2025年度当初予算
4,270万円
2024年度執行: 1.3億円
事業の目的・概要
事業の目的
食品ロス問題は、2015年の国連総会において採択されたSDGs(持続可能な開発目標)にもターゲットの一つとして掲げられるなど、世界的に解決すべき重要な課題の一つとなっている。事業系食品ロスの削減については、食品リサイクル法の基本方針において2030年度までに発生量を219万トンとする新たな削減目標が掲げられたところ。この政府目標の達成に向け、同方針では食品関連事業者が取り組むべき最優先事項として「発生抑制」が掲げられているため、当該事業では、発生抑制に向けた取組を支援するとともに、発生抑制をしてもなお発生してしまう未利用食品の有効利用について支援を実施する。
現状・課題
事業系食品ロスについては、現状、直近2022年度の推計値は236万トンとなっており、削減の流れを確実なものとする必要がある。発生を抑制するためには、各食品関連事業者の努力のみならず、サプライチェーン全体で取り組むことが必要である。これに向け、食品関連事業者における新たな技術・仕組みの活用による食品ロス削減の支援や業界全体での商慣習の見直しなどの取組の促進、発生抑制してもなお発生してしまう企業における未利用食品の有効利用を促進するための提供先の確保が必要である。
事業の概要
事業系食品ロスの削減に向け、フードサプライチェーン全体における課題解決に取り組むため、/・食品ロス削減に向けた業界全体での取組等の横展開の支援(商慣習の見直しの検討、優良事例の表彰等)【補助(定額)】/・地域の関係者が連携した食品リサイクルの効率化・ブランド化、地域の未利用資源の活用に係る取組の支援【補助(定額)】(令和8年度)/・新たな技術・仕組みの活用等により、食品ロスの削減効果が期待される取組の支援【補助(定額)】/・未利用食品の有効利用を促進するための提供先の確保に向けた取組【委託】/等を実施。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4,270万円 | - |
| 2024年度 | 1.4億円 | 1.3億円 |
| 2023年度 | 1.5億円 | 1.2億円 |
| 2022年度 | 1.2億円 | 6,000万円 |
| 2021年度 | 5,100万円 | 3,200万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック B株式会社マイファーム
7,210万円
食品事業者からフードバンク等への寄附による未利用食品の取扱いの拡大に向けた食品衛生管理水準の向上、物品管理や効率的な配送システムの構築に必要なノウハウ獲得等を促進するため、専門家派遣等によるサポートを実施
株式会社マイファーム
直接ブロック A公益財団法人流通経済研究所ほか
4,560万円
民間事業者等が行う食品ロス削減等に係る新規課題等を解決する事業を実施(商慣習の見直しの検討、優良者表彰の実施等)
公益財団法人流通経済研究所
国立大学法人岡山大学
株式会社エービーシースタイル
株式会社サンプラザ
公益財団法人食品等流通合理化促進機構
直接ブロック C特定非営利活動法人フードバンク北九州ライフアゲインほか
880万円
食品事業者とフードバンク等による広域連携等の先進的な取組を実施
特定非営利活動法人フードバンク北九州ライフアゲイン
労働者協同組合ワーカーズコープちば
特定非営利活動法人フローレンス
ふくおか筑紫フードバンク運営委員会
学校法人順正学園
一般社団法人やまがた福わたし
特定非営利活動法人セカンドハーベスト名古屋
直接ブロック D日本ソフト販売株式会社
460万円
食品関連事業者のデータベースの整備
日本ソフト販売株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
短期アウトカム(事業実施者の取組に係る食品ロスの削減率)について、目標値と実績値の乖離が大きいことから、取組の強化又は目標設定の見直しについて検討していただきたい。
事業所管部局による点検・改善
食品ロス削減は、SDGsにおける目標の一つに掲げられるとともに、国内でも、食品ロス削減法第3条により「国は、食品ロスの削減に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。」と明記され、更に「食料安全保障強化政策大綱」や「食品ロス削減目標達成に向けたの施策パッケージ」等において国が取り組むべき事項が掲げられている。食品ロス削減のための商慣習の見直し等については、製造・卸・小売の関係者がそれぞれの利害を乗り越えてフードチェーン全体で取り組んでいく必要があり、関係者(行政・食品業界・消費者等)が一堂に会する情報連絡会の場においても、個別企業における取組では限界があり、国の支援を求める要望も出されており、本事業は今後も国費投入の必要性がある。
改善の方向性
2030年度までに事業系食品ロスの発生量を2000年度比で6割削減する新たな目標の達成に向け、引き続き事業の適切な執行に努めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
事業系食品ロスの削減目標が毎年度1%減少となっていることを踏まえ、意欲的な目標として2%を設定している。目標達成に向け、引き続き事業の適切な執行に努めていく。
成果指標・目標値・実績値
商慣習の見直しに取り組む事業者の拡大
測定指標:納品期限緩和に取り組む事業者の割合(売上高シェア)[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 55.0 | 53.0 | 96.36364 |
| 2023年度 | 60.0 | 58.0 | 96.66667 |
| 2024年度 | 60.0 | 60.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 65.0 | - | - |
| 2026年度 | 65.0 | - | - |
実証に取り組む事業者における食品ロスの削減
測定指標:・事業実施者の取組に係る食品ロスの削減率・事業系食品ロスの削減目標が毎年度1%減少となっていることを踏まえ、意欲的な目標として2%を設定。・削減率=(事業実施前の数値-実施期間の数値)÷事業実施前の数値[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | - | -0.3 | - |
| 2024年度 | 2.0 | -1.8 | -90.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
| 2026年度 | 2.0 | - | - |
食品ロス削減を始めとする環境対策において顕著な実績を挙げている食品関連企業等の表彰
