2025年度当初予算
123.1億円
2024年度執行: 112.1億円
事業の目的・概要
事業の目的
中小企業が下請け構造から脱却し成長を実現するためには、ものづくり基盤技術及びサービスモデルの高度化を図ることが重要。/中小企業による持続的な成長のため、研究開発及びその成果の事業化を支援するとともに、中小企業が自立的にイノベーションを創出していくためのエコシステムの形成を図ることを目的とする。
現状・課題
「2025年度版中小企業白書」(2025年4月25日閣議決定)において、企業規模拡大には、積極的なイノベーション等の推進が有効な手段とされており、スケールアップを実現した事業者では、プロダクト・イノベーション等のイノベーション活動に取り組んでいる割合が高いことや、「100億企業」では「仕入先」「大学等」など外部のプレイヤーと直接連携できており、オープンイノベーションに取り組んでいる事業者も一定数存在すると記されている。/また、「2025年度版中小企業白書」(2025年4月25日閣議決定)において、スケールアップに当たって重要な投資戦略として、「研究開発」が重要な戦略であることが確認されている。/さらに、「統合イノベーション戦略2025(2025年6月6日閣議決定)において、イノベーションは、我が国の経済成長を加速させ、社会課題を解決する原動力であることから、その重要性が一層増しており、他国との相対的な研究力の低下やイノベーション・エコシステム形成の遅れは、我が国の経済成長や国際社会におけるパワーバランスへの大きな影響が懸念されるところ、産学官連携やオープンイノベーション等の促進が強く求められている。/しかしながら、日本の研究費総額は30年ほど横ばいが続いているほか、国内の民間研究開発費の中でも中小企業の占める割合は極めて小さく、2021年においては3%に満たない。また、その割合はOECD諸国のうち日本が最下位となっている。さらに、国の研究開発予算に占める中小企業の割合もOECD諸国のうち最低水準となっている。/2023年に行った中小企業庁の委託調査によると、イノベーションの必要性を感じている中小企業は7割を超えるにも関わらず、実際に取組めている企業は44%に留まっており、必要性は感じていても取り組めていない企業が少なくない。2020年に実施した全国イノベーション調査によれば、イノベーション実施のために必要なリソースの不足としては、「能力のある人材の不足」が30%、「自己資金の不足」が20%と上位を占めており、さらなる政策的支援が必要である。/そのため、人材面や資金面で十分にイノベーションに取り組めていない中小企業の研究開発の取組をしっかりと支援することで、成長志向の中小企業を創出し、日本全体のイノベーションの継続的な拡大につなげ、日本経済の持続的成長の実現に貢献していく。
事業の概要
中小企業が大学・公設試等の研究機関等と連携して行う、研究開発、試作品開発等に係る取組を最大3年間支援する。加えて、採択された事業者を対象に、研究開発成果の販路開拓等についても支援する。/また、中小企業によるマーケットインでのイノベーション創出を強力に支援する活動を普及・拡大をするための実証事業を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 123.1億円 | - |
| 2024年度 | 128.5億円 | 112.1億円 |
| 2023年度 | 132.9億円 | 96.4億円 |
| 2022年度 | 104.9億円 | 94.1億円 |
| 2021年度 | 109.0億円 | 99.2億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック B関東経済産業局 ほか
108.2億円
公募に係る受付作業や政策面の評価(一部)、補助金交付決定、確定検査、研究開発の進捗状況の把握、継続契約に係る審査等の業務を実施。
関東経済産業局
近畿経済産業局
中部経済産業局
東北経済産業局
九州経済産業局
北海道経済産業局
中国経済産業局
四国経済産業局
沖縄総合事務局
配分先ブロック D一般財団法人大阪科学技術センター ほか
106.7億円
事業管理機関、共同体構成員の相互の調整を行うとともに、研究開発計画の実施、進捗管理のほか、財産管理等の事業管理、研究開発成果の普及等を行う。
一般財団法人大阪科学技術センター
公益財団法人岐阜県産業経済振興センター
公益財団法人滋賀県産業支援プラザ
公益財団法人みやぎ産業振興機構
公益財団法人京都高度技術研究所
一般社団法人首都圏産業活性化協会
公益財団法人名古屋産業振興公社
公益財団法人いわて産業振興センター
公益財団法人長野県産業振興機構
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)68.2億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック C有限責任監査法人トーマツ ほか
1.5億円
確定検査等に係る事務補助業務及び成果に関する調査業務、事業化支援等を実施。
有限責任監査法人トーマツ
PwC Japan有限責任監査法人
株式会社日本能率協会コンサルティング
テルウェル西日本株式会社
KPMGコンサルティング株式会社
株式会社リバネス
株式会社北海道二十一世紀総合研究所
