2025年度当初予算
25.8億円
2024年度執行: 26.7億円
事業の目的・概要
事業の目的
先の大戦における戦没者の遺骨については、未だその多くが海外諸地域等に残されているため、それらの遺骨を迅速かつ着実に収容し、本邦へ送還することにより、戦没者遺族を慰藉することを目的とする。
現状・課題
戦没者の遺骨収集は、昭和27年度から南方地域において開始され、平成3年度からは旧ソ連地域における抑留中死亡者についても遺骨の収容が可能になった。これまでに約34万柱の遺骨が収容され、陸海軍部隊や一般邦人の引揚者が持ち帰ったものを含めると、海外戦没者約240万人のうちの約半数(128万柱)が送還されている。なお、未収容の遺骨約112万柱のうち、①海没、②相手国事情により収容が困難な遺骨が約53万柱あり、①②以外の未収容遺骨は約59万柱である。/戦後80年を迎え、関係遺族の高齢化が進む中、未だ多くの遺骨が未収容である状況を鑑み、施策を計画的、また、確実に行うことを目的として、平成28年度に戦没者の遺骨収集の推進に関する法律(平成28年法律第12号。以下「推進法」という。)が成立し、遺骨収集を国の責務として明確に位置づけ、その上で、遺骨に関する情報収集の推進、遺骨収集の計画的・効果的な実施、遺骨の鑑定に関する体制整備等を規定するとともに、令和6年度までの9年間を事業の集中実施期間とし、計画的に施策を進めるために必要な措置を講じていくことが定められた。/当初、集中実施期間においては、保有する埋葬地情報に基づいて、令和4年度までに現地調査を行い、令和6年度までに遺骨収集を実施することとしていたが、令和元年度第4四半期以降、新型コロナウイルス感染症の影響により海外における事業はほぼ実施できなかった。/事業の実施状況に鑑み、令和5年6月の法改正により、集中実施期間を令和11年度まで延長されることとなった。/今後は、現在保有している埋葬地情報及び新たに取得することが見込まれる情報に関し、集中実施期間の終期までに現地調査を実施して遺骨の有無を確認し、その結果を踏まえて一柱でも多くの遺骨を収容することとしている。
事業の概要
戦没者の遺骨収集の推進のため、事業計画の策定、情報の収集、整理及び分析、関係国の政府等との協議、戦没者の遺骨収集の実施等を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 25.8億円 | - |
| 2024年度 | 26.9億円 | 26.7億円 |
| 2023年度 | 26.6億円 | 25.1億円 |
| 2022年度 | 26.3億円 | 22.3億円 |
| 2021年度 | 22.1億円 | 20.5億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
担当組織
厚生労働省
直接支出先
鹿島建設株式会社ほか
24.3億円
支出先詳細
直接ブロック A鹿島建設株式会社ほか
24.3億円
遺骨収集、海外資料調査等を行う。
鹿島建設株式会社
一般社団法人日本戦没者遺骨収集推進協会
株式会社新生実業
沖縄県
石野礦油株式会社
有限会社ティガネー
名鉄観光サービス株式会社
中川物産株式会社
小笠原村
株式会社フランシール
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)2,190万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
令和6年度においては相手国事情により、一部の事業実施を見合わせていることから、今後も実現可能な計画の範囲内で必要な予算を確保し、適正な執行に努めること。
事業所管部局による点検・改善
令和6年度については、相手国事情により、一部の事業実施を見合わせたため、遺骨収集等事業派遣の実施数は目標を下回った。
改善の方向性
遺骨収集事業に必要な経費について精査し、成果目標の達成に向け事業を実施していくこととする。
所見を踏まえた改善点・反映状況
今後も事業の実施に必要な予算を確保し、適正な執行に努める。
成果指標・目標値・実績値
戦没者遺骨の収容数
測定指標:戦没者遺骨の年度別収容状況[単位: 柱]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | - | 75.0 | - |
| 2022年度 | - | 121.0 | - |
| 2023年度 | - | 142.0 | - |
| 2024年度 | - | 204.0 | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
遺骨を迅速かつ着実に収集し、本邦へ送還することにより、戦没者遺族を慰藉する。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
戦没者の遺骨が残されている諸地域に職員等を派遣する。
測定指標:現地調査・遺骨収集等事業派遣実施数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 135.0 | 31.0 | 22.96296 |
| 2022年度 | 127.0 | 64.0 | 50.3937 |
| 2023年度 | 119.0 | 73.0 | 61.34454 |
| 2024年度 | 113.0 | 94.0 | 83.18584 |
| 2025年度 | 128.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
鹿島建設株式会社
硫黄島における掘削調査一式
13.8億円1費目 ▾
鹿島建設株式会社
硫黄島における掘削調査一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 13.8億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。