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食料安定供給関係費事業内容の一部改善事業ID: 3180

動物用医薬品対策事業

農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課開始: 1963年度

2025年度当初予算

8,580万円

2024年度執行: 1.8億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

本事業は、動物用医薬品の承認審査に係る基準の国際的調和の推進等への支援や民間だけの力では実用化が進みにくい動物用医薬品等の開発費等の支援を通じて動物用医薬品等の実用化を促進することにより、畜水産物の生産現場で必要とされている動物用医薬品等を迅速かつ安定に供給するとともに、動物用医薬品の検定等を適正に実施し、動物用医薬品の品質、有効性及び安全性を確保することにより、持続的な畜水産物生産体制の確保に貢献することを目的とする。

現状・課題

・動物用医薬品は動物の健康維持や畜産経営の安定、安全な畜水産物の供給に欠かせない生産資材であり、家畜防疫や薬剤耐性菌対策の観点からも、動物用医薬品の早期実用化及び新規性の高い動物用医薬品に対する審査体制の整備が求められている。/・一方で、動物用医薬品の製造販売業者は中小メーカーが多いためメーカーにとって開発費等の負担は大きく、実用化が進みにくい状況にある。/・そのため農林水産省消費・安全局では、令和6年11月に動物用ワクチン戦略中間取りまとめを策定し、産学官の連携のもと、ワクチンの安定供給に向け開発、承認、製造、販売体制を強化するための取組みを開始している。/・さらに家畜衛生上重要なワクチンは、医薬品医療機器等法により検定を行うこととしており、その経費は地方財政法により国が負担することとなっている。

事業の概要

①動物用医薬品等の承認•審査の迅速化や安全性の向上を目的とした承認審査資料に関する国際的ガイドライン及び新技術を活用した動物用医薬品の開発試験等のガイドラインの策定を推進する。/②家畜防疫上重要な疾病であるが国内で発生がない疾病や市場規模の小さい動物等の疾病に対する動物用医薬品、新技術を活用した動物用医薬品及び抗菌剤の使用機会の低減に資するワクチンや代替薬等の承認申請等に必要な試験等の実施を支援し、実用化を促進する。/③経済損失の大きい慢性疾病など、農場の飼養形態にあった使いやすい産業動物用ワクチンの実用化を目指した開発費を支援する。/④ワクチン原液保管のための機器導入を支援し、ワクチン必要量の変動に迅速かつ安定的に対応可能な体制を整備する。/⑤動物用医薬品の承認制度や規格•基準の見直しに向けた検討及び使用に係る実態把握のための調査を行う。/⑥法定受託事務である都道府県が実施する検定等の事務にかかる経費を負担する。/⑦いのしし用国産豚熱経口ワクチンの早期現場実装に向け、大量かつ迅速に製造するためのさらなる試験•開発、機器導入を支援する。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)8,580万円-
2024年度5,780万円1.8億円
2023年度6,530万円8,570万円
2022年度7,700万円7,600万円
2021年度6,700万円5,800万円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織農林水産省直接株式会社 津田ほか1.2億円直接公益社団法人日本動物用医薬品協会ほか3,110万円直接国立大学法人東北大学ほか2,130万円直接日生研株式会社200万円直接都府県190万円

支出先詳細

担当組織農林水産省
直接ブロック E

株式会社 津田ほか

1.2億円

いのしし用国産豚熱経口ワクチンの早期現場実装に向け、大量かつ迅速に製造するためのさらなる試験・開発、機器導入を支援。

1

株式会社津田

株式会社補助金等交付
9,180万円
2

共立製薬株式会社

株式会社補助金等交付
2,160万円
3

塩野香料株式会社

株式会社補助金等交付
840万円
直接ブロック A

公益社団法人日本動物用医薬品協会ほか

3,110万円

動物用医薬品の承認申請資料に関する国際基準作成の推進/新技術を活用した動物用医薬品等の開発や基準等の作成の推進

1

公益社団法人日本動物用医薬品協会

その他法人補助金等交付
980万円
2

国立研究開発法人水産研究・教育機構

国立研究開発法人補助金等交付
800万円
3

一般社団法人動物再生医療推進協議会

その他法人補助金等交付
490万円
4

国立大学法人東京海洋大学

国立大学法人補助金等交付
430万円
5

埼玉県

地方公共団体補助金等交付
280万円
6

愛知県

地方公共団体補助金等交付
130万円
直接ブロック B

国立大学法人東北大学ほか

2,130万円

薬剤耐性菌リスク低減のための動物用ワクチン等の実用化の促進

1

国立大学法人東北大学

国立大学法人補助金等交付
1,130万円
2

日本全薬工業株式会社

株式会社補助金等交付
1,000万円
直接ブロック C

日生研株式会社

200万円

動物用医薬品等の安定供給のための機器導入の支援

1

日生研株式会社

株式会社補助金等交付
200万円
直接ブロック D

都府県

190万円

薬事監視員による検定品の採取、製造所への立入検査等

1

東京都

地方公共団体随意契約(少額)
30万円
2

埼玉県

地方公共団体随意契約(少額)
20万円
3

愛知県

地方公共団体随意契約(少額)
20万円
4

兵庫県

地方公共団体随意契約(少額)
20万円
5

熊本県

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
6

富山県

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
7

京都府

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
8

岐阜県

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
9

福島県

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
10

広島県

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
11

大阪府

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
12

山口県

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
13

神奈川県

地方公共団体随意契約(少額)
10万円
14

千葉県

地方公共団体随意契約(少額)
-
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

・アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。・外部有識者の指摘を踏まえた検討を行っていただきたい。