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1,810万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
直接ブロック A株式会社ロフトワーク ほか
3.9億円
採択事務に関する補助業務及び成果に関する調査業務等を実施
株式会社ロフトワーク
株式会社リベルタス・コンサルティング
アクセンチュア株式会社
株式会社ピコ・ナレッジ
有限責任あずさ監査法人
配分先ブロック E中島清一(大阪大学 特任教授)ほか
2.3億円
中小企業のマーケットインのイノベーションを支援。
中島清一(大阪大学 特任教授)
株式会社Revitalize
株式会社クライシスインテリジェンス
株式会社リ・パブリック
株式会社キャンパスクリエイト
公益財団法人くまもと産業支援財団
一般社団法人首都圏産業活性化協会
株式会社RICH
株式会社eiicon
株式会社コボ
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)980万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック F株式会社KPMG FAS ほか
400万円
中小企業のマーケットインのイノベーションを支援。
株式会社KPMG FAS
弁護士 岩田 知孝
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと
事業所管部局による点検・改善
事業実施期間中に中間評価を実施し適切な進捗管理を行うとともに、成果が期待できない事業への支援を取りやめ案件のスクリーニングを行うことで、より成果が期待できる事業を重点的に支援する仕組みとしている。また、事業終了後に事業化状況報告やフォローアップ調査を継続的に行うことで、事業の進捗状況や事業成果の把握を行っている。令和5年度に実施した「成長型中小企業等研究開発支援事業」中間評価検討会では、委員から、「現在は、事業管理機関に対する経費は定額であるが、事業管理機関としての負担は増大しており、事業管理機関のインセンティブが働く仕組みを検討していただきたい」、「技術とビジネスの両方を理解し、経験した人材から支援が受けられるような制度の整備も必要であり、併せて、そのような人材の育成も求められる。」といった意見をいただいている。
改善の方向性
「成長型中小企業等研究開発支援事業」中間評価検討会における委員指摘を踏まえ、研究開発、試作品開発等への支援について、事業管理機関のインセンティブが働くような制度設計を検討するとともに、中小企業によるイノベーション創出を強力に支援する活動を普及・拡大するための実証事業を通じて、中小企業の技術をビジネスに結びつけていく人材の育成にもつなげていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、効率的かる適正な執行に努める。
成果指標・目標値・実績値
個々のプロジェクトに関する最終年の達成度の平均値が50%を超えること。
測定指標:最終年のプロジェクト達成度の平均値[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 50.0 | - | - |
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
| 2027年度 | 50.0 | - | - |
プロジェクト終了後5年時点で、事業化(製品等を継続的に販売)を達成するプロジェクトが半数を超えること。
測定指標:事業化(製品等を継続的に販売)割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2032年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 50.0 | - | - |
| 2023年度 | 50.0 | - | - |
| 2024年度 | 50.0 | - | - |
| 2025年度 | 50.0 | - | - |
| 2032年度 | 50.0 | - | - |
※ 2021〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
事業化を達成した事業者の付加価値額が、事業終了後5年時点で、年率平均+3%以上向上すること。
測定指標:事業化を達成した事業者の付加価値額の伸び率(年率平均)[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2032年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 3.0 | - | - |
| 2023年度 | 3.0 | - | - |
| 2024年度 | 3.0 | - | - |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
| 2032年度 | 3.0 | - | - |
※ 2021〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
