2025年度当初予算
7,450万円
2024年度執行: 7,280万円
事業の目的・概要
事業の目的
ITの進展等に伴う金融を取り巻く環境の変化に適切に対応し、ブロックチェーン技術の活用やフィンテックによる金融イノベーションの促進を通じて、利用者利便の向上や企業の成長力強化を実現し、我が国経済・金融の発展につなげていく。
現状・課題
金融庁では新たな金融サービスの育成に向けて、「1.個別事業者支援」、「2.環境整備」、「3.調査研究」の3本柱で各種イノベーション推進施策を実施しており、本事業では、FinTechサポートデスク・FinTech実証実験ハブによる個別事業者支援を行うと同時に、それらを的確に実施するため、民間の技術・ビジネス動向に関する継続的な調査・研究を実施している。AI及びブロックチェーン/Web3.0領域は、金融の将来的な姿を大きく変えていく可能性が高いことが指摘されている一方で、技術進展の速度が極めて速く、産業振興に向けた金融規制上の課題も多いことから、個別事業者支援や調査研究、国際カンファレンスの開催を通じて課題解決を図っていく。
事業の概要
<①フィンテックに関する相談業務に係る経費>/FinTechサポートデスク・FinTech実証実験ハブ等の支援機能の更なる普及・宣伝活動や、スタートアップ支援のために、全国各地のフィンテック企業集積地や外部オフィスでの相談受付等を実施する。/<②AI及びブロックチェーン/Web3.0の健全な利活用に向けた共同研究経費> /AI及びブロックチェーン技術等の活用可能性や課題に係る研究を外部委託で実施。また、米国の研究機関に金融庁職員を派遣し、ブロックチェーン技術に関する研究に従事させ、ブロックチェーン技術を活用した分散型金融システムのガバナンスのあり方について、当局、技術者、学識経験者等の幅広いステークホルダーが集まる「ブロックチェーン・ラウンドテーブル」にて議論し、検討を進める。/<③「FIN/SUM」及び「Japan Fintech Week」開催経費>/成長余地が大きい我が国のフィンテック産業の更なる発展のため、日本のフィンテック市場の魅力を世界に向けてアピールするとともに、国内外ステークホルダー間の連携強化や我が国がリードする形でAI等の革新的な技術の国際金融規制に関する議論の機会を設けるため、国際カンファレンス「FIN/SUM」を中心に複数のサイドイベントから構成される「Japan Fintech Week」を開催する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 7,450万円 | - |
| 2024年度 | 7,480万円 | 7,280万円 |
| 2023年度 | 6,240万円 | 6,110万円 |
| 2022年度 | 6,910万円 | 7,000万円 |
| 2021年度 | 9,400万円 | 7,300万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック Aブロックチェーン調査研究
2,980万円
ブロックチェーンに関する調査研究
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
直接ブロック B近畿日本ツーリスト株式会社
850万円
「FIN/SUM 2025」及び「Japan Fintech Week 2025 」 の開催に係るイベント運営業務
近畿日本ツーリスト株式会社
直接ブロック C株式会社アウトソーシングテクノロジー
410万円
Japan Fintech Week 2025広報のための特設ウェブページ・ウェブコンテンツの作成・更新等業務
株式会社アウトソーシングテクノロジー
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
○引き続き競争性の確保に留意した調達を行い、適切な予算執行に努めること。○外部有識者の所見を踏まえ、適切な目標設定を検討していくこと。
事業所管部局による点検・改善
令和6年度は、ブロックチェーン国際共同研究業務の実施においては企画競争によって競争性の確保に努めたほか、「FIN/SUM」及び「Japan Fintech Week」開催業務の実施においても一般競争入札(最低価格落札方式)によって競争性の確保、コスト削減に努めつつ、当局者やフィンテック事業者同士の連携強化やネットワーク機会の創出を実現した。また、相談業務については、事業者等に効果的にアプローチする方法として、外部オフィスを活用した相談受付、海外フィンテックイベントにおける出張相談、海外事業者が多く参加した国内イベントにおける出張相談等を行い、活動目標を達成した。
改善の方向性
本施策を通じて得られた幅広い知見を、今後の金融庁の政策の検討材料とする。引き続き、競争性の確保やコスト削減に努めつつ、長期アウトカム目標を達成するため、「Japan Fintech Week」等の開催を通じたネットワーク機会の創出を図る。また、相談業務については、外部オフィスの活用等を含め、フィンテック事業者との日常的な接点を確保することで、引き続ききめ細やかな相談対応を行うとともに、海外フィンテックイベントへの出張相談、海外事業者が多く参加する国内イベントにおける出張相談等を通じて国内進出を検討する海外フィンテック事業者からの相談対応を行う。
外部有識者による点検