事業所管部局による点検・改善

・安全な動物用医薬品の迅速かつ安定に供給することにより、畜水産物の生産現場で必要とされている動物用医薬品等を迅速に供給し、持続的な畜水産物生産体制の確保に貢献することを目的とする事業であり、国民のニーズ・優先度とも高い。・試験ガイドライン等は着実に作成・改正されている。・新技術を活用したワクチンや希少疾病等用医薬品、抗菌剤の使用機会の低減に資するワクチン等について多くの製剤の開発を支援し、実用化に至った製剤も複数ある。・R6年度予算の執行率は、85.7%であった。これは令和5年度補正繰り越し分である「いのしし用国産豚熱経口ワクチンの早期現場実装に向け、大量かつ迅速に製造するためのさらなる試験•開発、機器導入支援」において、R7年度への繰り越しが生じたことによる。R6年度当初予算に基づく執行率は97.3%であり効率的に執行されている。

改善の方向性

・R7年度事業実施にあたり、さらなる円滑な事業執行に向けて、計画的に手続きを進めると共に運用通知等の見直しを行い、効率的な予算執行に努める。・制度見直しの提案については、効果測定に関する評価を踏まえ、活動指標を制度見直しの提案や調査等に係る検討会議開催件数に変更した。・ワクチン原液保管のための機器導入支援については、効果測定に関する評価を踏まえ、目標としている重要な家畜疾病を予防するワクチンの安定供給は達成できていることから、R8年度は事業メニューを廃止する。

外部有識者による点検

個々の事業メニューについて、詳細な検討を行い、公開されていることに敬意を表します。そのうえで、以下にいくつかコメントいたします。・後続アウトカムへのつながり(アウトカム302から502へのつながり)に記載されている新技術を利用した医薬品開発と、抗菌剤の使用機会の低減に資するワクチン等の実用化は、目的や効果がやや異なるため、可能であれば別々に件数を把握・開示すると、より効果が見えやすくなるのではないでしょうか。・細かな点として、主な増減理由の部分の増減が、具体的にどこの増減を指すかについて記載していただけるとわかりやすいと思います。また、101についてはアウトプットの当初見込みが常に高い水準で掲げられ、実績と乖離がある状態が継続しているのに対し、102の短期アウトカム・長期アウトカムの達成率は常に170~200%となっています。目標の掲げ方は事業メニューの性質や目的によるものだと思いますが、もし当初見込みの設定について、基本的な考え方に改善が必要であれば、ご検討いただけるとよいかもしれないと思います。

所見を踏まえた改善点・反映状況

コメントありがとうございます。以下の通り回答いたします。・開発費の支援を受けて承認された製品には、例えば1つの製品で新技術の利用と抗菌剤の使用機会の低減の2つの目的が達成されることが起こりうるため、まとめた数字を開示しております。・主な増減理由の部分の増減と予算内訳表の歳出予算項目との関係がわかるよう記載を整備しました。・頂いたコメントを踏まえ、各設定を再考し、302及び502の成果目標を具体的数値を削除した目標に変更し、当初見込みを前年度の活動実績を踏まえた設定値に変更しました。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

承認される概ねの動物用医薬品の承認審査期間が標準処理期間(12月)以内となる

測定指標:前年度の承認審査期間の80パーセンタイル値[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度12.07.260.0
2023年度12.07.764.16667
2024年度12.05.949.16667
2025年度12.0--
2026年度12.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

【旧】開発費の支援を受けた動物用医薬品等の承認申請等の累積数(平成26年度以降)が10件(1年あたりの数が1件以上)

測定指標:承認申請等された製剤数等(平成26年度からの累積数)[単位: ]

年度別データを表示(20222025年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度9.016.0177.77778
2023年度10.018.0180.0
2024年度11.020.0181.81818
2025年度12.0--
アウトカム

開発費の支援を受けた動物用医薬品等の承認申請等の増加

測定指標:承認申請等された製剤等数(平成26年度からの累積数)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度8.014.0175.0
2022年度15.016.0106.66667
2023年度17.018.0105.88235
2024年度19.020.0105.26316
2025年度21.0--
アウトカム

ワクチン供給体制の整備

測定指標:導入した機器でワクチン原液の保管を開始した事業者数[単位: ]

年度別データを表示(20252025年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度1.0--
アウトカム

承認審査制度の見直しのための法令通知等の改正

測定指標:改正件数[単位: ]

