2025年度当初予算
336.6億円
2024年度執行: 438.3億円
事業の目的・概要
事業の目的
本事業は、水産業の健全な発展と水産物の安定供給を図るため、漁港漁場整備長期計画(R4~R8の5カ年)に基づき、漁港・漁場・漁村の整備を総合的かつ計画的に推進し、以下の重点課題等に取り組むものである。/①産地の生産力強化と輸出促進による水産業の成長産業化/②海洋環境の変化や災害リスクへの対応力強化による持続可能な漁業生産の確保/③「海業」振興と多様な人材の活躍による漁村の魅力と所得の向上
現状・課題
漁港と漁場は、我が国水産業の健全な発展と国民への水産物の安定供給を図るための基盤であり、漁港漁場整備長期計画に基づき、総合的・計画的に整備を進めてきた。一方で、水産資源の減少による漁業・養殖業生産量の長期的な減少、漁業者の高齢化、漁村の人口減少が進み、加えて、気候変動に伴う海洋環境の変化、自然災害の頻発化・激甚化等により、水産業と漁村を取り巻く環境は依然厳しい状況が続いている。その中でも、水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化の両立を図る「水産政策の改革」を実践するとともに、漁港漁場整備長期計画に基づき、産地の生産力強化と輸出促進による水産業の成長産業化、海洋環境の変化や災害リスクへの対応力強化による持続可能な漁業生産の確保等に取り組む必要がある。
事業の概要
地方公共団体等が実施する/①拠点漁港の流通機能強化に向けた衛生管理型荷さばき所の整備や養殖生産拠点の形成及び機能強化に向けた浮消波堤等の整備/②環境変化に対応した漁場整備や藻場・干潟の保全・創造/③漁港施設の耐震・耐津波・耐浪化を通じた漁業地域の防災・減災、国土強靱化対策、予防保全型の老朽化対策/④漁港の有効活用促進、生活・就労環境の改善対策/等を補助(補助率1/2等)。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 336.6億円 | - |
| 2024年度 | 336.7億円 | 438.3億円 |
| 2023年度 | 336.9億円 | 429.6億円 |
| 2022年度 | 333.4億円 | 403.2億円 |
| 2021年度 | 316.5億円 | 422.4億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A府県
414.4億円
府県事業の実施経費、市町村等事業に対する指導監督費、後進地域等補助率差額/府県を経由して市町村及び漁業協同組合が実施する水産基盤整備事業に要する経費
青森県
長崎県
宮城県
熊本県
千葉県
岩手県
鹿児島県
福岡県
和歌山県
大分県
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)155.2億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック D市町村
70.4億円
府県を経由して市町村が実施する水産基盤整備事業に要する経費
普代村
上天草市
佐伯市
深浦町
南三陸町
熊本市
神戸市
天草市
雲仙市
宇土市
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)45.4億円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
配分先ブロック E漁業協同組合
3.3億円
府県を経由して漁業協同組合が実施する水産基盤整備事業に要する経費
石川県漁業協同組合
大分県漁業協同組合
山口県漁業協同組合
直接ブロック C漁業協同組合
18.0億円
漁業協同組合が実施する水産基盤整備事業に要する経費
山陰旋網漁業協同組合
銚子市漁業協同組合
直接ブロック B市町村
5.8億円
市町村が実施する水産基盤整備事業に要する経費
下関市
野辺地町
北九州市
白石市
境港市
三浦市
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
予算の執行状況が継続して良好であり、引き続き事業を推進していただきたい。
事業所管部局による点検・改善
(国費投入の必要性) 水産基盤整備事業は、消費者ニーズに対応した新鮮かつ良質な水産物の安定供給を図るとともに、水産業の成長産業化及び頻発化・激甚化する自然災害への防災・減災対策を図る上で重要な役割を果たしていることから、漁港漁場整備長期計画(R4.3.25閣議決定)に基づく本事業は、国民・社会からのニーズを的確に反映したものである。また、漁港及び漁場の整備等に関する法律等に基づき、国、地方公共団体、民間等の役割分担のもと、本事業を実施し、漁港漁場整備長期計画の重点課題の達成手段として優先度の高い事業である。(事業の効率性)流通・生産・防災等の各漁港の役割分担を図り、必要な事業を行う際にはB/Cを含む事業評価等を行い、限られた予算の中で真に必要なものを実施している。(事業の有効性)本事業は、漁港漁場整備長期計画に基づいて成果目標を設定し、目標達成に向けて着実に事業を推進している。また、費用対効果や必要性、有効性等の観点から総合的な評価を行った上で、事業着手し、完成した岸壁や防波堤等の漁港施設及び増殖場等の漁場については、衛生管理、資源回復、防災・減災に対して効果を発揮し、十分活用されている。
改善の方向性
今後とも、設定した成果目標が着実に達成されるよう、成果実績や活動実績を管理し、PDCAサイクルによる事業効果の向上に努めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き事業の効果的・効率的な実施に努める。
成果指標・目標値・実績値
令和8年度までに流通拠点及び輸出拠点となる漁港において、水産物の高度な衛生管理体制が構築された漁港の割合が概ね60%に向上させる。
測定指標:水産物の高度な衛生管理体制が構築された漁港の割合※目標値は第5次長期計画(令和4~8年度)の整備目標[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 51.0 | - |
| 2023年度 | - | 53.0 | - |
| 2024年度 | - | 54.0 | - |
