2025年度当初予算
3.8億円
2024年度執行: 5.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
〇これまで横ばい傾向であった国内旅行市場が需要拡大へ転じるためには、新たな交流市場の創出が重要。/〇「何度も地域に通う旅、帰る旅」という新たな旅のスタイルで反復継続した来訪を促進する「第2のふるさとづくり」、コロナ禍を経たテレワークの普及や働き方の多様化を踏まえた「ワーケーションの普及・定着」、将来にわたって国内外の旅行者を惹き付ける「新たなレガシー形成」により、旅の潜在需要を顕在化させ、地域の関係人口拡大にもつながる形で交流需要の拡大を図る。
現状・課題
・第2のふるさとづくりプロジェクト事業においては、過去2年間地域との関係性の構築等により、来訪後も地域への関心を継続できる仕組みづくりを行い、自然環境への関心が高い層やふるさとを持たない若年層等に訴求するプログラムを造成してきた。モデルツアー参画者による再来訪の実績が早期に現れた地域もある一方、中長期に渡り継続的に多頻度での来訪を促すためには、地域と深めた関係性を前提とした来訪目的・来訪意欲の向上が重要となることから、より個別のターゲットニーズに着目した来訪機会を創出するモデルの構築に取り組む必要がある。/・ワーケーション事業においては、令和3年度以降、導入企業は着実に増加しているものの、いまだ高い水準とはいえない状況。※令和3年度 9.1% → 令和4年度 13.4% (観光庁調査) ワーケーション普及の課題に挙がった子育て世代を対象にしたワーケーションのモデル、特定の執務環境を持たないノマドワーカー等、新たな働き方に対応したワーケーションのモデルの構築に取り組み、ワーケーションの更なる普及・定着を図る。/・レガシー事業においては、令和4年度より地域・日本の新たなレガシー形成に向けて、実現可能性調査を行っているところである。レガシー形成では、1か所のみならず周辺地域での多角的な調査及び地域内外の多数の関係者との調整・合意形成が課題となっており、中長期的な事業実施が必要であるため、継続的な検討・支援が求められる。
事業の概要
〇第2のふるさとづくり(何度も地域に通う旅、帰る旅)という新たな旅のスタイルについてモデル実証や第2のふるさとづくり推進ネットワークを通じて推進・定着を図る。/〇ワーケーションについてモデル実証や、官民連携推進協議会の活動を通じて推進・定着を図る。/○将来にわたって国内外の旅行者を惹きつける地域・日本の新たなレガシー形成に向けた実現可能性調査及びプラン作成の実施。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3.8億円 | - |
| 2024年度 | 6.1億円 | 5.7億円 |
| 2023年度 | 6.5億円 | 6.1億円 |
| 2022年度 | 7.7億円 | 7.1億円 |
| 2021年度 | 5.0億円 | 4.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック B株式会社博報堂
2.6億円
「第2のふるさとづくりプロジェクト」モデル実証事業の運営事務局として、第2のふるさとづくりに関する業務を総合的に企画・運営
株式会社博報堂
配分先ブロック D株式会社読売広告社 ほか
1.8億円
第2のふるさとづくり(何度も地域に通う旅、帰る旅)等の新たな仕掛けづくりにより、反復継続した来訪者などのあらたな交流市場の開拓や、新たに関心の高まっているニーズを取り込み誘客につなげる取組を行うためのモデル実証事業を実施
一般社団法人 雪国観光圏
一般社団法人栗東市観光協会
全但バス株式会社
株式会社地方創生
福島市フルーツラインエリア観光推進協議会
株式会社渡辺梱包企画
株式会社読売広告社
生坂村
一般社団法人秩父地域おもてなし観光公社
一般社団法人 岳温泉観光協会
一般社団法人ジソウラボ
一般社団法人キタ・マネジメント
直接ブロック A株式会社JTB
1.8億円
