2025年度当初予算
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2024年度執行: 1,320万円
事業の目的・概要
事業の目的
世界的な過剰生産能力への対応や通商問題等、多岐にわたる国際的な諸課題の解決に向けた認識を共有し、鉄鋼市場の透明性が高まり、各国産業の基盤である鉄鋼業の健全な発展を確保する。
現状・課題
石油危機以降、1970年代後半に発生した過剰生産問題や低価格輸出問題及び、これに伴う収益悪化等の鉄鋼業の構造的問題に対処するため、昭和53年10月にアドホック組織から常設委員会に改組する形で鉄鋼委員会が設立。現在においても、健全な鉄鋼貿易の確保や貿易障壁の軽減、保護主義的貿易措置による貿易摩擦の回避等の課題が存在。/最近では、世界的な気候変動問題への意識の高まりを受け、低炭素化に向けた革新的な技術開発投資が不可欠な中、過剰生産能力問題の存在は、鉄鋼産業の収益性を低下させ、必要な投資原資を奪う深刻な問題となっている。
事業の概要
本分担金はOECD鉄鋼委員会の活動費として支出され、本委員会は29か国+EUがメンバーとなっている。本委員会における活発な議論や情報共有等により、グローバルな諸課題の解決に向けた方策や取組の重要性を共有し、世界全体が共通の方向性に向かい行動する。/最近では、①世界的な鉄鋼の過剰生産能力問題や貿易障壁など、鉄鋼産業に関する諸課題についての議論、②各国の鉄鋼関連政策に関する情報共有、③各国の鉄鋼市場・生産能力等のデータベースの整備を主として行っている。加えて、令和6年度は、鉄鋼産業と気候変動、鉄鋼貿易及び機能的なサプライチェーン等について議論予定。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 1,500万円 | 1,320万円 |
| 2023年度 | 1,410万円 | 1,270万円 |
| 2022年度 | 1,200万円 | 1,100万円 |
| 2021年度 | 1,200万円 | 1,100万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
直接ブロック A経済協力開発機構(OECD)
1,320万円
運営・調査事務局
経済協力開発機構
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
OECD鉄鋼委員会は、鉄鋼市場の動向や、OECD加盟国及び非加盟国の鉄鋼政策の状況、鉄鋼産業の需給状況や、その他鉄鋼産業をめぐる諸問題(環境等)に関し、各国の鉄鋼政策担当者の間で、多国間の情報交換を促進するために1978年に設立され、現在まで鉄鋼産業にかかるあらゆる国際問題について、政府間で意見交換・情報共有を行う場として各国に政策的な恩恵をもたらしてきた。近年、鉄鋼業界は過剰生産能力等様々な問題に直面しており、これが各国の貿易通商措置の乱発を引き起こしている。2024年度には各国のAD関税措置件数が史上最高に達するなど、各国は保護主義的な政策を強化しており、結果として市場の混乱を招いている。そうした状況の中において、OECD鉄鋼委員会は、各国間の対話を促進し、透明性のある情報共有を行うことで、国際的な鉄鋼市場の健全性を保ち、自由貿易の原則を守るための基盤を築くのに寄与しており、適切な活動を実施している。また、過剰生産能力の解消に向けた協力を推進する役割も担うなど活動が多様化する中、予算の効率的な執行を図っている。よって、来年度以降も引き続き分担金の拠出を行う必要がある。
改善の方向性
引き続き、加盟国等と連携しつつ適切かつ予算の効率的な執行に努めていく。
外部有識者による点検
・事業の目的として「各国産業の基盤である鉄鋼業の健全な発展を確保する」とあるが,短期アウトカムの成果指標として,「全職員数に占める邦人職員数の割合」が設定されている点は,論理が飛躍している。本事業は,2024年度で終了となるものの,目標達成に対する短期アウトカムの定量指標が適切であったかは検証すべき。
所見を踏まえた改善点・反映状況
まず、本予算事業については2024年度に終了となるものの、引き続き、「経済産業政策に関わる拠出金・分担金事業」の内数として継続予定となっている。外部有識者の所見も踏まえ、2024年度以降の事業継続にあたっては、短期アウトカム指標については、より事業目的に即した内容となるよう、定性的な指標(例:会合における成果物の公表、過剰生産能力問題に関する閣僚会合の開催・声明発表等)を設定することした。また、指標の妥当性については、今後も事業目的との整合性を重視し、定量的な指標の設定が困難な場合でも、事業の成果が適切に評価できるよう、定性的な指標の内容や評価方法について、必要に応じて見直しを行っていく。
成果指標・目標値・実績値
未来投資戦略に掲げた2025年までに国連関係機関の邦人職員数を1000人とする目標に向けた水準(3.1%(1,000人/国連関係機関職員総数約32,000人))を超えているところ,直近過去5年間の最高水準(4.64%,JPOを含む)を目標値とする。
測定指標:全職員数に占める邦人職員数(専門職以上,JPOを含む)の割合[単位: %]
年度別データを表示(2020〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | 4.6 | 4.3 | 93.47826 |
| 2021年度 | 4.6 | 3.9 | 84.78261 |
| 2022年度 | 4.6 | 3.7 | 80.43478 |
| 2023年度 | 4.6 | 3.8 | 82.6087 |
| 2024年度 | 4.6 | - | - |
国連事務局の「望ましい職員数」の水準(5.5%(日本の望ましい職員数172人/国連事務局職員総数3,107人))を超えているところ、昨年度の水準(7.2%)の維持を目指す。
測定指標:全幹部職員数に占める邦人幹部職員数の割合。[単位: %]
年度別データを表示(2020〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | 7.5 | 7.2 | 96.0 |
| 2021年度 | 7.2 | 7.6 | 105.55556 |
| 2022年度 | 7.6 | 9.4 | 123.68421 |
| 2023年度 | 9.4 | 7.2 | 76.59574 |
| 2024年度 | 7.2 | - | - |
分担金をOECD鉄鋼委員会の運営費等として活用し、年2回、鉄鋼委員会を開催
測定指標:世界全体の分担金額に占める日本の拠出金額の割合[単位: %]
年度別データを表示(2020〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | 13.9 | 13.0 | 93.52518 |
| 2021年度 | 13.7 | 12.7 | 92.70073 |
| 2022年度 | 13.5 | 12.9 | 95.55556 |
| 2023年度 | 13.7 | 12.5 | 91.24088 |
| 2024年度 | 13.7 | 11.6 | 84.67153 |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
経済協力開発機構
令和6年度経済協力開発機構鉄鋼委員会分担金
1,320万円1費目 ▾
経済協力開発機構
令和6年度経済協力開発機構鉄鋼委員会分担金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委員会費用 | 1,320万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。