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食料安定供給関係費事業内容の一部改善事業ID: 3209

麦管理経費(食糧麦買入費、麦管理費)

農林水産省農産局貿易業務課開始: 1945年度

2025年度当初予算

4360.5億円

2024年度執行: 2614.3億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(以下、「法」という。)に基づき、主要な食糧である麦が、主食としての役割を果たし、かつ、北海道の畑作輪作体系、都府県の水田営農における重要な農産物としての地位を占めていることにかんがみ、国家貿易による輸入・売渡し・備蓄に係る措置を総合的に講ずることにより、麦の需給及び価格の安定を図り、もって国民生活と国民経済の安定に資する。

現状・課題

食糧用麦については、国内産麦では量的又は質的に満たせない需要分(需要量の8割以上、約500万トン)を安定的に供給するため、国家貿易により外国産麦を輸入。/主要輸出国における不作、港湾ストライキ等の輸送障害等により、主要な食糧である小麦について、必要量の輸入が困難な事態となった場合、需給がひっ迫し、国民の食生活に重大な影響が生じる可能性があり、国民・市場の不安を払拭するため、備蓄を行う必要。

事業の概要

我が国は、麦の需要の約8割を輸入で賄っており、そのうち、汎用性が高く輸入ロットが大きい主要5銘柄の小麦(年間約400万トン)は、主にアメリカ、カナダ、オーストラリアから競争入札により輸入する(一般輸入)。また、食糧用大麦や輸入ロットが小さい食糧用小麦(年間約90万トン)は、輸入業者と実需者が結びついて申込むSBS方式により輸入を行う。/ また、麦の供給が不足する事態に備え、食糧用輸入小麦の買受資格者が食糧用輸入小麦の年間需要量の2.3か月分を備蓄する場合、1.8か月分の備蓄に要する費用を助成するとともに、不測の事態が生じた場合において、新たな輸入先国から安全な小麦の輸入を確保できるよう、安全性検査を実施する。さらに、我が国未承認の遺伝子組換え小麦の混入の疑義が生じた場合の確認検査等を行う。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)4360.5億円-
2024年度4573.3億円2614.3億円
2023年度4901.4億円2680.1億円
2022年度3076.6億円3316.9億円
2021年度3160.2億円2492.5億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
特別会計4360.5億円
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織農林水産省直接輸入業者(丸紅株式会社 他13社)2573.7億円直接製粉企業等(日清製粉株式会社他53社)40.1億円直接検量人(一般財団法人日本穀物検定協会他1社)1,980万円直接検査機関(一般財団法人日本穀物検定協会他1社)1,940万円直接調査会社(アイ・シー・ネット株式会社)600万円直接検査機関(一般社団法人日本貨物検数協会 他1社)450万円直接検査機関(一般財団法人日本穀物検定協会)430万円配分先港湾荷役経費(株式会社上組他57社)57.5億円配分先安全性検査経費(一般財団法人日本穀物検定協会他1社…4.1億円配分先品位等検査経費(一般財団法人日本穀物検定協会他1社…2.9億円配分先回送経費・くん蒸経費等(株式会社上組他21社)1.5億円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織農林水産省
直接ブロック A

輸入業者(丸紅株式会社 他13社)

2573.7億円

①輸入国における現品の買付け/②本邦輸入港までの輸送/③本邦輸入における引渡し等

1

丸紅株式会社

株式会社指名競争契約(最低価格)
649.5億円
2

CZL株式会社

株式会社指名競争契約(最低価格)
578.7億円
3

三井物産株式会社

株式会社指名競争契約(最低価格)
396.6億円
4

三菱商事株式会社

株式会社指名競争契約(最低価格)
387.2億円
5

伊藤忠商事株式会社

株式会社その他
279.8億円
6

カーギルジャパン合同会社

合同会社指名競争契約(最低価格)
155.2億円
7

シー・ビー・エイチ・グレイン・ジャパン株式会社

株式会社指名競争契約(最低価格)
87.5億円
8

住友商事株式会社

株式会社その他
20.5億円
9

株式会社バイテラ・ジャパン

株式会社指名競争契約(最低価格)
14.8億円
10

双日株式会社

株式会社その他
3.4億円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)5,170万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

配分・再委託輸入業者(丸紅株式会社 他13社) より)
配分先ブロック I

港湾荷役経費(株式会社上組他57社)

57.5億円

輸入した麦を船からサイロまで搬送するための荷役経費等

1

株式会社上組

株式会社その他
16.4億円
2

日清サイロ株式会社

株式会社その他
8.5億円
3

株式会社ニップン

株式会社その他
5.5億円
4

千葉共同サイロ株式会社

株式会社その他
5.0億円
5

一般財団法人日本穀物検定協会

その他法人その他
2.8億円
6

日本通運株式会社

株式会社その他
2.7億円
7

丸全昭和運輸株式会社

株式会社その他
2.7億円
8

名港海運株式会社

株式会社その他
1.8億円
9

鈴與株式会社

株式会社その他
1.4億円
10

大阪港埠頭ターミナル株式会社

株式会社その他
1.3億円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)9.3億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

