2025年度当初予算
-
2024年度執行: 13.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
医療現場が抱える課題に応える医療機器について、日本が誇る「ものづくり技術」を活かした開発・事業化を推進することにより、我が国の医療機器産業の活性化と医療の質の向上を実現することを目的とする。特に、国際競争力のある日本発の高度管理医療機器等の開発やベンチャー企業の参入を促進し、医療機器産業のイノベーションを推進する。
現状・課題
医療機器の開発は、研究開発、試作、非臨床・臨床試験、承認申請・保険収載という段階を経て、はじめて量産・製造販売に至るが、医療機器を事業化するためには、更に特許・薬機法をはじめとした医療機器特有の規制への対応や保険収載、医療機関への販路開拓などの戦略が重要となる。しかし、これらは非常に専門的な知識を要するため中小企業やベンチャー企業が参入する際のネックとなっている。 また、医療機器開発が盛んな国・地域では、様々な専門性を有する人材が、様々な場面で流動的に課題解決のための支援を行う「医療機器開発エコシステム」の形成がなされ、円滑な医療機器開発が可能となっているが、我が国においては、ハブ機能としてエコシステムの中心的な存在となりうるキーストーンが確立されておらず、医療機器開発における特有のプロジェクト全体を見通す高度な知識を有する人材不足していることから、医療機器開発エコシステム形成されておらず、中小企業などの新規参入がうまく行えていない状況である。
事業の概要
国立研究開発法人日本医療研究開発機構において、以下の取組を実施する。/【1.医療機器開発・事業化の支援】ものづくり企業、ベンチャー企業、医療機関等の連携により行う、医療現場ニーズに応える医療機器の開発・事業化を支援する。ベンチャー企業の参入促進を図るため、ベンチャーキャピタルによる対応が困難なアーリーステージの取り組み(コンセプトの実証等)を実施する。/【2.医療機器開発支援ネットワークの充実】医療機器の開発に際し、知財・法務等の課題や、異業種からの新規参入、国際展開に関する課題に対応するため、全国に展開する「医療機器開発支援ネットワーク」を通じ、専門コンサルによる伴走コンサル等を行い、切れ目ない支援を実施する。/【3.地域連携拠点の自立化推進】医療機器開発における専門的知識を有する事業化人材等を配置し、地域におけるシーズとニーズのマッチングの推進や事業化の促進を図ることにより、地域における医療機器開発エコシステムの形成の推進を支援する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 18.7億円 | 13.2億円 |
| 2023年度 | 18.7億円 | 17.7億円 |
| 2022年度 | 19.2億円 | 18.7億円 |
| 2021年度 | 20.8億円 | 21.6億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A国立研究開発法人日本医療研究開発機構
13.2億円
プロジェクト管理、公募審査に係わる受付作業、審査委員会の開催、進捗状況の把握等
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
配分先ブロック Dジャパンメディカルデバイス株式会社ほか
7.8億円
事業管理機関、研究開発計画の運営、医療機器の開発・改良、臨床評価・実用化
ジャパンメディカルデバイス株式会社
サナメディ株式会社
Genomedia株式会社
株式会社TCNプライム
アドリアカイム株式会社
ニプロ株式会社
株式会社レナサイエンス
三洋化成工業株式会社
メドメイン株式会社
合同会社G-Data
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2.8億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック B公益財団法人医療機器センターほか
2.2億円
事業管理機関、研究開発計画の運営、医療機器の開発・改良、臨床評価・実用化、ネットワーク事業管理補助、コンサルティング事業補助
公益財団法人医療機器センター
公益財団法人いわて産業振興センター
一般財団法人ふくしま医療機器産業推進機構
公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構
大阪商工会議所
一般財団法人九州オープンイノベーションセンター
公益財団法人やまなし産業支援機構
配分先ブロック E日本精密測器株式会社ほか
2,040万円
医療機器の開発・改良、臨床評価・実用化
日本コンベンションサービス株式会社
ITSインターナショナル株式会社
一般社団法人MedTech Links
日本精密測器株式会社
配分先ブロック C国立大学法人東北大学
4,940万円
事業管理機関、研究開発計画の運営、医療機器の開発・改良、臨床評価・実用化、ネットワーク事業管理補助、コンサルティング事業補助
国立大学法人東北大学
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業を総括し、その後の事業に活用すること。
事業所管部局による点検・改善
国立研究開発法人日本医療研究開発機構において適切な資金配分が行われており、令和6年度は、支援最終年度を迎えた研究開発7課題について、担当するPSPOによる実用化に向けた出口戦略等にかかる適切な助言等を実施している。また、新たに研究を開始した8課題について進捗確認を行い、うち4課題については治験・臨床試験フェーズに移行、2課題については非臨床試験フェーズに移行し、国内だけでなく海外展開を視野に入れた研究開発が行われるなど、当初計画以上の事業加速化がなされており優れた進捗を確認した。地域連携拠点事業、医療機器開発支援事業で支援した課題についても、他研究開発公募事業で採択されており、優れた進捗を確認した。