「ワーケーション普及・定着の促進事業」に関する業務を総合的に企画・運営
株式会社JTB
配分先ブロック G株式会社パソナJOBHUB ほか
4,830万円
デジタルノマド受入に向けた環境及び体制整備に関わる実証
株式会社パソナJOB HUB
株式会社キッチハイク
株式会社NomadResort
福岡市
日向市
配分先ブロック E株式会社毎日新聞社 ほか
2,710万円
子育て世代でも参加可能な業務型ワーケーションモデルに関する実証
株式会社毎日新聞社
株式会社Edo
農ライファーズ株式会社
直接ブロック C各運輸局等
1.3億円
地域・日本の新たなレガシー形成事業の実施
関東運輸局
中国運輸局
近畿運輸局
東北運輸局
北海道運輸局
北陸信越運輸局
九州運輸局
中部運輸局
配分先ブロック F一般社団法人創造遺産機構ほか
1.3億円
FS調査等作業業務
一般社団法人創造遺産機構
きづきアーキテクト株式会社
八千代エンジニヤリング株式会社
株式会社ライヴ環境計画
株式会社日本総合研究所
バリューマネジメント株式会社
有限責任監査法人トーマツ
株式会社エブリプラン
株式会社グリーンシグマ
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2,850万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
これまでに実施してきた各実証事業について効果検証や課題整理を行い、事業の発展性も含め検証するとともに、国内外の交流市場の拡大に向けて、各実証事業対象者のニーズにより合致した事業設計とし、推進企業や取組地域の拡大を図るべき。
事業所管部局による点検・改善
○第2のふるさと事業においては、実証事業を実施し12の地域においてモデルとなる事例を創出した。令和6年度末時点で「第2のふるさとづくり推進ネットワーク」に、660の団体が参画するなど取組が広がっている。今後は来訪者を関係人口化する取組の推進、また地域への経済効果の拡大や、事業の持続可能性向上の取組が必要。〇ワーケーション事業においては、ワーケーション普及の課題に挙がった子育て世代を対象にしたワーケーションモデル実証を3件、特定の執務環境を持たないノマドワーカー等、新たな働き方に対応したワーケーションモデル実証を5件実施したほか、令和5年度のモデル実証で造成したプログラムを企業へ販売することを目的とした商談会を計3回開催した。企業におけるワーケーションの取組状況には二極化の傾向が見られるため、各企業のニーズに適合した実効性の高いモデルの構築が必要。〇レガシー事業においては、13件の事業について地域・日本の新たなレガシー形成に向けて実現可能性調査を実施した。レガシー形成には中長期的な事業実施が必要であるため、今後も継続的な検討・支援が必要。
改善の方向性
○これまでの第2のふるさとづくりプロジェクトでまだ組成できていない、地域経済波及効果に注目しつつ、持続的に事業継続可能な「先駆的事例創出モデル」及びワーケーション等を通じて企業が滞在を通じて知見を地域に還元していく、企業の関係人口化に向けた「企業版第2のふるさとづくりモデル」の事例創出に取り組む。○レガシー事業においては、昨年度の実現可能性調査を踏まえ、事業の実現に向けて継続的な検討・支援を実施する。
外部有識者による点検
この事業には3つの事業が含まれている.レガシー(「魅力発見・創出),「ワーケーション」(非都市部での交流人口型),「第2のふるさと」(非都市部との関係人口型)という構成である.実際の個別事業をウエッブサイトでみた印象に過ぎないが,個人的には,ワーケーションについては事業の見直しの必要性を感じた.点検資料(アクティビティからの発現経路)にも国費を投入するだけの発展性を見いだし難い.「第2のふるさと」は,個々の事業の成果は数値として表れにくいであろうが,既に一定の広がりがあり,かつそれに取り組む個々の地域の住民が,その活動を行うこと(仮に成功では無くても)を通じて,得るものが多いように見えた(動画などをみて).