測定指標:表彰者数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 0.0 | 4.0 | - |
| 2023年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
| 2026年度 | 4.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
フードバンク等における未利用食品の受入れ・提供の増加(令和5年度)
測定指標:本事業の実施により未利用食品の受入れ・提供が増加したフードバンク等の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 90.0 | 83.0 | 92.22222 |
| 2023年度 | 90.0 | 88.0 | 97.77778 |
| 2024年度 | 90.0 | 68.0 | 75.55556 |
新たな技術・仕組みの横展開
測定指標:本事業の成果として公表した新たな技術・仕組みの導入・応用により、食品関連事業者における食品ロス削減の取組が拡大
定量的な目標値・実績値は確認できません
表彰された取組の横展開
測定指標:表彰された取組を踏まえ、食品ロス削減につながる取組が食品関連事業者、団体、個人に拡大
定量的な目標値・実績値は確認できません
2030年度までに2000年度比で事業系食品ロス量を6割減(2000年度実績値:547万トン)
測定指標:事業系食品ロス量[単位: 万トン]
年度別データを表示(2021〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 311.0 | 279.0 | 89.71061 |
| 2022年度 | 307.0 | 236.0 | 76.87296 |
| 2023年度 | 303.0 | 231.0 | 76.23762 |
| 2024年度 | 298.0 | - | - |
| 2030年度 | 219.0 | - | - |
食品関連事業者(製造・流通・小売)が参画した商慣習の見直しに係る検討会の実施
測定指標:商慣習の見直しに係る検討会に参加する事業者数[単位: 者]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 26.0 | - |
| 2024年度 | 26.0 | 26.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 26.0 | - | - |
| 2026年度 | 26.0 | - | - |
食品ロス削減に向けた新たな技術の活用・仕組みの構築に向けた実証
測定指標:実証等に取り組む事業者数[単位: 者]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 0.0 | 4.0 | - |
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
| 2026年度 | 4.0 | - | - |
食品ロス削減を始めとする環境対策において顕著な実績を挙げている食品関連企業等を募集・選定
測定指標:表彰への応募者数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 40.0 | 36.0 | 90.0 |
| 2023年度 | 43.0 | 32.0 | 74.4186 |
| 2024年度 | 43.0 | 55.0 | 127.90698 |
| 2025年度 | 60.0 | - | - |
| 2026年度 | 65.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
フードバンク等における未利用食品の取扱量の拡大に向けた取組の実施
測定指標:取扱量の拡大に取り組むフードバンク等団体数[単位: 団体]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 0.0 | 23.0 | - |
| 2023年度 | 30.0 | 66.0 | 220.0 |
| 2024年度 | 70.0 | 60.0 | 85.71429 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)4件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
株式会社マイファーム
フードバンク活動強化に向けた専門家派遣等委託事業
7,200万円9費目 ▾
株式会社マイファーム
フードバンク活動強化に向けた専門家派遣等委託事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 3,480万円 |
| 謝金 | 1,050万円 |
| その他 | 650万円 |
| 再委託費 | 640万円 |
| 一般管理費 | 540万円 |
| 旅費 | 490万円 |
| 会議費 | 190万円 |
| 雑役務費またはその他経費 | 130万円 |
| 印刷製本費 | 30万円 |
国立大学法人岡山大学
売り場ライブ配信、AI映像解析による売残り防止実証
810万円9費目 ▾
国立大学法人岡山大学
売り場ライブ配信、AI映像解析による売残り防止実証
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費(富士通Japan株式会社) | 630万円 |
| 委託費(株式会社シノプス) | 60万円 |
| 旅費 | 30万円 |
| 消耗品費 | 20万円 |
| 賃金 | 20万円 |
| 印刷製本費 | 20万円 |
| 会場借料 | 10万円 |
| 通信運搬費 | 10万円 |
| 謝金 | 10万円 |
日本ソフト販売株式会社
事業者データベース整備及び補完調査
470万円4費目 ▾
日本ソフト販売株式会社
事業者データベース整備及び補完調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 220万円 |
| 事業費 | 210万円 |
| その他 | 30万円 |
| 一般管理費 | 10万円 |
特定非営利活動法人フードバンク北九州ライフアゲイン
先進的取組支援事業
220万円2費目 ▾
特定非営利活動法人フードバンク北九州ライフアゲイン
先進的取組支援事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 活動経費 | 190万円 |
| 車両・倉庫貸借料 | 30万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。