次世代航空機開発・次世代空モビリティ社会実装に向けた基盤技術開発事業(うち航空機エンジン向け材料開発・評価システム基盤整備事業)
2025年度当初予算
7.0億円
2024年度執行: 12.0億円
事業の目的・概要
事業の目的
航空機の省エネ、CO2排出削減に向けては、航空エンジン向けの高機能材料を安定的に確保することが重要であることから、これまでにない高機能材料を開発することで、更なる省エネルギー化を目指す。
現状・課題
近年の世界的なCO2排出量削減の動向を受け、各航空会社は燃費効率の高い旅客機の導入を進めており、航空機産業においても燃費性能を重視した、より性能の良い航空機・エンジンの製造が求められ、その結果、技術獲得競争がさらに激化している。特に航空機エンジン材料に関しては、軽量化、耐熱性・耐久性向上を目指した新たな材料の開発が重要となっており、また、航空機産業では最終製品として高い安全性・信頼性が求められることから、材料の段階から厳しい認証基準等が求められている。
事業の概要
複数の金属元素を適切に組み合わせ、適切なプロセスで製造された高機能材料は、耐熱性、耐摩耗性等の機能を持ち、航空機等の省エネルギー化に寄与してきた。本事業では、(1)「革新的エンジン部品製造プロセス開発」、(2)「革新的合金探索手法の開発」において、エンジン部材の革新的製造プロセスの開発や、合金開発の迅速化に繋がるデータ駆動型の革新的合金探索手法の開発により、更なる省エネルギー化に貢献する。また、(3)「航空機エンジン向け評価システム基盤整備」において、当該材料や部品は、高度な信頼性要求から欧米主導の当局認証が必要であり、我が国にとって大きな障壁となっていることから、材料の国内共通評価システムの構築に取り組み、国産材料・部材の認証取得を目指す。令和6年度は、(1)金型・加熱システムの設計・製作、(2)構築したデータ駆動型革新的合金探索システムを用いた合金探索とシステムの改良、(3)データベースの構築、模擬部材形状での特性評価を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 7.0億円 | - |
| 2024年度 | 12.0億円 | 12.0億円 |
| 2023年度 | 12.5億円 | 13.3億円 |
| 2022年度 | 7.9億円 | 12.6億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 7.0億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
担当組織
経済産業省
直接支出先
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
12.0億円
配分先
株式会社本田技術研究所
2.2億円
配分先
三菱重工航空エンジン株式会社
1.9億円
配分先
株式会社共和プリサイスマニファクチャリング
1.6億円
配分先
株式会社IHI
1.4億円
配分先
国立研究開発法人物質・材料研究機構
8,500万円
配分先
JX金属株式会社
5,170万円
配分先
一般財団法人金属系材料研究開発センター
3,200万円
配分先
株式会社プロテリアル
2,280万円
配分先
川崎重工業株式会社
1,490万円
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
12.0億円
研究開発等マネジメント
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
配分先ブロック I株式会社本田技術研究所
2.2億円
次世代ディスク材の特性評価
株式会社本田技術研究所
配分先ブロック H三菱重工航空エンジン株式会社
1.9億円
次世代ディスク・単結晶材の特性評価
三菱重工航空エンジン株式会社
配分先ブロック J株式会社共和プリサイスマニファクチャリング
1.6億円
次世代ディスク材の評価
株式会社共和プリサイスマニファクチャリング
配分先ブロック F株式会社IHI
1.4億円
次世代単結晶材料の製造性・耐環境性および特性評価
株式会社IHI
配分先ブロック E国立研究開発法人物質・材料研究機構
8,500万円
航空機エンジン用評価基盤整備
国立研究開発法人物質・材料研究機構
配分先ブロック K国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 ほか
910万円
航空機エンジン用評価基盤システム整備
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
国立大学法人横浜国立大学
配分先ブロック CJX金属株式会社
5,170万円
実用化レベルでのハイエントロピー合金粉の開発
JX金属株式会社
配分先ブロック D一般財団法人金属系材料研究開発センター
3,200万円
材料開発期間・コスト削減および合金探索システムに係るソフトウェア開発
一般財団金属系材料研究開発センター
配分先ブロック B株式会社プロテリアル
2,280万円
革新的合金探索手法の開発エンジン部品製造プロセスの開発
株式会社プロテリアル
配分先ブロック G川崎重工業株式会社
1,490万円
次世代単結晶材料の材料特性評価
川崎重工業株式会社
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業を総括し、その後の事業に活用すること。
事業所管部局による点検・改善
2024年度事業の実施状況について、技術推進委員会にも参加し、事業の進捗状況等を聞き取って点検・評価を実施したところ、効率的かつ計画的に事業実施が行われており、進捗についても計画どおり実施していることを確認した。
改善の方向性
2025年度が最終実施年度になることも踏まえ、打合せ・ヒアリングを引き続き実施し、事業の実施状況について注視しつつ、必要に応じて事業内容を見直すことにより、効果的かつ効率的な予算執行に努める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本事業で得られた技術的優位性を後続事業においても活用し、高価値市場への参画を図っていく。
成果指標・目標値・実績値
経済合理性を担保した航空機エンジン部品の鍛造プロセスを確立すると共に、確立した製造プロセスにより部品試作・評価を行う。
測定指標:確立する鍛造プロセス数
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
航空機エンジン用途に適用可能な新規合金を開発する。
測定指標:開発した合金の数
年度別データを表示(2025〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
