2025年度当初予算
34.9億円
2024年度執行: 38.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
農林水産大臣(以下「国」という。)が指示した第5期中長期目標(令和3年度(2021年度)~令和7年度(2025年度))の達成のため、国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(以下「国際農研」という。)が熱帯又は亜熱帯に属する地域その他開発途上にある海外の地域における農林水産業に関する技術上の試験及び研究等を実施。
現状・課題
国際農研では、開発途上地域における食料生産や地球規模の課題の解決に向けた研究を通して、SDGs等へ貢献し、開発途上地域における多くの共同研究等の実績を有するとともに、G20首席農業研究者会議等では日本を代表する国際農林水産業分野における専門的な研究機関として参画し、国際社会においてもそのプレゼンスを発揮してきた。今後、より高度化・多様化・複雑化する地球規模の課題解決に向け、効率的に研究を進めるため、研究課題や対象地域の一層の重点化、研究成果の社会実装に向けた取組や他の研究機関との連携の深化、情報収集・分析、プレゼンスの向上が課題であり重要。また、施設については築後30年以上を経過したものが全体の70%以上を占めており老朽化が著しく、良好な研究環境を維持するためには、長期的な展望に基づいた老朽化対策や既存施設の有効活用を図ることが必要。
事業の概要
国際農研が中長期目標に基づき作成した中長期計画及び年度計画により、①気候変動対策技術や資源循環・環境保全技術の開発、②新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発、③戦略的な国際情報の収集分析提供によるセンター機能の強化のために必要な資金の交付及び効率的かつ効果的な研究を推進する上で必要な研究施設の整備・改修に要する経費に対する補助。(令和7年度第1次補正「農業関係試験研究国立研究開発法人の機能強化」を含む)(定額補助)
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 34.9億円 | - |
| 2024年度 | 38.7億円 | 38.9億円 |
| 2023年度 | 36.8億円 | 38.5億円 |
| 2022年度 | 35.8億円 | 35.3億円 |
| 2021年度 | 36.0億円 | 36.0億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
36.9億円
①気候変動対策技術や資源循環・環境保全技術の開発/②新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発/③戦略的な国際情報の収集分析提供によるセンター機能の強化//上記研究を重点的に実施するため効率的かつ効果的な研究を推進
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
配分先ブロック E食料セグメント
11.4億円
新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発に係る研究開発業務を重点的に実施するため効率的かつ効果的な事業を推進
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
配分先ブロック D環境セグメント
8.4億円
気候変動対策技術や資源循環・環境保全技術の開発に係る研究開発業務を重点的に実施するため効率的かつ効果的な事業を推進
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
配分先ブロック G法人共通セグメント
7.9億円
法人運営を実施するため効率的かつ効果的な事業を推進
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
配分先ブロック I株式会社オーエムシーほか
1,660万円
○若手外国人農林水産研究者表彰及び国際シンポジウム運営支援等業務/○財務会計システム内賃金計算機能改修業務/ほか
株式会社オーエムシー
株式会社メタ・インフォ
株式会社NTTデータ・アイ
配分先ブロック C企画セグメント
4.8億円
研究開発マネジメントを実施するため効率的かつ効果的な事業を推進
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
配分先ブロック Hカストマシステム株式会社ほか
3,370万円
○R6年度情報機器等運用支援業務/○八幡台圃場樹木伐採業務/ほか
カストマシステム株式会社
株式会社直井造園土木
独立行政法人情報処理推進機構
日本エマージェンシーアシスタンス株式会社
株式会社クロノスジャパン
NECネクサソリューションズ株式会社
株式会社インフォグラム
配分先ブロック F情報セグメント
4.3億円
戦略的な国際情報の収集分析提供によるセンター機能の強化に係る研究開発業務を重点的に実施するため効率的かつ効果的な事業を推進
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
直接ブロック B国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
2.1億円
生態系の限界を超えた窒素循環により、人類の健康と環境に対し脅威となる水質汚染や温暖化に対応するため、植物が持つ生物的硝化抑制(BNI)機能を活用して農地土壌からの窒素損失低減を目指し、食料安全保障に資するBNI強化作物の開発を推進する上で必要な施設の改修
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
配分先ブロック J日本ファシリオ株式会社ほか
2.1億円
○BNI栽培管理棟建設工事/○生物的硝化抑制(BNI)栽培管理棟新築工事設計及び監理業務
日本ファシリオ株式会社
株式会社横須賀満夫建築設計事務所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
予算の執行状況、アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。
事業所管部局による点検・改善
