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食料安定供給関係費現状通り事業ID: 3407

漁協経営基盤強化対策支援事業

水産庁水産経営課開始: 2017年度

2025年度当初予算

2.8億円

2024年度執行: 2.0億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

漁協の経営状態悪化に加え、漁協組合員の高齢化・減少による、漁協の経営基盤や事業実施体制の脆弱化に対応するため、広域での漁協合併、漁協間での事業連携、漁協内の各種事業の統廃合等を強力に後押しすること、漁協自らの経営改善の取組を推進すること等により、漁協の構造改革を図り、経営基盤を強化する必要がある。加えて、平成30年の水産業協同組合法の改正において、信漁連及び一定規模以上の信用事業を行う漁協について、公認会計士監査が導入されたことから、その円滑な導入に向けた取組を支援する必要がある。/こうした状況を踏まえ、漁協による事業改善計画や合併計画の策定、業務体制の効率化や経営基盤の強化、公認会計士監査導入等に向けた取組、主要魚種の不漁による経営の悪化に対応するための取組を支援し、漁協の経営基盤の強化を図るものである。

現状・課題

漁協は、漁業者の協同組織として、組合員に販売事業や指導事業などのサービスを提供し、また、漁場の利用調整や資源管理などの多様な役割を担っている。近年、主要魚種の著しい不漁が複数年にわたり続いていることから、販売手数料をはじめとした収入が減少し、経営状態が悪化している漁協が多くみられている。/また、漁業者の減少や高齢化が進行する中、漁協の組合員数の減少が続いているが、漁協の職員についても高齢化・減少が進むなど、財務面のみならず漁協の経営基盤や事業実施体制が一層脆弱化している。国が適切な資源管理の実施による水産業の成長産業化を推進する中、漁獲報告の実施や資源管理協定に基づく自主的な資源管理の推進等、漁業の現場において漁協が担っている役割は益々重要となっているが、漁協がかかる役割を確実に果たしていくためには、広域合併や施設の統廃合などにより事業実施体制を効率化・充実するとともに、業務改善・収益力向上に向けた取組を計画的・戦略的に実行できるようにすることが急務となっている。

事業の概要

①広域合併や漁協間の事業連携、施設の統廃合、子会社の設立等を予定している漁協等にコンサルタント等を派遣し、事業計画策定及びその実行における助言・指導等を支援(補助率:定額)/②水産政策の改革に伴い、漁協系統に導入された公認会計士監査に円滑に対応するため、公認会計士等を漁協等に派遣し、内部統制の整備等の取組を支援(補助率:定額)/③合併等に取り組む漁協等の経営基盤の強化等に必要な資金の借入に係る経費の助成(補助率:1/2)/④不漁等による経営悪化に対応するための事業改善の見込みのある計画を実行するのに必要な資金(借換含む)が金融機関から円滑に調達できるよう、資金の借入に係る経費を助成(補助率:1/2及び2/3)/⑤令和6年能登半島地震で被災した漁協・漁連の経営再建のための資金に対して、借入に係る経費を助成(補助率:定額及び2/5)

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)2.8億円-
2024年度2.5億円2.0億円
2023年度2.5億円2.0億円
2022年度2.9億円1.8億円
2021年度2.5億円1.8億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織水産庁直接全国漁業協同組合連合会2.0億円配分先株式会社水土舎ほか6,430万円配分先東日本信用漁業協同組合連合会ほか4,020万円配分先全国漁業信用基金協会390万円配分先札幌監査法人200万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織水産庁
直接ブロック A

全国漁業協同組合連合会

2.0億円

事業実施主体

1

全国漁業協同組合連合会

その他法人補助金等交付
2.0億円
配分・再委託全国漁業協同組合連合会 より)
配分先ブロック B

株式会社水土舎ほか

6,430万円

外部専門家による運営体制、水揚実態、財務状況、施設の稼働状況等の調査・分析を通じた事業改善計画の策定等

1

株式会社水土舎

株式会社随意契約(その他)
2,200万円
2

一般財団法人漁港漁場漁村総合研究所

その他法人一般競争契約(最低価格)
1,390万円
3

株式会社迅技術経営

株式会社随意契約(その他)
1,100万円
4

個人A

一般競争契約(最低価格)
600万円
5

株式会社流通研究所

株式会社随意契約(その他)
480万円
6

株式会社アール・ピー・アイ

株式会社一般競争契約(最低価格)
360万円
7

有限会社フーズシステムクリエイター

有限会社随意契約(その他)
300万円
配分・再委託全国漁業協同組合連合会 より)
配分先ブロック D

東日本信用漁業協同組合連合会ほか

4,020万円

合併漁協が合併効果を早期に発現するために借り入れる資金及び経営の改善・強化に取り組む経営不振漁協等の経営改善推進資金、不漁等の影響による経営悪化漁協が借り入れる不漁等対策支援資金の融資(各漁協等に代わり利子助成金を代理受領)

