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食料安定供給関係費事業内容の一部改善事業ID: 3400

漁業労働安全確保・革新的技術導入支援事業のうち水産業革新的技術導入・安全対策推進事業

水産庁研究指導課開始: 2009年度

2025年度当初予算

1,780万円

2024年度執行: 1,740万円

01

事業の目的・概要

事業の目的

本事業では、漁業経営の安定化を実現するため、収益性の高い操業体制を確立することを最終目的としており、漁業関係者等が中心となって行う漁船漁業等の操業にかかる新たな技術の実証試験等への支援を行うとともに、これら技術の導入を促進することで、漁船漁業において多発している海難事故や、地球温暖化をはじめとする環境問題への対応などの課題を解決し、生産性の向上と持続性が両立する漁業生産を目指す。

現状・課題

漁船の事故は全ての船舶海難隻数の約2.5割、船舶海難に伴う死者・行方不明者数の約4割を占め、令和6年の漁船の船舶海難隻数は464隻、船舶海難に伴う死者・行方不明者は22人となった(海上保安庁調べ)。漁船の事故の種類としては衝突が最も多く、見張り不十分といった人為的過誤が要因の多くを占めており、その解決が課題である。/ 水産分野では、化石燃料由来のCO2を年間450万t以上排出しており、2050年カーボンニュートラルを達成するには化石燃料に代わるエネルギーの検討が不可欠となっている。このため、漁船の電化・水素化等の対応が求められている。/ 漁船の電化・水素化の検討を進める上では、操業の根幹をなす漁船特有の設備であり、漁船のエネルギー消費の約1/4と大きな割合を占める設備でもある漁労機器についても電化・水素化に対応できるようにすることが重要である。/ 漁船を電化・水素化する場合、電気エネルギーを直接利用することがエネルギー効率上重要であるため、現在油圧方式となっている漁労機器を電動方式とすることで、システムの効率化や省エネ化が期待されている。/ しかし現在、漁労機器はエンジン駆動の油圧方式が前提となっており、電動化に関する体系的な知見がないため、漁船の電化・水素化の実現に向けて、漁労機器の電動化に係る技術的な調査・評価が課題となっている。

事業の概要

漁船漁業等の安全対策や環境負荷軽減対策の推進等に資する新技術の調査や実証、技術普及活動への支援を行う。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)1,780万円-
2024年度1,780万円1,740万円
2023年度1,800万円1,690万円
2022年度4,800万円4,500万円
2021年度5,000万円4,000万円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織水産庁直接一般社団法人 海洋水産システム協会900万円直接一般社団法人 海洋水産システム協会830万円配分先個人Aほか200万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織水産庁
直接ブロック A

一般社団法人 海洋水産システム協会

900万円

・AIS導入支援事業において、公募等の事務手続きを行う。/・漁船安全技術実証事業において、実証試験を計画・実施し、評価委員会の運営や結果の取りまとめを行う。

1

一般社団法人 海洋水産システム協会

補助金等交付
900万円
配分・再委託一般社団法人 海洋水産システム協会 より)補助
配分先ブロック B

個人Aほか

200万円

高齢漁業者が操船するAIS未導入漁船を対象に、AISの導入を行うにあたって、当該経費の一部を助成する。

1

個人A

補助金等交付
10万円
2

個人B

補助金等交付
10万円
3

個人C

補助金等交付
10万円
4

個人D

補助金等交付
10万円
5

個人E

補助金等交付
10万円
6

個人F

補助金等交付
10万円
7

個人G

補助金等交付
10万円
8

個人H

補助金等交付
10万円
9

個人I

補助金等交付
10万円
10

個人J

補助金等交付
10万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)100万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック C

一般社団法人 海洋水産システム協会

830万円

漁船のゼロエミッション化に向けて、先行する電動化産業機械を調査し、調査結果を参考に電動漁労システムを検討・評価する。

1

一般社団法人 海洋水産システム協会

補助金等交付
830万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

・外部有識者の指摘を踏まえた検討を行っていただきたい。

事業所管部局による点検・改善

・本事業は、漁業の時々の課題に対し、技術的な解決を図る取組を行っている。令和6年度に取り組まれた活動を踏まえて、令和7年度の取組が進んでいる。・令和4年3月に改正された水産基本計画では、海洋環境の変化も踏まえた水産資源管理の着実な実施や増大するリスクも踏まえた水産業の成長産業化の実現のため、次世代型漁船への転換や安全対策を推進することとしており、革新的な技術・生産体系について、研究と現場実装との間を埋める本事業の重要性は高まっている。

