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エネルギー対策費終了予定事業ID: 3751

炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー関連技術開発事業

経済産業省製造産業局素材産業課開始: 2020年度

2025年度当初予算

-

2024年度執行: 6.8億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

鋼鉄の1/5の軽さで鋼鉄の5倍以上の強度を持つセルロースナノファイバー(CNF)は大気中のCO2を吸収・固着した植物・天然素材であるため、カーボンリサイクルの一端を担うことができる。本事業では、CNF製造プロセスにおけるコスト低減、製造方法の最適化、量産効果が期待できる用途に応じたCNF複合化・加工技術等の開発を促進する。あわせて成果の普及に必要となるCNFの安全性評価やライフサイクルアセスメント(LCA)評価等を行い、社会実装・市場拡大を早期に実現することを目的とする。

現状・課題

我が国の化学品の多くは石油由来の原料から製造され、現状では石油消費量の約24%を化学用原料として使用しており、依然として化学産業では化石資源を大量に消費している(石油連盟「今日の石油産業2019」)。一方、世界的に石油消費量が拡大する中、輸入に頼る石油の価格上昇や枯渇リスク、CO2排出量の増大に伴う温暖化問題に直面しており、化学品製造の革新的イノベーションの実現により、こうした課題を乗り越えていくことが急務となっている。将来的に石油資源の供給リスクを克服し、かつ持続可能な低炭素社会を実現していくためには、バイオマスなど様々な非石油由来原料への転換が必要である。このような背景から、第5次エネルギー基本計画においても2050年に向けた対応として、温室効果ガス80%削減を目指し、エネルギー転換・脱炭素化への挑戦を謳っており、2050年に向けて化石燃料の利用に伴う二酸化炭素の排出量を大幅に削減する必要があり、あらゆる技術的な選択肢を追求する必要がある。

事業の概要

省CO2や炭素循環社会に貢献するCNFについて、社会実装・市場拡大を早期に実施するため、①革新的CNF製造プロセス技術の開発、②量産効果が期待されるCNF利用技術の開発、③成果普及に必要となる評価手法等の開発等を行うことで、石油由来化学品と比較して同等以上の性能を確保しつつ、各用途への利用における原料転換や自動車部材への導入における軽量化に伴う省エネルギー化等により2030年度時点で年間750万トンのCO2削減を目指します。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)--
2024年度6.4億円6.8億円
2023年度6.5億円6.4億円
2022年度6.4億円9.8億円
2021年度6.3億円9.3億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
特別会計-
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織経済産業省直接国立研究開発法人新エネ…6.8億円配分先国立大学法人東京大学ほか3.3億円配分先プラス・テク株式会社ほか3.2億円

支出先詳細

この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織経済産業省
直接ブロック A

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

6.8億円

プロジェクトマネジメント

1

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

国立研究開発法人交付
6.8億円
配分・再委託国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 より)
配分先ブロック C

国立大学法人東京大学ほか

3.3億円

【委託】/CNFの安全性評価およびLCA評価手法の検討

1

国立大学法人東京大学

国立大学法人随意契約(企画競争)
1.4億円
2

国立研究開発法人産業技術総合研究所

国立研究開発法人随意契約(企画競争)
1.3億円
3

国立研究開発法人福井大学

国立研究開発法人随意契約(企画競争)
5,570万円
配分・再委託国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 より)
配分先ブロック B

プラス・テク株式会社ほか

3.2億円

【補助金交付】/①革新的CNF製造プロセス技術の開発、②CNF利用技術の開発

1

プラス・テク株式会社

株式会社補助金等交付
1.1億円
2

日本製紙株式会社

株式会社補助金等交付
6,680万円
3

CHEMIPAZ株式会社

株式会社補助金等交付
5,230万円
4

東亜合成株式会社

株式会社補助金等交付
3,850万円
5

株式会社スギノマシン

株式会社補助金等交付
2,540万円
6

UBE株式会社

株式会社補助金等交付
1,350万円
7

大洋塩ビ株式会社

株式会社補助金等交付
920万円
8

花王株式会社

株式会社補助金等交付
830万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

本事業を総括し、その後の事業に活用すること

事業所管部局による点検・改善

事業目標としていた、700円/kgの目標を達成。

改善の方向性

特になし。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

石油由来化学品と比較して、性能で同等以上かつコスト競争力のあるCNF複合樹脂等の革新的製造プロセスを確立することにより、製造コストを2024年度までに700円/kgまで低減する。※(研)新エネルギー・産業技術総合開発機構中間評価(2022年度に実施)において、目標値の検証、達成状況の確認を行う。

測定指標:CNF複合樹脂等製造コスト(円/kg)[単位: 円/kg]

年度別データを表示(20202024年度)
年度目標値実績値達成率
2020年度1300.01300.0100.0
2021年度1300.01300.0100.0
2022年度1000.01000.0100.0
2023年度1000.01000.0100.0
2024年度700.0700.0100.0
アウトカム

2030年度までに年間750万トンCO2の削減を達成する。

測定指標:CO2削減量[単位: 万トン/年]

年度別データを表示(20302030年度)
年度目標値実績値達成率
2030年度750.0--
アウトプット

累計17件の製造プロセスの利用技術を開発する。

測定指標:研究開発項目数[単位: 研究開発項目数]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度15.015.0100.0
2022年度17.016.094.11765
2023年度17.017.0100.0
2024年度17.017.0100.0
2025年度0.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

プロジェクトマネジメント

6.8億円3費目 ▾
費目金額
委託費6.2億円
研究開発管理費3,000万円
繰越2,600万円

国立大学法人東京大学

CNFの安全性評価およびLCA評価手法の検討

1.4億円4費目 ▾
費目金額
その他7,330万円
間接費4,290万円
人件費2,530万円
消耗品費150万円

プラス・テク株式会社

革新的CNF製造プロセス技術の開発

1.1億円5費目 ▾
費目金額
機械装置費9,020万円
その他580万円
人件費560万円
間接費340万円
消耗品費120万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。