1

東日本信用漁業協同組合連合会

その他法人補助金等交付
2,960万円
2

愛媛県信用漁業協同組合連合会

その他法人補助金等交付
950万円
3

九州信用漁業協同組合連合会

その他法人補助金等交付
100万円
配分・再委託全国漁業協同組合連合会 より)
配分先ブロック E

全国漁業信用基金協会

390万円

経営の改善・基盤強化に取り組む経営不振漁協等の経営改善資金、不漁等の影響による経営悪化漁協が借り入れる資金の借り入れに対する債務保証(各漁協等に代わり保証料助成金を代理受領)

1

全国漁業信用基金協会

その他法人補助金等交付
390万円
配分・再委託全国漁業協同組合連合会 より)
配分先ブロック C

札幌監査法人

200万円

外部専門家による公認会計士監査移行後の監査手続き等の調査、工数調査、現状の監査手続きの改善の提案等

1

札幌監査法人

その他法人随意契約(その他)
200万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

アウトプットの達成状況が継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。

事業所管部局による点検・改善

漁協の経営基盤の強化を推進するため、県域の合併基本方針の見直し等を行う県域や広域合併を行った漁協における事業実施体制の見直し等の取組を支援の対象としており、本事業を活用した合併協議や経営改善の取組が進展している。令和3年度から令和6年度は、沿海地区漁業協同組合が合併等により44漁協(873→829)減少したほか、令和8年度までに宮崎県などでの広域合併に向けて具体的な議論が進展しており、漁協経営基盤の強化に一定の事業効果が図られたものと考えられる。令和6年度の執行率は78.1%となっているが、これは金融助成事業において、新規貸し付けについて上限を上回る資金需要があったものの、事業計画の策定が予定通り進まなかったことや、保証を引き受けた債務について代位弁済が発生しなかったことが要因である。

改善の方向性

事業実施主体と水産庁は、可能な限り合併が行われていない又は合併協議が停滞している県域等に出向き、合併や経営改善計画の策定などによる経営基盤強化の必要性を訴えかけ、本事業の更なる活用を促していく。

外部有識者による点検

外部有識者による点検対象外

所見を踏まえた改善点・反映状況

引き続き、事業の効果的・効率的な実施に努める。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

漁協の経営基盤の強化に向けた県域等広域での合併や事業連携・統合等の経営合理化の促進

測定指標:県域全体での広域漁協合併の組織・事業に関する計画(合併・事業改善計画)の策定や合併推進協議会の立上げ等に着手・進捗した件数[単位: 件数]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度9.07.077.77778
2022年度9.07.077.77778
2023年度9.08.088.88889
2024年度9.08.088.88889
2025年度9.0--
アウトカム

経営不振漁協の減少

測定指標:要改善漁協数[単位: 漁協]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度45.047.0104.44444
2023年度44.044.0100.0
2024年度43.041.095.34884
2025年度42.0--
2026年度41.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

漁協系統信用事業の健全性の確保

測定指標:漁協系統信用事業の健全性の強化が図られた漁協等数[単位: 漁協等]

年度別データを表示(20262026年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度22.0--
アウトカム

沿海地区漁業協同組合数の合併等による減少

測定指標:沿海地区漁業協同組合数(出資及び非出資)[単位: 漁協]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度858.0864.0100.6993
2023年度843.0852.0101.06762
2024年度828.0829.0100.12077
2025年度813.0--
2026年度798.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

漁協の経営基盤の強化に向けた県域等での合併や事業連携・統合等の検討の促進

測定指標:コンサルタントを派遣した県域数[単位: 漁協]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度10.09.090.0
2022年度10.09.090.0
2023年度9.011.0122.22222
2024年度9.012.0133.33333
2025年度12.0--
アウトプット

合併等の実行や不漁等による経営悪化に対応するための資金の融通

測定指標:貸付け額[単位: 億円]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度15.07.046.66667
2022年度65.02.03.07692
2023年度48.015.031.25
2024年度42.02.04.7619
2025年度52.0--
アウトプット

公認会計士監査への円滑な移行

測定指標:内部統制の整備等のため現地調査等を行った漁協等数[単位: 漁協]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度16.016.0100.0
2022年度19.019.0100.0
2023年度21.021.0100.0
2024年度25.019.076.0
2025年度4.0--

※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

全国漁業協同組合連合会

漁協が経営基盤の強化を図るために行う広域合併や事業連携、海業等の取組における事業計画等の策定支援、公認会計士監査に移行する組合への支援やその取組に必要な資金及び不漁等による経営悪化に対応するための計画実施に必要な資金の調達の支援

2.0億円6費目 ▾
費目金額
傭人費7,880万円
調査費6,630万円
利子助成費4,020万円
旅費580万円
保証料助成費390万円
その他390万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。