・本事業は、独立行政法人通則法及び国が指示した中長期目標等に基づき、地球規模課題の解決に向け、気候変動の影響を軽減しつつ環境に調和した強靱で持続的なシステムの構築等を重点的に実施するため、国際農研に対し試験及び研究等に必要な経費を交付するものであり、引き続き実施していくものとする。・本事業は、使途が個別法に定められた業務の実施に必要なものに限定されており、中長期目標の達成に向け、同目標に基づき国際農研が作成した中長期計画及び年度計画を実施するために、適切に執行されている。・本事業の研究成果については、プレスリリースやシンポジウム開催、事業者との戦略的パートナーシップ等により技術の普及と社会実装を進めている。また、整備された研究施設については、中長期目標を達成するために活用されている。
改善の方向性
・国際農研の評価は主務大臣が実施するが、その際には、研究開発に関する審議会の意見を聴取するとともに、総務省の独立行政法人評価制度委員会に通知し、必要に応じて同委員会から意見・勧告が行われることから、それらの外部評価の意見を踏まえて改善を図っていく。・第5期中長期目標(令和3年度~令和7年度)で示した地球規模課題の課題解決に向けた研究開発の強化、国際農研のセンター機能の強化等が着実に実施されるよう、外部評価等を踏まえて改善を図る。・運営費交付金については、毎年度、一般管理費は少なくとも対前年度比3%、業務経費は少なくとも対前年度比1%の抑制を行うよう、国から国際農研に指示しており、引き続き経費の効率的な執行を促していく。
外部有識者による点検
特段の指摘はありません。
成果指標・目標値・実績値
農林水産省所管独立行政法人の評価実施要領に基づく主務大臣による毎年度の業務実績の評価において、熱帯地域及びその他開発途上地域における農林水産業技術研究の3項目が標準評価(B)以上を目指す。
測定指標:標準評価(B)以上の評価を受けた項目の割合(標準評価以上の項目数/評価項目数)[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
農林水産省所管独立行政法人の評価実施要領に基づく主務大臣による中長期目標期間終了後の評価において、熱帯地域及びその他開発途上地域における農林水産業技術研究の3項目が標準評価(B)以上を目指す。
測定指標:標準評価(B)以上の評価を受けた項目の割合(標準評価以上の項目数/評価項目数)[単位: %]
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
(課題解決に取り組むべき具体例)①環境セグメント開発途上地域を対象とした農業分野の総合的気候変動対応技術の開発②食料セグメントレジリエンス強化作物とその生産技術の開発③情報セグメント研究成果の実用化と事業展開を実現する民間連携モデルの構築
測定指標:実施課題数(プロジェクト数)※第6期中長期目標(2026年度開始)は策定中であるため、2026年度目標値は前年度と同数としている。[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 17.0 | 17.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 16.0 | 16.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 16.0 | 16.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 17.0 | - | - |
| 2026年度 | 17.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
①気候変動対策技術や資源循環・環境保全技術の開発②新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発③戦略的な国際情報の収集分析提供によるセンター機能の強化
36.9億円3費目 ▾
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
①気候変動対策技術や資源循環・環境保全技術の開発②新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発③戦略的な国際情報の収集分析提供によるセンター機能の強化
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 22.1億円 |
| 業務経費 | 13.6億円 |
| 一般管理費 | 1.1億円 |
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
植物が持つ生物的硝化抑制(BNI)機能を活用して農地土壌からの窒素損失低減を目指し、食料安全保障に資するBNI強化作物の開発を推進する上で必要な施設の改修
2.1億円2費目 ▾
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
植物が持つ生物的硝化抑制(BNI)機能を活用して農地土壌からの窒素損失低減を目指し、食料安全保障に資するBNI強化作物の開発を推進する上で必要な施設の改修
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 建設費 | 2.1億円 |
| 設計費 | 310万円 |
日本ファシリオ株式会社
BNI栽培管理棟建設工事
1.6億円1費目 ▾
日本ファシリオ株式会社
BNI栽培管理棟建設工事
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 建設費 | 1.6億円 |
カストマシステム株式会社
R6年度情報機器等運用支援業務
2,090万円1費目 ▾
カストマシステム株式会社
R6年度情報機器等運用支援業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 外部委託費 | 2,090万円 |
株式会社オーエムシー
若手外国人農林水産研究者表彰及び国際シンポジウム運営支援等業務
770万円1費目 ▾
株式会社オーエムシー
若手外国人農林水産研究者表彰及び国際シンポジウム運営支援等業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 外部委託費 | 770万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。