2025年度当初予算
-
2024年度執行: 140万円
事業の目的
平成23年度に承認されたグラクソスミスクライン社の弱毒化経口生ロタウイルスワクチン・ロタリックス、平成24年度に承認されたMSD社のロタテックに関して、ロタウイルスワクチン品質管理手法の研究を継続する。検定・研究業務を行うためには、両ワクチンの性質を熟慮した上での品質管理、安全性の確認が必要である。本事業の目的は、ワクチン作用機序の解明、病原性発現機構の解析を通じた検定検査方法の確立と品質管理にかかる研究である。
現状・課題
ロタウイルスワクチン(単価ワクチンのロタリックス、5価ワクチンのロタテック)は平成23年に承認され、任意接種が開始された。その後、令和2年10月より定期接種の対象となった。国家検定はこれらのワクチンの安全性及び有効性を確認する重要な業務である。これらのワクチンはいずれも弱毒生ワクチンであり、経口接種後に被接種者体内で増殖することでロタウイルスに対する総合的な免疫を獲得し、重度の嘔吐下痢症や脱水症状のような重篤な症状の出現を防止する。現行のワクチンの接種により、国内外で分離されるロタウイルス株による感染症をほとんど予防することができるが、ワクチンの効果を回避する新たなロタウイルス株の流行が発生することは否定できない。本事業では、ロタウイルスの病原性発現機構、ワクチンの作用機序解明の研究をしつつ、ワクチンの品質管理手法を構築し、ワクチン由来ロタウイルス感染症の出現の予防に役立てる。
事業の概要
平成23年度ロタウイルスワクチン(単価ワクチンのロタリックス、5価ワクチンのロタテック)の承認、接種開始に対応して、安全性管理、並びに品質管理を国家検定業務にて行う必要がある。本ワクチンは、弱毒化生ワクチンであり、接種後に被接種者体内で増殖することでロタウイルスに対する総合的な免疫を誘導し、重篤な症状の出現を防止する。しかし、その作用機序は明らかにされておらず、ロタウイルスの弱毒化に関する分子基盤も得られていない。本事業では、ワクチンの品質管理手法の構築、並びに、ロタウイルスの病原性発現機構、ワクチンの作用機序を研究し、品質管理に役立てるとともに、ワクチン由来ロタウイルス感染症の出現の予防を行う。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | - | - |
| 2024年度 | 140万円 | 140万円 |
| 2023年度 | 140万円 | 140万円 |
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
この事業の当初予算は一括計上親事業から配分されるため「-」と表示されています。執行額・支出先は当事業で実際に執行した分です。
株式会社チヨダサイエンスほか
130万円備品消耗品購入
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業は国立健康危機管理研究機構へ事業移管したため、令和6年度をもって終了すること。
事業所管部局による点検・改善
検定試験は迅速かつ高精度に実施する必要があることから、試験手順の全般的な精査を行い、更なる作業効率向上、精度向上に努めている。特に、検定試験に用いる顕微鏡の切り替えによって精度を維持しつつ、判定時間の短縮を達成した。また、行政検査に迅速に対応するため、次世代シーケンサーによる全分節RNAの塩基配列決定法に関しても、精度管理を適宜行っている。
改善の方向性
本事業を通じて得られた知見を、国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所の事業に生かしていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
当該事業は終了するが、得られた知見は他の事業にも活用する。
ロタワクチンの国家検定に係る時間的・工程的な高効率化
測定指標:ロタワクチンの国家検定における検定機関での作業時間効率化の実施件数(新規に1件機器を導入したことにより、作業を効率化した)[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2.0 | 2.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 140万円 | 140万円 |
| 2021年度 | 260万円 | 250万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
株式会社チヨダサイエンス
岩井化学薬品株式会社
尾崎理化株式会社
株式会社竹宝商会
株式会社池田理化ほか
10万円雑役務
株式会社池田理化
ヤマト運輸株式会社
| 100.0 |
| 2022年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 2.0 | 4.0 | 200.0 |
| 2024年度 | 3.0 | 2.0 | 66.66667 |
目標値として3.5点以上の獲得を目指す
測定指標:ー[単位: 点]
定量的な目標値・実績値は確認できません
ワクチンの性質を熟慮した上での品質管理、安全性の向上
測定指標:精度管理のための試験実施・トレンド解析・行政検査[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 30.0 | 12.0 | 40.0 |
| 2022年度 | 20.0 | 19.0 | 95.0 |
| 2023年度 | 20.0 | 17.0 | 85.0 |
| 2024年度 | 20.0 | 14.0 | 70.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています