2025年度当初予算
8.0億円
2024年度執行: 11.4億円
事業の目的
バイオマス発電は、災害時のレジリエンス向上や、地域産業の活性化など多様な価値を有する再生可能エネルギーであり、2040年度エネルギーミックスでは電源構成で5~6%程度を見込む。/本事業では、木質バイオマス発電の安定稼働に向け、国内木質バイオマス燃料の供給ポテンシャルの拡大や、発電コストの大半を占める燃料費の低減等を目指す。
現状・課題
・FIT制度創設以来、バイオマス発電設備は順調に導入が拡大。2023年度末時点の導入量が7.5GWと、2030年目標(8.0GW)に近い水準の導入が実現している。/・一方、他の再エネ(太陽光・風力等)とは異なり、発電には絶えず燃料投入が必要であり、バイオマス発電の運営コストの大半は燃料費が占める。バイオマス発電所の安定稼働に向けては、燃料の安定調達・低コスト化が課題となる。/・また、国産木質バイオマスについては、建材需要に左右され供給が不安定であることに加え、バイオマス発電所が増加したことにより、需給はひっ迫傾向にある。
事業の概要
バイオマス発電の安定稼働に向け、森林・林業等と共生する持続可能な木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システムを構築するため、以下の取組を行う。/(1)新たな燃料ポテンシャル(早生樹、広葉樹等)を開拓・利用可能とする”エネルギーの森”実証事業/燃料材生産に適した複数の樹種について、気候条件が異なる地域ごとに、植林・育林・伐採・搬出方法の実証を行うとともに、各工程において燃料の供給ポテンシャル拡大・生産コスト削減につながる資機材の開発・実証を行う。/(2)木質バイオマス燃料の安定的・効率的な製造・輸送等システムの構築に向けた実証事業/チップ・ペレット燃料製造・輸送に関し、製造工程の改善等による、安定供給体制の確立・燃料の品質向上に向けた実証を行う。/(3)木質バイオマス燃料の品質安定化等に向けた調査事業/燃料品質規格の普及や早生樹等による国産木質バイオマス燃料の活用等のための調査を行う。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 8.0億円 | - |
| 2024年度 | 10.0億円 | 11.4億円 |
| 2023年度 | 7.4億円 | 7.3億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
バイオマス発電は発電コストの大半を収集・運搬等の燃料費が占める構造にあることに加え、昨今では燃料需給のひっ迫も見られ、事業の安定継続が課題であるとされている。このため、第7次エネルギー基本計画において、国産木質バイオマスの供給拡大に向け、関係省庁が連携し、各地域に適した早生樹や広葉樹等の育林手法等の実証を推進することとしている。本事業はこうした方針に沿ったものであり重要な取組である。本事業を開始した2021年度以来、各気候帯区分における早生樹・広葉樹等の実証等を着実に拡大してきており、2024年度までに17件の実証を進めてきたところ。育林手法等の実証には樹木が成長するための一定期間が必要であることも踏まえ、引き続きこれらの取組を粘り強く進め、実証成果の実用化を目指していくことが重要である。
改善の方向性
これまでの実証で得られた成果や知見等を活かし、早生樹・広葉樹等を活用するための技術指針・導入要件の手引き策定に取り組むなど、本事業の成果を森林経営計画をはじめとした林野政策において実用化していくことが必要である。そのため、プロジェクト毎の地域や樹種に応じた林野行政との調整を丁寧に行いつつ、本事業全体での成功事例の水平展開を進めていくこととする。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適切に執行していく
本事業の対象事業者の燃料用木質バイオマス資源の増加量
測定指標:木質バイオマスの年間増加量(2024年度)[単位: 万t/年]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.1 | 0.087 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システム構築支援事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 助成事業費 | 7.1億円 |
| 繰越 | 3.8億円 |
| 管理費 | 2,560万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 13.5億円 | 3.2億円 |
| 2021年度 | 12.5億円 | 1.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 8.0億円 |
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
(国)新エネルギー・産業技術総合開発機構
11.4億円運営交付金の交付
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
株式会社ジャパンインベストメントアドバイザーほか
5.7億円新たな燃料ポテンシャル(早生樹等)を開拓・利用可能とする”エネルギーの森”実証事業の助成先
株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー
株式会社エコグリーンホールディングス
バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社
株式会社柴田産業
株式会社グリーンアース
株式会社森のエネルギー研究所ほか
5,460万円新たな燃料ポテンシャル(早生樹等)を開拓・利用可能とする”エネルギーの森”実証事業の助成先の委託先
株式会社森のエネルギー研究所
国立研究開発法人森林研究・整備機構
国立大学法人宇都宮大学
鉄建建設株式会社ほか
1.4億円木質バイオマス燃料の安定的・効率的な製造・輸送等システムの構築に向けた実証事業の助成先
鉄建建設株式会社
上野村
極東開発工業株式会社
一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会ほか
2,500万円木質バイオマス燃料(チップ、ペレット)の品質規格の策定委託事業の委託先
一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
| 2025年度 | 0.1 | - | - |
本事業の対象事業者に加え、事業成果を活用して新たに生産を開始した事業者を含めた燃料用木質バイオマス資源の増加量
測定指標:木質バイオマスの年間増加量(2032年度)[単位: 万t/年]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 11.0 | - | - |
| 2029年度 | 11.0 | - | - |