改善の方向性

水産基本計画に位置付けられた課題に取り組むべく、今後の方向性を検討する。

外部有識者による点検

AIS導入が推奨される高齢者等が操船する小型漁船に対するAIS導入支援実績の件数は1%以下とボリュームは大きくなく、目標実現のためには事業規模の拡大またはより事業効果の見込めるターゲットの絞り込み(例:特定の海域での事故発生が多い等の場合にはその地域での優先的な導入を検討する等)、別の事業実施方法の検討等を行うことが重要と考える。省エネ・省人化や環境負荷軽減等に資する新技術に関して、予算規模が1,000万円程度の継続が見込まれる場合には、それに見合ったターゲット・目標を設定することが考えられる。現状の長期アウトカムは「2030年までの漁業分野からの二酸化炭素排出量19.4万トンの削減」となっているが、1,000万円程度の予算では全体のうち一部の方の少しの行動変容に繋げることに留まる可能性がある。なお、それでも効果を高めるために、より重要な・影響度のあるターゲットの選定を行うことなどが考えられる。

所見を踏まえた改善点・反映状況

・AIS導入支援隻数については、動力漁船隻数に対して非常に少ない状況である。小型漁船の安全対策をより推進するため、今後の事業実施方法については、ご提案いただいた特定地域への優先的な導入支援も含め、検討してまいりたい。・省エネ・省人化や環境負荷軽減等に資する新技術に関する長期アウトカム「2030年までの漁業分野からの二酸化炭素排出量19.4万トンの削減」については、漁船の新規建造隻数や省エネ機器の導入を支援する補助事業の実績等の様々な数値をもとに目標値を設定しており、これらに引き続き取り組むことで、二酸化炭素排出量削減を進めてまいりたい。一方で、本事業については、令和7年度は早期の電動化が見込まれる沿岸漁船に搭載される漁労機器を対象として電動化の可能性を調査・検討しているところであり、引き続き、漁船からの温室効果ガス排出削減に対する影響力が大きいターゲットを考慮しながら、事業実施に努めてまいりたい。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

高齢者等が操船する小型漁船を対象に、事業実施者のAISの導入計画数を目標とする。

測定指標:AISを導入した高齢者等が操船する小型漁船の隻数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度125.039.031.2
2022年度90.090.0100.0
2023年度35.022.062.85714
2024年度25.020.080.0
2025年度25.0--
アウトカム

各課題の成果達成度の総合評価を点数化した場合に毎年度平均90点以上を確保

測定指標:外部専門家を含む事業評価推進評価委員会による各課題の成果達成度の総合評価を点数化(A:十分達成=100点、B:ほぼ達成=75点、C:未達成=0点、D:目標を大きく下回る=0点)※H26年度より各課題の評価を実施[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度90.0100.0111.11111
2023年度90.0100.0111.11111
2024年度90.0100.0111.11111
2025年度90.0--
2026年度90.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

第11次交通安全基本計画期間において、第10次交通安全基本計画期間の漁船事故隻数の年平均(537隻)を令和7年までに少なくとも397隻未満とすることを目標としている。

測定指標:各年の漁船の事故隻数の目標達成度(%)【達成度の計算式】達成度(%)={(当該年度の目標値ー当該年度の成果実績値)/当該年度の目標値}×100+100[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度100.0107.0107.0
2023年度100.0111.0111.0
2024年度100.095.095.0
2025年度100.0--
2026年度100.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

2030年までの漁業分野からの二酸化炭素排出量19.4万トンの削減

測定指標:二酸化炭素排出削減量の推計値[単位: 万㌧-CO2]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度19.0--
2027年度19.0--
2028年度19.0--
2029年度19.0--
2030年度19.0--

20202030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

漁船漁業等における安全性向上等に資する新技術の調査・実証および技術普及の取組の実施。

測定指標:漁船漁業等における安全性向上等に資する新技術の調査・実証および技術普及の取組数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度1.01.0100.0
2022年度1.01.0100.0
2023年度1.01.0100.0
2024年度1.01.0100.0
2025年度1.0--
アウトプット

漁船漁業等における省エネ・省人化や環境負荷軽減等に資する新技術の調査・実証および技術普及の取組の実施

測定指標:漁船漁業等における省エネ・省人化や環境負荷軽減等に資する新技術の調査・実証および技術普及の取組数[単位: ]

年度別データを表示(20242025年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度1.01.0100.0
2025年度1.0--

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

一般社団法人 海洋水産システム協会

調査、事業の総括・取りまとめ

840万円5費目 ▾
費目金額
人件費290万円
役務費280万円
旅費150万円
その他80万円
謝金40万円

一般社団法人 海洋水産システム協会

事業の総括・取りまとめ

710万円5費目 ▾
費目金額
役務費350万円
人件費270万円
その他70万円
謝金10万円
旅費10万円

その他

AIS導入

100万円1費目 ▾
費目金額
AIS導入支援費100万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。