改善の方向性
事業終了後も、各課題についてフォローアップ調査等を通して、進捗を把握するとともに、本事業で得られた知見を今後の施策検討へ活用していく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本事業を総括し、その後の事業に活用する。
成果指標・目標値・実績値
本事業による助成終了時に採択企業の100%が製造販売業許可を取得することを目指す
測定指標:製造販売業許可取得率(取得件数/支援件数)[単位: %]
年度別データを表示(2026〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
本事業による助成終了後、5年経過した時点で採択課題の30%以上の製品について上市(事業化)することを目指す
測定指標:中小企業の技術を活かした医療機器の上市率(上市件数/支援件数)[単位: %]
年度別データを表示(2031〜2031年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2031年度 | 30.0 | - | - |
本事業による助成終了時点で採択課題の30%以上の採択事業者がベンチャーキャピタルからの出資を受けることを目指す
測定指標:出資獲得率(出資獲得件数/支援件数)[単位: %]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
本事業による助成終了後、5年経過した時点で採択課題の30%以上の製品について上市(事業化)することを目指す
測定指標:医療機器の上市率(上市件数/支援件数)[単位: %]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 30.0 | - | - |
新規採択事業件数
測定指標:支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 15.0 | 14.0 | 93.33333 |
| 2022年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 9.0 | 6.0 | 66.66667 |
| 2024年度 | 11.0 | 6.0 | 54.54545 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
採択事業者への教育支援実施数
測定指標:支援件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 3.0 | 75.0 |
| 2022年度 | 6.0 | 3.0 | 50.0 |
| 2023年度 | 6.0 | 3.0 | 50.0 |
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
契約締結、交付決定等(委託及び補助)
13.2億円3費目 ▾
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
契約締結、交付決定等(委託及び補助)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 補助金 | 8.5億円 |
| 委託費 | 3.1億円 |
| 事業管理費 | 1.6億円 |
その他
その他(補助事業)
2.8億円6費目 ▾
その他
その他(補助事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 8,140万円 |
| その他 | 7,120万円 |
| 間接経費 | 4,870万円 |
| 物品費 | 4,240万円 |
| 委託費 | 2,730万円 |
| 旅費 | 600万円 |
公益財団法人医療機器センター
医療機器開発支援ネットワーク事業に関する研究開発(委託契約)
6,110万円5費目 ▾
公益財団法人医療機器センター
医療機器開発支援ネットワーク事業に関する研究開発(委託契約)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 3,070万円 |
| その他 | 1,600万円 |
| 間接経費 | 1,410万円 |
| 物品費 | 30万円 |
| 旅費 | - |
国立大学法人東北大学
ARO拠点機能を活用した医療機器ベンチャー教育・人材育成(委託契約)
4,940万円5費目 ▾
国立大学法人東北大学
ARO拠点機能を活用した医療機器ベンチャー教育・人材育成(委託契約)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 2,340万円 |
| その他 | 1,390万円 |
| 間接経費 | 1,140万円 |
| 旅費 | 50万円 |
| 物品費 | 20万円 |
日本コンベンションサービス株式会社
医療機器産業クラスターとの近接性を活かした、医療機器開発回廊の形成に係る研究(委託事業)
1,550万円5費目 ▾
日本コンベンションサービス株式会社
医療機器産業クラスターとの近接性を活かした、医療機器開発回廊の形成に係る研究(委託事業)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費・謝金 | 910万円 |
| 間接経費 | 360万円 |
| 旅費 | 190万円 |
| その他 | 90万円 |
| 物品費 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。