| 2026年度 | 60.0 | - | - |
令和8年度までに、養殖生産拠点地域において、種苗の確保から養殖水産物の加工・流通に至る必要な機能が確保された地域の割合をおおむね85%に向上させる。
測定指標:養殖生産拠点地域において種苗の確保から養殖水産物の加工・流通に至る必要な機能が確保された地域の割合※目標値は第5次長期計画(令和4~8年度)の整備目標[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 69.0 | - |
| 2023年度 | - | 69.0 | - |
| 2024年度 | - | 75.0 | - |
| 2026年度 | 85.0 | - | - |
令和8年度までに総合的な水産環境の整備を行う全ての海域において、海域の環境変化を踏まえた対策を実施する。
測定指標:環境変化を踏まえて漁場整備等を実施した海域の割合※目標値は第5次長期計画(令和4~8年度)の整備目標[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 99.0 | - |
| 2023年度 | - | 99.0 | - |
| 2024年度 | - | 99.0 | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
令和8年度までに水産物の流通拠点となる漁港や災害時に物資輸送等の拠点となる漁港等において、地震・津波に対する主要施設の安全性が確保された漁港の割合を概ね60%とする。
測定指標:地震・津波に対する主要施設の安全性が確保された漁港の割合※目標値は第5次長期計画(令和4~8年度)の整備目標[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 25.0 | - |
| 2023年度 | - | 33.0 | - |
| 2024年度 | - | 37.0 | - |
| 2026年度 | 60.0 | - | - |
令和8年度までに予防保全型の老朽化対策を早期に行う必要がある全ての漁港で対策工事に着手する。
測定指標:老朽化対策を早期に行う必要がある漁港において対策工事に着手した漁港の割合※目標値は第5次長期計画(令和4~8年度)の整備目標[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 53.0 | - |
| 2023年度 | - | 59.0 | - |
| 2024年度 | - | 68.0 | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
令和8年度までに、水産物の流通拠点となる漁港において、総合的な衛生管理体制の下で取り扱われる水産物の取扱量の割合が概ね70%に向上させる。
測定指標:総合的な衛生管理体制の下で取り扱われる水産物の取扱量の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 45.0 | - |
| 2023年度 | - | 47.0 | - |
| 2024年度 | - | 55.0 | - |
| 2026年度 | 70.0 | - | - |
令和8年度までに漁港・漁場の整備や漁港の活用促進を図る養殖生産拠点地域において、養殖生産の維持・拡大を図ることで概ね100万トンの養殖生産を確保する。
測定指標:養殖生産拠点地域における養殖生産量[単位: 万トン]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 104.0 | - |
| 2023年度 | - | 101.0 | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
令和8年度までに水産資源の回復や生産力の向上のための漁場整備による水産物の増産量を概ね6.5万トンとする。
測定指標:水産資源の回復や生産力の向上のための漁場整備による水産物の増産量[単位: 万トン]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 0.9 | - |
| 2023年度 | - | 2.0 | - |
| 2024年度 | - | 3.2 | - |
| 2026年度 | 6.0 | - | - |
令和8年度までに水産物の流通拠点となる漁港において、地震・津波災害発生時における水産業の早期回復体制が構築された漁港の割合を概ね70%とする。
測定指標:地震・津波災害発生時における水産業の早期回復体制が構築された漁港の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 29.0 | - |
| 2023年度 | - | 31.0 | - |
| 2024年度 | - | 36.0 | - |
| 2026年度 | 70.0 | - | - |
令和8年度までに予防保全型の老朽化対策に転換し、機能の保全及び安全な利用が確保された漁港の割合を概ね70%とする。
測定指標:老朽化対策により、機能の保全及び安全な利用が確保された漁港の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 49.0 | - |
| 2023年度 | - | 53.0 | - |
| 2024年度 | - | 58.0 | - |
| 2026年度 | 70.0 | - | - |
拠点漁港の流通機能強化に向けた衛生管理型荷さばき所の整備等を実施。
測定指標:水産基盤整備事業(補助)による整備地区[単位: 地区]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 137.0 | 137.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 147.0 | 147.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 145.0 | 145.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 136.0 | 136.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 133.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