所見を踏まえた改善点・反映状況
有識者から指摘のあったワーケーションについては、より地域と企業の強い結びつきを構築するプログラム造成に取り組み、地域・企業双方にメリットをもたらす新たな優良モデルの創出につなげる。第2のふるさとづくりについては、取り組む地域住民と来訪者それぞれについて関係人口化を通じてのメリットを得られるよう、コンテンツの磨き上げに努めるとともに、各地域にてより持続可能な取組となるためのナレッジを創出し、さらなる普及に努める。
成果指標・目標値・実績値
<第2のふるさと事業>モデル実証地域における翌年度の事業継続
測定指標:モデル実証地域における翌年度の事業継続率[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 50.0 | 94.7 | 189.4 |
| 2023年度 | 50.0 | 94.4 | 188.8 |
| 2024年度 | 50.0 | 100.0 | 200.0 |
| 2025年度 | 75.0 | - | - |
<ワーケーション事業>モデル実証地域における翌年度の事業継続
測定指標:モデル実証地域における翌年度の事業継続率[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 40.0 | 40.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 30.0 | 30.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 10.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
<レガシー事業>地域・日本の新たなレガシー形成に向けた協議会及び定例会等の実施
測定指標:地域・日本の新たなレガシー形成に向けた協議会及び定例会等の実施数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | - | 64.0 | - |
| 2024年度 | 50.0 | 72.0 | 144.0 |
| 2025年度 | 15.0 | - | - |
<第2のふるさと事業>地域の関係人口化を通した継続的な再来訪の創出
測定指標:第2のふるさとづくり推進ネットワークの登録者数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 400.0 | 429.0 | 107.25 |
| 2023年度 | 550.0 | 529.0 | 96.18182 |
| 2024年度 | 700.0 | 660.0 | 94.28571 |
| 2025年度 | 850.0 | - | - |
| 2026年度 | 1000.0 | - | - |
<ワーケーション事業>企業におけるワーケーション制度の導入率の向上
測定指標:従業員100人以上の企業におけるワーケーション制度の導入率[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | - | 9.1 | - |
| 2022年度 | 9.2 | 13.3 | 144.56522 |
| 2023年度 | 13.4 | 17.0 | 126.86567 |
| 2024年度 | 20.0 | 12.7 | 63.5 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
<レガシー事業>将来にわたって国内外から旅行者を惹きつける新たな観光資源の発掘
測定指標:事業化に至る対象レガシー件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 2.0 | 200.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
<第2のふるさと事業>「第2のふるさとづくり」のモデル実証を実施し、先進事例を創出
測定指標:モデル実証実施数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 19.0 | 19.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 18.0 | 18.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 16.0 | - | - |
<ワーケーション事業>子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション、特定の執務環境を持たないノマドワーカー等、新たな働き方に対応したワーケーションの推進に向けたモデル実証を実施
測定指標:モデル実証実施数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 40.0 | 40.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 30.0 | 30.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 10.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
<レガシー事業>実施可能性調査等の実施
測定指標:実施可能性調査等の実施地域[単位: 地域数]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 10.0 | 14.0 | 140.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 14.0 | 140.0 |
| 2024年度 | 10.0 | 13.0 | 130.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社博報堂
第2のふるさとづくりプロジェクトモデル実証事業の運営等
2.6億円5費目 ▾
株式会社博報堂
第2のふるさとづくりプロジェクトモデル実証事業の運営等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 1.8億円 |
| 情報発信費 | 3,670万円 |
| 人件費 | 3,260万円 |
| その他 | 800万円 |
| 事業費 | 280万円 |
株式会社JTB
ワーケーションモデル実証事業の運営等
1.8億円8費目 ▾
株式会社JTB
ワーケーションモデル実証事業の運営等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 6,880万円 |
| 人件費 | 3,660万円 |
| その他 | 3,340万円 |
| 調査費 | 1,860万円 |
| 販売促進費 | 1,330万円 |
| 情報発信費 | 410万円 |
| 伴走支援者派遣費用 | 290万円 |
| システム利用料・事務局旅費 | 160万円 |
株式会社地方創生
「第2のふるさとづくりプロジェクト」に係るモデル実証
1,500万円1費目 ▾
株式会社地方創生
「第2のふるさとづくりプロジェクト」に係るモデル実証
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 1,500万円 |
一般社団法人創造遺産機構
魅力と価値を共感できる世界遺産へ~世界遺産富岡製糸場を核としたレガシー形成事業
1,050万円1費目 ▾
一般社団法人創造遺産機構
魅力と価値を共感できる世界遺産へ~世界遺産富岡製糸場を核としたレガシー形成事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1,050万円 |
株式会社パソナJOB HUB
「デジタルノマド受入に向けた環境及び体制整備に関わる実証事業」に関わるモデル実証
1,000万円1費目 ▾
株式会社パソナJOB HUB
「デジタルノマド受入に向けた環境及び体制整備に関わる実証事業」に関わるモデル実証
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 調査費 | 1,000万円 |
株式会社毎日新聞社
「子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション実証事業」に関わるモデル実証
990万円1費目 ▾
株式会社毎日新聞社
「子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション実証事業」に関わるモデル実証
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 990万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。