2025年度当初予算
-
2024年度執行: 44.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
カーボンニュートラルの実現に向けて、エネルギー源を化石燃料(石油)から非化石の次世代燃料(合成燃料等)にシフトさせていく必要がある。本事業では、次世代燃料の安定供給体制の構築を目指すとともに、石油精製事業者の事業転換(非燃料製造事業への転換による化石燃料供給の縮小と次世代燃料供給のための設備投資等)を推進し、また、エネルギーセキュリティの観点から引き続き必要とされる化石燃料の安定供給体制を確保することを目的とする。
現状・課題
化石燃料の一種である石油は、1次エネルギーの約4割を占めており、燃料用途や素材用途だけでなく、可搬性や貯蔵性、機動性に優れていることから、災害時にはエネルギー供給の「最後の砦」となる。今後、石油の需要は減少していくものの、引き続き、国民生活・経済活動に不可欠なエネルギー源であり、強靱な安定供給体制の確保が重要である。/一方で、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けては、燃料の主体が石油から非化石の次世代燃料(合成燃料等)への転換を進め、エネルギー源の低炭素化・脱炭素化を加速していく必要がある。
事業の概要
足下の国民生活・経済活動に不可欠なエネルギー源である化石燃料の安定供給体制を確保しつつ、カーボンニュートラル社会において国民生活・経済活動を支えていくこととなる次世代燃料の安定供給を実現していくための技術開発や環境整備等を支援することとし、以下の取組を行う。/(1)次世代燃料の安定供給促進事業/ 合成燃料等の次世代燃料(非化石燃料)の製造手法の確立や安定供給を確保していくための環境整備等を支援。/(2)化石燃料供給事業再構築支援事業/ 化石燃料等製造から非燃料等製造への転換及び化石燃料等製造プロセスの脱炭素化等への転換を支援。/(3)化石燃料等供給体制の強靱化支援事業/ 地域への化石燃料安定供給上重要な油槽所等における大雨・高潮対策を支援。/(4)油槽所等早期復旧支援事業/ 令和6年能登半島地震により被災した油槽所等の設備補修等を支援する。/(5)石油ガス製品貯蔵・供給施設早期復旧支援事業/ 令和6年能登半島地震により被害を受けた石油ガス貯蔵・供給施設の復旧を支援する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 70.0億円 | 44.7億円 |
| 2023年度 | 66.0億円 | 35.2億円 |
| 2022年度 | 75.0億円 | 49.4億円 |
| 2021年度 | 122.3億円 | 58.7億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | - |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック Eエネルギー供給構造高度化事業コンソーシアム(CROS)
20.3億円
間接補助事業の執行管理
エネルギー供給構造高度化事業コンソーシアム
配分先ブロック GENEOS株式会社ほか
12.2億円
次世代燃料の安定供給促進事業の実施
ENEOS株式会社
三菱ガス化学トレーディング株式会社
出光興産株式会社
配分先ブロック FENEOS株式会社ほか
3.1億円
化石燃料等供給体制の強靱化支援事業の実施
ENEOS株式会社
出光興産株式会社
配分先ブロック H出光興産株式会社
3.0億円
化石燃料供給事業再構築支援事業の実施
出光興産株式会社
配分先ブロック J東西オイルターミナル株式会社ほか
1.6億円
油槽所等早期復旧支援事業の実施
東西オイルターミナル株式会社
出光興産株式会社
ENEOS株式会社
日本海石油株式会社
キグナス石油株式会社
直接ブロック A国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
15.0億円
プロジェクト管理
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
配分先ブロック B一般財団法人石油エネルギー技術センターほか
11.4億円
一貫製造プロセス
一般財団法人石油エネルギー技術センター
国立研究開発法人産業技術総合研究所
出光興産株式会社
配分先ブロック D日本特殊陶業株式会社ほか
1.5億円
SOEC共電解
日本特殊陶業株式会社
一般財団法人電力中央研究所
三菱電機株式会社
国立大学法人東京工業大学
配分先ブロック C国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学ほか
9,110万円
次世代FT
国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学
国立大学法人横浜国立大学
学校法人成蹊学園成蹊大学
ENEOS株式会社
直接ブロック I一般財団法人カーボンニュートラル燃料技術センター
7.7億円
製油所の脱炭素化事業の実施
一般財団法人カーボンニュートラル燃料技術センター
直接ブロック KENEOSグローブ
1.6億円
石油ガス製品貯蔵・供給施設早期復旧支援事業の実施
ENEOSグローブ株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
廃止
事業所管部局による点検・改善
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けては、燃料の主体が石油から非化石の次世代燃料(合成燃料等)への転換を進め、エネルギー源の低炭素化・脱炭素化を加速していく必要があり、国費の投入を行う必要があるところ。現地の状況確認や定期的な交付決定状況の確認、年度末の確定検査等により適正な支出がされていることを把握できる仕組みとしている。また、執行事務等にかかる費用の節減に努めることにより、合理的・効率的な業務遂行を徹底している。