長期アウトカムの記載が、「支援を行う」、「議論を行う」、「機会を創出する」に留まっているが、本来の目的は、フィンテック産業の育成を通じて、我が国の金融機関がデジタルを活用したより高度な金融サービスを提供できるようにすることではないかと考える。長期アウトカムの記載内容を将来のあるべき姿に添う表現にするとともに、現在記載されていない短期・中期のアウトカムも設定することで、事業の目的、進捗、成果が明確になるようにすることが望まれる。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、競争性のある入札の活用等により効率的な予算執行の観点からコスト削減に努めつつ、令和8年度においては、主にJapan Fintech Weekの規模拡大、左記に伴うウェブサイト改善による利便性向上のため前年比17百万円の増額を要求したい。
成果指標・目標値・実績値
FinTechサポートデスクでの相談受付及びFinTech実証実験ハブでの支援を行う。
測定指標:FinTechサポートデスクの相談受付件数・FinTech実証実験ハブの相談受付件数[単位: 件数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | - | 265.0 | - |
| 2022年度 | - | 316.0 | - |
| 2023年度 | 290.0 | 284.0 | 97.93103 |
| 2024年度 | 289.0 | 232.0 | 80.27682 |
| 2025年度 | 232.0 | - | - |
海外当局や研究者、民間事業者等と共同研究の結果を共有し、得られた知見に基づいて議論を行う。
測定指標:外部委託調査の結果報告書や研究機関での成果を用いた、国際会議・研究会・外部講演等の開催件数[単位: 件数]
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
我が国フィンテックのサービスや事業環境の魅力を世界に向けてアピールするとともに、フィンテック産業の発展に欠かせない国外の先進的な事業者・当局者等と国内ステークホルダーとのネットワークの機会を創出する。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
フィンテック企業集積地や外部オフィスでの相談受付を行う。
測定指標:出張相談等の実施回数・外部オフィスの利用日数[単位: 回数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 266.0 | 271.0 | 101.8797 |
| 2022年度 | 134.0 | 139.0 | 103.73134 |
| 2023年度 | 134.0 | 136.0 | 101.49254 |
| 2024年度 | 134.0 | 134.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 120.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
ブロックチェーン技術等の活用可能性や課題に係る研究を行う。
測定指標:外部委託調査の報告書公表件数[単位: 件数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
「FIN/SUM・Japan Fintech Week」を開催する。
測定指標:「FIN/SUM・Japan Fintech Week」の開催件数[単位: 件数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
「ステーブルコインの健全な発展に向けた分析」
2,980万円1費目 ▾
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
「ステーブルコインの健全な発展に向けた分析」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 諸謝金 | 2,980万円 |
近畿日本ツーリスト株式会社
「Japan FinTech Week 2025」の開催に係る登壇者招聘及びイベント運営関連業務
850万円1費目 ▾
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「Japan FinTech Week 2025」の開催に係る登壇者招聘及びイベント運営関連業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 金融政策業務庁費 | 850万円 |
株式会社アウトソーシングテクノロジー
Japan Fintech Week 2025広報のための特設ウェブページ・ウェブコンテンツの作成・更新等業務
410万円1費目 ▾
株式会社アウトソーシングテクノロジー
Japan Fintech Week 2025広報のための特設ウェブページ・ウェブコンテンツの作成・更新等業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 金融政策業務庁費 | 410万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。