養殖拠点の形成に向けた浮消波堤等の整備による静穏水面の創出等を実施。
測定指標:水産基盤整備事業(補助)による整備地区[単位: 地区]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 137.0 | 137.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 147.0 | 147.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 145.0 | 145.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 136.0 | 136.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 133.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
環境変化に対応した漁場整備や藻場・干潟の保全・創造等を実施。
測定指標:水産基盤整備事業(補助)による整備地区[単位: 地区]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 137.0 | 137.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 147.0 | 147.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 145.0 | 145.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 136.0 | 136.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 133.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
漁港施設の耐震・耐津波・耐浪化を通じた漁業地域の防災・減災、国土強靱化対策を実施。
測定指標:水産基盤整備事業(補助)による整備地区[単位: 地区]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 137.0 | 137.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 147.0 | 147.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 145.0 | 145.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 136.0 | 136.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 133.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
予防保全型の老朽化対策を実施。
測定指標:水産基盤整備事業(補助)による整備地区[単位: 地区]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 137.0 | 137.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 147.0 | 147.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 145.0 | 145.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 136.0 | 136.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 133.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)5件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
青森県
水産基盤整備事業
57.3億円6費目 ▾
青森県
水産基盤整備事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 本工事費 | 46.3億円 |
| 市町村事業 | 4.6億円 |
| 後進地域特例法適用団体等補助率差額金 | 3.3億円 |
| 測量及び試験費 | 3.0億円 |
| 指導監督費 | 710万円 |
| 用地及び補償費 | 150万円 |
山陰旋網漁業協同組合
水産基盤整備事業
10.7億円3費目 ▾
山陰旋網漁業協同組合
水産基盤整備事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 本工事費 | 10.4億円 |
| 測量及び試験費 | 1,740万円 |
| 用地及び補償費 | 1,620万円 |
普代村
水産基盤整備事業
5.6億円2費目 ▾
普代村
水産基盤整備事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 本工事費 | 5.5億円 |
| 測量及び試験費 | 740万円 |
下関市
水産基盤整備事業
3.3億円1費目 ▾
下関市
水産基盤整備事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 本工事費 | 3.3億円 |
石川県漁業協同組合
水産基盤整備事業
2.5億円2費目 ▾
石川県漁業協同組合
水産基盤整備事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 本工事費 | 2.4億円 |
| 測量及び試験費 | 700万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。