国内エンジンメーカーにおいて、活用(部材に使用するために認定を目指す材料の選定まで実施)を可能とするデータベースを構築する。
測定指標:活用可能な部材の数
年度別データを表示(2023〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
本事業開発成果の次世代航空機への搭載により、CO2の排出を削減する。
測定指標:CO2排出削減量[単位: 万トン]
年度別データを表示(2040〜2040年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2040年度 | 93.0 | - | - |
革新的なエンジン部品製造プロセス開発に関する研究開発事業を実施する。
測定指標:事業実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
革新的合金探索システムを開発し、航空機エンジン用途に適用可能な合金の開発に係る研究開発を実施する。
測定指標:事業実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
日本国内に航空機エンジン部材の材料データベースを構築するために、航空機エンジン向け評価システム基盤整備に関する研究開発事業を実施する。
測定指標:事業件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 6.0 | 6.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 6.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)3件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
航空機エンジン向け材料開発・評価システム基盤整備事業
12.0億円3費目 ▾
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
航空機エンジン向け材料開発・評価システム基盤整備事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 9.2億円 |
| 繰越費 | 1.9億円 |
| 事業費管理費 | 9,320万円 |
株式会社本田技術研究所
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
2.2億円3費目 ▾
株式会社本田技術研究所
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 1.4億円 |
| 備品費 | 6,130万円 |
| 間接経費 | 1,990万円 |
三菱重工航空エンジン株式会社
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
1.9億円5費目 ▾
三菱重工航空エンジン株式会社
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 1.2億円 |
| 備品費 | 3,450万円 |
| 労務費 | 2,000万円 |
| 間接経費 | 1,710万円 |
| 繰越費 | 610万円 |
株式会社共和プリサイスマニファクチャリング
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
1.6億円4費目 ▾
株式会社共和プリサイスマニファクチャリング
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 8,970万円 |
| 繰越費 | 4,540万円 |
| 間接経費 | 1,950万円 |
| 労務費 | 750万円 |
株式会社IHI
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
1.4億円5費目 ▾
株式会社IHI
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 9,400万円 |
| 繰越費 | 2,490万円 |
| 間接経費 | 1,050万円 |
| 備品費 | 620万円 |
| 労務費 | 450万円 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
8,500万円6費目 ▾
国立研究開発法人物質・材料研究機構
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 2,410万円 |
| 労務費 | 1,940万円 |
| 備品費 | 1,450万円 |
| 繰越費 | 1,210万円 |
| 再委託費 | 910万円 |
| 間接経費 | 580万円 |
JX金属株式会社
研究開発項目2「革新的合金探索手法の開発」
5,170万円3費目 ▾
JX金属株式会社
研究開発項目2「革新的合金探索手法の開発」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 共同研究費 | 3,440万円 |
| 備品費 | 950万円 |
| その他経費 | 780万円 |
一般財団金属系材料研究開発センター
研究開発項目2「革新的合金探索手法の開発」
3,200万円4費目 ▾
一般財団金属系材料研究開発センター
研究開発項目2「革新的合金探索手法の開発」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 共同研究費 | 1,920万円 |
| 備品費 | 500万円 |
| 労務費 | 410万円 |
| その他経費 | 370万円 |
株式会社プロテリアル
研究開発項目1「革新的エンジン部品製造プロセス開発」
2,280万円2費目 ▾
株式会社プロテリアル
研究開発項目1「革新的エンジン部品製造プロセス開発」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 備品費 | 2,060万円 |
| その他経費 | 220万円 |
川崎重工業株式会社
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
1,490万円3費目 ▾
川崎重工業株式会社
研究開発項目3「航空機エンジン用評価基盤整備」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| その他経費 | 1,040万円 |
| 労務費 | 310万円 |
| 間接経費 | 140万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。