改善の方向性
事業者へのヒアリング等を通じて申請(予定)案件の把握を行うことで、適正かつ厳格な予算執行に努めるとともに、本事業で予定している工事が計画どおりに実施可能とすべく、間接補助事業者に対して調整等を早期に進めるよう促す。
所見を踏まえた改善点・反映状況
廃止
成果指標・目標値・実績値
次世代燃料の製造を促進する。
測定指標:次世代燃料製造にかかる設備投資又は技術実証件数[単位: 件]
年度別データを表示(2023〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 4.0 | 5.0 | 125.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 0.0 | - |
燃料供給における次世代燃料(非化石燃料)の割合を高める。
測定指標:(合成燃料の供給量/全燃料の供給量)[単位: -]
年度別データを表示(2024〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
令和6年度までに100kW級パイロットスケールでの液体燃料製造効率50%を達成するためのプロセス基本設計を確立する。
測定指標:液体燃料製造効率(製造効率50%を目標100%達成とする)[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 50.0 | 50.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 50.0 | 57.0 | 114.0 |
CO2からの液体合成燃料の製造と、CN燃料の使用によるCO2削減
測定指標:2024年に、CN燃料約37百万KL/年、CO2排出削減量 約90.7百万トン-CO2/年を目指す[単位: 百万t-CO2/年]
年度別データを表示(2024〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 90.7 | 0.0 | - |
製油所の事業転換及び事業再構築を促進し、カーボンニュートラルへの実現を図る。
測定指標:非燃料製品の売上高の増加比率[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 5.0 | 0.0 | - |
技術開発を通じて実装可能な段階へと仕上がった技術を対象に特許出願を通じた権利の保護を行う。
測定指標:特許出願件数(初年度から累計)[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 11.0 | 0.0 | - |
| 2022年度 | 11.0 | 2.0 | 18.18182 |
| 2023年度 | 11.0 | 3.0 | 27.27273 |
| 2024年度 | 11.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 11.0 | - | - |
開発された技術の社会実装を図る。
測定指標:実装された技術を用いたことによるCO2削減量(2019年比)[単位: 万t/年]
年度別データを表示(2024〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 400.0 | 0.0 | - |
大雨・高潮等を想定した対策を実施予定の全ての油槽所等において、検討・対策を大幅に進捗させる。
測定指標:大雨・高潮等を想定した対策を実施し、災害対応能力の強化を図った油槽所等の箇所数[単位: 箇所]
年度別データを表示(2022〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 12.0 | 1.0 | 8.33333 |
| 2023年度 | 12.0 | 2.0 | 16.66667 |
| 2024年度 | 12.0 | 11.0 | 91.66667 |
被災地域の油槽所等の機能の回復
測定指標:被災地域の油槽所等の復旧状況
定量的な目標値・実績値は確認できません
被災地域の石油ガス製品貯蔵・供給施設の復旧
測定指標:被災地域の石油ガス製品貯蔵・供給施設の復旧状況
定量的な目標値・実績値は確認できません
次世代燃料製造・安定供給に向けた設備投資や技術実証を促進させる。
測定指標:補助金の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 3.0 | - | - |
| 2023年度 | 3.0 | 0.0 | - |
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
液体合成燃料に関する革新的製造技術の確立を目指し、事業期間(2020-24年度)での成果を累計35件以上とする。
測定指標:液体合成燃料に関する革新的製造技術に関する論文投稿と特許出願の件数(累計)[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 15.0 | 18.0 | 120.0 |
| 2022年度 | 25.0 | 28.0 | 112.0 |
| 2023年度 | 35.0 | 38.0 | 108.57143 |
| 2024年度 | 35.0 | 73.0 | 208.57143 |
| 2025年度 | 0.0 | 0.0 | - |
製油所の事業転換及び事業再構築を促進させる。
測定指標:補助金の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2020〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | 7.0 | 6.0 | 85.71429 |
| 2021年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 3.0 | 75.0 |
| 2023年度 | 4.0 | 3.0 | 75.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 0.0 | - |
研究開発成果を学会等で発表し、学識者等から評価を受ける。
測定指標:国内外の学会等への論文投稿、及び成果発表等で技術開発した内容の報告件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 10.0 | 11.0 | 110.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 12.0 | 120.0 |
| 2024年度 | 10.0 | 0.0 | - |
油槽所等における大雨・高潮等を想定した対策の推進
測定指標:油槽所等における大雨・高潮等を想定した対策の支援数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 12.0 | 1.0 | 8.33333 |
| 2023年度 | 3.0 | 2.0 | 66.66667 |
| 2024年度 | 3.0 | 0.0 | - |
令和6年能登半島地震により被災した油槽所等の設備補修等の支援の実施
測定指標:補助件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
令和6年能登半島地震により被害を受けた石油ガス製品貯蔵・供給施設の復旧
測定指標:補助件数[単位: 件]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | 42.0 | - |
| 2025年度 | 0.0 | 0.0 | - |
※ アクティビティ(活動の記述)7件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
エネルギー供給構造高度化事業コンソーシアム
間接補助事業の執行管理
20.3億円1費目 ▾
エネルギー供給構造高度化事業コンソーシアム
間接補助事業の執行管理
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 20.3億円 |
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
プロジェクト管理
15.0億円1費目 ▾
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
プロジェクト管理
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| プロジェクト管理費 | 15.0億円 |
ENEOS株式会社
CO2と水素を原料とした合成燃料製造プロセスの技術実証のためのパイロットプラント建設事前検討・工事
9.3億円1費目 ▾
ENEOS株式会社
CO2と水素を原料とした合成燃料製造プロセスの技術実証のためのパイロットプラント建設事前検討・工事
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 9.3億円 |
一般財団法人カーボンニュートラル燃料技術センター
脱炭素化に向けた研究開発の計画立案、実施、成果のまとめ等
7.7億円1費目 ▾
一般財団法人カーボンニュートラル燃料技術センター
脱炭素化に向けた研究開発の計画立案、実施、成果のまとめ等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 7.7億円 |
一般財団法人石油エネルギー技術センター
一貫製造プロセス
5.4億円1費目 ▾
一般財団法人石油エネルギー技術センター
一貫製造プロセス
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 5.4億円 |
出光興産株式会社
化石燃料等製造から非燃料等製造への転換及び化石燃料等製造プロセスの脱炭素化等への転換等
3.0億円1費目 ▾
出光興産株式会社
化石燃料等製造から非燃料等製造への転換及び化石燃料等製造プロセスの脱炭素化等への転換等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 3.0億円 |
ENEOS株式会社
仙台製油所排水能力増強工事
2.6億円1費目 ▾
ENEOS株式会社
仙台製油所排水能力増強工事
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2.6億円 |
ENEOSグローブ株式会社
石油ガス製品貯蔵・供給施設早期復旧支援事業の実施
1.6億円1費目 ▾
ENEOSグローブ株式会社
石油ガス製品貯蔵・供給施設早期復旧支援事業の実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1.6億円 |
東西オイルターミナル株式会社
金沢油槽所A地区における油槽所等早期復旧支援事業
6,340万円1費目 ▾
東西オイルターミナル株式会社
金沢油槽所A地区における油槽所等早期復旧支援事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6,340万円 |
日本特殊陶業株式会社
SOEC共電解
6,080万円1費目 ▾
日本特殊陶業株式会社
SOEC共電解
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 6,080万円 |
※ 上位10グループを表示(残り1グループ)
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。