2025年度当初予算
4.5億円
2024年度執行: 2.5億円
事業の目的
事業者が、危険性・有害性の情報に基づくリスクアセスメントの結果に基づき、化学物質の自律的管理を適切に実施できるよう、化学物質に関する情報収集や事業者に対する必要な支援等を実施する。/ また、市場に流通する国家検定に合格した型式の防じんマスク、防毒マスク及び電動ファン付き呼吸用保護具(以下「呼吸用保護具」という。)の買取試験等を実施し、呼吸用保護具の性能の確保を図ることで、労働者が粉じんや有害な化学物質を吸入することによる健康障害を防止することを目的とする。(令和5年度から(作業環境管理等対策事業より組替え))
現状・課題
化学物質による休業4日以上の労働災害(がん等遅発性疾病を除く。)のうち、特定化学物質障害予防規則等の特別則の規制対象となっていない物質を起因とするものが多数を占めていることから、令和4年5月に労働安全衛生規則等を改正し、ばく露濃度等の管理基準を定め、危険性・有害性に関する情報の伝達の仕組みを整備・拡充し、事業者はその情報に基づいてリスクアセスメントを行い、ばく露防止のために講ずべき措置を自ら選択して実行することを義務付けた。これらの制度は令和6年4月1日から全面施行されており、適切な化学物質管理の支援及び促進を図る。
事業の概要
①ラベル表示やSDS通知等化学物質管理に関する電話相談等を受け付ける相談窓口の設置、職場における化学物質管理に関する講習会等を実施する。(令和4年度から)。/②市場に流通している型式検定に合格している呼吸用保護具について、地域等の偏りがないよう留意しつつ、試験に必要な数の買取りを行い、国家検定に沿った形で試験を行う。その結果について、試験を行った呼吸用保護具が構造規格を具備しているか否かを専門家らを参集して検証を行い、国に報告を行う。国は、案件に応じて製造者らに必要な指導や得られた情報を踏まえた必要な対策を行う。(令和5年度から(作業環境管理等対策事業より組替え))
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4.5億円 | - |
| 2024年度 | 3.8億円 | 2.5億円 |
| 2023年度 | 3.5億円 | 3.3億円 |
お金の流れ(ノード図)
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支出先詳細
行政事業レビュー推進チームの所見
執行率を踏まえ、予算額の縮減を検討すること。また、一者応札となっている要因及び成果実績が成果目標を下回った要因を分析し、事業内容の改善を図ること。
事業所管部局による点検・改善
①化学物質管理の周知啓発を図る講習会の受講者のうち「役にたった」とする者の割合について目標値を達成しており適切に周知啓発がなされているものと考える。一方で、周知してから事業場における化学物質管理に反映されるまでにある程度の時間を要すると考えられ、効果が必ずしも短期的に評価できるものではないと考えられるものの、労働災害の発生件数については目標を上回る結果になっているため、要因について分析し、重点的に対応が必要と考えられる業種等に対して引き続き周知に取り組んでいく。②規格を満たさないことが判明した呼吸用保護具のうち、製造者等に対して指導を行った割合は100%であった。以上を総合すると、事業は有効に運営されていると評価できる。
改善の方向性
①目標を達成できるよう引き続き事業の適正な運営に努める。②引き続き、目標を達成できるよう事業の適正な運営に努める。
外部有識者による点検
引き続き適切な運営がなされるよう取り組んで頂きたい。(高久 玲音)
所見を踏まえた改善点・反映状況
化学物質管理については、労働災害を防止する観点から、化学物質ごとの個別具体的な法令による規制から、事業者等による自律的な管理を基軸とする規制へ、安衛法体系の抜本的見直しが行われ、これにより、化学物質の譲渡・提供者が、化学物質の危険・有害性情報を確実に伝達し、その情報に基づき、事業者がリスクアセスメントを的確に実施し、必要な措置を講ずることが一層重要となっている。また、令和7年通常国会において成立した改正労働安全衛生法及び作業環境測定法により、更なる取組が必要となっていることを踏まえ、執行率が低調な予算事業を自律的管理の定着に向けた支援充実や改正法の円滑な施行に資する内容に変更するなど必要に応じて見直すことにより、予算執行率を改善するとともに、労働災害の発生件数については目標を上回る結果になっているため、要因について分析し、事業内容の改善を図ることにより成果目標達成に努めてまいりたい。 また、一者応札にかかる改善策として、事業者が検討及び準備期間が十分確保できるよう公示期間を可能な限り長くするとともに、本委託が可能と考えられる事業者に声かけを行う予定である。
職場における化学物質管理に関して周知啓発を図る講習会の受講者のうち、受講して「役に立った」とする者の割合(令和4年度から)
測定指標:「役に立った」とする者の割合を85%以上とする[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 80.0 | 95.0 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
公益社団法人全国労働衛生団体連合会
令和6年度個人ばく露測定定着促進補助金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 間接補助金 | 4,030万円 |
| 事務費 | 2,210万円 |
公益社団法人産業安全技術協会
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 2.3億円 | 9,630万円 |
| 2021年度 | 3.4億円 | 1.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 4.5億円 |
公益社団法人全国労働衛生団体連合会
6,240万円個人ばく露測定定着促進補助金の交付事務等
公益社団法人全国労働衛生団体連合会
公益社団法人産業安全技術協会
3,690万円呼吸用保護具の買取り試験等
公益社団法人産業安全技術協会
テクノヒル株式会社
3,550万円相談窓口
テクノヒル株式会社
株式会社one
3,480万円講習会等の実施
株式会社one
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
2,310万円化学物質管理者向けマニュアルの作成等
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
1,980万円濃度基準値設定物質の測定法に係る文献分析、検討会事務
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
テクノヒル株式会社
980万円製造事業者向けリスクコミュニケーションの実施、マニュアルの改訂
