2025年度当初予算
4.1億円
2024年度執行: 5.3億円
事業の目的
開発途上国における雇用・労働問題の解決を助け、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を実現すること。
現状・課題
2030年を目標年とした国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」において「すべての人に対する完全かつ生産的な雇用とディーセント・ワークの促進」が目標の一つに掲げられており、労働分野の諸問題に対する国際協力の推進と国際社会における協調的な取組が繰り返し求められている。しかしながら、アジア・太平洋諸国の開発途上国においては、労働法令や社会保障制度の適用を受けていない「インフォーマル労働者」が就業者の約7割を占めたり、児童労働者が数千万人規模で存在したりするなど、ディーセント・ワーク確保に向けた取組が十分でなく、労働に関する基本的な権利が守られていない状況も見受けられるところであり、政府や労使に対する技術的な支援が必要となっている。
事業の概要
我が国は、労働者のディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の推進に係る経験及び知見を蓄積しており、アジア地域を中心に、労働分野における十分な貢献をなしえることができると考えられる。このため、開発途上国におけるディーセントワークの実現のため、労働・社会保障分野の国連専門機関である国際労働機関(ILO)への拠出を通じた、労働分野における開発協力を実施する。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4.1億円 | - |
| 2024年度 | 4.1億円 | 5.3億円 |
| 2023年度 | 4.3億円 | 5.4億円 |
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
国際労働機関(ILO)
5.3億円ディーセント・ワークの実現のための開発協力事業
国際労働機関(ILO)
行政事業レビュー推進チームの所見
外部有識者の所見を踏まえ、ILO拠出金によって効果が発現していることが分かる成果指標を検討すること。その際、複数のプロジェクトに共通する指標とすると、設定できる指標が限られてくることから、主要なプロジェクトのアクティビティを設定し、それらの成果指標を今後は効果測定していくことができないか検討すること。
事業所管部局による点検・改善
日本が拠出しているプロジェクトについて、ILOの作成する報告書により、プロジェクト毎に設定される計画目標の達成状況を把握するとともに、実施状況をレビューするためILO-ROAPとの拠出金事業に係る課長級協議を年1回実施し、事業が有効に実施されていることを確認している。
改善の方向性
年1回の協議において、アジア地域等の援助ニーズを把握するとともに、プロジェクト内容の見直しを適宜行っている。また、プロジェクトの実施期間終了時には、プロジェクト存続の必要性を検討し、初期の目的を達成したプロジェクトは終了するなど、真に必要なプロジェクトが実施されるよう見直しを行っている。令和8年度においても、本見直しを実施のうえ、事業を実施していく。
外部有識者による点検
今後の事業実施に際しては、長期的視点を踏まえつつ、把握可能な範囲での中期的な成果指標の設定についても検討を行うこと。(大谷 恵未)
所見を踏まえた改善点・反映状況
中期的な成果指標の設定が可能かどうかについて、拠出先であるILOとの定期協議等における議論等により検討する。
セミナーや職業訓練等への参加者数について、過去3年間の平均実績に80%を乗じた数値とする。※成果目標は、令和4年度までは過去3年間の平均実績に75%を乗じた数値を目標としていたが、毎年度、高い達成度であったため令和5年度から80%に見直しを行った。これまでの実績に照らせば100%を目標とすべき一方、令和5年度における予算の大幅な減少(対前年度比▲42%)及び急速な円安の進行により、事業に使用できる予算は大幅に減少していることから、これらの減要因を加味して、80%を乗じた数値を目標として設定した。令和7年度においても円安の進行を加味して、引き続き80%を乗じた数値を目標として設定する。
測定指標:セミナーや職業訓練等への参加者数(達成度=成果実績/目標値)[単位: 人]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 7.5億円 | 7.5億円 |
| 2021年度 | 6.9億円 | 6.8億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 2021年度 | 11208.0 | 21266.0 | 189.73947 |
| 2022年度 | 13591.0 | 20252.0 | 149.01037 |
| 2023年度 | 14602.0 | 30849.0 | 211.26558 |
| 2024年度 | 19298.0 | 45753.0 | 237.08674 |
| 2025年度 | 25828.0 | - | - |
アジア・太平洋地域における失業率を3%以下(年度単位での数値の公表はないため、暦年単位)。
測定指標:アジア・太平洋地域における失業率(達成度=(100-成果実績)/(100-目標値))[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 3.0 | - | - |
| 2027年度 | 3.0 | - | - |
| 2028年度 | 3.0 | - | - |
| 2029年度 | 3.0 | - | - |
| 2030年度 | 3.0 | - | - |
※ 2021〜2030年度のデータあり(直近5年度を表示)
アジア・太平洋地域等のディーセント・ワーク実現に寄与すること。
測定指標:ILOへの拠出金事業におけるプロジェクト数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 7.0 | 7.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 6.0 | 7.0 | 116.66667 |
| 2024年度 | 6.0 | 7.0 | 116.66667 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています