブル
450万円
測位システムPOS LV搭載実験車両の提供と運行ほか
株式会社ニコン・トリンブル
配分先ブロック B国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所電子航法研究所
100万円
L5 SBASメッセージの配信ほか
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
修正した長期アウトカムなど、引き続き目標の達成に向けて取り組んでいただきたい。
事業所管部局による点検・改善
本施策は、宇宙利用等により公共交通の安全性に資するものであり社会的ニーズに対応している。また本施策は、特定の地域のみを対象としたものではなく、わが国全体の交通システムに係る安全性・信頼性の高い技術の確立を目的としているため、国が実施する必要がある。今年度の取組に関しては、アクティビティ101において、各種交通モードにSBASの利用拡大を目指した実証・検討を行い、その方向性を示すことができた。
改善の方向性
施策効果の発現とリンクするよう、長期アウトカムを修正した。目標最終年度での長期アウトカムの目標達成に向け、より効果的な施策となるよう留意しつつ引続き事業を実施する。
外部有識者による点検
-
所見を踏まえた改善点・反映状況
修正した長期アウトカムを含め、より効果的な施策となるよう留意しつつ引続き事業を実施する。
成果指標・目標値・実績値
SBASサービス提供に関するシステムの受信精度等の検証
測定指標:受信精度等を検証した交通モード(使用態様で分類)の個数[単位: 個]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
各種交通モードで搭載する受信機に求められる要件の明確化
測定指標:搭載する受信機に求められる要件を明確にした交通モード(使用態様で分類)の個数[単位: 個]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
各種交通モードにおける持続的な衛星測位情報等の提供に向けた技術開発
測定指標:各種交通モードにおける持続的な衛星測位情報等の提供に向けた技術開発件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 0.0 | 1.0 | - |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般財団法人航空保安無線システム協会
令和6年度 SBASの他の交通モードでの利活用に向けた調査研究業務
4,140万円5費目 ▾
一般財団法人航空保安無線システム協会
令和6年度 SBASの他の交通モードでの利活用に向けた調査研究業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1,260万円 |
| 再委託費 | 1,140万円 |
| 一般管理費 | 1,050万円 |
| その他原価 | 680万円 |
| 直接経費 | 10万円 |
イエローテイル・ナビゲーション株式会社
SBAS測位補強情報を他の交通モードへ展開するための技術開発調査及び実証
600万円1費目 ▾
イエローテイル・ナビゲーション株式会社
SBAS測位補強情報を他の交通モードへ展開するための技術開発調査及び実証
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託業務費 | 600万円 |
株式会社ニコン・トリンブル
SBAS測位補強情報を他の交通モードへ展開するための技術開発調査及び実証
450万円1費目 ▾
株式会社ニコン・トリンブル
SBAS測位補強情報を他の交通モードへ展開するための技術開発調査及び実証
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託業務費 | 450万円 |
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
SBAS測位補強情報を他の交通モードへ展開するための技術開発調査及び実証
100万円1費目 ▾
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
SBAS測位補強情報を他の交通モードへ展開するための技術開発調査及び実証
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託業務費 | 100万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。