配分・再委託輸入業者(丸紅株式会社 他13社) より)
配分先ブロック H

安全性検査経費(一般財団法人日本穀物検定協会他1社)

4.1億円

輸入商社に義務付けている食品衛生法に基づく残留農薬等の検査に係る経費

1

海外貨物検査株式会社

株式会社その他
2.9億円
2

一般財団法人日本穀物検定協会

その他法人その他
1.2億円
配分・再委託輸入業者(丸紅株式会社 他13社) より)
配分先ブロック J

品位等検査経費(一般財団法人日本穀物検定協会他1社)

2.9億円

輸入麦の水分、たんぱく質の含有量等の品位が契約規格を満たしているかを検査する経費

1

一般財団法人日本穀物検定協会

その他法人その他
1.9億円
2

一般社団法人日本貨物検数協会

その他法人その他
9,870万円
配分・再委託輸入業者(丸紅株式会社 他13社) より)
配分先ブロック K

回送経費・くん蒸経費等(株式会社上組他21社)

1.5億円

輸入麦を沖縄へ回送するための海上運賃等

1

上組海運株式会社

株式会社その他
7,350万円
2

全農物流株式会社

株式会社その他
2,520万円
3

琉球海運株式会社

株式会社その他
2,200万円
4

池田興業株式会社

株式会社その他
640万円
5

中部資材株式会社

株式会社その他
330万円
6

三光化学工業株式会社

株式会社その他
270万円
7

共立サニタリー株式会社

株式会社その他
210万円
8

関東港業株式会社

株式会社その他
190万円
9

デゲシュ・ジャパン株式会社

株式会社その他
180万円
10

テクノ化成株式会社

株式会社その他
160万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)510万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック B

製粉企業等(日清製粉株式会社他53社)

40.1億円

食糧用輸入小麦を一定水準以上備蓄した場合に補助

1

日清製粉株式会社

株式会社補助金等交付
14.7億円
2

株式会社ニップン

株式会社補助金等交付
9.9億円
3

昭和産業株式会社

株式会社補助金等交付
5.5億円
4

日東富士製粉株式会社

株式会社補助金等交付
3.0億円
5

千葉製粉株式会社

株式会社補助金等交付
1.3億円
6

鳥越製粉株式会社

株式会社補助金等交付
7,970万円
7

株式会社増田製粉所

株式会社補助金等交付
4,530万円
8

熊本製粉株式会社

株式会社補助金等交付
4,420万円
9

飯坂製粉株式会社

株式会社補助金等交付
3,070万円
10

柄木田製粉株式会社

株式会社補助金等交付
2,990万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)3.4億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック C

検量人(一般財団法人日本穀物検定協会他1社)

1,980万円

食糧用輸入小麦の備蓄数量の確認に要する経費

1

一般財団法人日本穀物検定協会

一般競争契約(最低価格)
1,950万円
2

一般社団法人全沖縄検数協会

一般競争契約(最低価格)
30万円
直接ブロック D

検査機関(一般財団法人日本穀物検定協会他1社)

1,940万円

新たな輸入先国の小麦の安全性検査に要する経費

1

一般財団法人日本穀物検定協会

一般競争契約(最低価格)
1,250万円
2

日本環境科学株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
690万円
直接ブロック E

調査会社(アイ・シー・ネット株式会社)

600万円

小麦の輸入先国の多元化に向けた調査に要する経費

1

アイ・シー・ネット株式会社

株式会社一般競争契約(総合評価)
600万円
直接ブロック F

検査機関(一般社団法人日本貨物検数協会 他1社)

450万円

輸入小麦の試料採取および濃度測定業務に要する経費

1

一般財団法人日本穀物検定協会

一般競争契約(最低価格)
230万円
2

一般社団法人日本貨物検数協会

一般競争契約(最低価格)
220万円
直接ブロック G

検査機関(一般財団法人日本穀物検定協会)

430万円

輸入小麦中の麦角アルカロイドの濃度分析業務

1

一般財団法人日本穀物検定協会

一般競争契約(最低価格)
430万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

・アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。・外部有識者の指摘を踏まえた検討を行っていただきたい。