年度別データを表示(20282028年度)
年度目標値実績値達成率
2028年度3.0--
アウトカム

全ての検定不合格品に対し、適切な対応を実施する

測定指標:検定不合格品への適切な対応実施割合[単位: %]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度100.0100.0100.0
2023年度100.0100.0100.0
2024年度100.0100.0100.0
2025年度100.0--
2026年度100.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

国産豚熱経口ワクチンの大量製造開始

測定指標:製造開始メーカー数[単位: ]

年度別データを表示(20242024年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度2.00.0-
アウトカム

承認され実用化された動物用医薬品の数(直近5か年の平均値)を令和2年度と同程度に維持

測定指標:承認された動物用医薬品の数(直近5か年の平均値)[単位: ]

年度別データを表示(20242028年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度60.0--
2025年度60.0--
2026年度60.0--
2027年度60.0--
2028年度60.0--

20212028年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

【旧】開発費の支援を受け承認申請等がされた動物用医薬品等が承認等に至り実用化された累積数(平成28年度以降)が8件(1年あたりの数が1件以上)

測定指標:承認に至った製剤等数(平成28年度からの累積数)[単位: ]

年度別データを表示(20222025年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度7.014.0200.0
2023年度8.018.0225.0
2024年度9.019.0211.11111
2025年度10.0--
アウトカム

開発費の支援を受け実用化された動物用医薬品等の増加

測定指標:承認に至った製剤等数(平成28年度からの累積数)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度6.012.0200.0
2022年度13.014.0107.69231
2023年度15.018.0120.0
2024年度19.019.0100.0
2025年度20.0--
アウトカム

重要な家畜疾病を予防するワクチンの安定供給

測定指標:豚熱ワクチンの供給が不足した事例の発生件数[単位: ]

年度別データを表示(20292029年度)
年度目標値実績値達成率
2029年度0.0--
アウトカム

生産現場に必要な動物用医薬品の迅速な実用化及び安定供給

測定指標:産業動物用ワクチンの承認数[単位: ]

年度別データを表示(20382038年度)
年度目標値実績値達成率
2038年度5.0--
アウトカム

動物用医薬品の品質、有効性及び安全性の確保

測定指標:畜水産安全管理課への報告件数[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度0.00.0-
2023年度0.00.0-
2024年度0.00.0-
2025年度0.0--
2026年度0.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

国産ワクチンの供給による経口ワクチンの安定供給

測定指標:供給個数に占める国産ワクチンの割合[単位: %]

年度別データを表示(20282028年度)
年度目標値実績値達成率
2028年度50.0--
アウトプット

ガイドライン案の作成促進

測定指標:ガイドライン案の累積作成数(平成22年度以降)[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度41.040.097.56098
2023年度50.044.088.0
2024年度54.044.081.48148
2025年度54.0--
2026年度54.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

動物用医薬品の実用化促進

測定指標:開発に着手した動物用医薬品等数(事業実施数)[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度3.03.0100.0
2023年度2.03.0150.0
2024年度1.02.0200.0
2025年度3.0--
2026年度3.0--

20212026年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

ワクチン製造販売業者に対し機器導入を支援し、ワクチン原液の保管体制を整備する

測定指標:機器を導入した事業者数[単位: ]

年度別データを表示(20242025年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度5.01.020.0
2025年度6.00.0-
アウトプット

課題解決に向けた制度見直しの提案及び調査

測定指標:制度見直しの提案や調査等に係る検討会議開催件数[単位: ]

年度別データを表示(20252026年度)
年度目標値実績値達成率
2025年度10.0--
2026年度10.0--
アウトプット

薬事監視事務の適切な遂行

測定指標:検定対象となる動物用医薬品の製造ロット数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度273.0233.085.34799
2022年度264.0234.088.63636
2023年度261.0206.078.9272
2024年度264.0193.073.10606
2025年度237.0--
アウトプット

国産豚熱経口ワクチン製造の加速化

測定指標:試験、機器導入の事業数[単位: ]

年度別データを表示(20242025年度)
年度目標値実績値達成率
2024年度1.03.0300.0
2025年度0.0--

※ アクティビティ(活動の記述)6件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

株式会社津田

国産豚熱経口ワクチン増産加速化対策事業

7,550万円4費目 ▾
費目金額
工事費4,930万円
機器装置費2,170万円
開発試験費260万円
諸経費190万円

国立大学法人東北大学

薬剤耐性菌リスク低減のための動物用ワクチン等の実用化の促進

1,130万円3費目 ▾
費目金額
研究開発費610万円
備品費500万円
消耗品費20万円

公益社団法人日本動物用医薬品協会

動物用医薬品の承認申請資料に関する国際基準作成の推進

980万円2費目 ▾
費目金額
会議運営費700万円
事務費280万円

日生研株式会社

動物用医薬品等の安定供給のための機器導入の支援

200万円1費目 ▾
費目金額
物品費200万円

東京都

薬事監視員による検定品の採取、製造所への立入検査等

30万円3費目 ▾
費目金額
旅費20万円
通信運搬費10万円
事務費-

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。