テクノヒル株式会社
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
850万円政府向けGHS分類ガイダンス改訂原案の作成
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
610万円SDS等の電子化標準化に向けたマニュアル作成等
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
イーピーエス株式会社
440万円特別管理物質の記録保存に係る検討会の実施等
イーピーエス株式会社
| 118.75 |
| 2023年度 | 85.0 | 89.8 | 105.64706 |
| 2024年度 | 85.0 | 88.7 | 104.35294 |
| 2025年度 | 85.0 | - | - |
買取試験を行った呼吸用保護具のうち、規格を満たさないものについて、製造者等に対して指導を行う。(令和5年度から)
測定指標:買取試験によって規格を満たさないことが判明した呼吸用保護具のうち、製造者等に対して指導を行った割合[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
2027年の化学物質を製造し、取扱う際の爆発又は火災による労働災害を2022年(70件)に比べ5%以上減少させる。(令和6年度から)・事故の型 爆発、火災・起因物(中分類) 危険物・有害物等
測定指標:全国の労働災害件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 69.0 | 74.0 | 107.24638 |
| 2025年度 | 68.0 | - | - |
| 2026年度 | 67.0 | - | - |
| 2027年度 | 67.0 | - | - |
2027年の有害な化学物質との接触による労働災害を2022年(442件)に比べ5%以上減少させる。(令和6年度から)・事故の型 有害物等との接触・起因物(中分類) 危険物・有害物等
測定指標:全国の労働災害件数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 433.0 | 470.0 | 108.54503 |
| 2025年度 | 429.0 | - | - |
| 2026年度 | 424.0 | - | - |
| 2027年度 | 420.0 | - | - |
買取試験によって規格を満たさないことが判明した呼吸用保護具の製造者等に対して指導を行い、規格を満たさない呼吸用保護具が市場に流通しないようにする。(令和6年度から)
測定指標:買取試験によって規格を満たさないことが判明した呼吸用保護具の型式数[単位: 件]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | - |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 0.0 | - | - |
| 2027年度 | 0.0 | - | - |
職場における化学物質管理に関して周知啓発を図る(令和6年度から)
測定指標:講習会の開催回数[単位: 回]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
呼吸用保護具の買取試験の確実な実施(令和5年度から)
測定指標:市場に流通している防じんマスク、防毒マスク及び電動ファン付き呼吸用保護具のうち、事業実施年度中に型式検定の有効期限が切れるものについて、当該期限までに1回以上買取試験を実施した型式の割合[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
呼吸用保護具の性能の確保のための買取り試験事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2,910万円 |
| 管理費 | 440万円 |
| 消費税 | 340万円 |
テクノヒル株式会社
化学物質管理に係る相談を通じた周知事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 3,150万円 |
| 消費税 | 320万円 |
| 管理費 | 80万円 |
株式会社one
化学物質管理に係る普及・啓発事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2,870万円 |
| 消費税 | 320万円 |
| 管理費 | 290万円 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
業種別・製品別の化学物質対策の化学物質管理者向け教材等を通じた化学物質管理規制に係る周知・広報等事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1,760万円 |
| 管理費 | 340万円 |
| 消費税 | 210万円 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
化学物質の自律的管理のための適切な測定方法等の調査に係る新たな知見の収集等事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 1,510万円 |
| 管理費 | 290万円 |
| 消費税 | 180万円 |
テクノヒル株式会社
皮膚障害等防止用保護具の適切な選択に係る普及・啓発事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 810万円 |
| 消費税 | 90万円 |
| 管理費 | 80万円 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
政府向けGHS分類ガイダンス見直しに向けた調査事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 650万円 |
| 管理費 | 130万円 |
| 消費税 | 80万円 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
SDSの電子化標準化を通じた化学物質の情報伝達円滑化に係る普及・啓発事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 460万円 |
| 管理費 | 90万円 |
| 消費税 | 60万円 |
イーピーエス株式会社
特別管理物質等に係る健康診断等の記録を一元的に管理する制度検討支援業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 340万円 |
| 管理費 | 60万円 |
| 消費税 | 40万円 |