事業所管部局による点検・改善

・ 食糧用麦の輸入については、これまでに次のような見直しを実施。 ① 平成22年10月  ア 国が一定期間保有する備蓄方式を変更し、輸入された小麦を直ちに販売し、製粉企業に一定期間備蓄させる方式(即時販売方式)を導入。  イ 国が行っていた配船を商社が行う方式に変更 ② 平成24年11月    輸入麦の品質管理を安全性と効率性の面からより適切に行うことができるよう残留農薬等検査の見直しを行い、安全性対策等経費を縮減。 ③ 平成25年5月    SBS方式の利用拡大の観点から、最低申込数量、輸入港ごとの最低荷揚げ数量、輸入港数の制限を撤廃。 ④ 平成27年1月    日豪EPAの発効に伴い、食糧用麦SBSの本船単位の輸入の対象銘柄にAH(オーストラリアン・ハード)及びAPW (オーストラリアン・プレミアム・ホワイト)を追加。 ⑤ 平成29年10月 製粉業の競争力を強化する観点から、全銘柄を対象にしたSBSカテゴリーⅢ(本船・コンテナ輸入)を新設。 ⑥ 平成30年12月    TPP11協定の発効に伴い、小麦はカナダ、豪州にSBS方式の国別枠を、大麦はSBS方式のTPP枠を設定。 ⑦ 平成31年2月    日EU・EPA協定の発効に伴い、小麦・大麦ともにSBS方式のEU枠を設定。 ⑧ 令和2年1月    日米貿易協定の発効に伴い、小麦にSBS方式の米国枠を設定。・ 食糧用麦の備蓄については、平成22年10月に、国が一定期間備蓄する方式から、輸入された麦を直ちに製粉企業等に販売し、民間備蓄する方式への見直しを実施。

改善の方向性

・ 食糧用麦の輸入については、実需者ニーズに見合った麦の安定的な供給が確保されるよう、引き続き適切な輸入の実施に努める。・ 備蓄事業については、事業実施主体から提出される事業実施計画の内容を十分に審査した上で、引き続き適正な執行に努める。

外部有識者による点検

・制度の運営コストにどれくらい費用がかかっているのかについての効率性目標、さらに日本の麦生産の振興にどの程度貢献しているか等、についてもアウトカム指標が追加されることを検討して欲しい。

所見を踏まえた改善点・反映状況

本所見を含め、関係者の意見を幅広く伺いながら検討を進める。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

令和6年度において、製粉企業等の実需者の需要に応じた外国産食糧用麦466万トンの計画的な輸入・売渡しを通じて、需給が安定している状態の実現。

測定指標:・成果実績は食糧用麦の輸入数量(売渡数量)。・達成度は「麦の需給に関する見通し」における外国産食糧用麦の輸入量に対する輸入実績数量の割合。[単位: 千トン]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度5009.04714.094.1106
2022年度4706.04833.0102.69868
2023年度4819.04419.091.69952
2024年度4663.04626.099.20652
2025年度4703.0--
アウトカム

令和6年度において、麦の供給が不足する事態に備え、輸入小麦の年間需要量2.3か月分に相当する87万トンが適切に備蓄されている状態の実現

測定指標:・成果実績は外国産食糧用小麦の備蓄数量。・達成度は「麦の需給に関する見通し」における外国産食糧用小麦の備蓄目標数量に対する備蓄実績数量の割合。[単位: 万トン]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度93.085.091.39785
2022年度88.089.0101.13636
2023年度89.083.093.25843
2024年度87.077.088.50575
2025年度87.0--
アウトカム

国家貿易による輸入・売渡し・備蓄に係る措置を総合的に講ずることにより、麦の需給を継続的に安定させるとともに、不測時にも迅速に備蓄小麦を放出できる体制を維持することで、国民生活と国民経済の安定を実現

測定指標:外国産食糧用麦の安定的な輸入及び外国産食糧用麦が適切に備蓄されている状態の実現(アクティビティ101及び102の短期アウトカム達成率の5カ年平均)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度100.097.997.9
2022年度100.097.197.1
2023年度100.096.796.7
2024年度100.094.894.8
2025年度100.095.095.0
アウトプット

「麦の需給に関する見通し」を踏まえ、国家貿易による食糧用麦の輸入・売渡しを行う。

測定指標:食糧用麦の輸入数量[単位: 千トン]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度5009.04714.094.1106
2022年度4706.04833.0102.69868
2023年度4819.04419.091.69952
2024年度4663.04626.099.20652
2025年度4703.0--
アウトプット

食糧用輸入小麦の買受資格者が食糧用輸入小麦の年間需要量2.3か月分を備蓄する。

測定指標:備蓄事業実施主体の公募、選定数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度52.052.0100.0
2022年度53.053.0100.0
2023年度53.053.0100.0
2024年度54.054.0100.0
2025年度53.0--

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

丸紅株式会社

輸出国における現品の買付け、本邦輸入港にまでの輸送及び本邦輸入港における引渡等(一般輸入・SBS輸入)

649.5億円5費目 ▾
費目金額
麦買入費633.2億円
麦買入費14.1億円
麦買入費8,620万円
麦買入費7,870万円
麦買入費5,770万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。