事業化を達成した事業者の給与支給総額が、事業終了後5年時点で、年率平均+1.5%以上向上すること。
測定指標:事業化を達成した事業者の給与支給総額の伸び率(年率平均)[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2032年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1.5 | - | - |
| 2023年度 | 1.5 | - | - |
| 2024年度 | 1.5 | - | - |
| 2025年度 | 1.5 | - | - |
| 2032年度 | 2.0 | - | - |
※ 2021〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
プロジェクト終了後5年時点で、補助事業の総売上累計額が総予算投入額の150%を超えること。
測定指標:補助事業の総売上累計額/総予算投入額[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2032年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 150.0 | - | - |
| 2023年度 | 150.0 | - | - |
| 2024年度 | 150.0 | - | - |
| 2025年度 | 150.0 | - | - |
| 2032年度 | 150.0 | - | - |
※ 2021〜2032年度のデータあり(直近5年度を表示)
中小企業等が産学官連携して行う、研究開発等への支援
測定指標:支援実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 288.0 | 310.0 | 107.63889 |
| 2023年度 | 323.0 | 325.0 | 100.6192 |
| 2024年度 | 367.0 | 365.0 | 99.45504 |
| 2025年度 | 348.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
関東経済産業局
関東経済産業局への支出
28.4億円2費目 ▾
関東経済産業局
関東経済産業局への支出
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金等交付 | 28.1億円 |
| 委託費 | 3,430万円 |
株式会社ロフトワーク
令和6年度成長型中小企業等研究開発支援事業(中小企業のイノベーション創出を支援する「イノベーション・プロデューサー」による活動支援実証事業)
2.5億円4費目 ▾
株式会社ロフトワーク
令和6年度成長型中小企業等研究開発支援事業(中小企業のイノベーション創出を支援する「イノベーション・プロデューサー」による活動支援実証事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託・外注費 | 2.3億円 |
| 人件費 | 1,970万円 |
| 一般管理費 | 210万円 |
| 事業費 | 130万円 |
一般財団法人大阪科学技術センター
脱炭素社会実現に貢献する次世代バイオマス発電用ボイラーに用いる高耐食性被膜の開発
4,470万円5費目 ▾
一般財団法人大阪科学技術センター
脱炭素社会実現に貢献する次世代バイオマス発電用ボイラーに用いる高耐食性被膜の開発
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金等交付 | 4,210万円 |
| 人件費・謝金 | 190万円 |
| 間接経費 | 60万円 |
| その他 | 10万円 |
| 旅費 | - |
中島清一(大阪大学 特任教授)
中島清一(大阪大学 特任教授)への支出
3,000万円4費目 ▾
中島清一(大阪大学 特任教授)
中島清一(大阪大学 特任教授)への支出
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,230万円 |
| 委託・外注費 | 400万円 |
| 一般管理費 | 240万円 |
| 事業費 | 130万円 |
有限責任監査法人トーマツ
令和6年度中小企業政策推進事業費補助金(成長型中小企業等研究開発支援事業)検査補助等執行業務に係るアウトソーシング及び事業管理機関の実態調査・ネットワーク構築事業
2,620万円2費目 ▾
有限責任監査法人トーマツ
令和6年度中小企業政策推進事業費補助金(成長型中小企業等研究開発支援事業)検査補助等執行業務に係るアウトソーシング及び事業管理機関の実態調査・ネットワーク構築事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,620万円 |
| 事業費 | - |
株式会社KPMG FAS
株式会社KPMG FASへの支出
300万円1費目 ▾
株式会社KPMG FAS
株式会社KPMG FASへの支出
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 300万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。