| 2030年度 | 11.0 | - | - |
| 2031年度 | 11.0 | - | - |
| 2032年度 | 11.0 | - | - |
※ 2024〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
燃料材のコストを2024年度までに2021年度比6%削減する
測定指標:コスト削減率(2024年度)[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 6.0 | 11.0 | 183.33333 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
燃料材のコストを2032 年度までに2021年度比30%削減する
測定指標:コスト削減率(2032年度)[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 30.0 | - | - |
| 2029年度 | 30.0 | - | - |
| 2030年度 | 30.0 | - | - |
| 2031年度 | 30.0 | - | - |
| 2032年度 | 30.0 | - | - |
※ 2024〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
水分量が価格に反映されるなどの品質規格と価格が紐付けられた適切な取引慣行事例を世の中に提示し、規格を普及を推進
測定指標:規格を推奨する団体数(2024年度)[単位: 団体]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
水分量が価格に反映されるなどの品質規格と価格が紐付けられた適切な取引慣行が推奨されていること
測定指標:規格を推奨する団体数(2032年度)[単位: 団体]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 2.0 | - | - |
| 2029年度 | 2.0 | - | - |
| 2030年度 | 2.0 | - | - |
| 2031年度 | 2.0 | - | - |
| 2032年度 | 2.0 | - | - |
※ 2024〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
2021年から2028年までの8年間の事業、最終的には日本の気候区分6つ全てで事業を実施
測定指標:実証事業の件数[単位: 件(延べ件数)]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 11.0 | 11.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 11.0 | - | - |
| 2026年度 | 11.0 | - | - |
| 2027年度 | 11.0 | - | - |
| 2028年度 | 11.0 | - | - |
※ 2021〜2028年度のデータあり(直近5年度を表示)
2021年から2028年までの8年間の事業、最終的には4テーマ以上を実施
測定指標:実証事業の件数[単位: 件(延べ件数)]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 7.0 | - | - |
| 2026年度 | 8.0 | - | - |
| 2027年度 | 8.0 | - | - |
| 2028年度 | 8.0 | - | - |
※ 2021〜2028年度のデータあり(直近5年度を表示)
品質規格・普及のための手引きの作成
測定指標:品質規格・普及のための手引きの作成数[単位: 件(延べ件数)]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
| 2026年度 | 5.0 | - | - |
| 2027年度 | 5.0 | - | - |
| 2028年度 | 5.0 | - | - |
※ 2021〜2028年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
| 委託事業費 | 2,500万円 |
株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー
中四国に於けるユーカリを活用したエネルギーの森実証事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 機械装置等費 | 1.8億円 |
| その他経費 | 1,310万円 |
鉄建建設株式会社
木質チップの半炭化加工による高効率バイオマス燃料製造実証事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 2,390万円 |
| その他経費 | 1,650万円 |
| 労務費 | 890万円 |
株式会社ZEエナジー
木質チップの半炭化加工による高効率バイオマス燃料製造実証事業に係る委託
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 労務費 | 1,100万円 |
| その他経費 | 600万円 |
一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会
木質バイオマス燃料(チップ、ペレット)の品質規格の普及へ向けた調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 労務費 | 1,050万円 |
| その他経費 | 190万円 |
| 消費税及び地方消費税 | 140万円 |
| 間接経費 | 120万円 |
株式会社森のエネルギー研究所
紀伊半島エリア各地でのセンダン・ヤナギ類・ナラ類・カシ類等の育苗~植林~搬出実証に係る委託
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 労務費 | 850万円 |
| その他の経費 | 10万円 |
株式会社環境公害分析センター
JFEエンジニアリング株式会社
坂井森林組合
遠野興産株式会社
一般社団法人徳島地域エネルギー
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
株式会社古家園
国立大学法人岩手大学
フォレストエナジー株式会社
株式会社NTTアーバンソリューションズ総合研究所
学校法人東京農業大学
国立大学法人宮崎大学
国立大学法人東京大学
くしま木質バイオマス株式会社
北アルプス森林組合
株式会社PEO技術士事務所
シン・エナジー株式会社
うすきエネルギー株式会社
株式会社ZEエナジーほか
3,050万円木質バイオマス燃料の安定的・効率的な製造・輸送等システムの構築に向けた実証事業の助成先の委託先
株式会社ZEエナジー
国立大学法人東京科学大学
H&A環境計画株式会社
上野村森林組合
学校法人中部大学
合同会社ゆーぱる上野