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食料安定供給関係費事業内容の一部改善事業ID: 3388

二枚貝育成技術高度化事業

水産庁研究指導課開始: 2008年度

2025年度当初予算

3.3億円

2024年度執行: 3.1億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

本事業は、有明海の二枚貝等の生息環境の保全・回復と持続的な水産資源の確保、希有な生態系、生物多様性及び水質浄化機能の保全・回復に向けた漁場環境改善手法の開発を行い、有明海の再生を図るため、課題解決のための技術開発・実証事業を実施する。

現状・課題

有明海はアサリやサルボウガイなどの水産有用二枚貝類の有数の産地であり、また、ノリ養殖の主要な生産地であるが、近年は漁場環境の悪化等に伴い生産が低迷しており、関係漁業者は原因究明や漁場環境改善のための調査、実証事業の実施等を求めている。/ このような中、「有明海及び八代海等を再生するための特別措置に関する法律」に基づく有明海・八代海等総合調査評価委員会は、有明海及び八代海等の再生に係る評価を行い、令和4年3月に関係主務大臣等に委員会報告を提出したところである。/ このため、委員会報告に再生方策として取り上げられている二枚貝等の生息環境の保全・回復等に資する技術開発・実証事業を実施する。

事業の概要

有明海のアサリ等の育成技術高度化のため以下の実証事業を実施する。/①天然採苗技術を活用したアサリの育成・収穫/②環境変動に対応したアサリの育成/③作業効率の高いアサリの保護育成/④二枚貝等による貧酸素水塊軽減等の漁場への影響評価

02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)3.3億円-
2024年度3.3億円3.1億円
2023年度3.3億円3.3億円
2022年度3.3億円3.3億円
2021年度3.3億円3.2億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織水産庁直接有明海のアサリ等の育成技術高度化実証事業共同実施機…3.1億円

支出先詳細

担当組織水産庁
直接ブロック A

有明海のアサリ等の育成技術高度化実証事業共同実施機関

3.1億円

二枚貝等の生育環境の保全・回復等に資する技術開発・実証事業の実施

1

日本ミクニヤ株式会社

株式会社一般競争契約(総合評価)
8,700万円
2

海洋エンジニアリング株式会社

株式会社一般競争契約(総合評価)
8,500万円
3

株式会社東京久栄

株式会社一般競争契約(総合評価)
4,500万円
4

一般社団法人マリノフォーラム21

一般競争契約(総合評価)
4,470万円
5

いであ株式会社

株式会社一般競争契約(総合評価)
3,400万円
6

株式会社水圏科学コンサルタント

株式会社一般競争契約(総合評価)
750万円
7

国立研究開発法人水産研究・教育機構

国立研究開発法人一般競争契約(総合評価)
570万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

長期アウトカム(有明海沿岸でアサリを生産する漁業協同組合のうち、本事業で開発した技術を活用している漁業協同組合の割合)について、目標値と実績値の乖離が大きいことから、取組の強化又は目標設定の見直しについて検討していただきたい。

事業所管部局による点検・改善

一者応札等:有 本事業は、平成23年に改正・延長された有明海及び八代海等を再生するための特別措置に関する法律及び同法に基づく基本方針、さらには、諫早湾干拓地潮受堤防排水門の中・長期開門調査の取扱いに関する農水省判断(H16.5)及び農水大臣談話(H20.7)に基づくものであり、国が自ら実施すべき優先度の高い事業である。 委託先の選定にあたっては、公募で広く技術提案の募集を行い、最も優れた提案を行った者に委託することとしたが、応募者は一者のみであった。これは、本事業が水産学、生物学、環境学、機械工学や土木工学等の複数の専門知識、現地の漁場の詳細な知見や漁業者との調整能力を必要とすることから一者のみの応募となったと考えられる。

改善の方向性

本事業については、資源の回復傾向や生息環境の改善傾向が確認される等、成果が現れている。今後は、成果の持続性や漁業者がより容易に実施できる手法の改良を行う等、より効率的・効果的な手法の確立を進める。公募による委託先の選定にあたっては、引き続き公示期間の十分な確保や過年度の事業結果の公表等を行い、より一層、競争性の確保に努める。

所見を踏まえた改善点・反映状況

長期アウトカムの活動指標/成果指標について、令和5年度まで「有明海沿岸でアサリを生産する漁業協同組合のうち、本事業で開発した技術を活用している漁業協同組合の割合」としていたところ、母数である「アサリを生産する漁業協同組合」の数は、アサリの一時的な漁場形成があった場合など年によって変動が発生し、本事業の成果に依らずに達成率が大きく変動してしまうことから、目標値と実績値の乖離の要因になるため、本年度において見直しを行ったところ。目標の達成に向けた取組の強化については、引き続き、漁業者へ最新の事業成果の周知を行うことにより、努めてまいりたい。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

「有明海のアサリ等の育成技術高度化実証事業」を実施する地区における実施技術の評価指標を定め、その技術の達成割合を令和9年度の事業終了までに100%とする。

測定指標:実施した地区のうち、有効性が確認できた技術の割合[単位: 地区]

年度別データを表示(20232027年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度8.05.062.5
2024年度8.06.075.0
2025年度8.0--
2026年度8.0--
2027年度8.0--

20212027年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

有明海の再生に資する実証事業を実施し、有効な手法を漁業者に普及する。

測定指標:有明海沿岸において本事業を実施した漁場を利用してアサリを生産する漁業協同組合のうち、本事業で開発した技術を活用している漁業協同組合の割合[単位: 組合]

年度別データを表示(20232027年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度9.05.055.55556
2024年度9.05.055.55556
2025年度9.0--
2026年度9.0--
2027年度9.0--

20222027年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

有明海の再生に資する実証事業を実施し、有効な手法を漁業者に普及する。

測定指標:有明海沿岸でアサリを生産する漁業協同組合のうち、本事業で開発した技術を活用している漁業協同組合の割合[単位: 組合]

年度別データを表示(20222027年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度15.04.026.66667
2023年度15.05.033.33333
2024年度26.07.026.92308
2027年度26.0--
アウトプット

アサリの成長段階に応じた生産性向上対策、貧酸素水塊の軽減対策の課題解決のための技術開発及び実証の実施

測定指標:「有明海のアサリ等の育成技術高度化実証事業(有明海のアサリ等の生産性向上実証事業)」で取り組んだ技術開発課題数[単位: 課題]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度4.04.0100.0
2022年度4.04.0100.0
2023年度4.04.0100.0
2024年度4.04.0100.0
2025年度4.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

日本ミクニヤ株式会社

有明海における漁場環境改善技術の開発

8,690万円6費目 ▾
費目金額
技術経費4,520万円
借損料1,940万円
諸経費1,480万円
その他670万円
旅費210万円
自己負担額-130万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。